中山記念

【中山記念2023予想】データ分析と傾向

中山記念
中山記念

中山記念過去10年人気別成績

1番人気【3.0.0.7】
2番人気【4.2.2.2】
3番人気【2.1.2.5】
4番人気【0.3.1.6】
5番人気【1.2.0.7】
6~10番人気【0.2.5.42】
11番人気以下【0.0.0.24】

1~3番人気から勝ち馬を9頭がでています。
大穴の好走は一度もなく平穏傾向のレースです。

中山記念過去10年脚質別成績

逃げ 【1.0.3.6】
先行 【9.6.3.17】
中団 【0.3.4.33】
後方 【0.1.0.35】
マクリ【0.0.0.2】

先行馬が断然で勝率25.7%、連対率42.9%、複勝率51.4%
逃げは、複勝率が40.0%
先行力のある馬が圧倒的に有利なレースだです。

中山記念過去10年前走クラス別成績

JRAのG1【6.4.3.22】
前走海外【1.1.1.6】
JRAのG3【3.4.2.23】

前走1~3着の馬【3.3.2.5】

前走G1組が最も優秀。
前走有馬記念や天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ、エリザベス女王杯、日本ダービー、秋華賞などで、前走距離は度外視しても良さそうです。
前走G3組も連対率は21.9%と好走しています。
前走1~3着の成績は抜群良いです。
前走中山金杯、京都金杯、東京新聞杯などのG3で好走している馬が狙い目です

【中山記念2023予想】本命馬5選情報

中山記念
中山記念

【ダノンザキッド】G1実績あり

父ジャスタウェイ。母エピックラヴ。母の父Dansili。

近4戦は重賞で2着2回・3着2回と惜しい競馬が続いています。

昨年関屋記念は勝ち馬から0秒1差の3着、毎日王冠は勝ち馬から0秒2差の3着、マイルチャンピオンSは勝ち馬から0秒2差の2着でした。

マイルチャンピオンSは、道中馬群の中の中団を追走して、直線は狭いスペースから馬郡を割って上がってき、外のセリフォスに交わされて2着、勝ち切れませんでしたが、芝1600mの適性は高いことを十分に示しています。

前走の香港Cは、2着でしたが、ダノンザキッド以外の1着から5着馬の4頭はセン馬だったことを考慮すれば、2着に良く健闘していたと言えます。

マイルチャンピオンSで3着・2着に2年連続で好走した実力は本物です。

中山記念で重賞2勝目なるか注目されます。

【ヒシイグアス】内回りコース得意

父ハーツクライ。母ラリズ。母の父Bernstein。

一昨年は、4連勝で中山記念を勝っています。

その後は天皇賞秋5着、香港Cはラヴズオンリーユーとアタマ差の2着、大阪杯は勝ち馬ポタジェから0秒3差の4着、宝塚記念は、タイトルホルダーに次ぐ2着。G1で勝ち負けできるまで実力をつけてきました。

中山金杯1着、中山記念1着、宝塚記念2着と内回りコースを非常に得意にしています。

G1での好走実績、内回りコースへの適性の高さから中山記念での勝ち負けは必至になりそうです。

【ラーグルフ】連勝の勢い

父モーリス。母アバンドーネ。母の父ファルブラヴ。

昨年月岡温泉特別は、内枠から控えて中団のインコースを追走、直線でも内を突いて伸びて抜け出し1着。

前々走の甲斐路Sは、中団追走から直線で外へ出されつつ差を詰め交わして1着、2馬身差の圧勝で、1分58秒0の時計も優秀でした。

前走の中山金杯は、中団の前目を追走から勝負所で上がっていき、4コーナーで外を回って、内で逃げ粘っていたフェーングロッテンに並んで交わし、外から迫ってきたクリノプレミアムの追撃をハナ差おさえて勝ちました。

