東海ステークス

【東海ステークス2022予想】コース解説

中京ダ1800m
中京ダ1800m

中京競馬場ダートコースの1周距離は1,530m、幅員は25m、直線距離は410.7m、高低差は3.4mです。

ゴール前の直線距離は410.7mと十分長く、高低差1.8mの急坂もあり、中山や阪神1800mと同等に、底力が問われるダートコースです。

東海ステークスが開催される中京ダ1800mは、タフさが要求され、冬場は時計がかかる傾向があります。

ダート1800mのスタート地点はホームストレッチの上り坂の途中からになります。

1~2コーナーはほぼ平坦です。

2コーナー出口辺りから向正面直線半ばまでに約1mの緩い上り坂があります。

向正面直線半ば過ぎの残り980m地点から4コーナー出口の残り380m地点まで約3.2mの緩やかな下り坂になっています。

ゴール前の380m地点から220m地点にかけて高低差1.8m、160mの上り坂の勾配が1.14%の急坂が待ち受けています。

急坂を上がった後のゴールまでの220mは平坦な直線をゴールまで全力で走ることになります。

向正面直線半ば過ぎから4コーナー出口の残り380m地点まで約3.2mの緩やかな下り坂を一気にスピードに乗って一気に各馬がスパートを仕掛けてきます。

ゴール前の直線は410.7mと直線距離は十分長く、高低差1.8mの急坂があり、底力が問われます。

東海ステークスは平均からやや速めのペースになりやすく、先行して直線で抜け出す正攻法の走りが求められます。

向正面は下り坂でゴール前の直線に再び上り坂とアップダウンが激しいため、スタミナを持つ先行馬が圧倒的に有利です。

2000mぐらいの距離をこなせるスタミナがある馬の方が好走率は高くなります。

ペースが速くなると瞬発力を生かす差し、追い込み馬の台頭もあるので人気薄で強力な末脚のある馬は要注意です

。狙いは好位から抜け出せる正攻法の競馬ができるスタミナとパワーの両方を持ち、左回りが得意な馬です。

東海ステークスは基本的には先行馬が有利です。差し・追い込み馬の場合は、コース位置取りが勝負のポイントになります。

【東海ステークス2022予想】データ分析と傾向

東海ステークス
東海ステークス

東海ステークス、1月の中京ダート1800mで施行された2013年以降(2020年は京都開催)の過去8回のデータから分析します。

東海ステークス過去8回人気別成績

1番人気は、5勝・2着0回・3着2回・着外1回。

1番人気が、過半数の¥5勝をあげ、複勝率87.5%と好成績です。

4番人気馬が2勝、2番人気馬が1勝。

優勝馬が全て4番人気以内の決着でした。

2着馬には。7番人気以下の馬が5回入線、ヒモ穴荒れの傾向があります。

東海ステークス過去8回年齢別成績

4歳馬が、1勝・2着1回・3着2回・着外11回。
5歳馬が、5勝・2着3回・3着3回・着外15回。
6歳馬が、1勝・2着0回・3着3回・着外32回。
7歳以上の馬が、1勝・2着4回・3着0回・着外36回。

5歳馬が過半数の5勝をあげ、連対率30.8%・複勝率42.3%と高い好走率です。

5歳馬が中心ですが4歳、6歳の好走率も悪くはありません。

東海ステークス過去8回前走着順別成績

走1着馬が、3勝・2着1回・3着1回・着外12回。
前走2着馬が、3勝・2着0回・3着2回・着外8回。

前走5着以内馬が、8勝・2着3回・3着6回・着外38回。

前走1着馬は、3勝をあげ、複勝率29.4%。

前走2着馬は、3勝をあげ、複勝率38.5%。

前走2着以内の馬が6勝をあげ、勝ち馬8頭は全て前走5着以内に入賞していました。

前走大敗からの巻き返しは厳しい傾向があります。

【東海ステークス2022予想】本命馬情報

東海ステークス
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【③アイオライト】前走圧勝

父ローレルゲレイロ。母ステラアクトレス。母の父オペラハウス。
中京ダは3戦1勝で複勝率は33%。前走のベテルギウスS(L・阪神ダ1800m)は、6枠11番から積極的にハナへ、スムーズに逃げ、直線に入っても先頭、後続に並ばせることなく2馬身半に差を広げて逃げ切って勝利、1800mに対応できたことは大きな収穫でした。近親にはダート重賞を5勝したマイネルセレクトやG1を2勝したダイイチルビーがおり、血統的に底力は高く、東海ステークスでも十分通用する潜在能力があることが推測されます。

