アメリカジョッキークラブカップ2021予想本命馬5選まとめ情報
【①サトノフラッグ】冬場の荒れた馬場
父ディープインパクト。母バラダセール。母の父ノットフォーセール。
ディープインパクト×ノットフォーセールは阪神ジュベナイルF(G1)を制覇したダノンファンタジーと同じで、スタミナと持続力に優れている血統です。3連勝で弥生賞ディープインパクト記念(G2)を制覇した潜在能力が高い馬です。サトノフラッグは高速馬場よりも、時計のかかる馬場で速い末脚を使って強さを発揮する脚質で冬場の荒れた馬場は合っています。菊花賞(G1)は、後方15番手で折り合って追走。直線は外目を回って追い込み3着に入線しました。折り合いに懸念なく中長距離レース向きです。
【④ヴェルトライゼンデ】上がりのかかる展開
父ドリームジャーニー。母マンデラ。母の父Acatenango。
ワールドプレミア(菊花賞)、ワールドエース(読売マイラーズC)の半弟、中山コースに高い適せがあるステイゴールド系でトリッキーな中山コースに替わり、一変して激走してくる可能性もあると思われます。ホープフルS(G1)2着、フジTVスプリングS(G2)2着、日本ダービー(G1)3着、神戸新聞杯(G2)2着、重賞勝ちはありませんが、重賞で2着3回・3着1回の好走実績がある潜在能力が高い馬です。神戸新聞杯を4コーナー16番手から35秒4の脚で追い込む非常に強い競馬でコントレイルの2着に好走しました。上がりのかかるスタミナ勝負で高いポテンシャルを発揮できる馬です。
【⑨アリストテレス】芝2200m適性高
父エピファネイア。母ブルーダイアモンド。母の父ディープインパクト。
フサイチコンコルド、アンライバルド、ヴィクトリー、リンカーン、アドミラブルと同じバレークイーンの牝系、エピファネイア×ディープインパクト×サドラーズウェルズのインブリードがある血統です。昨年菊花賞は、道中はコントレイルをマークして追走、直線、クビ差まで差を詰めて2着に入選して実力を示しました。2走前の小牧特別(2勝クラス・中京芝2200m)を勝利したように、芝2200mへの距離適性に懸念はありません。
【⑫ステイフーリッシュ】中山芝2200m巧者
父ステイゴールド。母カウアイレーン。母の父キングカメハメハ。
芝2200mは5戦1勝・2着2回・3着2回。中山芝2200mはアメリカジョッキーカップ(G2)2着、オールカマー(G2)3着と重賞での好走実績がありコース適性の高さはメンバー中トップクラスです。アメリカジョッキークラブカップは、中山競馬場芝2200mで好走実績がある馬が再度激走することもあり、中山芝2200m巧者のステイフーリッシュは要注意です。
【⑮ウインマリリン】中山3戦2勝
父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父FusaichiPegasus。
ミモザ賞(1勝クラス・中山芝2000m)、フローラS(G2・東京芝2000m)を2連勝して挑んだオークス(G1・東京芝2400m)は、外枠16番から猛ダッシュで2番手まで順位を上げて先行。勝負所で息を入れるように4番手まで下げ、直線内を突いて上がっていき先頭へ立ちました。デアリングタクトに抜け出されましたが2着に粘りました。秋華賞(G1・京都芝2000m)は稍重の馬場に脚をとられて15着。前走のエリザベス女王杯(G1・阪神芝2000m)は一線級G1牝馬相手に4着に入選して実力を示しました。中山コースは3戦2勝、パワーと機動力で走る中距離馬です。得意コースでの巻き返しが期待されます。
アメリカジョッキークラブカップ2021予想穴馬5選まとめ情報
【②サンアップルトン】長く良い脚
父ゼンノロブロイ。母シナル。母の父キングカメハメハ。
4走前にサンシャインS(3勝クラス・中山芝2500m)は、中団を追走から勝負所で外から上がっていき、直線大外から前の馬に並んでいき、長く良い脚を使い抜け出して勝利、デビュー10戦目で念願のオープン入りしました。その後重賞挑戦3戦目のアルゼンチン共和国杯(G2・東京芝2500m)は、後方12番手追走から4コーナーで外を回って直線へ、34秒1のメンバー中最速上がりの末脚を使い3着に粘りこんで実力がついてきたことを示しました。芝2200mから芝2600mの距離は、4勝・2着2回・3着1回と中長距離適性が高く、アメリカジョッキークラブカップで高いポテンシャルを発揮してくることが推測されます。
