朝日杯フューチュリティステークス2019予想

JRA中央競馬G1朝日杯FSの出走馬から阪神競馬場の芝1600m外回りコースへの血統適性について、競走馬5頭をピックアップ。朝日杯FSの競馬予想に役立つ血統情報を詳しく解説します。ジュンライトボル、ペールエール、サリオス、レッドベルジュール、タイセイビジョンの5頭の競走馬の競馬血統情報です。

朝日杯FS血統
(阪神競馬場芝1600m右外回り)

【①ジュンライトボルト】
キングカメハメハ産駒。母の父スペシャルウィーク。
3代母は名牝馬エアグルーヴ。キングカメハメハ×エアグルーヴはドゥラメンテやルーラーシップなど優秀な競走馬を輩出されている黄金配合です。ただし、エアグルーヴの牝系は2歳重賞を勝ったことがなく、晩成型になる傾向があるので、馬の完成度からみれば若干の懸念が残ります。

【③ペールエール】
ダイワメジャー産駒。母の父Selkirk。
阪神JFをレーコドで勝ったレシステンシアも同じダイワメジャー産駒。ダイワメジャー産駒は18年アドマイヤマーズが優勝しています。この2頭の阪神競馬場での競馬内容は血統的適性は相当高いことを十分に示しています。母の父Selkirkは、G1クイーンエリザベス二世Sの勝ち馬でG1を12頭も輩出した名種牡馬です。母系から伝えられたスタミナはスピードの持続力勝負になったときにいかされるはずです。

【⑥サリオス】
ハーツクライ産駒。母の父Lomitas。
ハーツクライ×ダンチヒ系の組み合わせから優秀な競走馬が輩出される傾向があります。母サロミナは独G1オークスの勝ち馬、2代母ザルデンティガーリンは独G1オークス3着。母父Lomitasはドイツの年度代表馬でリーディングサイアー。オイロパ賞、、バーデン大賞、ベルリン銀行大賞のG1を3勝、種牡馬としても優秀で凱旋門賞馬デインドリームをはじめ8頭のG1勝ち馬を輩出している名種牡馬です。

【⑧タイセイビジョン】
タートルボウル産駒。母の父スペシャルウィーク。
父タートルボウルはフランスG1ジャンプラ賞もの勝ち馬で、産駒は小回りやダートでの活躍馬が多いが、高速馬場には不向きの傾向があります。母系近親にG1馬のユートピアがいる優秀な牝系です。母ソムニアはスペシャルウィーク×エルコンドルパサーの配合で潜在的なスタミナを伝えてますのでマイルへの距離延長に懸念はなさそうです。

【⑫レッドベルジュール】
ディープインパクト産駒。母の父Unbridled’s Song。
阪神競馬場芝1600mと相性のいいディープインパクト産駒。母父ミスタープロスペクター系、母母父ノーザンダンサー系は朝日杯FSで好走の実績があります。ディープインパクト産駒は過去5回の阪神競馬場で3勝と圧倒的な血統適性があります。母の父Unbridled’s Songは米国G1を2勝しており。母の父Unbridled’s Songとの配合は14年の優勝馬ダノンプラチナと同じです。3代母Phone ChatterはG1・BCジュヴェナイルフィリーズの優勝馬です。