中山内回りコースでは3戦して2勝・3着1回と抜群の内回り適性が認められます。

連勝の勢いで中山記念も好勝負になることが推測されます。

【イルーシヴパンサー】200mの距離延長

父ハーツクライ。母イルーシヴキャット。母の父キングカメハメハ。

昨年の東京新聞杯は、4戦連続メンバー中最速上がりの末脚を発揮しての4連勝で重賞初制覇しました。

前々走の関屋記念は脚を余しての11着。

前走の京都金杯は、馬群の中の中団を追走、直線内ラチ沿いを伸びて抜け出し、外のエアロロノアを半馬身おさえて1着、余力を残しての勝利で上積みが見込めそうです。

左回り巧者のイメージは前走京都金杯を勝ち払拭されました。

200mの距離延長が懸念されますが、中山記念を勝てれば安田記念も視野に入るので、ここは本気モードで参戦してくることが推測されます。

【ソーヴァリアント】全5勝を内回り系

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。

前走のチャレンジCは、逃げたレッドベルオーブから離れた3番手を追走、勝負所で上がっていき、直線でもスピードを維持して伸び、抜け出し1馬身半の差をつけて快勝しました。

昨年、チャレンジCを制した後、長期休養に入りましたが、休み明け2走目で変わり身を示して連覇を達成して実力を示しました。

全5勝を内回りと、コーナー部分が多い札幌で勝った実績から、中山内回りコースなら、高いポテンシャルを発揮できる絶好の舞台です。

重賞連勝が期待できる実力馬です。

【中山記念2023予想】穴馬5選情報

中山記念
中山記念

【シュネルマイスター】距離延長鍵

父Kingman。母セリエンホルデ。母の父SoldierHollow。

一昨年のNHKマイルカップ優勝馬。

昨年の安田記念は、13番手の馬群の中を追走。

直線は内に入って伸びましたが、ソングラインにクビ差交わされて惜しい2着でした。

近3走は、マイルG1で9着・5着・9着と苦戦していますが、マイルG1で1勝・2着2回・3着1回の実績は中山記念出走メンバーの中でもトップクラスです。

コーナーが4回ある内回りコースは、2021年の弥生賞ディープ記念2着以来です。

距離延長、久々のコーナーが4回ある内回りコースに適応できるかが鍵になりそうです。

【スタニングローズ】内回り巧者

父キングカメハメハ。母ローザブランカ。母の父クロフネ。

昨年のオークスは5番手先行から、ゴールまでスピードを持続して2着。

秋華賞は、先行馬を見る5番手から、緩めのペースを流れに乗って、直線で抜け出し1着。

先行力を生かした走りで勝ち切りました。

エリザベス女王杯は見せ場なく14着。フラワーカップ1着、紫苑ステークス1着、秋華賞1着と、ーナーが4回ある内回りコースで無類の強さを発揮できる内回り巧者です。

【ドーブネ】5億1,711万円で落札

父ディープインパクト。母プレミアステップス。母の父Footstepsinthesand。

(2021年千葉サラブレッドセールにて5億1,711万円で落札された期待の馬です。

昨年武田尾特別は、好発から先手をとっていき、直線で外に出されて先頭をキープ、後続とのリードを保ってそのまま逃げ切り勝ちました。

前走の逆瀬川Sは、出遅れましたが、大きなロスではなく、二の脚でインコースの好位へつけ立ち回り、直線で馬郡を割って抜け出し後続に並ばせることなく1着。

前走の白富士Sは、最内枠から積極策で先手をとりペースを落として逃げ、直線でも先頭で粘り、サリエラが外から伸びてきて抜け出されましたが、何とか踏ん張って2着。

芝1800mは2勝しており、距離適性の懸念はありませんが、コーナーが4回ある内回りコースは、スプリングSで6着の経験があるだけです。内回りコースに若干の懸念が残ります。

【リューベック】一瞬の瞬発力

父ハービンジャー。母ライツェント。母の父スペシャルウィーク。

但馬Sは、先行馬のあとの内ラチで4番手を追走、直線入り口で馬郡を割って抜け出し、後続からゼッフィーロが迫ってきましたが、抜かせずに1着。

一瞬の瞬発力が目立っていました。内回り、小回りコースで2勝・2着1回。距離短縮での参戦もプラス材料です。

先行力、短い直線で一瞬の瞬発力が使えるので、中山記念で好走する可能性は十分にあると思われます。

【ショウナンマグマ】得意コース

父ザファクター。母レッドメアラス。母の父ステイゴールド。

前走の東京新聞杯は最下位16着に敗れていますが、前々走中山記念と同じ舞台であったディセンバーSを、2番手で先行、4コーナーで並んでいき、直線で抜け出すと後続を突き放しリードを保って押し切り勝ちました。

