毎日王冠

【毎日王冠2021予想】過去10年データ分析と傾向

毎日王冠過去10年年齢別成績

3歳馬は3勝・2着3回・3着0回・着外11回、複勝率35.3%。
4歳馬は4勝・2着2回・3着5回・着外21回、複勝率34.4%。
5歳馬は2勝・2着2回・3着3回・着外22回、複勝率24.1%。
6歳馬は1勝・2着3回・3着1回・着外18回、複勝率21.7%。
7歳馬以上は0勝・2着0回・3着1回・着外22回、複勝率4.3%。
年齢が若いほど好走率が高く、7歳馬以上は23頭が出走して3着が1回だけでした。

毎日王冠過去10年枠順別成績

6枠は3勝・2着2回・3着3回・着外11回、複勝率42.1%。
外枠の6枠から8枠は8勝・2着4回・3着4回・着外43回、複勝率27.1%。
4枠は0勝・2着4回・3着2回・着外8回、複勝率42.9%。
内枠の1枠から3枠は2勝・2着1回・3着2回・着外30回、複勝率14.3%。
偶数後入れ枠の4枠と6枠の複勝率が高い傾向があります。

毎日王冠過去10年人気別成績

1番人気は7勝・2着0回・3着0回、複勝率70.0%。
2番人気は0勝・2着2回・3着0回、複勝率20.0%%。
3番人気は1勝・2着2回・3着1回、複勝率40.0%。
4番人気は1勝・2着2回・3着1回、複勝率40.0%。
5番人気は0勝・2着1回・3着4回、複勝率50.0%。
6から9番人気は1勝・2着1回・3着3回・着外35回、複勝率12.5%。
10番人気以下は0勝・2着2回・3着1回・着外31回、複勝率8.8%。
毎日王冠は、1番人気の勝率が高く、10番人気以下2.3着が3回だけで平穏決着が多い傾向があります。

回収率⇒212.4%(2021年9月25日26日)

【毎日王冠2021予想】本命馬情報

毎日王冠
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【①シュネルマイスター】距離延長

父Kingman。母セリエンホルデ。母の父SoldierHollow。
デビュー戦の2歳新馬(札幌芝1500m)、ひいらぎ賞(1勝クラス・中山芝1600m)を連勝。弥生賞ディープ記念(G2・中山芝2000m)は400mの距離延長で重賞初挑戦と厳しい条件でしたが、2着に粘りました。皐月賞の優先出走権を獲得しましたが、距離適性を重視してNHKマイルカップ(G1)に参戦、見事優勝しました。安田記念(G1)は、昼過ぎまで雨が降り続き、少し時計は掛かっていました。スタートで後手に回りましたが5番手まで上がり好位を追走、外を回って直線へ、外のダノンキングリー、内のグランアレグリアに交わされましたが0秒1差の3着に粘り古馬相手に実力を示しました。強豪古馬を相手に毎日王冠、200mの距離延長でどこまでやれるか注目されます。

【⑤ポタジェ】芝2000mで4連勝

父ディープインパクト。母ジンジャーパンチ。母の父Awesome Again。
昨年生田特別(1勝クラス)、西部日刊スポーツ杯(2勝クラス)、岸和田S(3勝クラス)、白富士S(L)を4連勝してオープン入りしました。その後金鯱賞(G2)3着、新潟大賞典(G3)2着と重賞でも好走。これまで10戦して、全て3着以内、全てで上がり3Fをメンバー中3位以内の末脚を、6戦でメンバー中最速上がりの末脚を使っています。スタートが上手く、安定した先行力があるので成績が安定しています。デビュー戦以来の芝1800mですが、東京芝1800mはワンターンに近い変則コースなので2000mの重賞で勝てるスタミナとスピード能力の高さが求められます。ポタジェは、芝2000mで4連勝、重賞2.3着の実績がありその要件を満たしており、毎日王冠での勝ち負けが期待されます。

【⑦ダノンキングリー】休み明けでも

父ディープインパクト。母マイグッドネス。母の父Storm Cat。
共同通信杯(東京芝1800m)、毎日王冠(東京芝1800m)、中山記念(中山芝1800m)の芝1800m重賞を3勝している中距離馬です。前走の安田記念(G1・東京芝1600m)は約7か月の休み明けぶっつけ本番、上がり33秒1の鬼脚で差し切って優勝馬しました。ダノンキングリーは、中山記念(G2)、安田記念(G1)を休み明けぶっつけで優勝した実績があり、約5か月の休み明けでも毎日王冠で勝ち負けできることが推測されます。

