弥生賞ディープインパクト記念

【弥生賞ディープインパクト記念2023予想】データ分析と傾向

弥生賞ディープインパクト記念
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弥生賞ディープインパクト記念過去10年人気別成績

1番人気【3.3.1.3】
2番人気【3.2.2.3】
3番人気【1.0.2.7】
4番人気【1.2.2.5】
5番人気【0.0.1.9】
6~10番人気【2.3.2.43】
11番人気以下【0.0.0.12】

1~2番人気が連対馬の過半数を占めています。
3~5番人気は3着が5頭と多く3連複で狙ういたいです。
6~10番人気も7頭馬券に絡んでおり、十分馬券の対象になります。
11番人気以下は見送りが妥当かと思われます。

弥生賞ディープインパクト記念過去10年枠順別成績

7枠【1.5.1.13】
8枠【5.1.1.13】

8枠が5勝と抜群の好成績です。
例年少数頭なので8枠といっても9~13番です。
7枠も連対率・複勝率が高く、弥生賞ディープインパクト記念は外目の枠が狙い目です。

弥生賞ディープインパクト記念過去10年前走距離別成績

前走2000m【6.3.6.38】勝率は11.1%、複勝率28.3%
前走1800m【3.2.1.23】勝率は10.3%
前走1600m【1.5.3.15】複勝率37.5%

前走2000mが、6頭の勝ち馬を出しています。
前走1800mは、勝率は勝率は10.3%で2000m組に匹敵しています。
前走1600mは、複勝率37.5%と2着、3着が多い傾向があります。

【弥生賞ディープインパクト記念2023予想】本命馬5選情報

弥生賞ディープインパクト記念
弥生賞ディープインパクト記念

【トップナイフ】先行力と機動力

父デクラレーションオブウォー。母ビーウインド。母の父スピニングワールド。

京都2歳S(阪神芝2000m)は、控えて中団を追走、4コーナーで不利を受けましたが、直線、インコースに入って、内から上がっていきましたが、アタマ差で2着に惜敗しました。

前走のホープフルS(中山芝2000m)は、前走とは一転してハナへ。先手をとって主導権を握り、ペースを落として逃げ、ゴールではハナ差で競り負けましたがG1で2着した実力は高く評価できます。

これまでで、1番手、2番手で逃げ、先行が出来たレースは4銭2勝・2着1回・3着1回です。先行力とコーナーでの機動力があるので、コーナーが4回ある中山(弥生賞ディープインパクト記念)なら好勝負は必至になると思われます。

【グリューネグリーン】揉まれず先行できれば

父ラブリーデイ。母レディーダービー。母の父スペシャルウィーク。

昨年の2歳未勝利(東京芝1800m)は、離れた2番手から、直線で差を詰めていき抜け出して、実質逃げるような展開でモマれず1着。

京都2歳S(京都芝2000m)も先手をとっていき、直線、やや外へだされながらも先頭をキープ。

内からトップナイフが迫ってきましたが、抜かせずに逃げ切りました。

阪神内回り(京都2歳S)では、先行力を発揮して器用な立ち回りができたので、弥生賞ディープインパクト記念が開催される中山芝2000m内回りコースでも高いポテンシャルを発揮できることが推測されます。

揉まれず先行できれば、勝ち負けできる可能性は十分にあると思われます。

【ワンダイレクト】勝負根性

父ハービンジャー。母ワントゥワン。母の父ディープインパクト。

2歳新馬(中京芝2000m)は後方6番手から34秒1のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し1着。

前走の若駒S(中京芝2000m)は、2番手好位で先行、直線やや外へ出され馬郡を割って伸びてきましたが、ハナ差で敗れ2着でした。

前走の若駒Sの走りからコーナーが4回ある2000mへの適応できる能力があることを示しました。

中山芝2000m(弥生賞ディープインパクト記念)へのコース適性に懸念なく、好走する可能性は十分にあると思われます。

【タスティエーラ】中2週懸念

父サトノクラウン。母パルティトゥーラ。母の父マンハッタンカフェ。

前々走の2歳新馬(東京芝1800m)は、好発からスローペースの2番手を先行、直線に入っても余力があり、抜け出して差を3馬身半広げ1着、潜在能力が高いことを示しました。

前走の共同通信杯(東京芝1800m)は、3番手追走から4コーナーで外を回り、直線じわじわ伸びましたが、後続の馬に交わされて4着でした。

共同通信杯の取りこぼしが想定外、皐月賞出走権利獲りのため、弥生賞ディープインパクト記念は中2週での参戦になります。

3歳馬で、この時期に中2週の負荷は大きく、弥生賞ディープインパクト記念では体調面が心配されます。

【レヴォルタード】胴長で体形

父エピファネイア。母バウンスシャッセ。母の父ゼンノロブロイ。

前々走の2歳新馬(東京芝1800m)は、スタートはやや遅れましたが、二の脚で4番手まで上がっていき、直線でもスピードを持続して2着でした。

前走の2歳未勝利(東京芝2000m)は、2番手で後続を離して先行、直線で抜け出して先頭へ、リードを保って押し切って1着でした。

胴長で体形的には、長い距離または直線の長いコースに向いていると思われますが。

潜在能力の高さから、3歳のこの時期ならば直線の短い内回りコース(弥生賞ディープインパクト記念)でも勝ち負けまで持ち込めると思われます。

【弥生賞ディープインパクト記念2023予想】穴馬5選情報

弥生賞ディープインパクト記念
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回避【グランヴィノス】幼さが残る

