エリザベス女王杯

【エリザベス女王杯2021予想】コース解説

阪神芝2200m内
阪神芝2200m内

エリザベス女王杯は、2020年に続き今年も京都競馬場整備工事による開催日程の変更により京都芝2200m外回りコースから阪神競馬場芝2200m内回りコースへ舞台を移して実施されます。

京都外回りコースと阪神内回りコースは、全く違うコース形態なので、過去データからレース展開を予測することが非常に難しくなります。

阪神競馬場芝2200m内回りAコースの1周距離は1,689m、幅員は24~28m、直線距離は356.5m、高低差は1.9mです。

エリザベス女王杯は阪神開催6週目になり、内回り3・4コーナーにかけて馬場が荒れており、全体的に少し傷みが見られます。

スタート地点は外回りコースの4コーナー出口付近になります。1コーナーまでの距離は525mと長くスタート直後は下り坂のため前半からペースが速く緩みのないラップが続く傾向があります。

直線半ばで1回目の高低差1.8mの急坂を上ります。1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦です。

3コーナーの途中から4コーナー、直線の半ばまで緩やかに下っていきます。

ゴール前の直線が359.1mと短いことから、3コーナーの残り800mくらいから下り坂なので勢いをつけやすく、ここからロングスパートを仕掛けてくるので、一気にペースが上がります。

直線距離は356.5m、ゴール前の残り約190mから70m付近には阪神名物の高低差1.8m、勾配率1.5%の2回目急坂が待ち受けます。

阪神競馬場芝2200m内回りコースは終始息が入りづらく、脚をためにくいコース形態で、タフな馬場になることも多いため、パワーを競うレースになりやすい傾向があります。

エリザベス女王杯が開催される、阪神競馬場芝2200m内回りコースは逃げ馬には非常に厳しいコースで、後方からの直線一気では届かず、中団より前目から上がり3F最速の上がりを使っている馬が好走しています。

道中の厳しい流れに対応できる末脚の持続力と底力、内回りコースをロングスパートする時のコーナーワークでの器用さと機動力が求められます。

レース全体の上がりの時計がかかりやすく、コース形態上、単純なスローペースの上がり勝負にはなりません。

エリザベス女王杯が開催される、阪神競馬場芝2200m内回りコースは、スタートからゴールまで阪神名物の急坂を2度越えるタフなコースです。

阪神競馬場芝2200m内回りコース(エリザベス女王杯)はタフな消耗戦になることが多いため、牝馬には厳しいレースになります。

パワー不足の先行馬が坂で失速することもあります。

コーナーが4回ある内回りコースで開催される エリザベス女王杯 は、内ラチを器用なコーナーワークで距離ロスを最小限に抑えて走れる器用な脚、狭いコーナーでの加速力、機動力、馬力と独特の内回り適性能力が求められます。

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【エリザベス女王杯2021予想】本命馬情報

エリザベス女王杯
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【①レイパパレ】阪神内回り重賞2勝

父ディープインパクト。母シェルズレイ。母の父クロフネ。
デビュー5連勝で挑んだ、大阪杯は、時計の掛かる馬場をマイペースで逃げ、4馬身差の圧勝でコントレイルグランアレグリアを抑えて優勝、実力が本物であることを示しました。宝塚記念はユニコーンライオンに先手をとられ2番手で先行、ハナを奪うことができず自分のリズムをつかめなかったことが敗因で3着。前走のオールカマーは、3・4コーナーで一気にペースが上がったため、直線でいったん先頭に立ちましたが、ゴール前で脚色が鈍り4着でした。大阪杯でコントレイル、グランアレグリアに完勝して能力の高さは証明済です。チャレンジC優勝、大阪杯優勝、宝塚記念3着と阪神内回りコースで好走しています。エリザベス女王杯が阪神内回りコースで開催される今年はチャンスです。

【③アカイトリノムスメ】両親3冠馬

父ディープインパクト。母アパパネ。母の父キングカメハメハ。
父ディープインパクト、母アパパネの両親が3冠馬の超良血馬です。桜花賞4着、オークス2着、秋華賞優勝とレースを使われることで自力が強化されています。秋華賞は、雨の影響で前日よりも時計の掛かる馬場、5番手の好位を追走、勝負所で外から上がっていき、粘り強い末脚でソダシを交わして見事優勝。オークス以来の実戦でしたが仕上がっており、夏場を越して成長していました。中団で折り合って、その時の展開に適応して動ける自在性、直線での鋭く切れる末脚、馬郡を苦にしないで抜け出せる勝負根性と、古馬G1で勝ち負けできる要素を満たしています。エリザベス女王杯での牝馬古馬との対決でも好勝負は必至です。