【⑦ハヤヤッコ】ソダシに近い配合

父キングカメハメハ。母マシュマロ。母の父クロフネ。
シラユキヒメの牝系でソダシ(阪神JF桜花賞札幌記念)、メイケイエール(ファンタジーS・チューリップ賞)の近親の良血馬です。ソダシとはキングカメハメハ×クロフネ×シラユキヒメが共通する極めて近い近親関係です。ハヤヤッコは、母父クロフネの影響が強いダートの中距離馬で、胴長なので、直線距離は410.7mと十分長い中京ダートコースに向いていると思われます。東京ダ2100mで開催されたブラジルC(L)、スレイプニルS(OP)を勝っており、中京ダ1800mは、アップダウンが激しいため、ハヤヤッコのスタミナがいかされることが推測されます。

【⑪オーヴェルニュ】昨年東海S覇者

父スマートファルコン。母ギュイエンヌ。母の父タニノギムレット。
一昨年、福島民友C(福島ダ1700m)、ベテルギウスS(阪神ダ1800m)、G2東海S(中京ダ1800m・不良馬場)を、3連勝で重賞初制覇しました。4走前の平安S(G3・中京ダ1900m・重馬場)は6馬身差をつける圧勝で実力が本物であることを示しました。昨年の東海S(G2)は不良馬場で快勝。脚抜きの良い、不良馬場、重馬場で重賞を勝っていることから、東海ステークスが不良馬場、重馬場開催になった場合、勝ち負けは必至です。

【⑬ブルベアイリーデ】中京ダ重賞3着

父キンシャサノキセキ。母シルクシンフォニー。母の父ストーミングホーム。
・3走前のBSN賞(L・新潟ダ1800m)は、4番手の好位のインコースを追走、ロスなく立ち回り直線は余力十分で抜け出し3馬身差をつけて圧勝しました。前々走のシリウスS(G3・中京ダ1900m)は、内枠から4番手のインコースを追走。直線、しぶとく粘って3着に入線しました。前走の武蔵野S(G3・東京ダ1600m)は、4コーナーで不利をうけながらも4着まで順位を上げて実力を示しました。シリウスSで3着に好走した実績から、中京ダ1800m(東海ステークス)への適性は高いことが推測されます。

【 ⑮ サンライズホープ】安定した先行力

父マジェスティックウォリアー。母オーパスクイーン。母の父スペシャルウィーク。
昨年は、灘S(阪神ダ2000m)、三宮S(中京ダ1800m)を2連勝でオープン初勝利。前々走のシリウスステークス(G3・中京ダ1900m)を3番手先行から、素早く抜け出して重賞初制覇、中京ダートコースへの高い適性があることを示しました。中京ダートは4戦2勝・2着1回・3着0回・着外1回、複勝率75%で、安定した先行力があり東海ステークス(中京ダ1800m)に向いている脚質です。

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【東海ステークス2022予想】穴馬情報

東海ステークス
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【②グレートタイム】馬場を問わない

父キングカメハメハ。母ミラクルレジェンド。母の父フジキセキ。
ダ1800mは15戦2勝・2着5回・3着1回・着外7回で複勝率は53%、左回りは12戦2勝・2着2回・3着1回・着外7回で複勝率は41%です。中京ダ1800mは名古屋城S(3勝クラス)3着、昨年の東海ステークスで5着した実績があります。近2走はブラジルC(L・東京ダ2100m)1着、カノープスS(OP・阪神ダ2000m)2着と調子が上がってきています。馬場を問わず、良馬場でも不良馬場でも長く良い脚を使えます。勝ち負けに持ち込むには厳しいかもしれませんが、2着・3着の可能性は十分にあると思われます。

