天皇賞(春)2020コース解説(京都競馬場3200m外回り)
開幕週となった京都競馬場、芝は良馬場で、26日のマイラーズカップの勝ち時計は1分32秒4で馬場はいい状態と言えるでしょう。
天皇賞(春)京都競馬場芝3200m外回りは、向正面直線の中央よりやや左からのスタート。
京都競馬場芝3200m外回りは天皇賞(春)の専用コースで、コーナーを6回通過する外回りコースを約1周半します。
1周目の3コーナーまでの距離は十分にありますが、3200mの長丁場でコーナーが6回あります。
できる限り距離ロスを抑える走りが勝利につながることから、開幕2週目で馬場もいい内ラチの経済コースを走れる好位を確保するために、ある程度速く流れる傾向にあります。
しかしここで重要なポイントは3コーナーからの1周目の坂はゆっくり下るのが鉄則です。
1周目の正面スタンド前の直線で折り合ってスタミナを温存できるかが勝敗の鍵を握ります。
1周目の正面スタンド前あたりからペースが落ちて、2周目の向正面までは平均ペースで流れます。
2周目の3コーナー過ぎの坂の頂上付近から各馬か仕掛けてくるので、ゴールまでの800mは、目一杯の追い比べになります。
天皇賞(春)は、菊花賞のようなスローペースにはなりにくく、後半のラップも速いため、3200mを走り抜くスタミナと残り800mをロングスパートできる末脚の持続力が求められるタフなコース設定です。
良馬場開催なら3分14秒から15秒台の時計になることが推測されます。
京都競馬場3200m外回りコース解説まとめ
天皇賞(春)は小高い丘のイメージの3コーナーの坂を2度越えます。坂の高低差は4.3m。
向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて下ります。
1周目はゆっくり折り合うことが重要です。2周目は究極のスタミナ比べになります。
2周目の3コーナー過ぎの勝負どころからスピードを持続できるスタミナと、内ラチを器用に走れる機動力が求められます。
天皇賞(春)過去10年1枠から5頭の優勝馬がでています、馬場の良い経済コースを走れる1枠は断然に有利な枠順です。
天皇賞(春)の歴史
1905年(明治38年)の5月6日に「エンペラーズカップ」として創設されたのが天皇賞の前身です。
翌年から「帝室御賞典競走」として開催されました。1981年春からは「天皇賞」に改称され、1984年のグレード制導入でG1に格付けされました。
タマモクロス、スーパークリーク、メジロマックイーン、ライスシャワー、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、シンボリクリスエス、メイショウサムソン、フェノーメノ、キタサンブラックの10頭が2回以上天皇賞春・天皇賞秋を優勝しています。
2017年から2019年は3年連続で1番人気馬が連対していますが、2007年から2016年まで1番人気馬は連対していません。波乱含みの天皇賞(春)です。
【天皇賞春枠順確定】
1-1 モズベッロ(池添謙一)
2-2 エタリオウ(川田将雅)
3-3 トーセンカンビーナ(藤岡康太)
3-4 ダンビュライト(松若風馬)
4-5 ミッキースワロー(横山典弘)
4-6 スティッフェリオ(北村友一・)
5-7 ユーキャンスマイル(浜中俊)
5-8 キセキ(武豊)
6-9 ミライヘノツバサ(木幡巧也)
6-10 メロディーレーン(岩田望来)
7-11 メイショウテンゲン(幸英明)
7-12 シルヴァンシャー(M.デムーロ)
8-13 ハッピーグリン(和田竜二)
8-14 フィエールマン(C.ルメール)
購入レース⇒36レース
的中レース⇒3レース
購入金額(1点100円で試算)⇒21600円
払い戻し金額⇒27550円
レース的中率⇒8.3%
回収率⇒127.5%
収支⇒5950円プラス
1点 100円で⇒ 5950円プラス
1点 200円で⇒11900円プラス
1点 500円で⇒29750円プラス
1点1000円で⇒59500円プラス