【⑦タガノディアマンテ】スタミナ豊富
父オルフェーヴル。母タガノレヴェントン。母の父キングカメハメハ。
半兄のタガノエスプレッソは、京都ジャンプS(J.G3)、阪神ジャンプS(J.G3)障害重賞を2勝、父がオルフェーヴルに替りスタミナ豊富な血統です。万葉S(OP・京都芝3000m)は最後方15番手からの競馬、勝負所で外からまくって上がっていき、35秒8のメンバー中最速上がりの末脚で追い込み勝利しました。前走のステイヤーズS(G2・中山芝3600m)は、早めに仕掛けて先頭に立つと、そのままスピードを持続しましたが、ゴール前にオセアグレイトにアタマ差交わされて2着でした。休み明けを1度使われた上積みは大きく、アメリカジョッキークラブカップでの重賞初制覇が期待されます。
【⑧ラストドラフト】スローの上がりの勝負
父ノヴェリスト。母マルセリーナ。母の父ディープインパクト。
母マルセリーナは2011年の桜花賞馬。デビュー2連勝で京成杯(G3・中山芝2000m)を制覇した潜在能力が高い馬です。重賞で1勝・2着2回・3着1回の実績があります。その内、京成杯、アルゼンチン共和国杯、中日新聞杯のようにスローの上がりの勝負の展開に実績があることから中距離適性が高いことが推測されます。アメリカジョッキークラブカップが前半スローペースで流れればラストドラフトにも十分チャンスはあります。
【⑩モズベッロ】消耗戦なら
父ディープブリランテ。母ハーランズルビー。母の父Harlan’sHoliday。
日経新春杯(G2・京都芝2400m)優勝、日経賞(G2・中山芝2500m)2着、宝塚記念(G1・阪神芝2200m)3着と中長距離の重賞での好走実績は潜在能力が高いことを十分に示しています。スタミナが豊富なので、緩みのないラップを刻む、上がりのかかる消耗戦になれば、他馬を圧倒できる能力があります。ウイークポイントは出遅れ癖があることです。
【⑯ジェネラーレウーノ】中山巧者
父スクリーンヒーロー。母シャンハイロック。母の父ロックオブジブラルタル。
京成杯(G3・中山芝2000m)、セントライト記念(G2・中山芝2200m)の中山開催重賞を2勝、中山コースは6戦3勝・3着1回、勝率50%の実績がある中山コース巧者です。セントライト記念(G2)優勝以降の4戦は馬券に絡んでいませんが、マイペースで逃げることができれば、アメリカジョッキークラブカップで大穴1発の可能性もあるかもしれません。おさえておきたい逃げ穴馬です。
東海ステークス2021予想本命馬5選まとめ情報
【⑥インティ】展開向く
父ケイムホーム。母キティ。母の父NorthernAfleet。
東海ステークスが開催される同じコースで実施されたチャンピオンズカップ(G1)で、2019年、2020年に連続3着に入線しました。2019年には東海ステークス(G2・中京ダ1800m)、フェブラリーS(G1・東京ダ1600m)を7連勝で制覇しました。東海ステークスはチャンピオンズカップほど厳しい流れにならない傾向にあり、スタミナよりも、スピード能力が求められるため、スピード能力が高いインティに向く展開になりそうです。今回も57キロの斤量で出走でき、勝ち負けは必至になることが推測されます。
【⑨ダノンスプレンダー】勝負根性一級品
父ロードカナロア。母メジロスプレンダー。母の父シンボリクリスエス。
11戦5勝・2着2回・3着3回・4着1回、掲示板確保率は100%と安定した走りができる馬です。ダ1800mは7戦4勝・2着2回・3着1回と複勝率は100%と抜群の距離適性が認められます。前走のポルックスS(OP・中山ダ1800m)は、6番手の好位で先行、直線は馬郡を割って抜け出すと、外から迫ってきたエイコーンをハナ差でおさえて勝利、接戦をものにする勝負根性は一級品です。東海ステークスは厳しいペースになりにくいため、先行馬が有利になる傾向があるレースです。東海ステークスは、ダノンスプレンダーが能力を発揮できる展開になることが予想されます。
【⑩ハヤヤッコ】左回り2勝
