
【東京新聞杯2022予想】データ分析と傾向

東京新聞杯過去10年の人気別成績
1番人気は、1勝・2着0回・3着2回・着外7回、複勝率%30。
2番人気は、1勝・2着0回・3着1回・着外8回、複勝率80%。
5番人気は、2勝・2着3回・3着2回・着外3回、複勝率70%。
あとは、3番人気馬が最多の3勝、5人気馬が2勝、8番人気馬が2勝、4番人気馬が1勝です。
5番人気馬は連対率50%・複勝率70%とトップです。
2020年、2021年は3連単は10万円以上の配当が続いており、波乱色が強いレースです。
東京新聞杯過去10年の年齢別成績
4歳馬は、4勝・2着4回・3着3回・着外26回、複勝率29.7%。
5歳馬は、3勝・2着4回・3着6回・着外30回、複勝率30.2%。
6歳馬は、3勝・2着1回・3着0回・着外28回、複勝率12.5%。
7歳以上、0勝・2着1回・3着0回・着外35回、複勝率5.4%。
4歳馬4勝をあげ、連対率21.6%・複勝率29.7%と好走率が高い。
5歳馬は3勝をあげ、複勝率30.2%はトップ。
6歳以上になると複勝率は下がります。
ちなみに
牝馬は、4勝・2着2回・3着1回・着外9回、複勝率43.8%。
牝馬は4勝しており、複勝率43.8%と非常に高い好走率です。
4歳・5歳の牝馬が中心になりそうです。
東京新聞杯過去10年の枠番別成績
4枠は、3勝・2着1回・3着2回・着外13回、複勝率31.6%。
8枠は、0勝・2着0回・3着1回・着外18回、複勝率5.3%。
1枠が1勝
2枠が2勝
3枠が3勝
4枠が3勝
5枠が1勝
勝ち馬は1枠から5枠に集中しています。
東京新聞杯過去10年の前走クラス別成績
前走G1組は、4勝・2着1回・3着2回・着外16回、複勝率30.4%。
前走3勝クラス組は、3勝・2着1回・3着0回・着外5回、勝複勝率44.4%。
前走エリザベス女王杯組は、3勝・2着0回・3着1回・着外1回、複勝率80.0。
前走G1組、
前走3勝クラス組、
前走エリザベス女王杯組
の成績が優秀です。
【東京新聞杯2022予想】本命馬情報

【⑦ファインルージュ】長く良い脚
父キズナ。母パシオンルージュ。母の父ボストンハーバー。
デビュー3戦目のフェアリーS(G3・中山芝1600m)は、9番手追走から、4コーナーで外を回って上がっていきました。直線で抜群の反応で伸びて、末脚が弾けて後続に2馬身半差をつけて優勝しました。桜花賞(G1・阪神芝1600m)では優勝馬ソダシと0秒1差の3着に入り実力を示しました。前々走の紫苑ステークス(G3・中山芝2000m)は、オークス以来の実戦、中団の前目の6番手を追走、勝負所で上がっていき、直線反応良く抜け出して勝利、夏を越しての成長、大きな変り身を見せました。秋華賞(G1・阪神芝2000m)は、後ろ目の11番手で追走、直線は外からアカイトリノムスメを追うように上がっていき2着に入線しました。芝1600mはフェアリーS勝ち、桜花賞3着と結果を残している距離、長く良い脚を使えるので、東京コース(東京新聞杯)でも問題なく克服できると思われます。
【⑨カラテ】昨年覇者
父トゥザグローリー。母レディーノパンチ。母の父フレンチデピュティ。
3歳以上2勝クラス(中山芝1600m)、若潮S(3勝クラス・中山芝1600m)、東京新聞杯(G3・東京芝1600m)と昨年は3連勝で東京新聞杯を制覇。前走ニューイヤーS(L・中山芝1600m)は約4か月ぶりの休み明け初戦、斤量58キロという厳しい条件ながら、道中折り合い、4コーナー10番手から34秒3のメンバー中最速上がりの豪快な末脚で差し切って圧巻の競馬で勝利して、実力が本物であることを示しました。昨年の東京新聞杯を優勝実績からコース適性が高く連覇の可能性も十分にあると思われます。
【⑪イルーシヴパンサー】全4勝全て左回り
父ハーツクライ。母イルーシヴキャット。母の父キングカメハメハ。
条件クラスの3歳以上1勝クラス(東京芝1600m)、鷹巣山特別(2勝クラス・東京芝1600m)、ノベンバーS(3勝クラス・東京芝1800m)を、3戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を発揮して3連勝中、夏場を越しての成長が著しい注目馬です。全4勝中3勝が東京コース、全4勝全て左回りです。東京新聞杯は、重賞初制覇するには絶好の舞台です。
【⑬ホウオウアマゾン】前走G2で2着
父キングカメハメハ。母ヒカルアマランサス。母の父アグネスタキオン。
