
北九州記念2020予想過去データと傾向
北九州記念過去10年の2012年に3連単997,220円、2014年に3連単3,953,810円、2017年に3連単1,078,270円の99万円以上の3連単配当がでている波乱含みのハンデ戦です。
北九州記念過去10年単勝人気別の成績から1番人気の優勝は0回、2番人気・3番人気・5番人気が1勝ずつ。6番人気2勝、8番人気4勝、9番人気1勝。6番人気以下の馬が6勝しています。過去1番人気で優勝したのは2008年のスリープレスナイト1頭だけで、1番人気の馬の信頼度は低い傾向があります。
北九州記念過去10年負担重量別成績から52kgが2勝、53kgが2勝、54kgが1勝、55kgが4勝、56kgが1勝です。51kg以下と56.5kg以上からは勝ち馬はでていません。
本命馬5選!北九州記念2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。北九州記念2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、モズスーパーフレア、レッドアンシェル、ジョーカナチャン、アンヴァル、アウィルアウェイの競走馬情報を詳しく説明します。
北九州記念2020予想オッズ
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | モズスーパーフレア | 2.6 |
2 | ジョーカナチャン | 4.9 |
3 | アウィルアウェイ | 7.1 |
4 | レッドアンシェル | 9.1 |
5 | ダイメイプリンセス | 11.1 |
6 | タイセイアベニール | 11.2 |
7 | アンヴァル | 13.9 |
8 | ラブカンプー | 17.7 |
9 | カリオストロ | 20.6 |
10 | エイシンデネブ | 28.6 |
11 | トゥラヴェスーラ | 30.3 |
12 | メイショウカズヒメ | 53.6 |
13 | メイショウキョウジ | 64.1 |
14 | ゴールドクイーン | 101.2 |
15 | プリディカメント | 108.9 |
16 | マイネルグリット | 113.3 |
17 | ジョイフル | 115.6 |
18 | ブライティアレディ | 159.2 |
19 | ビアイ | 159.2 |
20 | メジェールスー | 179.3 |
【④レッドアンシェル】の出走馬情報です。(福永祐一)
父マンハッタンカフェ。母スタイルリスティック。母の父Storm Cat。
全5勝中4勝を右回りコースで挙げている右回り巧者です。その内2勝は直線が平坦な京都競馬場で挙げていることから、直線が平坦な小倉競馬場へのコース適性は高いことが推測されます。2019年CBC賞(京都競馬場芝1200m・不良馬場)を中団で折り合い、メンバー中最速上がり34秒4の末脚で差し切って重賞初制覇。レッドアンシェルは高速決着よりも、時計のかかる馬場の方が、好走率が高いことから、開幕2週目の高速馬場への適性に若干の懸念が残ります。
【⑩モズスーパーフレア】の出走馬情報です。(松若風馬)
父Speightstown。母Christies Treasure。母の父Belong to Me。
2019年スプリンターズステークス(中山競馬場芝1200m)2着、前走高松宮記念(中京競馬場芝1200m)は逃げて優勝しました。昨年と同じ高松宮記念から北九州記念へ向かうローテションです。昨年の北九州記念は休み明けで馬体重が26キロ増えている太目残りだったために直線で伸び切れず4着に惜敗しています。馬体重の絞り込みが難しい夏場ということもあり、叩き良化のタイプなので、昨年同様馬体重が大幅増加している時は見送った方がベストの選択だと思われます。490キロ台ならば勝ち負けになることが推測されます。
【⑪アウィルアウェイ】の出走馬情報です。(川田将雅)
父ジャスタウェイ。母ウィルパワー。母の父キングカメハメハ。
今年初戦のシルクロードステークス(京都競馬場芝1200m)はスタートで遅れ13番手を追走から直線33秒7の末脚で差し切って重賞初制覇しました。高松宮記念11着、CBC賞7着は時計のかかる馬場を気にしていたため、実力を出せませんでした。小倉競馬場開幕2週目の高速馬場なら、一転して巻き返してくる可能性があります。約5ヵ月間重賞勝ちがない川田将雅騎手が少し心配です。
【⑮アンヴァル】の出走馬情報です。(北村友一)
父ロードカナロア。母アルーリングボイス。母の父フレンチデピュティ。昨年の北九州記念では、後方15番手を追走から直線でメンバー中最速上がり34秒4の末脚で勝ち馬から0秒2差の3着に入賞した実績があります。前走のCBC賞(京都競馬場芝1200m)は、これまでとは一転2番手で積極的に攻めるレースで3着馬には2馬身差をつけての2着で実力がついてきたことを示しています。近2走は、14番人気、11番人気と評価は低いですが、夏場に調子を上げてくる牝馬なので、巻き返しがあっても驚けません。
【⑱ジョーカナチャン】の出走馬情報です。(菱田裕二)
父ロードカナロア。母ラッキーダイス。母の父ネオユニヴァース。
前走アイビスサマーダッシュは、スタートで少し遅れましたが、ダッシュ力を発揮してハナに立ち、芝状態の良い外ラチを走る、後ろから猛突進してきたライオンボスを退けて優勝しました。直線競馬芝1000メートルは5戦3勝5戦3勝・2着1回と連対率80%ですが、芝1200mでは4戦2着1回で連対率20%と距離適性に不安があります。しかし今年は淀短距離ステークス(京都競馬場芝1200m)2着、北九州短距離ステークス(小倉競馬場芝1200m)5着と2018年芝1200m戦、8着と6着と比較すると芝1200mへの適性は成長とともに向上しています。アイビスサマーダッシュでライオンボスに抜かせなかった勝負根性は芝1200mでもいかされると思われます。
北九州記念まとめ
アイビスサマーダッシュでライオンボスを退けて優勝した走りから、1200mでも距離に不安はなさそうです。むしろスプリント適性が高くなっています。この理由から斤量55キロの牝馬ジョーカナチャンを最有力馬に推します。
北九州記念コース解説(小倉競馬場芝1200m)
1周1615mという距離は、福島競馬場に次ぐ小ささです。293mの直線に坂は設けられていません。小倉競馬場は平坦、小回りで典型的なローカル競馬場といえます。ゴール前の直線は平坦だが芝コースの高低差は3mあります。芝1200mは2コーナー奥のポケット地点からスタートを切り、2段階の下り勾配を経て平坦な直線に向きます。芝1200mはスタートからゴールまで、上り勾配がありません。そして勝負どころの3~4コーナーはスピードを持続して回れるスパイラルカーブになっています。スタートからゴールまで2回の下り勾配、スパイラルカーブ、激しい先行争いからハイペースになりがちです。直線は短いですが差し馬の追い込みが決まることが多い傾向があります。ハイペースを先行して押し切るにはマイル寄りの適性が求められます。差し馬は絶対的なスピードに加え、コーナリングでの機動力が要求されます。