父キングカメハメハ。母マシュマロ。母の父クロフネ。
ダ1800mは8戦2勝・2着3回・3着1回で複勝率は75%です。左回りは6戦2勝・2着1回・3着1回で勝率は33.3%です。中京競馬場は未経験ですが、左回りはオープンクラスで2勝を挙げており、コース適性に懸念はなさそうです。前走のブラジルカップ(L・東京ダ2100m)は、後方10番手から直線36秒6のメンバー中最速上がりの末脚で豪快に差し切って勝利しました。直線末脚勝負の脚質なので東海ステークスがスローペースになると厳しくなります。
【⑪オーヴェルニュ】正攻法の走り
父スマートファルコン。母ギュイエンヌ。母の父タニノギムレット。
福島民友C(L・福島ダ1700m)、ベテルギウスS(L・阪神ダ1800m)を先行して好位から抜け出す強い競馬で勝利してオープンクラスで2連勝中の勢いナンバーワンの馬です。ダ1800mは7戦4勝で勝率57.1%、左回りは2戦1勝で勝率50.0%です。6走前に名古屋城S(3勝クラス・中京ダ1800m)を勝利しているのでコース適性は高いことが推測されます。オーヴェルニュは先行して直線で抜け出す正攻法の走りを得意にしていますので、東海ステークスへのレース適性に懸念はありません。
【⑫アナザートゥルース】スタミナとパワー
父アイルハヴアナザー。母キョウエイトルース。母の父フジキセキ。
アンタレスS(G3・阪神ダ1800m)、ダイオライト記念(G2・船橋ダ2400m)で重賞を2勝挙げている実力馬です。ダ1800mは16戦6勝・2着5回で連対率69%と高い距離適性と豊富な距離経験があります。東海ステークスでは好位から抜け出せる正攻法の競馬ができるスタミナとパワーの両方を持っていることが求められ、アナザートゥルースはその条件を満たしています。左回りの適性が少し懸念されます。
東海ステークス2021予想穴馬5選まとめ情報
【①グレートタイム】2着・3着の可能性
父キングカメハメハ。母ミラクルレジェンド。母の父フジキセキ。
ダ1800mは13戦2勝・2着5回・3着1回で複勝率は62%、左回りは7戦1勝・2着2回・3着1回で複勝率は57%です。中京ダ1800mは名古屋城S(3勝クラス)3着した実績があります。グレートタイムは馬場を問わず、良馬場でも不良馬場でも長く良い脚を使えます。ベテルギウスS(L・阪神ダ1800m)9着から、東海ステークスでの巻き返しは少し厳しいかもしれませんが、2着・3着の可能性は十分にあると思われます。
【④タイキフェルヴール】更なる上積み
父フリオーソ。母アッシュベリー。母の父AnyGivenSaturday。
ダ1800mは7戦5勝で勝率は71%と距離適性は非常に高いと言えます。左回りコースは約約2年5ヵ月ぶりになりますが、左回りでの実績が4戦2勝・2着1回で連対率は75%あり、問題はないと思われます。前走の師走S(L・中山ダ1800m)は、スタートで出遅れ、最後方16番手からの競馬になり、4コーナー手前から仕掛けていきました。3コーナー10番手から37秒3のメンバー中最速上がりの豪快な末脚で差し切る強い競馬で勝利しました。約5ヵ月の休み明け、16キロの馬体重増加ながらの太目残りで快勝したことから、更なる上積みが見込め、連勝での重賞制覇なるか東海ステークスで注目されます。
【⑬デュードヴァン】末脚勝負
父デクラレーションオブウォー。母ジェラスキャット。母の父Tapit。
ダ1800mは2走2着外、左回りは6戦3勝・2着1回で連対率は66%です。重賞はユニコーンS(G3・東京ダ1800m)は、4コーナー14番手から35秒5のメンバー中最速上がりの末脚で2着まで差を詰めました。ダ1800mで3着以内の実績はありませんが、師走S(L・中山ダ1800m)で4コーナー13番手から4着して、ある程度の距離適性は示すことができました。直線一気の末脚勝負タイプ、東海ステークスが脚抜きの良い馬場状態での開催になれが、まとめて差し切ることがあっても驚けません。
【⑭ロードアクシス】左回り未経験
父ブレイクランアウト。母エニーデイ。母の父Arch。