2018年セレクトセールで、1億5,120万円で落札された期待の良血馬です。昨年のアーリントンC(阪神芝1600m)は、逃げたピクシーナイトを見ながら2番手を先行、直線で先頭に立つと、後続を突き放して完勝しました。NHKマイルCは10キロ馬体重が減り本調子ではなく9着。3走前のスワンSは22キロ馬体重が増えて馬体が回復、3着に好走しました。マイルチャンピオンS(G1・阪神芝1600m)は、1枠1番から積極的に逃げ、直線では有力馬に交わされましたが、サリオス(朝日杯FS)を差し返し、3歳馬としては5着に善戦したと言えます。前走阪神C(G2・阪神芝1400m)は、先行馬を見ながら6番手から追走、直線はインコースから上がっていき2着に入線して健在ぶりをアピールしました。前走の走りから東京新聞杯でも上位争いが可能であることが推測されます。
回避【プリンスリターン】鮮やかな末脚
父ストロングリターン。母プリンセスプライド。母の父ンハッタンカフェ。
小倉日経OP(OP・小倉芝1800m)、ポートアイランドS(L・中京芝1600m)、キャピタルS(L・東京芝1600m)を目下3連勝中の昇り馬です。前走は東京新聞杯と同じ舞台であったキャピタルS(L・東京芝1600m)は、中団追走から直線でやや外を回って上がっていき33秒9の末脚で鮮やかな差し切り勝ちでした。前走の走りから東京新聞杯へのコース適性に懸念なく、一気の4連勝で重賞初制覇なるか注目されます。
【東京新聞杯2022予想】穴馬情報

【④マルターズディオサ】巻き返せる余地
父キズナ。母トップオブドーラ。母の父Grand Slam。
チューリップ賞(G2)、紫苑S(G3)のマイル重賞を2勝、G1では阪神JF(G1)2着の実績があるマイラーです。前々走の府中牝馬(G2・東京芝1600m)は4コーナー11番手から33秒5の末脚で追い込み3着。前走のターコイズS(G3)は8着と敗れましたが、2着馬アンドラステから0秒4差なら巻き返せる余地はあると思われます。マイル路線で参戦してくる馬は、スタミナもあって多少長い距離にも対応できるタイプの方が活躍傾向にあり、マルターズディオサは、紫苑S(G3・中山芝2000m)を勝った実績があり、東京新聞杯で好走する要件を満たしています。
【⑤トーラスジェミニ】馬場が渋れば
父キングズベスト。母エリモエトワール。母の父マンハッタンカフェ。
一昨年の東風S(L・中山芝1600m)を、緩みのないペースで逃げ切り勝利しました。安田記念(G1・東京芝1600m)は、内から逃げたダイワキャグニーを見ながら2番手で先行、直線で交わされましたが失速してはおらず、厳しいレース展開の安田記念を2番手先行から5着に好走したことは、マイルの距離への適性が高いことを示しています。4走前の七夕賞(G3・福島芝2000m)は、前夜の雨の影響が残って時計の掛かる馬場で開催され、レースは2番手で先行、4コーナーでやや外から直線へ上がっていき、インを突いたロザムールに競り勝って優勝しました。近3走は凡走が続いていますが、全8勝中6勝は時計のかかる馬場や洋芝だったことから東京新聞杯の馬場が渋れば人気薄でも激走する可能性はあると思われます。
【⑦ケイデンスコール】馬券妙味が高い
父ロードカナロア。母インダクティ。母の父ハーツクライ。
新潟2歳S(G3)、京都金杯(G3)、読売マイラーズC(G2)のマイル重賞を3勝、G1ではNHKマイルC(G1)2着の実績があるマイラーです。芝1600mの持ち時計1分31秒4は東京新聞杯の出走メンバー中2位です。ここ4走はG1・G2で苦戦を強いられていますが、G3なら人気薄でも実力は上位です。人気薄での激走が多く、東京新聞杯で馬券妙味が高い穴馬です。
【⑩エイシンチラー】瞬発力東京向き
父リアルインパクト。母エーシンサーフィン。母の父フレンチデピュティ。
昨年の織姫賞(1勝クラス・福島芝1600m)を36秒1のメンバー中最速上がりの末脚で差して勝利。3走前の 三面川特別(2勝クラス・新潟芝1800m)は4コーナー10番手から33秒1のメンバー中最速上がりの末脚で接戦を制して勝利しました。前走の若潮S(3勝クラス・中山芝1600m)は、4か月ぶりの実戦でしたが仕上がっており、好発から4番手でインコースを先行、直線でも内から伸びて先行馬を交わして抜け出し勝利しました。牝馬特有の一瞬の瞬発力があり、直線が長い東京コースなら重賞でも好走が期待できそうです。
【⑭カテドラル】昨年東京新聞杯2着
父ハーツクライ。母アビラ。母の父ロックオブジブラルタル。
前々走の京成杯オータムHは12番手の後方で控え、直線外へ出され上がっていき、33秒9の末脚で逃げたコントラチェックを交わして優勝。前走のマイルチャンピオンシップ(阪神芝1600m)は、33秒1の鋭い末脚を発揮しましたが、スタートの出遅れが大きく響き結果は9着でした。昨年の東京新聞杯(G3・東京芝1600m)は、12番人気の低評価を覆して2着に好走しました。東京芝1600mへのコース適性は高く、昨年の東京新聞杯と同時にカラテとのワンツーフィニッシュになる可能性もあると思われます。
【東京新聞杯2022予想】コース適性
【①アオイクレアトール】東京芝1600m3勝
父キングカメハメハ。母ハイエストホワイト。母の父アグネスタキオン。