父キタサンブラック。母ハルーワスウィート。母の父Machiavellian。

デビュー戦の2歳新馬(阪神芝2000m)は、後方追走から向こう正面でじわじわ上がっていき、直線外から33秒8の強烈な末脚で伸び抜け出し勝利しました。

成長途上だった前走の京都2歳Sは6着に敗退しました。

まだ幼さが残ることが懸念されますが、潜在能力の高さは出走メンバー中トップクラスです。

トリッキーな中山小回りコースへの対応がカギになりますが、ポテンシャルの高さで押し切れる可能性も十分にあると思われます。

ジャパンカップ優勝馬シュヴァルグラン、ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナ、秋華賞、バイターフを勝ったヴィブロスと3頭のG1馬を兄姉に持つ超良血馬です。

【ゴッドファーザー】時計の掛かる馬場なら急浮上

父シルバーステート。母ノッツダルジェント。母の父バゴ。

前走の2歳未勝利(福島芝1800m)は、小雨の影響で水分を含みややタフな馬場。

大外枠から先手をとってハナに立つと緩めのペースで逃げ、直線に入っても先頭、後続を10馬身突き放して逃げ切りました。

時計の掛かる馬場、コーナーが4回ある小回りコースでの圧勝から、中山コースで逃げ切れる能力は十分にあります。

弥生賞ディープインパクト記念が時計の掛かる馬場なら急浮上です。

【セッション】平均ペース以下なら

父シルバーステート。母ミスドバウィ。母の父Dubawi。

前走若駒S(阪神芝2000m)は2番手で先行、直線に入ってワンダイレクト、マイネルラウレアに交わされましたが、失速したわけではなく3着入線しました。

前々走の2歳未勝利はマイペースで逃げることができ快勝。

先行力があり、弥生賞ディープインパクト記念が平均ペース以下なら逃げ切れる可能性はあると思われます。

【ヨリマル】先行力、機動力

父リアルスティール。母テイエムオーシャン。母の父ダンシングブレーヴ。

前走3歳未勝利(中京芝2000m)は、外枠16番から、前走とは一転してハナへ。逃げて主導権を握り、直線でも先頭を維持、後続に抜かせず逃げ切り勝利しました。抜群の先行力に加えて、どこからでもいける自在性もあります。先行力、機動力が求められる弥生賞ディープインパクト記念で1発激走の可能性もあると思われます。

【フォトンブルー】出遅れ癖懸念

父ハーツクライ。母シルヴァースカヤ。母の父Silver Hawk。

デビュー戦の2歳新馬(札幌芝2000m)は、4番手先行から34秒9のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し1着。

前々走の黄菊賞(6着)、前走のエリカ賞(10着)は、出遅れが敗因です。

スタートさえスムーズなら上位を狙える能力はあります。

【弥生賞ディープインパクト記念2023予想】コース適性馬5選情報

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【トップナイフ】機動力と先行力

父デクラレーションオブウォー。母ビーウインド。母の父スピニングワールド。

阪神芝2000m内回りコースであった京都2歳Sは、4コーナーで不利を受けましたが立て直して2着、中山芝2000m内回りコースであったホープフルSは逃げて2着に粘った走りから、コーナーが4回ある内回りコースで高いポテンシャルを発揮できる内回り巧者です。平均ペース以下になることが多い弥生賞ディープインパクト記念なら、機動力と先行力を存分に発揮できることが推測され、好勝負は必至になりそうです。

【グリューネグリーン】まんまと逃げ切るか

父ラブリーデイ。母レディーダービー。母の父スペシャルウィーク。

阪神芝2000m内回りコースであった京都2歳Sを逃げ切って優勝しています。
先行力を発揮して器用な立ち回りができたので、弥生賞ディープインパクト記念が開催される中山芝2000m内回りコースでも高いポテンシャルを発揮できることが推測されます。揉まれず先行できれば、勝ち負けできる可能性は十分にあると思われます。ホープフルSは11着に敗れましたが、京都2歳Sのようにスムーズに逃げることが出来れば、中山芝2000m内回りコースである弥生賞ディープインパクト記念でも逃げ切れる能力があると思われます。

【ワンダイレクト】内回り適性高い

父ハービンジャー。母ワントゥワン。母の父ディープインパクト。

前走の若駒S(中京芝2000m)は、ハナ差2着の走りからコーナーが4回ある2000mへの適性は高いようです。先行力、コーナーでの機動力に加えて瞬発力もあるので、中山芝2000m内回り適性に懸念はないと思われます。平均ペース以下なら勝ち負け可能です。