東京コースでは大敗していますが、内回り、小回りの芝1800mでは2勝・2着1回です。

得意コースに替わるので、巻き返しての激走の可能性も十分にあると思われます。

【中山記念2023予想】コース適性馬5選情報

中山記念
中山記念

【ソーヴァリアント】内回り巧者

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。

中山芝1800mは未出走。中山芝コースは【1.2.0.2】で複勝率は60%。芝1800mは未出走。右回りは【5.2.0.2】で複勝率は78%。稍重・重・不良馬場は【1.0.1.0】で複勝率は100%です。コーナーが4回ある阪神内回りコースで開催されたチャレンジカップを連覇。コーナー部分が多くコーナーが4回ある札幌コースで2勝。内回りコースへの適性は抜群に高いです。コーナーが4回ある中距離内回りコース開催の中山記念なら勝ち負けは必至になります。

【ヒシイグアス】非常に高い内回り適性

父ハーツクライ。母ラリズ。母の父Bernstein。

中山芝1800mは【2.2.0.1】で複勝率は80%。中山芝コースは【4.2.0.1】で複勝率は86%。芝1800mは【3.3.0.2】で複勝率は75%。右回りは【4.4.0.3】で複勝率は73%。稍重・重・不良馬場は【0.1.0.1】で複勝率は50%です。コーナーが4回ある内回りコースでは4勝・2着3回で、主な連対レースは、中山金杯1着、中山記念1着、宝塚記念2着と非常に高い内回り適性が認められます。ちなみにコーナーが4回ある内回りコースで開催された大阪杯は4着でした。

【ショウナンマグマ】時計の掛かる馬場なら

父ザファクター。母レッドメアラス。母の父ステイゴールド。

中山芝1800mは【2.0.0.0】で複勝率は100%。中山芝コースは【2.0.0.2】で複勝率は50%。芝1800mは【3.1.0.0】で複勝率は100%。右回りは【2.1.0.2】で複勝率は60%。稍重・重・不良馬場は【1.0.0.3】で複勝率は25%です。時計のかかる馬場の中山1800mで2勝、小回りコースの福島開催のラジオNIKKEI賞で2着、全3勝を芝1800mで挙げています。中山記念が時計の掛かる馬場での開催になった場合は、人気薄でも激走の可能性は十分にあります。

【ダノンザキッド】内回り適性高い

父ジャスタウェイ。母エピックラヴ。母の父Dansili

中山芝1800mは【0.0.0.1】で複勝率は0%。中山芝コースは【1.0.1.2】で複勝率は50%。芝1800mは【2.0.1.1】で複勝率は50%。右回りは【2.2.2.2】で複勝率は75%。稍重・重・不良馬場は【1.0.1.1】で複勝率は33%です。昨年の中山記念7着以降国内レースでは、コーナーが2回のコースを使われています。しかし、コーナーが4回ある中山コースで開催されたホープフルS優勝、弥生賞ディープ記念3着の実績から、コーナーが4回ある内回り適性に懸念はないと思われます。

【ラーグルフ】中山金杯の勝ち方強い

父モーリス。母アバンドーネ。母の父ファルブラヴ。

中山芝1800mは未出走。中山芝コースは【2.0.1.3】で複勝率は50%。芝1800mは【1.0.0.1】で複勝率は50%。右回りは【2.0.1.3】で複勝率は50%。稍重・重・不良馬場は【1.0.0.1】で複勝率は50%です。コーナーが4回ある中山内回りコースで2勝・3着1回、そのうちホープフルステークス3着、中山金杯優勝と中山重賞での十分は実績があります。特に前走中山金杯の勝ち方は、中山コースへの適性が高いことを十分に示しています。