【⑩ケイデンスコール】豪快な末脚

父ロードカナロア。母インダクティ。母の父ハーツクライ。
京都金杯(G3・中京芝1600m)優勝、中山記念(G2・中山芝1800m)2着、読売マイラーズC(G2・阪神芝1600m)優勝と、今年は重賞で4戦2勝・2着1回で、5歳になって正に充実期を迎えているのは、成長力豊富なハーツクライの影響です。前走の安田記念(G1)は10着に敗れました。芝1800mは中山記念で2着の実績があり、距離適性に懸念はありません。毎日王冠は前半スローペースになりやすく究極の瞬発力勝負になる傾向があり、ケイデンスコールはNHKマイルC(G1)を4コーナー14番手から33秒6の豪快な末脚で差し切っており、毎日王冠でも十分通用することが推測されます。

【⑫ヴァンドギャルド】ドバイターフ2着

父ディープインパクト。母スキア。母の父Motivator。
昨年10月の富士S(G2・東京芝1600m)は、4か月半ぶりの休み明けでしたが仕上がっていました。道中は中団の8番手を追走、4コーナーで外を回って上がっていき、直線でも外から伸びてメンバー中最速上がり34秒6の末脚を発揮して抜け出し優勝しました。前走のドバイターフ(G1・メイダン芝1800m)では、世界の強豪馬相手に2着に好走、世界でも通用する実力があることを示しました。ドバイターフ(芝1800m)で好走した走りから、芝1800mへの適性は相当に高いことが推測され、毎日王冠でも十分勝ち負けできる実力馬です。

スプリンターズS・9050円3連複6点的中

【毎日王冠2021予想】穴馬情報

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【②サンレイポケット】時計の掛かる馬場

父ジャングルポケット。母アドマイヤパンチ。母の父ワイルドラッシュ。
前々走の新潟大賞典(G3・新潟芝2000m)は、早朝の雨で時計の掛かる馬場。11番手の後方から、直線36秒5のメンバー中最速上がりの末脚で優勝しました。荒れた馬場で高いポテンシャルを発揮するタイプです。昨年の毎日王冠(G2・東京芝1800m)は、時計の掛かる馬場で3着でした。毎日王冠が時計の掛かる馬場になれば注目です。

【④マイネルファンロン】脚をためる競馬

父ステイゴールド。母マイネテレジア。母の父ロージズインメイ。
前走の新潟記念(G3・新潟芝2000m)は、スタートで遅れて後方の15番手を追走。直線は外を回って上がっていき、大外から33秒4のメンバー中最速上がりの末脚で追い込み優勝、後方待機の直線勝負へ脚質を変えて大きな変わり身を示しました。新潟記念を優勝しても人気は上がりそうにないようです。新潟記念のような脚をためる競馬を徹底すれば毎日王冠でも好勝負は必至です。

【⑧ダイワキャグニー】昨年毎日王冠2着

父キングカメハメハ。母トリプレックス。母の父サンデーサイレンス。
近5走は3着以内に入っていませんが、昨年のエプソムC(G3・東京芝1800m・不良馬場)を3番手先行から抜け出し優勝、昨年の毎日王冠(G2・東京芝1800m・稍重)は2着しているように東京芝1800mを得意にしています。コース替わりの毎日王冠で一変する可能性がある穴馬です。

【⑨ヴェロックス】成長力

父ジャスタウェイ。母セルキス。母の父Monsun。
重賞勝ちはありませんが、重賞で2着2回、3着3回と一線級馬相手に好走した実績があります。昨年以降は中日新聞杯(G3)3着が最高順位です。前走の小倉記念(G3)は勝ち馬と1秒3差の7着と、覇気が感じられない走りで、大きな変り身は期待できそうにありません。ハーツクライ系で成長力はあるので、毎日王冠で覇気のある走りができれば次につながる可能性はあると思います。