東京芝1600mは8戦3勝・2着3回・3着2回で複勝率は100%。東京コースは9戦3勝・2着4回・3着2回で複勝率は100%。芝1600mは10戦4勝・2着3回・3着3回で複勝率は100%。左回りコースは10戦3勝・2着4回・3着2回で複勝率は90%です。前々走の紅葉S(3勝クラス)を勝ってオープン入りしたばかりで、オープン未勝利の為人気になりそうにありません。東京芝1600m複勝率100%の実績からコース適性は東京新聞杯出走メンバー中上位です。
【②ワールドバローズ】左回りコース4勝
父ディスクリートキャット。母ポーシア。母の父ディープインパクト。
東京芝1600mは1戦0勝・2着1回で複勝率は100%。東京コースは1戦0勝・2着1回で複勝率は100%。芝1600mは8戦4勝・2着3回で複勝率は88%。左回りコースは5戦4勝・2着1回で複勝率は100%です。前走長篠S(3勝クラス・中京芝1600m)を34秒3のメンバー中最速上がりの末脚で差し切って勝利、東京コースにコース形態の似た左回りの直線が長いコースで勝っており、東京新聞杯(東京芝1600m)へのコース適性に懸念はありません。
【⑧ドナアトラエンテ】左回りコース3勝
父ディープインパクト。母ドナブリーニ。母の父Bertolini。
東京芝1600mは未経験。東京コースは6戦2勝・2着2回・3着1回で複勝率は83%。芝1600mは1戦勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。左回りコースは9戦3勝・2着4回・3着1回で複勝率は89%です。東京コース複勝率83%、左回りコース複勝率89%の実績から東京新聞杯(東京芝1600m)へのコース適性は高いことが推測されます。東京開催のG1を3勝したジェンティルドンナの全弟という血統からも、東京コースは向いていると思われます。
【⑨カラテ】昨年の優勝馬
父トゥザグローリー。母レディーノパンチ。母の父フレンチデピュティ。
東京芝1600mは4戦2勝で複勝率は50%。東京コースは7戦2勝で複勝率は29%。芝1600mは10戦5勝・2着1回で複勝率は60%。左回りコースは14戦2勝・2着1回で複勝率は21%です。上記のデータからはコース適性は高いとは言えませんが、昨年東京新聞杯を好位から抜け出す横綱相撲で優勝した走りから、コース適性に懸念はありません。
【⑪イルーシヴパンサー】東京コース3勝
父ハーツクライ。母イルーシヴキャット。母の父キングカメハメハ。
東京芝1600mは2戦2勝で複勝率は100%。東京コースは4戦3勝・2着1回で複勝率は100%。芝1600mは4戦3勝・2着1回で複勝率は100%。左回りコースは2戦4勝・2着1回で複勝率は100%です。東京コースで連勝中。全4勝中3勝が東京コース、全4勝全て左回りです。以上のデータから東京芝1600mのコース適性は文句なしです。
【東京新聞杯2022枠順確定】
1-1 アオイクレアトール(内田博幸)
2-2 ワールドバローズ(和田竜二)
2-3 ディアンドル(石川裕紀人)
3-4 マルターズディオサ(松岡正海)
3-5 トーラスジェミニ(横山武史)
4-6 ファインルージュ(C.ルメール)
4-7 ケイデンスコール(石橋脩)
5-8 ドナアトラエンテ(M.デムーロ)
5-9 カラテ(菅原明良高橋祥泰)
6-10 エイシンチラー(柴田大知)
6-11 イルーシヴパンサー(田辺裕信)
7-12 ヴェロックス(三浦皇成)
7-13 ホウオウアマゾン(坂井瑠星)
8-14 カテドラル(戸崎圭太)
8-15 カレンシュトラウス(津村明秀)
【東京新聞杯2022予想オッズ】
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ファインルージュ | 2.4 |
2 | カラテ | 3.8 |
3 | ホウオウアマゾン | 5 |
4 | プリンスリターン | 5.9 |
5 | イルーシヴパンサー | 12.3 |
6 | カテドラル | 17.3 |
7 | ケイデンスコール | 56 |
8 | マルターズディオサ | 63.3 |
9 | ドナアトラエンテ | 64.4 |
10 | タイムトゥヘヴン | 65.6 |
11 | アオイクレアトール | 76.8 |
12 | ヴェロックス | 80.2 |
13 | エイシンチラー | 84 |
14 | ワールドバローズ | 90.3 |
15 | ダーリントンホール | 92.7 |
16 | シュリ | 93.5 |
17 | トーラスジェミニ | 114.3 |
18 | ディアンドル | 124.9 |
19 | カレンシュトラウス | 134.3 |
20 | ハーメティキスト | 249.4 |
21 | トライン | 261.5 |