エリザベス女王杯コース解説(京都芝2200m)
エリザベス女王杯京都開催6週目、Bコースは2週4日目に開催されます。
京都芝2200mは外回りコースの一周距離は1,913.6m、幅員は21~35m、直線距離は398.7mです。
阪神競馬場で開催された2020年、2022年から今年は京都競馬場での開催です。エリザベス女王杯は、京都芝2200m外回りコースを使用します。
スタート地点は正面スタンド前直線の入り口付近、1~2コーナーは平坦。
向正面は約500mのバックストレッチ、半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーのところで頂上を迎え、4コーナーにかけて下ります。
3コーナー付近に小高い丘があるイメージです。
京都競馬場外回りコースの最大の特徴である3コーナーの高低差は4.3m。
坂をどう走るかが勝負の重要なポイントになります。
3コーナーの下りでスピードをアップしながら直線に向かう傾向が高く、下り坂まで折り合いをつけてスタミナを温存できるかがこのコースを克服できる条件になります。
その結果ラスト800mのスタミナ比べのレースになりやすい傾向があります。
過去のエリザベス女王杯で年によってかなり異なる展開になっています。
スローペース、ハイペース、平均ペースがほぼ同じ比率で、出走メンバー次第で変わるようです。
京都外回りのG1での逃げ馬は常に注意が必要です。
4コーナーで好位から後続を断つには、相当のポテンシャルの高さが求められます。
差し馬が圧倒的に馬券に絡む確率は高く、長い直線で瞬発力を発揮できる馬が勝ちやすいのがエリザベス女王杯です。
追い込み、まくりの最後方からでは厳しくなります。
後半長く脚を使い続けることができるスタミナとスピードの持続力が問われ、直線403mは平坦でも末脚の強襲が決まりやすく、長く脚を使えるスピードの持続力に加えて瞬発力も求められます。
京都芝2200mは独自コース適性に適応力のある2200m巧者が、エリザベス女王杯人気薄でも激走する可能性があります。
【エリザベス女王杯2023予想】データ分析と傾向
エリザベス女王杯過去10年人気別成績
1番人気【1.2.2.5】
2番人気【1.0.1.8】
1番人気の勝利は2020年ラッキーライラックのみ。
2021年大阪杯勝ち馬レイパパレ、2022年無敗の三冠牝馬デアリングタクトすら敗れています。
エリザベス女王杯実力通りに決着しない傾向があり、馬連平均配当は9,000円台です。
エリザベス女王杯過去10年脚質別成績
逃げ馬【0.2.0.8】
先行馬【2.5.1.29】
差し馬【8.3.8.60】
展開の有利不利がはっきりしていて、差し馬が勝ち馬の大半を占めています。
牝馬には2200mという距離は長く、脚を温存できる後方待機組が有利になる傾向が顕著です。
エリザベス女王杯過去10年前走別成績
府中牝馬S組【4.5.3.40】
オールカマー組【3.1.0.11】
秋華賞組【2.3.1.24】
前走はレース問わず3着内【8.6.6.71】
2017年は前走レース問わず3着内の馬が上位3頭を占めて3連単は12万馬券の波乱でした。
前走3着内で人気の盲点となっている馬が狙い目です。
エリザベス女王杯過去10年年齢別成績
3歳馬【2.4.2.30】
4歳馬【7.3.6.44】
基本的にはG1で好走実績のある上位人気馬が中心。
4歳馬が優秀で、 5歳以上は好走率は低い。
リピーターには要注意!
牝馬限定戦としては距離の長いレース、非根幹距離(400Mで割れない距離)で開催。
特殊な条件で行われるレースなので、連続して好走すリピーターの存在が目立つレースです。
2019~2020年連覇のラッキーライラック
2017年~2019年と3年連続人気薄で好走したクロコスミア
2013年2着で2014年に1着となったラキシス
エリザベス女王杯過去10年最高配当
単勝最高配当6,490円(2021年)
馬連最高配当51,870円(2021年)
馬単最高配当137,500円(2021年)
3連複最高配当282,710円(2021年)
3連単最高配当3,393,960円(2021年)
エリザベス女王杯勝ち馬ポイント
① 3~4歳馬中心
②関西馬過去10年で9勝
③1勝クラス以上で牡馬混合戦の勝利経験がある
④ 2000m以上で勝利、もしくは重賞3着内がある
⑤2000m以上で上がり3ハロン1位を記録したことがある
⑥ 前走がG1もしくはG2
⑦前走からのレース間隔が中3~6
⑧前走が5着内
⑨当日の馬体重が40キロ以下
⑩前哨戦から継続騎乗か、外国人騎手への乗り替わり
エリザベス女王杯データ分析まとめ
1番人気の勝率は国内G1で1番低い
牝馬G1としては距離が長く差し馬が有利
中心は府中牝馬S組、 オールカマ組ー、 秋華賞組
3~4歳馬が中心で、5歳以上の信頼度は低い
【エリザベス女王杯2023予想】本命馬候補5選情報
【ブレイディヴェーグ】馬鞍上ルメール騎手
父ロードカナロア。母インナーアージ。母の父ディープインパクト。
ローズステークス2着後はノーザンファーム天栄で心身リフレッシュ。
