【阪神大賞典2023予想】データ分析と傾向
阪神大賞典過去10年人気別成績
1番人気が【7.0.1.2】勝率70%、複勝率80%
2~3番人気は【3.3.4.10】複勝率50%で
4~7番人気が【0.7.3.30】複勝率25%、
8番人気以下は【0.0.2.35】複勝率5.4%
優勝馬はすべて3番人気以内
3連単配当は
2019~21年は4~12万円台でしたが
2022年の3930円など他の7回は8000円台以下で全体的に平穏傾向です。
阪神大賞典過去10年馬体重別成績
500キロ以上【8.2.0.30】8勝、複勝率は25.0%。
500キロ未満【2.8.10.47】複勝率は29.9%
1着候補は500キロ以上、
2~3着候補は500キロ未満が中心になりす。
阪神大賞典過去10年前走クラス別成績
G1組が【6.5.2.7】で連対率55.0%・複勝率65.0%
G1組該当馬は
有馬記念組【5.5.1.5】複勝率68.8%
ジャパンC組【1.0.1.2】複勝率50.0%
G1以外の重賞組【4.2.6.44】複勝率21.4%
オープン特別組【0.1.1.12】複勝率14.3%
3勝クラス組【0.2.1.9】複勝率25.0%
ダイヤモンドS組【0.1.3.17】複勝率19.0%
前走G1組が好成績
優勝馬全10頭の前走距離は2000~2500m
3000m級のレースからは優勝馬はでていません。
【阪神大賞典2023予想】本命馬5選情報
【ディープボンド】阪神大賞典連覇
父キズナ。母ゼフィランサス。母の父キングヘイロー。
天皇賞春の前哨戦の阪神大賞典で、ゴールドシップ以来の3連覇がかかる注目の一戦です。
阪神大賞典連覇、天皇賞春2年連続2着、有馬記念2着、フォワ賞1着、京都新聞杯1着と長距離レースで実績がある無類のスタミナ馬です。
特にコーナーが6回ある内回りコースで開催される長距離での成績が抜群です。
昨年の凱旋門賞遠征で疲労が蓄積して有馬記念は敗退しましたが、休養で馬体が回復しているならば、阪神大賞典3連覇の可能性は十分にあると思われます。
【ボルドグフーシュ】菊花賞と有馬記念で連続2着
父スクリーンヒーロー。母ボルドグザグ。母の父Layman。
菊花賞と有馬記念で連続2着のボルドグフーシュが重賞初制覇を狙います。
昨年の神戸新聞杯で内か残る展開の中、ボルドグフーシュ一頭だけ大外から追い込み3着。
前々走の菊花賞でも3コーナー13番手からのロングスパートで勝ち馬アスクビクターモアとハナ差のレコード決着の2着と負けて強しの競馬で実力を示しています。
現在7戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を発揮。
近2走は菊花賞と有馬記念で連続2着のポテンシャルは相当高いことが推測されます。
阪神大賞典での勝ち負けは必至です。
【ジャスティンパレス】レコード決着の菊花賞3着
父ディープインパクト。母パレスルーマー。母の父Royal Anthem。
昨年の神戸新聞杯は、道中は先団を見るポジションから、直線上がっていき、34秒4の末脚で抜け出して3馬身半の差をつけて1着も、まだ十分な余力が残っていた非常に強い競馬で潜在能力が高いことを示しました。
前走の菊花賞は勝ち馬アスクビクターモアから0秒1差のレコード決着の3着に入線した実力は本物です。
有馬記念は、直線の向かい風が強まりさらに上がりがかかる状況で456キロの小柄な馬体には、負荷が大きくかかり、直線で失速して7着は仕方ない結果です。
レコード決着の菊花賞上位組は、非常に強く今年の活躍が期待されます。
【アイアンバローズ】ダートを1戦挟むことで
父オルフェーヴル。母パレスルーマー。母の父Royal Anthem。
一昨年のステイヤーズSは、これまでとは一転してハナへ、スムーズに逃げることができ、直線でも先頭、ディバインフォースに交わされましたが2着に粘り、長距離適性が高いことを示しました。
