阪神大賞典

【阪神大賞典2022予想】データ分析と傾向

阪神大賞典
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阪神大賞典出走予定馬の阪神芝3000mの持ち時計

コースレコード
3分02秒5
2001/03/18阪神大賞典
ナリタトップロード

第1位
ユーキャンスマイル
3分03秒0

第2位
トーセンカンビーナ
3分03秒3

第3位
タイセイモナーク
3分07秒3

第4位
ディープボンド
3分07秒3

第5位
シロニイ
3分07秒8

阪神大賞典過去8年前走の距離別成績

前走1800m以下は、0勝・2着0回・3着0回・着外8回、勝率0%、連対率0%、複勝率0%

前走2000m~2500mは、8勝・2着7回・3着6回・着外33回、勝率14%、連対率27%、複勝率38%

前走2600m以上は、0勝・2着1回・3着2回・着外20回、勝率0%、連対率4%、複勝率13%

阪神大賞典過去10年の3着以内に入った24頭中24頭は、前走の距離が2000mから2500mでした。

前走1800m以下からの参戦で馬券に絡んで例はありませんでした。

阪神大賞典過去10年2200メートル以上のJRA重賞において4着以内となった経験の有無別成績

経験ありは、10勝・2着9回・3着10回・着外45回、勝率13%、連対率25%、複勝率39%

経験なしは、0勝・2着1回・3着0回・着外31回、勝率0%、連対率3%、複勝率3%

阪神大賞典過去10年の3着以内に入った30頭中29頭は、2200m以上の重賞で4着以内になった経験がありました。

経験がなかった馬は複勝率3%と苦戦を強いられています。

【阪神大賞典2022予想】本命馬情報

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【ディープボンド】抜群の機動力

父キズナ。母ゼフィランサス。母の父キングヘイロー。

昨年の阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)は時計の掛かる重馬場、4番手で先行、3コーナーの勝負所で上がっていき、直線でも抜群の反応で抜け出して2着馬ユーキャンスマイルとの差を5馬身に広げての圧勝。

長距離適性と重馬場適性が非常に高いことを示しました。

天皇賞(春)(G1・阪神芝3200m外内)は2着に好走。

フォワ賞(G2・ロンシャン芝2400m)では鮮やかな逃げ切り勝ちを収めました。

凱旋門賞(G1・ロンシャン芝2400m)は14着に敗れましたが、世界の頂点のレースで世界トップクラスの強豪馬を相手に競馬ができた経験は国内競馬でプラスになるはずです。

前走の有馬記念(G1・中山芝2500m)は、6番手追走から勝負所で上がっていき、長く良い脚を使い優勝馬エフフォーリアから0秒1差の2着。

帰国初戦でも力を出したことは潜在能力が非常に高いことを示しています。

狭いコーナーでの加速力、機動力、馬力と独特の内回り適性があり、コーナーが6回ある阪神芝3000m内回りコース開催の阪神大賞典での勝ち負けは必至です。

【ユーキャンスマイル】阪神長距離巧者

父キングカメハメハ。母ムードインディゴ。母の父ダンスインザダーク。

ダイヤモンドS、阪神大賞典、アルゼンチン共和国杯の長距離重賞で3勝を挙げている現役屈指のステイヤーです。

一昨年は、阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)は、内ラチの9番手を追走。

直線でも内から馬郡を割って抜け出して優勝。天皇賞(春)(G1・京都芝3200m)でも4着に入線。

昨年の阪神大賞典は、12番手の後方を追走から直線で36秒8のメンバー中最速上がりタイの末脚を使い2着。

その後は5戦続けて馬券に絡んでいませんが、阪神大賞典1着・2着の実績は重視した方が良さそうです。

【アイアンバローズ】豊富なスタミナ

父オルフェーヴル。母パレスルーマー。母の父Royal Anthem。

昨年は、白鷺特別(2勝クラス・阪神芝2400m)、緑風S(3勝クラス・東京芝2400m)を斤量57キロで、好位からメンバー中最速上がりの末脚で差し切って2連勝しました。

京都大賞典(G2・阪神芝2400m)は12着に敗退しましたが、1角で不利を受けたことが敗因です。

前走のステイヤーズS(G2・中山芝3600m)は、これまでとは一転してハナへ。

スムーズに逃げることができ、直線でも先頭。

ディバインフォースに交わされましたが2着に粘り、長距離適性が高いことを示しました。

末脚が切れるタイプではないのでアルゼンチン共和国杯のように長い直線で上がりが速くなると厳しいですが、中山内回り2周のステイヤーズSで好走しているように、阪神内回り(阪神大賞典)で高いポテンシャルを発揮してくることが推測されます。