回避【グランヴィノス】スタミナ消耗戦なら

父キタサンブラック。母ハルーワスウィート。母の父Machiavellian。

阪神芝2000mであった2歳新馬戦は、直線外から33秒8の強烈な末脚で伸び抜け出し勝利、短い直線でも一瞬の瞬発力で抜け出しました。弥生賞ディープインパクト記念が、時計の掛かる馬場でスタミナ消耗戦になれは、重馬場適性の高さから圧勝もあるかと思われます。

【ゴッドファーザー】条件がハマれば圧勝

父シルバーステート。母ノッツダルジェント。母の父バゴ。

コーナーが4回ある小回りコースの2歳未勝を、タフな馬場で逃げ、直線でもメンバー中最速上がりの末脚で後続との差を10馬身に広げて逃げ切りました。前走の走りから、コーナーが4回ある小回り、内回りコースで時計の掛かる馬場適性はゴッドファーザーが1番かもしれません。条件がハマれば圧勝もあります。

【弥生賞ディープインパクト記念2023予想】血統馬5選情報

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【トップナイフ】3代母のワンスウェド

父デクラレーションオブウォー。母ビーウインド。母の父スピニングワールド。

ステラウインド(JRA6勝)やスマートルビー(JRA3勝)の半弟で、3代母のワンスウェドからはテイエムオペラオー(G1・7勝)、チャンネルフォー(JRA4勝)、メイショウソラーレ(JRA8勝)などが出ている優秀な牝系血統です。

父デクラレーションオブウォーはクイーンアンS(芝8.0F)とヨークインターナショナルS(10.3F)のドイツG1を2勝、種牡馬としても7頭のG1馬をだしています。

自在性の高い中距離馬、鋭い末脚はありませんが、機動性が高いので中山内回りコースは合っています。

【グリューネグリーン】3代母オークス馬

父ラブリーデイ。母レディーダービー。母の父スペシャルウィーク。

ヴェルデグリーン(AJCC、オールカマー)、ファータグリーン(JRA2勝)の半弟。サンリヴァル(JRA2勝)やヴァンケドミンゴ(JRA4勝)の近親。

母の母ウメノファイバーは1999年のオークス馬です。

父ラブリーデイは天皇賞秋と宝塚記念の優勝馬で、セブンデイズ(JRA3勝)、ゾンニッヒ(JRA4勝)、ジャカランダレーン(JRA3勝)、ラブリークイーンン(JRA3勝)などをだしています。

ラブリーデイ産駒なのでコーナーが4回ある2000mが合っています。

【レヴォルタード】牝系中山内回り向き

父エピファネイア。母バウンスシャッセ。母の父ゼンノロブロイ。

グランプレジール(JRA1勝)の半弟で、アパラチアンS(北米G2・芝8.0F)を勝っているザマッケムブレットの近親です。

母バウンスシャッセは愛知杯、中山牝馬S、フラワーCを勝っています。

内重賞2勝は中山内回りコースで挙げています。

母の母リッチダンサーはムーンクエイク(京王杯スプリングC)やコントラチェック(フラワーC、ターコイズS、フジオーシャンS)などをだしている名繁殖牝馬です。

牝系は中山内回りコースで好走する傾向のある血統です。

【タスティエーラ】高い内回り適性

父サトノクラウン。母パルティトゥーラ。母の父マンハッタンカフェ。

父サトノクラウンは宝塚記念、香港ヴァーズのG1を勝っています。

また2015年弥生賞も勝っています。

時計の掛かる馬場の内回りコースで無類の強さを発揮していました。

牝系からは活躍馬はでていませんが、体形的にも父サトノクラウンに似て、内回り適性も受け継いでいる可能性が大いにあります。

東京コースから中山コースに替わり、一変して高い内回り適性を見せての圧勝の可能性は十分にあると思われます。

【ワンダイレクト】父産駒芝2000mの内回り9勝

父ハービンジャー。母ワントゥワン。母の父ディープインパクト。

父ハービンジャー産駒は重賞34勝中9勝を芝2000mの内回り・小回りコースで挙げています。

ハービンジャー×ディープインパクトの組み合わせは、ヒンドゥタイムズ(小倉大賞典)、ケイティクレバー(東京ジャンプS)などがでている優秀な配合です。

2016~2022年の間でディープインパクト産駒が6勝していることから、母の父ディープインパクトは血統的適性を高めている可能性があります。

【弥生賞ディープインパクト記念2023枠順確定】

1-1 レヴォルタード(横山武史)
2-2 ワンダイレクト(C.ルメール)
3-3 アームブランシュ(吉田豊)
4-4 トップナイフ(横山典弘)
5-5 フォトンブルー(戸崎圭太)
6-6 タスティエーラ(松山弘平)
7-7 ゴッドファーザー(武豊)
7-8 セッション(B.ムルザバエフ)
8-9 ヨリマル(横山和生)
8-10 グリューネグリーン(M.デムーロ)