一昨年の阪神大賞典は、好位で先行、2周目4コーナーで2番手に上がっていき、直線で先頭に立ち勝ったという競馬、ディープボンドに交わされて惜しい2着でしたが、能力の高さは示せました。
ステイヤーズS、阪神大賞典と芝3000m以上の重賞で連続2着した以降は苦戦を強いられています。
芝で凡走していた馬がダートを1戦挟むことで一変することもあるので、前走東海ステークスでダートを使われての変わり身の可能性もあります。
【ブレークアップ】外回りや広いコースで好走
父ノヴェリスト。母リトルジュン。母の父 クロフネ。
今年はサンシャインステーク2着、ジューンステークス2着、六社ステーク1着、アルゼンチン共和国杯1着と、1戦毎に実力をつけ本格化。
有馬記念はG1特有の上がりのかかる消耗戦を先行したので、16着の結果は度外視してもよさそうです。
どちらかと言えば、内回りよりも、外回りや広いコースでの好走率が高いことから、阪神大賞典では着まででしょうか。
【阪神大賞典2023予想】穴馬5選情報
【メロディーレーン】最軽量勝利記録
父オルフェーヴル。母メーヴェ。母の父Motivator。
半弟のタイトルホルダーはG1を3勝しています。
阪神大賞典で今村聖奈騎手と初コンビを組む注目の一戦です。
メロディーレーンは、オープン入り後は長距離重賞を使われ、苦戦が続いていましたが、前走ステイヤーズSで0秒5差5着と久しぶりに掲示板を確保して、実力を示めせました。
阪神大賞典出走は2020年の5着以来となります。
メロディーレーンはJRA史上最軽量勝利記録を持っています。
【ゼーゲン】2キロ斤量増加
父ディープインパクト。母ソベラニア。母の父Monsun。
武豊騎手の阪神大賞典での成績は22戦8勝、勝率36%、2003年から2007年まで4連勝も達成したように、抜群の相性を誇り、16年ぶり阪神大賞典9勝目を狙います。
前走の松籟S(3勝クラス・阪神芝3000m)は、スタートはやや遅れましたが、長距離戦で慌てることなく後方を追走。
勝負所で上げていき、直線外から伸び内の馬を交わして1着。
初めての長距離芝3000mで、一気に長距離適性が開花しました。
阪神大賞典では斤量は2キロ増えて57キロ、426キロの小柄な馬体だけに2キロの斤量増加に影響は小さくはないかもしれません。
【アフリカンゴールド】血統適性
父ステイゴールド。母ブリクセン。母の父Gone West。
中日新聞杯を17番人気で2着、京都記念を12番人気で1着と人気薄で激走しているように、条件がハマれば好走できる実力があります。
2022年はオルフェーヴル産駒のアイアンバローズ2着シルヴァーソニック3着、ダイヤモンドSはオルフェーヴル産駒のミクソロジー1着、ヒュミドール2着、ステイヤーズSはオルフェーヴル産駒のシルヴァーソニック1着、ゴールドシップ産駒プリュムドール2着と、直近の長距離重賞ではステイゴールド系の好走が多くあります。
2018年菊花賞以来の芝3000m、血統的適性から上位進出の可能性は十分にあると思われます。
【サンレイポケット】変わり身
父ジャングルポケット。母アドマイヤパンチ。母の父ワイルドラッシュ。
・2021年の新潟大賞典は時計の掛かる馬場、11番手の後方から、直線36秒5のメンバー中最速上がりの末脚で差して優勝。
2021年の天皇賞、ジャパンカップでも、一線級強豪馬を相手に連続4着して、G1でも通用する実力があることを示しました。
近4走は馬券に絡めていませんが、芝3000mの長距離レースでの変わり身もあるかもしれません。
【メイショウテンゲン】実績のある得意コース
父ディープインパクト。母メイショウベルーガ。母の父フレンチデピュティ。
近10走は凡走を繰り返しています。2020年はダイヤモンドステークス2着、阪神大賞典3着に入線しています。
年齢的な衰えは否めませんが、実績のある得意コースなら好走しての2着、3着はあるかもしれません。