【マカオンドール】心肺機能強化

父ゴールドシップ。母ミリオンウィッシーズ。母の父Darshaan。

昨年は木曽川特別(2勝クラス・中京芝2200m)2着、兵庫特別(2勝クラス・阪神芝2400m)2着、江坂特別(2勝クラス・阪神芝2400m)1着、今年初戦の万葉S(OP・中京芝3000m)1着と1戦毎に心肺機能が強化されて長距離レースへの適性が高くなってきています。

それと4戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を発揮しているので直線の長いコース向きの感があります。

今回の阪神大賞典と似た長距離内回り、小回りコースでの実績がない点は若干の割引になるかと思われます。

【トーセンカンビーナ】復調気配

父ディープインパクト。母カンビーナ。母の父Hawk Wing。

一昨年の阪神大賞典は、スタートで遅れましたが後方追走で脚をため、直線は外めから馬郡を割って35秒8のメンバー中最速タイの末脚で2着に入線、ステイヤー資質があることを示しました。

その後は凡走が続いていましたが、前々走のステイヤーズSを4着、ダイヤモンドS(G3)は後方追走から直線、大外から追い込んで3着と復調を感じさせる好内容の走りでした。

阪神大賞典2着の実績からコース適性には懸念なく、阪神の長丁場は合っており、復調気配の今なら好走の可能性も十分にあると思われます。

【阪神大賞典2022予想】穴馬情報

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【キングオブドラゴン】経済コースを走れる

父ハーツクライ。母ベガスナイト。母の父コロナドズクエスト。

昨年3歳以上1勝クラス(阪神芝2400m)を逃げ切って勝つと、尾張特別(2勝クラス・中京芝2200m)2着、フォーチュンC(2勝クラス・阪神芝2000m)1着。

今年は迎春S(3勝クラス・中山芝2200m)2着、湾岸S(3勝クラス・中山芝2200m)1着と中長距離レースで5レース続けて連対しています。

阪神芝2000mで内回りを勝った実績もあり、芝2600mでも3着2回と長距離レースへの懸念はありません。

長距離レースで先行力と経済コースを走り距離ロスを最小限にできる強みをいかせれば上位進出も十分可能だと思われます。

【シルヴァーソニック】長距離向き

父オルフェーヴル。母エアトゥーレ。母の父トニービン。

昨年のジューンS(3勝クラス・東京芝2400m)の長距離レースを勝つと、前々走では重賞初挑戦のステイヤーズS(G2・中山芝3600m)は3番手で先行して3着。

前走の万葉S(OP・中京芝3000m)は、インコースを器用に立ち回って3着。

芝3000m以上の距離では3戦3着3回と長距離レースでの信頼度は高いです。

インコースを器用に走れるので内回り長距離レース向きの脚質です。

阪神大賞典での好走が期待されます。

【ダンビュライト】重賞2勝

父ルーラーシップ。母タンザナイト。母の父サンデーサイレンス。

前走アメリカジョッキーC(G2・中山芝2200m)は12着に敗れていますが、芝重賞での実績は2勝・2着2回・3着5回で、阪神大賞典出走メンバー中トップクラスの実力馬で巻き返しに期待です。

先行力があり外回りコース向きのイメージがありますが、2017年サンタクロースSで阪神内回りコースを勝っており、適応力に心配はなさそうです。

近走のレース内容から勝ち負けは厳しいですが3着までならなんとかなるかもしれません。

【シロニイ】コース適性高

父キングカメハメハ。母シラユキヒメ。母の父サンデーサイレンス。

昨年の阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)では、2番手先行からしぶとい脚を発揮して4着に粘り地力が高いことを示しました。