【⑧テルツェット】瞬発力はG1級

父ディープインパクト。母ラッドルチェンド。母の父DanehillDancer。
テルツェットは、半兄がリアルスティール、半姉がラヴズオンリーユーとうい良血馬です。村上特別(新潟芝1600m)、国立特別(東京芝1600m)、節分S(東京芝1600m)、ダービー卿チャレンジ(中山芝1600m)を4連勝した屈指のマイラー。前走のクイーンS(G3)は雨の影響で時計の掛かる馬場、後方11番手の後方で控える、勝負所で馬群を割って上がっていき、直線は外に出されつつ、35秒2のメンバー中最速上がりの末脚で差し切って優勝、1800mへの距離延長に対応できたことは大きな収穫でした。420キロの小柄な馬体から繰り出す瞬発力はG1級です。半面気性面に課題があるので2200mの距離を折り合えるかが鍵になります。8戦6勝の実力馬、エリザベス女王杯が直線瞬発力勝負の展開なら勝ち負けまで持ち込めると思われます。

【⑨ウインマリリン】牡馬相手に重賞を2勝

父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父FusaichiPegasus。
昨年はオークス2着、エリザベス女王杯4着。3走前の日経賞はカレンブーケドール、ワールドプレミアの一線級の実力馬を退けて優勝。天皇賞(春)も中団から脚を伸ばして強豪ステイヤー相手に5着。オールカマーは、馬体重が14キロ増えていましたが、先行策から折り合い35秒1のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出して完勝でした。強豪牡馬相手に重賞を2勝した実力があれば、エリザベス女王杯でも十分通用すると思われます。以前に手術をした肘腫が前走のオールカマー後に再発したため、エリザベス女王杯までに完治しているか、状態を見極める必要があります。

【⑮ウインキートス】豊富なスタミナ

父ゴールドシップ。母イクスキューズ。母の父ボストンハーバー。
3走前の目黒記念は、スローペースでありましたが2番手を先行、上がり32秒5の豪脚で強豪牡馬を相手に2馬身差をつけて圧勝。前走のオールカマーは、4コーナー5番手から35秒1のメンバー中最速上がりタイの末脚で2着。心肺機能が高く豊富なスタミナがあり、エリザベス女王杯が上がりのかかるスタミナ勝負の展開になれば上位進出は十分可能だと思われます。先行力と持続力を生かす競馬で牝馬限定戦ならG1のエリザベス女王杯でも地力は上位です。

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【エリザベス女王杯2021予想】過去10年データ分析と傾向

エリザベス女王杯
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エリザベス女王杯過去10年年齢別成績

3歳馬2勝・2着4回・3着2回・着外32回、連対率15.0%・複勝率20.0%。
4歳馬6勝・2着3回・3着7回・着外45回、連対率14.8%・複勝率26.2%。
5歳馬2勝・2着2回・3着1回・着外49回、複勝率9.3%。
6歳馬0勝・2着1回・3着0回・着外13回、連対率7.1%。
7歳以上馬0勝・2着0回・3着0回・着外5回、複勝率0%。
3歳馬、4歳馬で全3着以内馬30頭中24頭を占めています。
6歳以上馬は不振傾向にあります。

エリザベス女王杯過去10年前走別成績

府中牝馬S組が4勝・2着5回・3着4回・着外47回、連対率15.0%・複勝率21.7%。
秋華賞組が2勝・2着3回・3着1回・着外23回、連対率17.2%。
オールカマー組が2勝・2着1回・3着0回・着外4回、連対率・複勝率42.9%。
前走G3組、前走オープン特別組、前走3勝クラス組からは、いずれも3着以内に好走した馬は出ていません。

エリザベス女王杯過去10年人気別成績

1番人気馬が2勝・2着3回・3着3回、連対率50%・複勝率70%。
2番人気馬が1勝・2着1回・3着1回、連対率20%・複勝率30%。
3番人気馬が4勝・2着0回・3着2回、連対40%・複勝率60%。
4番人気馬が0勝・2着0回・3着2回、連対率0%・複勝率20%。
5番人気馬が1勝・2着1回・3着2回、連対率20%・複勝率40%。
6~9番人気馬が2勝・2着4回・3着1回、連対率15%・複勝率17.5%。
10番人気以下馬が0勝・2着1回・3着0回、連対率1.2%・複勝率1.2%。
3着馬はすべて6番人気以内におさまっていますが、
2着馬は7番人気以下の穴馬が4頭と下位人気が好走しています。
配当面では、3連単で10万円以上配当はは16年・17年の2回です。
過去10年6番人気以下の馬が7回連対しています。

