中山記念2021予想本命馬5選まとめ情報
【⑦バビット】距離短縮
父ナカヤマフェスタ。母アートリョウコ。母の父タイキシャトル。
3歳未勝利、早苗賞(1勝クラス)、ラジオNIKKEI賞(G3)、セントライト記念(G2)を4連勝で重賞2勝を挙げた潜在能力が非常に高い馬です。菊花賞(G1)10着、有馬記念(G1)13着は、いずれも距離が長かったことが敗因です。中山記念は、4つのコーナーがあり外を回ると距離ロスが大きくなります。バビットは、ずば抜けた先行力があるので距離ロスなく走れることは有利になります。中山芝コースは2戦1勝、芝1800mは3戦2勝・2着1回で連対率は100%。中山記念で距離短縮となり巻き返しが期待されます。鞍上は前走に引き続き内田博幸騎手です。
【⑧ヒシイグアス】中山巧者
父ハーツクライ。母ラリズ。母の父Bernstein。
石和特別(2勝クラス)、ウェルカムS(3勝クラス)、中山金杯(G3)を3連勝して重賞初制覇を達成しました。中山芝コースは6戦3勝・2着2回で連対率は83%、中山芝1800mは4戦1勝・2着2回で連対率は75%と高いコース適性が認められます。芝1800mに関しては7戦2勝・2着3回で連対率は71%で、距離適性も高くなっています。中山コース3勝は出走メンバー中トップの成績です。中山競馬場芝1800m内回りコースは、特殊なコース形態であることから、コース適性の高い馬が好走する傾向があります。中山記念は、中山巧者のヒシイグアスにとって重賞連勝の絶好の舞台です。鞍上は前走に引き続き松山弘平騎手です。
【⑨サンアップルトン】上がりのかかる競馬
父ゼンノロブロイ。母シナル。母の父キングカメハメハ。
芝1800mを走ったのはデビュー戦だけで、以降の13戦はすべて2200mから2600mの距離を使われてきました。脚質は後方待機から強烈な末脚で直線一気の追い込み馬です。先行力と機動力で距離ロスなく走りが求められる中山記念(中山芝1800m内回りコース)ですが、スタミナ豊富なサンアップルトンは、後方から外目を回っても勝ち負けできる十分なスタミナがあります。緩みのないラップで上がりのかかる競馬になれば急浮上です。
【⑪クラージュゲリエ】内回り巧者
父キングカメハメハ。母ジュモー。母の父タニノギムレット。
デビュー3戦目で京都2歳S(G3)を優勝した資質馬です。前走日経新春杯(G2)は、中団の前目の6番手を追走、直線で2番手に上がっていきました。外から追い込んできたミスマンマミーアに交わされましたが、見せ場十分の3着で、復活の兆しがみえました。芝1800mは4戦1勝・3着2回で複勝率は75%です。京都2歳S(京都芝2000m内回りコース)優勝、札幌2歳S(札幌芝1800m)3着、アンドロメダS(阪神芝2000m内回りコース)2着と、内回り、小回りコースで実績があり、中山記念(中山芝1800m内回りコース)へのコース適性は高いことが推測され、勝ち負けする可能性は十分にあります。
【⑬ウインイクシード】中山金杯2着
父マンハッタンカフェ。母イクスキューズ。母の父ボストンハーバー。
中山芝コースは12戦2勝・2着4回・3着2回で複勝率は67%です。中山芝1800mは3戦1勝・2着1回で連対率は67%です。全4勝中3勝はコーナーが4回ある小回り、内回りコースで挙げていることから中山記念(中山芝1800m内回りコース)へのコース適性は高いと思われます。昨年の中山金杯2着、今年は3着と人気薄で好走した実績があります。中山重賞での好走した走りから、ここ中山記念でも上位を狙える実力はあります。
中山記念2021予想穴馬5選まとめ情報
【①トーセンスーリヤ】複勝率67%
父ローエングリン。母トーセンガラシャ。母の父デュランダル。
