アルゼンチン共和国杯

【アルゼンチン共和国杯2021予想】コース解説

東京芝2500m
東京芝2500m

アルゼンチン共和国杯には長距離適性が高い馬が多く参戦し、2015年アルゼンチン共和国杯優勝馬ゴールドアクターは続く有馬記念で優勝しています。

2016年アルゼンチン共和国杯優勝馬のシュヴァルグラン、2017年アルゼンチン共和国杯優勝馬のスワーヴリチャードは翌年以降にジャパンカップを優勝しており、強い馬がアルゼンチン共和国杯を勝つ傾向があります。

東京競馬場芝Bコースの1周距離は2,101.9m、幅員は28mから38m、直線距離は525.9m、高低差は2.7mです。アルゼンチン共和国杯はBコース開催4日目です。

先週からBコースが使用され、柵の移動により傷んだ箇所がカバーされ、全体的に概ね良好な状態です。

スタート地点は正面スタンド前左の直線の坂の手前。

芝2400mのスタート地点より100m左側へ移動した地点、坂の手前からのスタートです。

ゴールまで正面スタンド前の2.1mの急坂を2度超えることになります。

最初の1コーナーまでの距離は約450m。スタートして、すぐに上りとなるため前半は平均ペースに落ち着く傾向があります。

1コーナーから2コーナーにかけてはほぼ平坦です。

向こう正面の約450mある長いバックストレッチを通り、3コーナー手前から緩い上り坂です。

3コーナーから4コーナーにかけては下り坂になっています。

最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さです。

残り460m地点から300m地点にかけて、高低差2.1mのなだらかな上り坂が設けられています。

高低差2.1mに及ぶ坂を上り切った後もゴールまで300mと函館芝コースの直線の長さとほぼ同じ距離の直線を走ることになります。

正面スタンド前の直線の坂を2度上るコース設定のため、芝2400mよりもタフなレースになります。

アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)は、直線まで脚を温存でき、長い直線での瞬発力に加え、2度坂超えをするスタミナとパワー、終始距離ロスの少ないインを走れる器用さと操縦性に優れている馬が好走しやすいコース設定になっています。

【アルゼンチン共和国杯2021予想】本命馬情報

アルゼンチン共和国杯
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【③サトノソルタス】距離未知数

父ディープインパクト。母アイランドファッション。母の父Petionville。
共同通信杯2着、金鯱賞2着、新潟大賞典3着と中距離での好走実績があります。前走オールカマーは6着でしたが、後方14番手追走から、直線では35秒1のメンバー中最速上がりの末脚を使えたことは、休み明けとしては、合格点です。あとはアルゼンチン共和国杯2500mの距離に対応できるかが鍵になりそうです。

【⑩オーソリティ】昨年優勝

父オルフェーヴル。母ロザリンド。母の父シンボリクリスエス。
昨年の青葉賞を2分23秒0のレースレコードで快勝、アルゼンチン共和国杯も3番手先行から抜け出す強い競馬で勝ち重賞を連勝しました。前々走のダイヤモンドSは5番手追走から勝負ところで上がっていき、直線で先頭に立ったところをグロンディオーズにクビ差交わされて2着でしたが、3着馬には5馬身差をつけていました。先行力、インコースを器用に走れる自在な脚と長距離適性があり、アルゼンチン共和国杯連覇が期待されます。天皇賞(春)の後骨折、半年の休養明けになりますが、地力は上位です。昨年アルゼンチン共和国杯でオーソリティを優勝に導いたルメール騎手とのコンビ復活の予定です。

【⑫マイネルウィルトス】タフな馬場

父スクリーンヒーロー。母マイネボヌール。母の父ロージズインメイ。
壇之浦Sは稍重で勝利、3走前の福島民報杯は不良馬場で1秒8の大差を付けて圧勝して2連勝しました。前走の札幌記念は強豪G1馬相手に4着と実力は示せました。今回東京コースは初めてになりますが、タフな馬場のレースを連勝した実績からして2500mの距離には対応できると思われます。M.デムーロ騎手との新コンビ、アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇が期待されます。

【⑬ボスジラ】上積み

父ディープインパクト。母ミスパスカリ。母の父Mr. Greeley。
芝2400mから2600mで4勝・2着2回。11レース連続で芝2400mを使われ、心肺機能は着実に強化され長距離適性が高められています。アルゼンチン共和国杯の芝2500mはベストの距離です。前走の丹頂Sはクビ差の2着、アルゼンチン共和国杯は叩き3走目になり大きな上積みが見込めそうです。