【阪神大賞典2023予想】コース適性馬4選情報
【ディープボンド】連覇の実績
父キズナ。母ゼフィランサス。母の父キングヘイロー。
阪神芝3000m内回りは【2.0.0.0】で複勝率は100%。
阪神芝コースは【2.3.0.1】で複勝率は83%。
芝3000mは【2.0.0.1】で複勝率は67%。
右回りは【5.4.1.8】で複勝率は54%。
稍重・重・不良馬場は【1.1.1.3】で複勝率は50%です。
凱旋門賞18着、有馬記念8着と連敗していますが、阪神大賞典を連覇しているコース適性は軽視できません。
【ゼーゲン】前走阪神芝3000mで勝利
父ディープインパクト。母ソベラニア。母の父Monsun。
阪神芝3000m内回りは【1.0.0.0】で複勝率は100%。
阪神芝コースは【1.0.0.1】で複勝率は50%。
芝3000mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。
右回りは【2.0.0.6】で複勝率は25%。
稍重・重・不良馬場は【1.0.0.3】で複勝率は25%です。
これまで右回りでは不振が続いていましたが、前走の松籟S(阪神芝3000m)を勝って、その不安は払拭されました。
【メロディーレーン】展開がハマれば
父オルフェーヴル。母メーヴェ。母の父Motivator。
阪神芝3000m内回りは【1.0.0.1】で複勝率は50%。
阪神芝コースは【3.0.1.10】で複勝率は29%。
芝3000mは【1.0.0.2】で複勝率は33%。
右回りは【4.0..3.19】で複勝率は27%。
稍重・重・不良馬場は【2.0.1.3】で複勝率は50%です。
一昨年に古都S(阪神芝3000m)を勝利した後は2桁着順に苦戦していましたが、前走のステイヤーズS(中山芝3600m)で5着に入り、長距離適性があることを改めて示しました。
勝ちか負けるかがはっきりしているタイプなので、展開がハマれば長距離適性を発揮できると思われます。
【ボルドグフーシュ】距離、内回り適性に懸念はない
父スクリーンヒーロー。母ボルドグザグ。母の父Layman。
阪神芝3000m内回りは【0.1.0.0】で複勝率は100%。
阪神芝コースは【2.1.0.2】で複勝率は60%。
芝3000mは【0.1.0.0】で複勝率は100%。
右回りは【2.2.0.2】で複勝率は67%。
稍重・重・不良馬場は【0.0.0.0】で複勝率は0%です。
ここ6戦は一貫して2200m以上を使うことで、1戦毎に心肺機能が強化されています。
菊花賞と有馬記念で連続2着の実績から距離、内回り適性に懸念はなく、阪神大賞典阪神芝3000mへの適性は高いことが推測されます。
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2010年ブログ開設以来、
今年で13年目を迎えます
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【阪神大賞典2023予想】血統馬5選情報
【ボルドグフーシュ】内回りの機動力高い血統
父スクリーンヒーロー。母ボルドグザグ。母の父Layman。
ボルドグフーシュの父スクリーンヒーローは、ヘイルトゥリーズン系で、ジャパンカップの優勝馬。
母ボルドグザグはレゼルヴォワール賞(仏G3)優勝馬。昨年の有馬記念、天皇賞秋を優勝したイクイノックスと同じBelga牝系です。
母父Laymanはサンデーサイレンス産駒で、Hail to Reason×Hail to Reasonの配合でソヴリンS(芝8.0F)、カブール賞(芝1200m)の優勝馬。母父Woodmanはマイル重賞を優勝しています。
その母系にモーリスやゴールドアクターを出したスクリーンヒーローが配合され、内回りの機動力も受け継いでいます。
【ディープボンド】Nijinsky血脈