3走前の新潟大賞典(G3)、デビュー27戦目で念願の重賞初制覇を成し遂げました。中山芝1800mは9戦2勝・2着1回、3着1回で複勝率は67%と出走メンバー中でトップクラスの高いコース適性があります。芝1800mは、17戦・3勝・2着6回・3着3回、複勝率は70%と距離適性も十分にあります。瞬発力はやや物足りなさがありますが、その分先行力とスピードの持続力があり、中山適性を高めています。中山記念で重賞2勝目を挙げることができるか注目されます。
【④ケイデンスコール 】器用な脚
父ロードカナロア。母インダクティ。母の父ハーツクライ。
前走京都金杯(G3)は、6番手のインコース追走から早めに上がっていき、直線は外へ出されて抜け出すと、後続に並ばせずゴール。器用な脚で経済コースを通り、決め手を発揮して勝利、実力がついてきたことを示しました。京都金杯を12番人気で勝った実力は本物であることを、中山記念を勝って示したいところです。
【⑩ゴーフォザサミット】複勝系馬券
父ハーツクライ。母ラグジャリー。母の父Storm Cat。
2018年に青葉賞(G2)を優勝以降は、馬券に絡んでいません。デビュー2戦目の2歳未勝利を中山芝1800mで勝っています。実績のあるコースで好走してくる可能性もあると思われます。馬券的には複勝系馬券で押さえてみる価値はあります。
【⑫パンサラッサ】条件が合う
父ロードカナロア。母ミスペンバリー。母の父モンジュー。
未だ1勝クラスですが、昨年ラジオNIKKEI賞(G3)で2着、オクトーバーS(L)2着、関門橋S(OP)2着に入線した実績があります。母の父モンジューで、時計のかかる馬場でも勝利しており、冬場の時計のかかる馬場の中山記念は条件が合っています。また先行力と内ラチを器用に距離ロスのない走りができますので、コーナーが4回ある内回りへの適性は高いことが推測されます。
回避【ビターエンダー】
父オルフェーヴル。母ビタースウィート。母の父AfleetAlex。
昨年の共同通信杯(G3)を2着、プリンシパルS(L)を優勝して日本ダービーへ、結果は13着でしたが、世代最高峰レースに参戦できた意義は大きいです。成長力と内回り適性が高いオルフェーヴル産駒で、中山内回りコースへ替り、中山記念での大きな変わり身があっても驚けません。1発激走に注意です。
阪急杯2021予想本命馬5選まとめ情報
【②ダノンファンタジー】阪神5勝
父ディープインパクト。母ライフフォーセール。母の父NotForSale。
阪神ジュベナイルF(G1)など重賞を5勝している実力馬です。2019年のローズS(G2)勝利後は4連敗しましたが、阪神カップ(G2)を、距離短縮で一変して快勝しました。阪急杯と同じコースで勝利、阪神コースで5勝をあげており、コース適性に懸念はありません。年齢とともに距離適性が短距離へと変わっていることが推測されます。芝1400mは2戦2勝、適性距離で阪急杯は勝ち負け必至です。
【③カツジ】まんまと逃げ切る
父ディープインパクト。母メリッサ。母の父ホワイトマズル。
2018年ニュージーランドT(G2)勝利以降、約2年半ぶりに、昨年のスワンS(G2)を勝ち、重賞2勝目を挙げました。2走前のスワンS(G2)はこれまでとは1転、逃げて勝利しました。年齢を重ねたことで距離は1400mが合いそうです。阪急杯は芝1400m、好スタートからハナに立てればまんまと逃げ切る可能性は十分にあります。
【⑧レシステンシア】短距離向き体形
父ダイワメジャー。母マラコスタムブラダ。母の父LizardIsland。
2歳新馬、ファンタジーS(G3)、阪神ジュベナイルF(G1)を3連勝でG1を制覇した潜在能力が非常に高い馬です。桜花賞(G1)2着、NHKマイルC(G1)2着とG1で好走、強い牡馬相手でも勝ち負けした実力は本物です。マイルチャンピオンS(G1)は24キロ馬体重が増加して大きく成長、太目感はありませんでしたが、胴が詰まった感じになり、短距離向きの体形になっていました。芝1400mは2戦2勝、阪急杯を快勝して、本番高松宮記念でG1・2勝目を目指しています。