【エリザベス女王杯2021予想】穴馬情報

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【②クラヴェル】一瞬切れる末脚

父エピファネイア。母ディアデラマドレ。母の父キングカメハメハ。
格上挑戦だった3走前のマーメイドSは、4コーナー13番手からメンバー中最速上がり34秒6の末脚で2着まで追い込みました。中京記念(G3)、新潟記念(G3)は、牡馬相手に33秒台の末脚を発揮して、いずれも勝ち馬から0秒1差の3着と健闘しています。折り合いに懸念がなく、直線まで末脚を温存でき、上がりの速いレースに対応できる瞬発力があります。強烈な一瞬の切れる末脚があり、阪神内回りの短い直線で、まとめて差し切れるかエリザベス女王杯で注目されます。

【⑤ステラリア】5戦連続最速上がり

父キズナ。母ポリネイター。母の父Motivator。
オークスは13着に大敗、秋華賞は後方12番手から、35秒7のメンバー中3位の末脚で脚を伸ばして6着に健闘しました。折り合いもつくようになり距離も2200mくらいの方が潜在能力を発揮してくる可能性があります。阪神内回りコースは忘れな草賞(阪神芝2000m)で勝った実績と、また5戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を使った実績があり、瞬発力勝負になればエリザベス女王杯でのG1初制覇があっても驚けません。

【⑥ランブリングアレー 】距離克服可能

父ディープインパクト。母ブルーミングアレー。母の父シンボリクリスエス。
前走のオールカマーは7着でしたが、4か月の休み明けを考慮すれば決して悲観する内容ではありませんでした。2走前のヴィクトリアマイルは、優勝したグランアレグリアには4馬身の差がありましたが、上がり33秒2の末脚を発揮して2着に大健闘。G1でも勝ち負けになる実力があることを示しました。折り合いをつけて競馬ができれば、エリザベス女王杯でも十分やれるポテンシャルを秘めています。前走オールカマーに続き2200mの距離が鍵になりますが、牡馬相手にゴールまでスピードを持続できたようにエリザベス女王杯2200mは克服可能な範囲内と思われます。3走前の内回りコースの中山牝馬Sを大外から追い込み優勝したように、阪神内回りでも十分通用する可能性は十分にあります。

【⑦シャムロックヒル】阪神内回り2勝

父キズナ。母ララア。母の父Tapit。
格上挑戦だったマーメイドS(G3・阪神芝2000m内)を逃げ切って重賞初制覇。クイーンS(G3)9着は、レース間隔が短く状態面は今一つだったことが敗因。エリザベス女王杯は約3か月の十分なレース間隔をあけての参戦、シャムロックヒルはレース間隔をあけた方が走るタイプです。昨年の3歳以上2勝クラスでエリザベス女王杯と同じ阪神芝2200内回りコースを勝っています。左回りは苦手ですが、右回りの阪神芝2200内回りコースは合っています。阪神内回りコース2勝の実績は見逃せません。

【⑫デゼル】距離延長歓迎

父ディープインパクト。母アヴニールセルタン。母の父Le Havre。
前走の府中牝馬は約5か月の休み明けで、本来の実力を発揮できず16着に敗れましたが、本番エリザベス女王杯に向けての良い叩きレースになりました。3走前の阪神牝馬Sでは、条件が合わない中、32秒5の猛烈な末脚で追い込み優勝。迎春S(中山芝2200m)で勝ち馬から0秒1差の3着に好走した実績があります。前走芝1800mから芝2200mのへの距離延長、叩き2走目の上積みを考慮すればエリザベス女王杯で1発激走があっても不思議はありません。

【エリザベス女王杯2021予想】コース適性

エリザベス女王杯
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【①レイパパレ】阪神内回り重賞2勝

父ディープインパクト。母シェルズレイ。母の父クロフネ。
阪神コースは4戦3勝・3着1回で複勝率は100%。阪神内回りコースは3戦2勝・3着1回。阪神芝2200mは宝塚記念で3着、大阪杯優勝と阪神内回りG1で1勝・3着1回の実績があり阪神芝2200m内回りコース(エリザベス女王杯)へのコース適性は出走メンバー中トップクラスです。先行力、先行してコーナーが4回ある内回りコースの経済コースの内ラチを器用な脚で立ち回れ、G1特有の上がりのかかる展開で粘り強くスピードを持続する能力に優れています。