父キズナ。母ゼフィランサス。母の父キングヘイロー。
キズナ産駒は重賞を18勝、G1馬ソングライン(安田記念)、アカイイト(エリザベス女王杯)をだしています。
ダンケシェーン(JRA3勝)の半弟でローレルゲレイロのイトコでノースブリッジも近親。
同じモガミポイントの牝系にローレルゲレイロ(スプリンターズS、高松宮記念)、ノースブリッジ(AJCC、エプソムC)がいます。
母の父キングヘイローはカワカミプリンセス(オークス、秋華賞)、クリールカイザー(AJCC)の長い距離の重賞勝ち馬も排出しています。
3代母のモガミポイントは、父系マルゼンスキー、Nijinskyの血統背景から豊富なスタミナを伝える血統で、マラソンレースの阪神大賞典に向いている血統配合です。
【ジャスティンパレス】持続力を活かせる血統
父ディープインパクト。母パレスルーマー。母の父Royal Anthem。
母パレスルーマーは優秀な繁殖牝馬で、パレスマリス(ベルモントS・メトロポリタンH)、アイアンバローズ(阪神大賞典2着・ステイヤーズステークス2着)を産んでいます。
母の父Royal AnthemはヨークインターナショナルS(芝10.0F)、ガルフストリームパークBCH(芝11.0F)、カナディアンインターナショナルS(芝12.0F)のG1を3勝しています。
Nureyev系で力強いストライドで走り、ある程度前々で持続力を活かせる血統で急坂のある内回りコースに合っています。。
【アフリカンゴールド】長距離適性高い
父ステイゴールド。母ブリクセン。母の父Gone West。
ドバイワールドカップを優勝したアフリカンストーリーの半弟、母系にデインヒルをもつステイゴールド産駒にはナカヤマフェスタ、フェノーメノと同じスタミナ配合で、上がりのかかるスタミナ消耗戦に適性が高い血統配合です。
母母ダニッシュはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち馬。
母母ダニッシュはQエリザベス2世チャレンジC(米ダG1)勝ち馬。
ステイゴールド系×Gone Wes系は、ジャスティン(G3東京スプリント競走)やシャインガーネット(G3ファルコンS)など好走しています。
2022年はオルフェーヴル産駒のアイアンバローズ2着シルヴァーソニック3着、ダイヤモンドSはオルフェーヴル産駒のミクソロジー1着、ヒュミドール2着、ステイヤーズSはオルフェーヴル産駒のシルヴァーソニック1着、ゴールドシップ産駒プリュムドール2着と、直近の長距離重賞ではステイゴールド系の好走があります。
時計のかかる馬場なら好勝負になる可能性があります。
【ユーキャンスマイル】胴長で長距離向き
父キングカメハメハ。母ムードインディゴ。母の父ダンスインザダーク。
キングカメハメハ×ダンスインザダークは2015年天皇賞秋を勝ったラブリーデイと同じ血統配合です。
母ムードインディゴは府中牝馬S(G3)を勝ち、秋華賞2着馬。母の父ダンスインザダークの影響が強く胴長で長距離レースに向いている体形をしています。
阪神大賞典は2020年優勝、2021年2着の実績から内回りコースは得意にしているので、一発の可能性もあります。
【阪神大賞典2023枠順確定】
1-1 ボルドグフーシュ(牡4、川田将雅)
2-2 ユーキャンスマイル(牡8、石橋脩)
3-3 ジャスティンパレス(牡4、C.ルメール)
3-4 サンレイポケット(牡8、坂井瑠星)
4-5 メイショウテンゲン(牡7、浜中俊)
4-6 ノーチカルチャート(牡7、丸野勝虎)
5-7 ブレークアップ(牡5、松山弘平)
5-8 アイアンバローズ(牡6、岩田望来)
6-9 ゼーゲン(牡8、武豊)
6-10 メロディーレーン(牝7、今村聖奈)
7-11 アフリカンゴールド(セ8、国分恭介)
7-12 シロニイ(牡9、酒井学)
8-13 ディープボンド(牡6、和田竜二)
8-14 アケルナルスター(牡4、横山琉人)