【中山記念2023予想】血統馬5選情報

中山記念
中山記念

【ソーヴァリアント】ステイゴールド産駒適性高い

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。

愛知杯1着もマジックキャッスルやJRA7勝のソーグリッタリングの半弟で、重賞埼玉新聞栄冠賞1着のトーセンデュークの近親です。

母ソーマジックはアネモネSに勝ち桜花賞3着。

母の母スーアはG2伊1000ギニー(芝1600m)1着。

オルフェーヴル産駒としてはアルゼンチン共和国杯を連覇したオーソリティとよく似た配合ですが、母系がマイラーなので中距離がベストの距離です。

2018年、2019年はステイゴールド産駒のウインブライトが中山記念を連覇。

2020年はオルフェーヴル産駒ラッキーライラックが2着。

2021年2着ケイデンスコールと2022年2着カラテはステイゴールドとダイナサッシュ牝系です。

中山記念で好走する確率は高い血統配合です。

【シュネルマイスター】Danzig系のスピード

父Kingman。母セリエンホルデ。母の父SoldierHollow。

父Kingmanは、愛2000ギニーなど欧州マイルG1を4勝して2014年の欧州の年度代表馬に選出された名マイラーです。

種牡馬としても4頭のG1馬をだしています。

母SoldierHollowは独リーディングサイアーに輝いた名種牡馬です。

母セリエンホルデは独オークス(独G1・芝2200m)の優勝馬。

サリオスやサラキアも同じSaldeの有力ドイツ牝系です。

母父SoldierHollowはバイエルンツフトレネン(独G1・芝2000m)、ローマ賞 (伊G1・芝2000m)をそれぞれ2勝して、独リーディングサイアーに輝きました。

Danzig系×Sadler’s Wells系でNorthern Dancerの血が濃い配合。

Danzig系は豊富なスピードを武器に短距離で活躍、Sadler’s Wells系は芝の道悪やタフな馬場で活躍する傾向があります。

血統的に、時計のかかる馬場のマイルがベストの血統ですが、毎日王冠を勝った実績もあり距離的に懸念はないと思われます。

【スタニングローズ】薔薇一族

父キングカメハメハ。母ローザブランカ。母の父クロフネ。

バンゴール(JRA5勝)の全妹でロサグラウカ(JRA4勝)やフォースライン(JRA4勝)の半妹という血統です。

母ローザブランカはJRA芝1800mを3勝。

母の母ローズバドは、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯で2着。

近親にジャパンカップの覇者ローズキングダムがいます。

母父にクロフネが入るのでローズキングダムより機動力があり、中山内回りへの適性が高くなっています。

【ダノンザキッド】母優秀な繁殖

父ジャスタウェイ。母エピックラヴ。母の父Dansili。

ミッキーブリランテ(京成杯オータムH2着)や、オールザワールド(JRA3勝)の半弟です。

母エピックラヴはヴァントー賞(仏G3・芝1850m)の優勝馬、ダノンザキッドの他にも、2021年セレクトセールにて2億6,400万円で落札された朝日杯FS2着のダノンタッチダウンやJRA5勝のミッキーブリランテを産んでいる優秀な繁殖です。

3代母Alcandoは米G1ビヴァリーヒルズH(9.0F)優勝馬。

母父Dansiliはハービンジャーの父という優秀な血統です。

【ヒシイグアス】Storm Catのスピード

父ハーツクライ。母ラリズ。母の父Bernstein。

JRA4勝したスミレの半弟で、母ラリズはコンデッサ(亜G3・芝1000m)、オクレンシア賞(亜G3・芝1000m)の重賞勝ち馬。

母父BernsteinはレイルウェイS(愛G3・芝6F)、コンコルドS(愛G3・芝7F)の優勝馬です。

ハーツクライ×バーンスタインは目黒記念2着のアドマイヤアルバやJRA3勝のフィデルと同じ組み合わせです。

サンデーサイレンス×Storm Catの配合もありスピード、小回りは走れる血統です。

【中山記念2023枠順確定】

2023年2月24日公開予定です。