【③アカイトリノムスメ】高度な自在性

父ディープインパクト。母アパパネ。母の父キングカメハメハ。
秋華賞(阪神芝2000m内回りコース)を先行して抜け出す非常に強い競馬で勝ったことは、阪神内回りコースへの適性が高いことを十分に示しています。2200mの距離に関しては、オークス(東京芝2400m)で勝ち馬から0秒1差の2着した実績がありエリザベス女王杯の2200mの距離にも十分対応できることが推測されます。折り合いに懸念なくどんな展開にも対応できる自在性があり阪神芝2200m(エリザベス女王杯)へのコース適性は高いと思われます。

【⑦シャムロックヒル】斤量増加

父キズナ。母ララア。母の父Tapit。
阪神内回りコースは2戦2勝。阪神芝2200mは1戦1勝。3歳以上2勝クラス(阪神芝2200m)は斤量52キロ、マーメイドSは50キロで勝っています。今回エリザベス女王杯は斤量が56キロ。緩みのない展開が予想されるG1エリザベス女王杯、阪神内回りで勝った斤量から4から6キロ増加しますが、阪神内回りコースへの適性の高さから斤量増加は克服可能と思われます。ペース次第ではありますが、マーメイドSのようにエリザベス女王杯をまんまと逃げ切っても不思議はありません。

【⑨ウインマリリン】長距離重賞2勝

父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父FusaichiPegasus。
阪神芝2200mは昨年のエリザベス女王杯で4着に好走しています。今年は日経賞(芝2500m)優勝、天皇賞春(阪神芝3200m)5着、オールカマー(芝2200m)優勝と長距離レースで重賞2勝と、豊富なスタミナがあります。前半から速いラップを刻み上がりのかかるスタミナ勝負になる可能性があるG1エリザベス女王杯で、持ち前のスタミナを最大限発揮できると思われます。特に阪神コースで開催された天皇賞春5着は、阪神コースへの高い適性があることを示している可能性が高いです。

【⑮ウインキートス】小回り実績、距離実績

父ゴールドシップ。母イクスキューズ。母の父ボストンハーバー。
ルスツ特別(札幌芝2600m)、土湯温泉特別(福島芝2600m)のコーナーが6回ある小回り系で勝利実績があることから、阪神内回りコースに対応できることが推測されます。目黒記念(芝2500m)優勝、オールカマー(芝2200m)2着と牡馬好走したことは、2200mへの距離に懸念がないことを示しています。阪神内回りコースは未経験ですが、小回り実績、距離実績から阪神芝2200m(エリザベス女王杯)への適応力は十分高いことが推測されます。

【エリザベス女王杯2021予想】血統情報

エリザベス女王杯
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【①レイパパレ】機動力ある血統

父ディープインパクト。母シェルズレイ。母の父クロフネ。
ディープインパクト×クロフネはステファノス(大阪杯2着)やカワキタエンカ(中山牝馬S)と同じです。ホープフルS(G2)とCBC賞(G3)を勝ったシャイニングレイの全妹です。エリザベス女王杯過去10年ディープインパクト産駒は2勝・2着3回です。ディープインパクト×クロフネは阪神芝2200mで8戦して、レイパパレの宝塚記念3着が最高順位です。母の父クロフネは、宝塚記念(阪神芝2200m内回り)を連覇したクロノジェネシスと同じで、ノーザンダンサーのインブリードを持っていないのも同じです。母の父クロフネが宝塚記念阪神芝2200m内回りコース(エリザベス女王杯)への適性を押し上げている可能性があります。

【③アカイトリノムスメ】母譲りの自在な脚質

父ディープインパクト。母アパパネ。母の父キングカメハメハ。
父サンデーサイレンス系はエリザベス女王杯過去10年間出走頭数112頭、7勝・2着9回・3着6回。勝率6.3%、連対率14.3%、複勝率19.6%です。ディープインパクトは2勝・2着3回です。ジナンボー、モクレレ、ラインベックの全妹。母アパパネは2010年の牝馬三冠馬で、阪神JF(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)などG1を5勝しています。ディープインパクト×キングカメハメハの配合から、ワグネリアン(日本ダービー優勝)、デニムアンドルビー(オークス3着、ジャパンカップ2着)がでています。母アパパネ譲りの自在な脚質にディープインパクトの瞬発力が配合されて、騎手の指示通りに立ち回れます。秋華賞を完勝したように阪神内回りでの機動力も発揮でき、阪神芝2200m内回り(エリザベス女王杯)への血統的適性は高いと思われます。

