エプソムカップ

エプソムカップ2020予想血統情報と傾向

エプソムカップはディープインパクト産駒の好走が多く、梅雨時期で時計のかかる馬場になれば、母系にヌレイエフの血脈を持つ馬が好走する傾向がみられます。

エプソムカップ2020の勝ち馬はどの馬?血統穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。エプソムカップ2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、④サトノアーサー、⑤ピースワンパラディ、⑫シャドウディーヴァ、⑬アイスストーム、⑰レイエンダの競走馬情報を詳しく説明します。

【④サトノアーサー】の血統情報です。(D.レーン)

父ディープインパクト。母キングスローズ。母の父Redoute’s Choice。
母キングスローズはG1・NZ1000ギニーなど重賞を6勝、他にG1で2着2回・3着2回の実績のある名牝馬です。母の父Redoute’s ChoiceはオーストラリアでMRCCFオールS、コールフィールドギニーズ 、MVRCマニカトS、MRCブルーダイアモンドSの芝1200mのG1を4勝したスプリンター、種牡馬としても成功を治め21頭のG1馬を、だしています。Redoute’s Choiceの父デインヒルはスピードとパワーを伝えるため、高速決着よりも時計のかかる馬場で好走する傾向があります。ディープインパクト×デインヒル×ヌレイエフの血統の組み合わせはNHKマイル、マイルCSを制覇したミッキーアイルと同じです。

【⑤ピースワンパラディ】の血統情報です。(津村明秀)

父ジャングルポケット。母クリアソウル。母の父アグネスデジタル。
父ジャングルポケットはトールポピー(オークス)、オウケンブルースリ(菊花賞)、ジャガーメイル(天皇賞春)、トーセンジョーダン(天皇賞秋)などのG1馬を7頭だしている名種牡馬です。母の父アグネスデジタルはマイルチャンピオンS連覇、天皇賞(秋)、香港C、フェブラリーS、安田記念の芝・ダートG1を7勝しています。父ジャングルポケット産駒、母の父アグネスデジタルは直線が長い東京コースで好走することが多く、ピースワンパラディ自身も東京コースで2勝挙げています。

【⑫シャドウディーヴァ】の血統情報です。(M.デムーロ)

父ハーツクライ。母ダイヤモンドディーバ。母の父Dansili。
母ダイヤモンドディーバはG2キャッシュコールマイルS、G3ウィルシャーHの優勝馬です。母の父DansiliはG1の優勝はありませんでしたが、Rail Link(凱旋門賞優勝)を筆頭に20頭のG1馬をだしている名種牡馬です。ハーツクライ産駒で母方にデインヒルの血統を持つのはサリオス(朝日杯FS優勝、皐月賞2着、日本ダービー2着)、アドマイヤミヤビ(クイーンC優勝、オークス3着)と同じ配合で、スタミナに優れ、古馬になっての成長力があります。また持続力に優れる末脚は東京コースや新潟外回りコースを得意にしています。デインヒル系はスピードとパワーに優れているので、今週末雨予報で馬場が重くなれば、本領発揮の血統です。

【⑬アイスストーム】の血統情報です。(武豊)

父ストーミングホーム。母デザートチル。母の父Red Ransom。
父ストーミングホームは現役時代に英チャンピオンS、チャールズホイッティンガムメモリアルH、クレメントLハーシュターフChの中距離G1を3勝、種牡馬として2頭のG1馬を出し、国内ではマコトブリジャール(クイーンS、福島牝馬S)、ティーハーフ(函館スプリントS)の重賞勝ち馬を、だしており、日本の馬場への適性が高い血統です。母の父Red Ransomは現役時代の実績はありませんが、10頭のG1馬、28頭の重賞優勝馬をだし種牡馬としては大成功を治めています。Red Ransom産駒は国内でロックドゥカンブがG3・ラジオNIKKEI賞とG2・セントライト記念を優勝しています。520kgの大型馬でストライドが大きく、東京の直線が長いコースは合っています。

【⑰レイエンダ】の血統情報です。(C.ルメール)

父キングカメハメハ。母ラドラーダ。母の父シンボリクリスエス。
ダービーと天皇賞(秋)を制覇したG1馬レイデオロの全弟、帝王賞競走を制覇したG1馬ゴルトブリッツが半兄いる血統です。ディープインパクトやブラックタイドの母である名牝馬ウインドインハーヘアは、牝系からも多くの活躍馬が出ています。そのウインドインハーヘア牝系のレディブロンドからの牝系10頭すべてが勝ち上がっています。レディブロンドからの分枝がこれから注目されていきそうです。レディブロンド自身はデビューから6連勝(全て芝1200m)した優秀な競走馬でした。レイデオロも4歳時に天皇賞(秋)を制覇後に勝ちはなく、レイエンダ自身も4歳時にエプソムカップを優勝後は5連敗中で、レディブロンドの牝系は4歳時にピークを迎える早熟系であることが推測されます。

【エプソムカップ2020枠順確定】

エプソムカップ2020枠順

1-1 ソーグリッタリング(藤井勘一郎)
1-2 サトノガーネット(吉田豊)
2-3 ギベオン(戸崎圭太)
2-4 サトノアーサー(D.レーン)
3-5 ピースワンパラディ(津村明秀)
3-6 ダイワキャグニー(内田博幸)
4-7 サラキア(石橋脩)
4-8 マイネルファンロン(三浦皇成)
5-9 エメラルファイト(石川裕紀人)
5-10 マイネルハニー(野中悠太郎)
6-11 アトミックフォース(武藤雅)
6-12 シャドウディーヴァ(M.デムーロ)
7-13 アイスストーム(武豊)
7-14 インビジブルレイズ(田辺裕信)
7-15 ゴーフォザサミット(北村宏司)
8-16 アンドラステ(岩田望来)
8-17 レイエンダ(C.ルメール)
8-18 トーラスジェミニ(木幡育也)