【⑮アンティシペイト】高い中長距離適性

父ルーラーシップ。母アンチュラス。母の父ディープインパクト。
前走のオホーツクSは、34秒7のメンバー中最速上がりの末脚で2着馬に1馬身差をつけて快勝しました。芝2200mから2600mで2勝・2着3回で連対率は100%、非常に高い中長距離適性が認められます。斤量が前走から2キロ軽い55キロで参戦できるので、アルゼンチン共和国杯でパフォーマンスを上げてくる可能性があります。

【アルゼンチン共和国杯2021予想】過去10年データ分析と傾向

アルゼンチン共和国杯
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アルゼンチン共和国杯過去10年脚質別成績

逃げは、0勝・2着0回・3着0回・着外10回
先行は、5勝・2着3回・3着4回・着外28回
中団は、5勝・2着6回・3着4回・着外49回
後方は、0勝・2着1回・3着2回・着外44回
アルゼンチン共和国杯は、逃げ・後方一気は難しい傾向です。
先行・中団の馬で3着以内の占有率は90%でした。

アルゼンチン共和国杯過去10年負担重量別成績

54キロ以下は、1勝・2着1回・3着3回・着外53回
55キロは、1勝・2着4回・3着6回・着外26回
56キロは、6勝・2着2回・3着0回・着外19回
56.5キロ以上は、2勝・2着3回・3着1回・着外33回
アルゼンチン共和国杯過去10年の優勝馬10頭中8頭がハンデ56キロ以上でした。
勝率は56キロが22.2%とトップ。
複勝率は55キロが29.7%、56キロが29.6%と互角でした。
56キロ以上の馬を重視した方が良さそうです

アルゼンチン共和国杯過去10年人気別成績

1番人気は、2勝・2着2回・3着1回
2番人気は、4勝・2着0回・3着0回
3番人気は、3勝・2着1回・3着5回
4番人気は、0勝・2着4回・3着0回
5番人気は、0勝・2着1回・3着0回
6~10番人気、1勝・2着2回・3着3回
11番人気以下は、0勝・2着0回・3着1回
アルゼンチン共和国杯優勝馬9頭は3番人気以内。
1番から4番人気の連対率は40%。
11番人気以下の人気薄馬の激走はほとんどありませんでした。

【アルゼンチン共和国杯2021予想】穴馬情報

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【⑤フライライクバード】長距離適性有

父スクリーンヒーロー。母シングライクバード。母の父シンボリクリスエス。
芝2200m、芝2400mでは、7戦4勝・2着1回で連対率は71%と長距離適性は十分に認められます。前走のムーンライトH(3勝クラス・中京芝2200m)は、8番手の中団で控え、直線入り口で外へ出され追われ加速して34秒2のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し2着馬に2馬身半の差をつけて圧勝しました。長距離適性が高く、斤量は前走から1キロ軽くなり、アルゼンチン共和国杯でパフォーマンスを上げてくる可能性は十分にあります。

【⑥アイアンバローズ】スタミナ豊富

父オルフェーヴル。母パレスルーマー。母の父Royal Anthem。
白鷺特別(2勝クラス・阪神芝2400m)、緑風S(3勝クラス・東京芝2400m)を斤量57キロで、好位からメンバー中最速上がりの末脚で差し切って2連勝しました。京都大賞典(G2・阪神芝2400m)は12着に敗退しましたが、1角で不利を受けたことが敗因です。アルゼンチン共和国杯は斤量54キロで出走できます。白鷺特別、緑風Sを連勝した57キロから3キロ減は大きなアドバンテージになりそうです。

【⑧アイスバブル】目黒記念2年連続2着

父ディープインパクト。母エウィンターコスモス。母の父キングカメハメハ。
一昨年の目黒記念(G2・東京芝2500m)2着、昨年は2着と、アルゼンチン共和国杯と同じ舞台の重賞で2連連続2着と東京芝2500mへ高いコース適性が認められます。2020年の目黒記念2着した後は凡走が続いていましたが、3走前の函館記念(G3)で復調の兆しが伺えました。人気薄になると思われますが、目黒記念2年連続2着の実績があり、アルゼンチン共和国杯での激走の可能性も十分にあると思われます。