【⑩インディチャンプ】G1・2勝
父ステイゴールド。母ウィルパワー。母の父キングカメハメハ。
2019年の安田記念(G1)とマイルチャンピオンS(G1)を制覇。翌年は読売マイラーズC(G2)の1勝のみでしたが安田記念3着、マイルチャンピオンS・2着と実力が衰えていないことを示しました。前走の阪神カップ(G2)は後方11番手から34秒0のメンバー中最速上がりの末脚で追い上げて3着でした。デビュー戦以来の芝1400mでしたが対応できました。国内では掲示板確保率は100%です。阪急杯は叩きレースではなく、高松宮記念へ向けて全力でレースに参戦してくると思われます。
【⑰ベストアクター】1年の休み明け
父ディープインパクト。母ベストロケーション。母の父クロフネ。
神奈川新聞杯(2勝クラス) 、雲雀S(3勝クラス)に続き3連勝で阪急杯(G3)を勝ち、重賞初制覇を達成してから1年ぶりの復帰戦です。芝1400mは10戦・6勝・2着1回・3着1回で複勝率は80%です。1年の休み明けで体調面の調整が難しいですが、あせらずじっくりと立て直されており、8割の状態で出走できる良い仕上がりです。能力を出し切ってくれば好走の可能性は十分にあります。
阪急杯2021予想穴馬5選まとめ情報
【⑤メイショウチタン】阪神芝1400m3勝
父ロードカナロア。母ラルティスタ。母の父マイネルラヴ。
豊明S(3勝クラス)は、4番手の好位を追走、直線は外を回って抜け出して先頭に立つと差を広げてゴール、トップハンデ56キロでの勝利は実力がついてきたことを十分に示しています。阪神芝1400mは7戦3勝・2着1回で連対率は57%です。阪急杯(阪神芝1400m)の得意コースなら1発激走の可能性もあります。
【⑥ミッキーブリランテ】急坂への対応力
父ディープブリランテ。母エピックラヴ。母の父Dansili。
前走のニューイヤーS(L)は14番人気の低評価をくつがえして見事な勝利でした。不利な外枠14番からのスタートでしたが、すっと前に行き5番手を落ち着いて追走、直線は3頭の壮絶な追い比べを制し、ハナ差抜け出して勝利しました。阪神芝コースは9戦2勝・3着2回、内回りコースでの勝利はありませんが、残り約190m地点から高低差1.8m、勾配率1.5%の急坂への対応力は高く、コース適性は高いと思われます。
【⑦クリノガウディー】最強の1勝馬
父スクリーンヒーロー。母クリノビリオネア。母の父ディアブロ。
19戦1勝ですが、重賞で2着2回・3着1回と好走した実績があります。前走のシルクロードS(G3)は外々を回り16着に大敗しました。3走前のスプリンターズS(G1)、2走前の阪神C(G2)は共に5着と力は示せています。昨年の高松宮記念では1位入線で4着降着しましたが、実力は一線級です。阪急杯で2勝目を挙げることができるか注目されます。
【⑬ジャンダルム】この距離に
父Kitten’sJoy。母ビリーヴ。母の父サンデーサイレンス。
母ビリーヴはスプリンターズS(G1)と高松宮記念(G1)を制覇した名牝馬で、高いスプリント適性を伝える血統です。前走の阪神C(G2)は約2か月ぶりに実戦で10キロ馬体重が増加、太目が残っていて直線で伸び切れず7着でした。2走前の信越S(L)は、デビュー18戦目にて初めての芝1400mと距離短縮でしたが、4番手先行から直線で抜け出す強い競馬で勝利、この距離に非常に高い適性があることを示しました。
【⑭トライン】展開向けば
父ディープインパクト。母マルケサ。母の父Kingmambo。