ダ1800mは7戦2勝・2着1回連対率は43%、左回りは未経験です。2走前のラジオ日本賞(OP・中山ダ1800m)は3番手を追走から、勝負所で上がっていき3着馬には2馬身半差をつけて2着に入線しました。前走太秦S(OP・京都ダ1800m)のように脚抜きの良い不良馬場になると、実力を出せませんが、東海ステークスが力の要る良馬場開催なら重賞でも好勝負できることが推測されます。
【⑮メモリーコウ】ダ1800m複勝率89%
父エスポワールシチー。母メモリーキャップ。母の父キャプテンスティーヴ。
ダ1800mは9戦3勝・2着1回・3着4回で複勝率は89%です。左回りは6戦2着2回・3着1回で勝率は50%です。骨折明けだった前走クイーン賞(G3・船橋1800m)は、ハイペースを先行して早めに仕掛けたため、直線では失速して5着でした。重賞で、2着2回・3着2回の好走実績があり、ダ1800mへの適性が非常に高く実力的に東海ステークスでも好勝負が期待できそうです。
アメリカジョッキークラブカップ2021枠順確定
1-1 サトノフラッグ(戸崎圭太)
1-2 サンアップルトン(柴田善臣)
2-3 ノーブルマーズ(高倉稜)
2-4 ヴェルトライゼンデ(池添謙一)
3-5 ソッサスブレイ(木幡巧也)
3-6 ベストアプローチ(江田照男)
4-7 タガノディアマンテ(津村明秀)
4-8 ラストドラフト(三浦皇成)
5-9 アリストテレス(C.ルメール)
5-10 モズベッロ(北村宏司)
6-11 ナイママ(柴田大知)
6-12 ステイフーリッシュ(石橋脩)
7-13 マイネルハニー(宮崎北斗)
7-14 ランフォザローゼス(杉原誠人)
8-15 ウインマリリン(横山武史)
8-16 ジェネラーレウーノ(武藤雅)
8-17 ジャコマル(田中勝春)
東海ステークス2021枠順確定
1-1 グレートタイム(福永祐一)
2-2 ダイシンインディー(岩田望来)
2-3 コマビショウ(松若風馬)
3-4 タイキフェルヴール(内田博幸)
3-5 テーオーフォース(国分恭介)
4-6 インティ(武豊)
4-7 ケイアイパープル(中井裕二)
5-8 ムイトオブリガード(北村友一)
5-9 ダノンスプレンダー(岩田康誠)
6-10 ハヤヤッコ(田辺裕信)
6-11 オーヴェルニュ(川田将雅)
7-12 アナザートゥルース(松山弘平)
7-13 デュードヴァン(幸英明)
8-14 ロードアクシス(和田竜二)
8-15 メモリーコウ(古川吉洋)
アメリカジョッキークラブカップ2021予想オッズ
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | アリストテレス | 1.9 |
2 | サトノフラッグ | 4.1 |
3 | ヴェルトライゼンデ | 5.5 |
4 | ウインマリリン | 10.8 |
5 | ステイフーリッシュ | 10.9 |
6 | モズベッロ | 22.4 |
7 | サンアップルトン | 25.6 |
8 | ラストドラフト | 27.8 |
9 | ジェネラーレウーノ | 28.4 |
10 | タガノディアマンテ | 34.7 |
11 | ランフォザローゼス | 154.4 |
12 | ノーブルマーズ | 168.5 |
13 | ジャコマル | 198.7 |
14 | ベストアプローチ | 214.1 |
15 | ナイママ | 253.2 |
16 | マイネルハニー | 301.4 |
東海ステークス2021予想オッズ
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | インティ | 2 |
2 | ダノンスプレンダー | 4.4 |
3 | アナザートゥルース | 5.8 |
4 | ハヤヤッコ | 7.2 |
5 | オーヴェルニュ | 7.7 |
6 | グレートタイム | 22.9 |
7 | タイキフェルヴール | 23 |
8 | ハナズレジェンド | 28.4 |
9 | デュードヴァン | 42.4 |
10 | ムイトオブリガード | 57.2 |
11 | ケイアイパープル | 112.1 |
12 | メモリーコウ | 134.8 |
13 | ダイシンインディー | 139.2 |
14 | コマビショウ | 172.4 |
15 | ロードアクシス | 179.6 |