【⑨ディアマンミノル】芝2200m、芝2400mで3勝

父オルフェーヴル。母イソノスワロー。母の父デヒア。
芝2200m、芝2400mで3勝を挙げています。前走の京都大賞典(G2・阪神芝2400m)は後方13番手を追走から、直線では35秒6のメンバー中最速上がりの末脚で追い込み4着、1着から3着馬はG1・G2馬なので4着の着順でも十分評価できる順位です。距離適性が高くアルゼンチン共和国杯での重賞初制覇が期待されます。

【⑪ゴースト】芝2400m、芝2600mで3勝

父ハーツクライ。母ガヴィオラ。母の父Cozzene。
芝2400m、芝2600mで3勝を挙げているスタミナ豊富な馬です。近13戦連続で芝2400m以上を一貫して使われ、1戦毎に心肺機能が強化されていることが推測されます。前走の丹頂S(OP・札幌芝2600m)は中団の5番手で折り合って追走、直線では35秒6のメンバー中最速上がりの末脚で追い込んで3着、長距離適性が高いことを改めて示しました。アルゼンチン共和国杯での斤量は丹頂S・3着時と同じ54キロです。

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【アルゼンチン共和国杯2021予想】コース適性

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【⑦アドマイヤアルバ】目黒記念3着

父ハーツクライ。母エリドゥバビロン。母の父Bernstein。
アルゼンチン共和国杯と同じ舞台で開催された、3走前の目黒記念(G2・東京芝2500m)で15番人気の低評価を覆して3着に好走、3連単994,120円の波乱の立役者になりました。前々走宝塚記念12着、前走オールカマー8着で、アルゼンチン共和国杯では2桁人気になることが推測されます。人気は全くありませんが、3走前の目黒記念で3着、東京芝2500mへのコース適性は高く、アルゼンチン共和国杯でも着で穴をあける可能性は十分あると思われます。

【⑧アイスバブル】目黒記念2年連続2着

父ディープインパクト。母ウィンターコスモス。母の父キングカメハメハ。
芝2500mは5戦2着1回、連対率40%。東京芝コースは10戦1勝・2着2回、連対率30%。2019年の目黒記念2着、2020年2着と、東京芝2500mの重賞で好走した実績があります。2020年の目黒記念2着後は苦戦が続いていましたが、3走前の函館記念は4コーナー11番手から35秒1のメンバー中最速上がりの末脚を使い、レース感を取り戻して2着。目黒記念2年連続2着した実績から東京芝2500m(アルゼンチン共和国杯)へのコース適性は高く、1発の可能性を秘めている馬です。

【⑩オーソリティ】優れた持続力

父オルフェーヴル。母ロザリンド。母の父シンボリクリスエス。
昨年のアルゼンチン共和国杯優勝馬。芝2500mは2戦1勝。東京開催重賞は3戦2勝・2着1回、連対率は100%と抜群の東京コースへの高いコース適性があります。東京芝2500m(アルゼンチン共和国杯)は、直線の坂を2度上るコース設定のため、2400mよりもタフなレースになり、2度坂超えがあるため持続力があるオーソリティが高いポテンシャルを発揮するには絶好の舞台です。

【⑪ゴースト】豊富なスタミナ

父ハーツクライ。母ガヴィオラ。母の父Cozzene。
3歳以上1勝クラス(阪神芝2600m)、札幌日刊スポーツ杯(2勝クラス・札幌芝2600m)、西宮S(3勝クラス・阪神芝2400m)で3勝。3歳以上1勝クラス(京都芝2400m)2着、阿寒湖特別(2勝クラス・札幌芝2600m))2着、丹頂S(OP・札幌芝2600m)3着。芝2400m以上の距離で3勝・2着2回・3着1回と長い距離で高い潜在能力を発揮してくる馬です。アルゼンチン共和国杯での好走が期待されます。

【⑬ボスジラ】長距離4勝

父ディープインパクト。母ミスパスカリ。母の父Mr. Greeley。
3歳以上1勝クラス(札幌芝2600m)、グッドラックH(2勝クラス・中山芝2500m)、早春S(3勝クラス・東京芝2400m)、丹頂S(OP・札幌芝2600m)を4勝。札幌日経OP(L・札幌芝2600m)、丹頂S(OP・札幌芝2600m)で2着。長距離レースで4勝2着1回と高い長距離適性があります。東京芝2500m(アルゼンチン共和国杯)はスタート直後を含め3回坂を上り、タフなレースになるため、末脚を持続するスタミナに優れたボスジラが十分に能力を発揮できるコースです。