【⑬トーラスジェミニ】芝1800m3勝

父キングズベスト。母エリモエトワール。母の父マンハッタンカフェ。
今年2戦目の東風S(L・中山芝1600m)を、緩みのないペースで逃げ切り勝利しました。3走前の安田記念(G1・東京芝1600m)は、内から逃げたダイワキャグニーを見ながら2番手で先行、直線で交わされましたが失速してはおらず、5着に好走して実力を示しました。前々走の七夕賞(G3・福島芝2000m)は、前夜の雨の影響が残って時計の掛かる馬場で開催され、レースは2番手で先行、4コーナーでやや外から直線へ上がっていき、インを突いたロザムールに競り勝って優勝しました。札幌記念(G2)から200mの距離短縮になることで、芝1800mで3勝の距離適性があり、毎日王冠で巻き返しも十分可能だと思われます。

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【毎日王冠2021予想】コース適性

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【②サンレイポケット】全5勝中4勝左回り

父ジャングルポケット。母アドマイヤパンチ。母の父ワイルドラッシュ。
東京芝コースは4戦1勝・2着1回・3着1回、連対率75%。芝1800mは2戦3着2回で複勝率100%。左回りコースは12戦4勝・2着2回・3着2回で複勝率は67%。全5勝中4勝を左回りコースで挙げています。直近6戦は2000m以上で使われていますが、昨年の毎日王冠で3着に入線した実績があり、コース適性に懸念はありません。

【⑤ポタジェ】6戦連続最速上がり

父ディープインパクト。母ジンジャーパンチ。母の父Awesome Again。
東京芝コースは2戦1勝・2着1回、連対率100%。芝1800mは1戦1勝。芝2000mでは9戦4勝・2着4回・3着1回で複勝率100%の中距離馬。東京芝1800mはワンターンに近い変則コースなので2000mに実績のある馬の好走率が高い傾向があります。毎日王冠(東京芝1800m)は最初の2コーナーで先行争いが落ち着き、そこから3コーナーまでは距離があるため、毎日王冠は前半スローペースになりやすいため究極の瞬発力勝負になる傾向があり、ポタジェは6戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を使った実績があります。東京芝1800mへの適性に懸念はなさそうです。

【⑦ダノンキングリー】2戦2勝

父ディープインパクト。母マイグッドネス。母の父Storm Cat。
東京芝コースは7戦4勝・2着1回・3着1回で、勝率57%、複勝率71%。東京芝1800mは2戦2勝で勝率100%。芝1800mは3戦3勝で勝率100%。東京コースで馬券に絡まなかったのはG1の天皇賞(秋)、安田記念だけです。G2の東京コースなら3着以内に入る可能性は高いことが推測されます。

【⑧ダイワキャグニー】左回り8勝

父キングカメハメハ。母トリプレックス。母の父サンデーサイレンス。
東京芝コースは21戦8勝・2着1回・3着1回で、勝率38%、複勝率48%。東京芝1800mは、9戦5勝・2着1回で勝率56%、連対率67%。昨年のエプソムC(G3・東京芝1800m)優勝、毎日王冠(G2・東京芝1800m)は2着と東京芝1800mへ抜群のコース適性があります。近5走は馬券県外ですが、適性が高い東京芝1800m(毎日王冠)へのコース替わりで大きな変り身を見せてくる可能性があります。

【⑫ヴァンドギャルド】東京重賞1勝

父ディープインパクト。母スキア。母の父Motivator。
東京芝1800mは2戦1勝・3着1回で勝率56%、複勝率100%。東京芝コースは6戦2勝・3着1回、連対率100%。芝1800mは5戦1勝・2着1回・3着2回で複勝率50%。毎日王冠(東京芝1800m)へのコース適性の懸念なく、東京開催重賞の富士S(G2・東京芝1600m)も勝っており、ドバイターフ(G1・メイダン芝1800m)2着の実績から毎日王冠での好走が期待されます。

2021年8月回収率179%(通常)回収率337%(重賞)

【毎日王冠2021予想】血統情報

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【①シュネルマイスター】Saldeの牝系

父Kingman。母セリエンホルデ。母の父SoldierHollow。
父キングマンは、現役時代に愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞、セントジェームズパレスS、サセックスS、とマイルG1を4連勝して2014年ドイツの年度代表馬に輝きました。父の父Invincible Spiritは15頭のG1馬をだした名種牡馬で、Kingmanは代表後継種牡馬です。Kingmanの母ZendaはG1仏1000ギニーの優勝馬。サリオス(朝日杯FS)やサラキア(有馬記念2着)の母サロミナと同じSaldeの牝系の良血馬です。キングマンは激しい気性とスピードを伝える血統なのでマイルがベストですが、毎日王冠は、変則ワンターンで前半はペースが落ち着く傾向があり、折り合いさえつけば、距離延長の問題はないと思われます。