天皇賞(春)宝塚記念は大敗しましたが、阪神芝3000mで開催された古都S(3勝クラス)では3着に入線しました。

阪神芝3000mで3着1回・4着1回の実績はコース適性が高いことを示しています。

阪神大賞典は格上挑戦になりますが、適性が高い阪神芝3000mなら上位進出も可能だと思われます。

【マンオブスピリット】ステイヤー資質

父ルーラーシップ。母サンデースマイル2。母の父サンデーサイレンス。

一昨年の京都新聞杯(G2)は35秒1のメンバー中最速上がりの末脚で2着まで追い込みました。

その後の10レースでは1度も3着以内には入っていません。

しかしここ2走はステイヤーズS(G2)6着、万葉S(OP)4着とステイヤー資質が開花しています。

阪神大賞典は長距離レース3戦目で更に順位を上げてくるものと思われます。

【阪神大賞典2022予想】コース適性情報

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【ディープボンド】内回適性高

父キズナ。母ゼフィランサス。母の父キングヘイロー。

阪神芝3000mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

阪神芝コースは3戦1勝・2着2回・3着0回で複勝率は100%。

芝3000mは2戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は50%。

右回りは13戦4勝・2着3回・3着1回で複勝率は62%です。

阪神大賞典は、3000mを乗り切るスタミナと折り合える気性に加えてゴール前の急坂を失速しないで上り切るパワーが求められ、ディープボンドはその要素を十分に満たしています。

またコーナーが6回の内回りの有馬記念で2着しているように、内回り適性も非常に高い馬です。

【ユーキャンスマイル】阪神大賞典1着・2着の実績

父キングカメハメハ。母0ードインディゴ。母の父ダンスインザダーク。

阪神芝3000mは2戦1勝・2着1回・3着0回で複勝率は100%。阪神芝コースは5戦1勝・2着2回・3着0回で複勝率は60%。

芝3000mは4戦1勝・2着4回・3着1回で複勝率は100%。

右回りは16戦3勝・2着4回・3着1回で複勝率は50%です。

阪神芝3000m、芝3000mでは複勝率100%と非常に高いコース適性が認められます。

阪神大賞典1着・2着の実績から、今年の阪神大賞典でも馬券に絡んでくる可能性は大きいことが推測されます。

【マカオンドール】長距離適性の資質高

父ゴールドシップ。母ミリオンウィッシーズ。母の父Darshaan。

阪神芝3000mは0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。阪神芝コースは5戦1勝・2着1回・3着1回で複勝率は60%。

芝3000mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

右回りは8戦1勝・2着2回・3着2回で複勝率は50%です。

直近4走は芝2200mから芝3000mで2勝2着2回、連対率100%、しかも4戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を使っています。

ここにきて長距離適性の資質が開花、連勝の勢いで重賞初制覇なるか注目されます。

【タイセイモナーク】阪神長距離レース得意

父ルーラーシップ。母アソルータ。母の父 ゼンノロブロイ。

阪神芝3000mは2戦0勝・2着1回・3着0回で複勝率は50%。阪神芝コースは13戦1勝・2着2回・3着0回で複勝率は23%。

芝3000mは4戦0勝・2着2回・3着0回で複勝率は50%。

右回りは24戦1勝・2着4回・3着0回で複勝率は21%です。

近14戦で連対したのは松籟S(3勝クラス・阪神芝3200m)2着、古都S(3勝クラス・阪神芝3000m)2着の阪神長距離レースで2回。

阪神芝3000m以上では高い確率で好走しています。

凡走続きですが1発激走の可能性を秘めている阪神長距離巧者です。

【トーセンカンビーナ】展開がはまれば

父ディープインパクト。母カンビーナ。母の父Hawk Wing。

阪神芝3000mは1戦0勝・2着1回・3着0回で複勝率は100%。

阪神芝コースは7戦2勝・2着2回・3着0回で複勝率は57%。

芝3000mは3戦0勝・2着1回・3着0回で複勝率は100%。

右回りは13戦4勝・2着3回・3着0回で複勝率は54%です。

一昨年の阪神大賞典2着、ステイヤーステークス4着、ダイヤモンドステークス3着と長距離重賞での好走が光ります。

後方からの追い込み脚質で展開の影響を受けやすいのが難点ですが、展開がはまれば勝ち負けに満ち込める高いコース適性があります。

【阪神大賞典2022予想オッズ】

人気馬名予想オッズ
1ディープボンド1.2
2マカオンドール4.8
3アイアンバローズ14.7
4ユーキャンスマイル14.7
5トーセンカンビーナ22.1
6キングオブドラゴン25.9
7シルヴァーソニック26.5
8ダンビュライト99.6
9シロニイ116.1
10サンアップルトン119.2
11マンオブスピリット124.8
12ゴースト134.8
13アドマイヤアルバ151.7
14タイセイモナーク177.9
阪神大賞典2022予想オッズ