3走前のキタサンブラックM(3勝クラス)は、約10か月半ぶりの休み明けでしたが、4コーナー14番手から33秒3のメンバー中最速上がりの末脚で豪快に差し切って勝利しました。前走の東京新聞杯(G3)は、5番手で先行、前半で脚を使ったため直線では伸び切れず5着でした。これまでの18戦中8戦でメンバー中最速上がりの末脚を使い、内7戦では上がり3F33秒台です。展開が向けば1発ある穴馬です。
中山記念2021枠順確定
1-1 トーセンスーリヤ(横山和生)
2-2 コスモカレンドゥラ(柴田大知)
3-3 ノーブルマーズ(高倉稜)
3-4 ケイデンスコール(岩田康誠)
4-5 マイネルハニー(丸山元気)
4-6 フランツ(M.デムーロ)
5-7 バビット(内田博幸)
5-8 ヒシイグアス(松山弘平)
6-9 サンアップルトン(柴田善臣)
6-10 ゴーフォザサミット(蛯名正義)
7-11 クラージュゲリエ(C.ルメール)
7-12 パンサラッサ(三浦皇成)
8-13 ウインイクシード(横山武史)
8-14 ショウナンライズ(大野拓弥)
阪急杯2021枠順確定
1-1 メイケイダイハード(松若風馬)
1-2 ダノンファンタジー(川田将雅)
2-3 カツジ(武豊)
2-4 ロードアクア(田中健)
3-5 メイショウチタン(幸英明)
3-6 ミッキーブリランテ(和田竜二)
4-7 クリノガウディー(岩田望来)
4-8 レシステンシア(牝4、北村友一)
5-9 タマモメイトウ(古川吉洋)
5-10 インディチャンプ(福永祐一)
6-11 ザイツィンガー(国分恭介)
6-12 コンパウンダー(吉田隼人)
7-13 ジャンダルム(荻野極)
7-14 トライン(池添謙一)
8-15 ブラックムーン(藤井勘一郎)
8-16 メイショウキョウジ(酒井学)
8-17 ベストアクター(団野大成)
中山記念2021予想オッズ
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ヒシイグアス | 2 |
2 | バビット | 3.3 |
3 | クラージュゲリエ | 4.2 |
4 | ウインイクシード | 16.2 |
5 | トーセンスーリヤ | 24.7 |
6 | サンアップルトン | 24.9 |
7 | パンサラッサ | 27.9 |
8 | ケイデンスコール | 34.7 |
9 | ビターエンダー | 35.6 |
10 | ゴーフォザサミット | 49.4 |
11 | フランツ | 57.6 |
12 | オウケンムーン | 122.7 |
13 | ノーブルマーズ | 127.4 |
14 | コスモカレンドゥラ | 218.2 |
15 | ブラックバゴ | 223.1 |
16 | キングニミッツ | 263.9 |
17 | ショウナンライズ | 263.9 |
18 | マイネルハニー | 357.3 |
阪急杯2021予想オッズ
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | インディチャンプ | 1.9 |
2 | レシステンシア | 3 |
3 | ダノンファンタジー | 3.2 |
4 | クリノガウディー | 28.7 |
5 | ベストアクター | 31.6 |
6 | カツジ | 35 |
7 | ミッキーブリランテ | 67.7 |
8 | ジャンダルム | 77.4 |
9 | メイショウチタン | 87.5 |
10 | トライン | 89.3 |
11 | ロードアクア | 114 |
12 | ザイツィンガー | 139.7 |
13 | メイケイダイハード | 196.7 |
14 | メイショウキョウジ | 211 |
15 | コンパウンダー | 240.3 |
16 | ブラックムーン | 320.1 |
17 | タマモメイトウ | 431.6 |