【⑤ポタジェ】半兄毎日王冠優勝

父ディープインパクト。母ジンジャーパンチ。母の父Awesome Again。
母ジンジャーパンチはBCディスタフ、ラフィアンH、オグデンフィップスH、パーソナルエンサインS、ゴーフォーワンドH (連覇)の米国G1を6勝した名牝馬で2007年の米国古馬牝馬チャンピオンに輝きました。2016年に毎日王冠を制覇したルージュバックを産んでいます。母の母Nappelonは、カムリーS(米国G2・ダ8.0F)の優勝馬。母の父Awesome Againは、ホイットニーH (米国G1・ダ9.0F)、BCクラシック (米国G1・10.0F)の優勝馬で、ローマンレジェンド(東京大賞典競走・エルムS)、ミラクルレジェンド(クイーン賞、マリーンC、エンプレス杯)の母の父です。中距離適性が高く、毎日王冠に向いている血統と言えそうです。

【⑦ダノンキングリー】超黄金血統配合

父ディープインパクト。母マイグッドネス。母の父Storm Cat。
父ディープインパクト×母の父Storm Catの配合からキズナ、アユサン、ラキシス、リアルスティール、エイシンヒカリ、ラヴズオンリーユー、サトノアラジン、スタディオブマンの9頭のG1馬がでている超黄金血統配合です。2代母Caressingは、BCジュヴェナイルフィリーズを優勝して米国2歳牝馬チャンピオンに輝きました。父ディープインパクト×母の父Storm Catは、東京芝コースへの適性がずば抜けて高い血統配合です。ダート短距離重賞を9勝したダノンレジェンドの半弟で、父がディープインパクトに替わったことで中距離適性が高くなっています。父ディープインパクト×母の父Storm Catの配合は毎日王冠で、2019年ダノンキングリー1着、2017年リアルスティール1着・サトノアラジン2着、2015年エイシンヒカリ1着と、毎日王冠への血統的適性は高いと思われます。

【⑩ケイデンスコール】ダイナサッシュ牝系

父ロードカナロア。母インダクティ。母の父ハーツクライ。
バランスオブゲームやフェイムゲームの近親、3代母のベルベットサッシュはサッカーボーイの全妹、ステイゴールドやショウナンパンドラなども同じダイナサッシュの牝系。ロードカナロア×ハーツクライ×ディクタスの配合で1800mまでは守備範囲内の血統です。

【⑫ヴァンドギャルド】中距離血統

父ディープインパクト。母スキア。母の父Motivator。
母の父Motivatorは英ダービーとレイシングポストトロフィのG1を2勝、凱旋門賞を連覇した名牝Treveの父で、皐月賞2着のタイトルホルダーの母の父です。Motivatorの父は世界的名種牡馬のモンジューです。2代母の父クエストフォーフェイムも英ダービー馬を優勝。母スキアはフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)の優勝馬、中距離で高いポテンシャルを発揮しました。ドバイターフ(G1・芝1800m)を2着して変わり身を見せたように、芝1800mから2000m向きの血統の可能性があります。

回収率⇒212.4%

【毎日王冠2021枠順確定】

1-1 シュネルマイスター(C.ルメール)
2-2 サンレイポケット(鮫島克駿)
3-3 ラストドラフト(三浦皇成)
4-4 マイネルファンロン(横山武史)
4-5 ポタジェ(吉田隼人)
5-6 カデナ(田辺裕信)
5-7 ダノンキングリー(川田将雅)
6-8 ダイワキャグニー(石橋脩)
6-9 ヴェロックス(浜中俊)
7-10 ケイデンスコール(岩田康誠)
7-11 カイザーミノル(横山典弘)
8-12 ヴァンドギャルド(福永祐一)
8-13 トーラスジェミニ(丸山元気)

【毎日王冠2021予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1シュネルマイスター1.9
2ダノンキングリー2.5
3ヴァンドギャルド9.2
4ポタジェ9.7
5ケイデンスコール18.9
6ヴェロックス33.3
7トーラスジェミニ38.3
8ダイワキャグニー43.8
9マイネルファンロン47.2
10サンレイポケット51
11カデナ73.7
12カイザーミノル89.8
13ラストドラフト101.9
毎日王冠2021予想オッズ