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【アルゼンチン共和国杯2021予想】血統情報

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【⑤フライライクバード】芝2500mへ高い血統的適性

父スクリーンヒーロー。母シングライクバード。母の父シンボリクリスエス。
スクリーンヒーロー産駒のゴールドアクターは、2015年アルゼンチン共和国杯を優勝、続く有馬記念、日経賞を勝ち、芝2500m重賞を3連勝しました。芝2500mへ高い血統的適性があると思われます。3代母フリートーク(父リアルシャダイ)の名牝系、母シングライクバードは東京芝2400mで勝利実績があり、長い距離に十分適応できる血統です。

【⑩オーソリティ】シーザリオの牝系

父オルフェーヴル。母ロザリンド。母の父シンボリクリスエス。
母ロザリンドはJRA未勝利でしたが、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアが兄弟にいる超良血馬です。2代母シーザリオは日米オークス馬です。父オルフェーヴルと母系のサドラーズウェルズを持つ配合はラッキーライラック(大阪杯・エリザベス女王杯連覇)と同じです。シーザリオの牝系は揉まれ弱さがあるので、馬郡に包まれない走りができれば連覇も十分可能だと思われます。

【⑫マイネルウィルトス】母系は短距離

父スクリーンヒーロー。母マイネボヌール。母の父ロージズインメイ。
スクリーンヒーロー×ロージズインメイの組み合わせは、小倉2歳Sを勝ったマイネルグリットと同じです。母の父ロージズインメイはドバイワールドカップの覇者で、産駒にスプリント重賞を5勝したドリームバレンチノがいます。2代母の父マイネルラヴはスプリンターズSの覇者。母系は短距離に強い血統で芝2500mの距離は少し長いかもしれません。

【⑬ボスジラ】母はクロフネの半妹

父ディープインパクト。母ミスパスカリ。母の父Mr. Greeley。
全兄全姉にマウントロブソン(スプリングS)、ミヤマザクラ(クイーンC)、ポポカテペトル(菊花賞3着)がいます。母ミスパスカリは名種牡馬クロフネの半妹のあたる良血馬です。母の父Mr. Greeleyは、ダートの6.0Fから7.0FのG3を3勝、種牡馬としては9頭のG1馬をだしています。全兄ポポカテペトルの菊花賞3着実績があり、長距離適性が高い血統と言えます。

【⑮アンティシペイト】豊富なスタミナ血統

父ルーラーシップ。母アンチュラス。母の父ディープインパクト。
ルーラーシップ×ディープインパクトの配合は、菊花賞馬のキセキと同じ組み合わせです。ルーラーシップ×サンデーサイレンス系は、2019年のムイトオブリガードがアルゼンチン共和国杯を制覇しています。ルーラーシップ産駒は芝2400m以上の重賞で5勝、豊富なスタミナを伝える血統で、アルゼンチン共和国杯への血統的適性は高いと思われます。

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【アルゼンチン共和国杯2021枠順確定】

1-1 レクセランス(戸崎圭太)
2-2 オウケンムーン(団野大成)
2-3 サトノソルタス(大野拓弥)
3-4 ロードマイウェイ(岩田康誠)
3-5 フライライクバード(岩田望来)
4-6 アイアンバローズ(石橋脩)
4-7 アドマイヤアルバ(セ6、吉田豊)
5-8 アイスバブル(三浦皇成)
5-9 ディアマンミノル(荻野極)
6-10 オーソリティ(C.ルメール)
6-11 ゴースト(セ5、鮫島克駿)
7-12 マイネルウィルトス(M.デムーロ)
7-13 ボスジラ(田辺裕信国枝栄)
8-14 トーセンカンビーナ(石川裕紀人)
8-15 アンティシペイト(横山武史)

【アルゼンチン共和国杯2021予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1オーソリティ1.6
2ボスジラ6.6
3アンティシペイト7.2
4マイネルウィルトス13.1
5サトノソルタス14.7
6フライライクバード16.3
7ディアマンミノル21.7
8アイアンバローズ22.2
9ゴースト41.2
10レクセランス46
11アイスバブル49.7
12アドマイヤアルバ61.3
13ロードマイウェイ63.9
14オウケンムーン93.5
15トーセンカンビーナ111.4
16コトブキテティス145.2
アルゼンチン共和国杯2021予想オッズ