【⑨ウインマリリン】内回り向き血統

父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父FusaichiPegasus。
父スクリーンヒーローは現役時代にジャパンカップを優勝、種牡馬としてもモーリス(G1・7勝)、ゴールドアクター(有馬記念)、ジェネラーレウーノ(セントライト記念)などを排出しています。スクリーンヒーロー産駒は直線の長いコースよりも内回りコース・小回りコースを得意にしています。父スクリーンヒーローの父グラスワンダーは宝塚記念(G1・阪神芝2200m)、有馬記念(G1・中山芝2500m)を制覇した中距離の内回りコースを得意にしていました。昨年に引き続きエリザベス女王杯が阪神芝2200m内回りコースで開催される今回は警戒した方が良さそうな血統背景です。母の父FusaichiPegasusはケンタッキーダービー(米国G1・ダ10.0F)の優勝馬、種牡馬として4頭のG1馬をだしています。母系は米国系のパワータイプで、時計のかかる内回りコースへ高い適性がある血統です。父系、母系ともに機動力と持続力を伝える血統で、京都よりもさらにスタミナが求められる阪神芝2200内回りコースに向いている血統です。

【⑫デゼル】末脚が切れる血統

父ディープインパクト。母アヴニールセルタン。母の父LeHavre。
オヌール(三田特別阪神芝2200・2着)の全姉。母アヴニールセルタンは仏1000ギニー、仏オークスのG1を2勝、近親にメーマス(ジュライS英G2・芝6F)。母の父Le HavreはG1仏ダービーを優勝、種牡馬としては、現役時代に8戦全勝の成績を残して、仏オークス、仏1000ギニーのG1を2勝した名牝馬ラクレッソニエールなど2頭の仏オークス馬排出しています。母系にDarshaanが入る牝馬はデンコウアンジュ(愛知杯・福島牝馬S・アルテミスS)やシゲルピンクダイヤ(秋華賞3着)などがいます。末脚が切れる血統ですが、牝馬特有の一瞬の瞬発力もあり、短い阪神内回り(エリザベス女王杯)の直線でも末脚を発揮できると思われます。

【⑮ウインキートス】昨年ステイゴールド系優勝

父ゴールドシップ。母イクスキューズ。母の父ボストンハーバー。
ウインイクシード(中山記念3着・中山金杯3着)の半妹で、母イクスキューズはクイーンカップの優勝馬。ゴールドシップ産駒にオークスを制覇したユーバーレーベンがいますが、本質的には小回り・内回りコースのほうが向いています。ステイゴールド系は京都よりも阪神の内回りを得意にしています。今年と同じく阪神芝2200mで開催された昨年のエリザベス女王杯は、ステイゴールド系オルフェーヴル産駒のラッキーライラックが優勝しました。ステイゴールド系のウインキートスの血統はエリザベス女王杯で1発激走の可能性を大いに秘めていると思われます。

【エリザベス女王杯2021枠順確定】

1-1 レイパパレ(C.ルメール)
1-2 クラヴェル(横山典弘)
2-3 アカイトリノムスメ(戸崎圭太)
2-4 イズジョーノキセキ(和田竜二)
3-5 ステラリア(松山弘平)
3-6 ランブリングアレー(吉田隼人)
4-7 シャムロックヒル(団野大成)
4-8 テルツェット(M.デムーロ)
5-9 ウインマリリン(横山武史)
5-10 ムジカ(秋山真一郎)
6-11 ソフトフルート(岩田望来)
6-12 デゼル(武豊)
7-13 リュヌルージュ(富田暁)
7-14 ロザムール(池添謙一)
8-15 ウインキートス(丹内祐次)
8-16 アカイイト(幸英明)
8-17 コトブキテティス(柴田善臣)

【エリザベス女王杯2021予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1アカイトリノムスメ2.4
2レイパパレ2.6
3ウインマリリン3.3
4ウインキートス17.2
5テルツェット23.2
6ランブリングアレー30.5
7ステラリア34.4
8デゼル45.9
9クラヴェル59.2
10ソフトフルート89.9
11アカイイト129.4
12シャムロックヒル171.7
13イズジョーノキセキ191.3
14ムジカ213.1
15ロザムール218.7
16コトブキテティス247.7
17エアジーン290.5
18リュヌルージュ383.4
エリザベス女王杯2021予想オッズ