【④デュードヴァン】昨年4着

父デクラレーションオブウォー。母ジェラスキャット。母の父Tapit。
ダ1800mは3着が1回、左回りは10戦3勝・2着1回・3着1回・着外5回で連対率は50%です。前々走のグリーンチャンネルC(L・東京ダ1400m)は4か月半ぶりの実戦でしたが仕上がっていました、中団の9番手追走から直線粘って3着に入線しました。前走の師走S(L・中山ダ1800m)は1枠1番から6番手を追走、直線は内から馬郡を割って伸びて3着、1800mに対応できたことは大きな収穫でした。直線一気の末脚勝負タイプ、東海ステークスが脚抜きの良い馬場状態での開催になれが、まとめて差し切ることがあっても驚けません。

【⑤スワーヴアラミス】距離適性高い

父ハーツクライ。母ベイトゥベイ。母の父Sligo Bay。
昨年はマリーンS(OP)、エルムS(G3)を連勝、続く白山大賞典(G3)3着と実力が本物であることを示しました。みやこS(G3)7着は、スタートで躓いたことが、チャンピオンズC(G1)は展開が向かなったことが敗因で悲観する必要はないと思われます。マーチS(G3・中山ダ1800m)、エルムS(G3・函館ダ1700m)のダート重賞を勝っており、東海ステークスの距離適性に懸念はありません。

【⑧カデナ】初ダート

父ディープインパクト。母フレンチリヴィエラ。母の父French Deputy。
デビュー35戦目で初めてのダートレースに出走。2020年の小倉大賞典(G3・小倉芝1800m)を優勝後は12レース馬券に絡んでいませんが、ダートレースへ替わっての変わり身に期待したいところです。母フレンチリヴィエラは米国ダート6FサラブレッドクラブオヴアメリカS(G3)を優勝したダート馬で、初めてのダート重賞でも好走する可能性もあると思われます。

休養のため放牧【サルサディオーネ】中京ダ1800m2勝

父ゴールドアリュール。母サルサクイーン。母の父リンドシェーバー。
マリーンC(G3)、クイーン賞(G3)、スパーキングレディー(G3)、日本テレビ盃(G2)の地方ダート重賞を4勝しており、東海ステークス出走メンバー中実力は上位です。ダート1800mは22戦6勝・2着4回・3着0回・着外12回、連対率46%。中京ダート1800mは4戦2勝、勝率50%で東海ステークス(中京ダート1800m)への適性は非常に高く、1発激走の可能性は十分にあることが推測されます。

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【東海ステークス2022枠順確定】

1-1 スマッシャー(坂井瑠星)
1-2 グレートタイム(岩田望来)
2-3 アイオライト(菱田裕二
2-4 デュードヴァン(松山弘平)
3-5 スワーヴアラミス(松田大作)
3-6 ミヤジコクオウ(武豊)
4-7 ハヤヤッコ(池添謙一)
4-8 カデナ(和田竜二)
5-9 ケンシンコウ(丸山元気)
5-10 ゲンパチルシファー(川島信二)
6-11 オーヴェルニュ(団野大成)
6-12 イッツクール(酒井学)
7-13 ブルベアイリーデ(M.デムーロ)
7-14 シャイニービーム(加藤祥太)
8-15 サンライズホープ(幸英明
8-16 プリティーチャンス(牝5、柴山雄一)

【東海ステークス2022予想オッズ】

人気馬名予想オッズ
1オーヴェルニュ2.5
2サンライズホープ3.1
3ブルベアイリーデ5.9
4ハヤヤッコ10
5アイオライト14.3
6スワーヴアラミス17
7スマッシャー20.1
8サルサディオーネ23.8
9デュードヴァン24.9
10グレートタイム27.5
11ケンシンコウ62.7
12ブラックアーメット64.5
13カデナ70.2
14ゲンパチルシファー112
15プリティーチャンス116.7
16ミヤジコクオウ167.8
17イッツクール269.6
18シャイニービーム290.8
東海ステークス2022予想オッズ