リバティアイランド世代の強さをブレイディヴェーグがエリザベス女王杯で証明するでしょう。
前走ローズステークスは1分43秒2日本レコード決着の勝ち馬から0秒2差の2着。
勝ったマスクトディーヴァは秋華賞 で最速上がりをマークし、3冠牝馬リバティアイランドに0秒1差まで迫って2着。
馬鞍上は前走に続き、ルメール騎手を確保。芝で4勝を挙げた母の全妹は15年にオークス、秋華賞の2冠を制した良血馬です。
【ハーパー】外回りに替わる点プラス
父ハーツクライ。母セレスタ。母の父Jump Start。
クイーンカップは道中の6番手に控え、直線で不利を受けましたが、それでも立て直して内から馬郡を割って進出、内のドゥアイズ、外のモリアーナとの追い比べを猛烈な瞬発力で、大接戦となったクイーンカップを競り勝って勝負根性を示しました。
桜花賞は6番手追走から、直線じわじわ上がっていきましたが、勝ったリバティアイランドの切れは及ばず4着。
オークスは、リバティアイランドのやや後ろで追走、直線先に抜け出したリバティアイランドを目標に上がっていきますが離され、それでも踏ん張って2着に粘りました。
秋華賞は、内枠から先行馬を見る5番手で流れに乗って追走、外からリバティアイランドにあっさり抜け出され、それでも踏ん張って、しぶとく脚を使い、3着にまとめました。
3冠馬リバティアイランドは抜けた存在でしたが、クラシック3戦ともに食い下がった内容は十分に評価できます。
秋華賞でパフォーマンスを上げたように、中距離はベスト。前走から200mの距離延長は問題なく、前回の内回りから外回りに替わる点も脚質からプラスになりそうです。
【ジェラルディーナ】連覇を狙う
父モーリス。母ジェンティルドンナ。母の父ディープインパクト。
母ジェンティルドンナをほうふつさせる末脚の良血ジェラルディーナが史上5頭目のエリザベス女王杯連覇を狙います。
昨年は1番の大外枠からスタート、中団の後方寄りでじっくりと脚をため、勢いをつけながら直線へ。
外に持ち出されると上がり最速35秒4の末脚で伸び差し切り優勝。
前走のオールカマー は3番人気に支持されましたが、出遅れて流れに乗り切れず、それでもラストは大外から脚を伸ばして6着。
レース後は放牧でリフレッシュ、前走のダメージもなく、順調。今年はここまで結果を残せていませんが、全て牡馬が相手のレース、牝馬限定なら巻き返してくる可能性は十分にあると思われます。
【ディヴィーナ】距離延長
父モーリス。母ヴィルシーナ。母の父ディープインパクト。
2013、2014年のヴィクトリアマイルを連覇した母ヴィルシーナは2012年、3歳で挑んだエリザベス女王杯は レインボーダリアに首差かわされ2着。
あれから10年、娘のディヴィーナがエリザベス女王杯で母のリベンジに挑みます。
オープン入り後はなかなか結果を出せませんでしたが、4走前のヴィクトリアマイルで4着と健闘。
そこから重賞での2走続2着を挟み、距離延長で挑んだ前走府中牝馬Sで鮮やかな逃げ切りで重賞初制覇を決めました。
芝2000mから2200mでは4戦1勝・2着1回・3着2回と好走実績があり、前走からの距離延長にも十分適応できることが推測されます。
【サリエラ】良血馬
父ディープインパクト。母サロミナ。母の父Lomitas。
父はディープインパクト、母はドイツオークス馬という血統で、全姉サラキアは5歳秋にエリザベス女王杯、有馬記念で2着。
ハーツクライ産駒の半兄サリオスは2歳時に朝日杯FSを制し、5歳秋に毎日王冠2勝目をコースレコードで挙げました。
成長力を秘めている良血馬です。
前々走の目黒記念は3着。前走の新潟記念は1番人気に支持されましたがまさかの7着。
今年の夏の異常な暑さが影響していたのかもしれません。
前走後はノーザンファーム天栄でリフレッシュ、万全を期してのエリザベス女王杯参戦です。
【エリザベス女王杯2023予想】穴馬候補5選情報
【ルージュエヴァイユ】祖母は凱旋門賞馬デインドリーム
父ジャスタウェイ。母ナッシングバットドリームズ。母の父Frankel。
前々走のエプソムCはこれまでにない好位2番手の積極的な競馬で2着。
前走の府中牝馬Sはスタート直後、両サイドの馬に挟まれる不利があり、勝った馬が楽なペースで逃げる展開になってしまい、それを後方から大外一気の追い込みで2着に入線した走りは高く評価できます。
昨年のオークスは6着、当時は完成度の差が出る結果で、4歳になり馬体が充実してきました。
祖母は凱旋門賞馬デインドリーム、母の父は怪物フランケルという超良血。
右回りは中山で新馬、デイジー賞を勝っており2戦2勝、初めての京都コースでも好走が期待できそうです。
【ライラック】昨年重馬場で2着
父オルフェーヴル。母ヴィーヴァブーケ。母の父キングカメハメハ。
前走府中牝馬Sは、これまではスタートダッシュがきかず、道中は後方追を余儀なくされていましたが、好スタートから馬群の真ん中を進み、ゴール前は目を引く伸びを見せた、10番人気3着という結果で収穫の多いレースでした。
昨年秋華賞10着から挑んだエリザベス女王杯は12番人気で2着同着に激走。
勝ったジェラルディーナが次走の有馬記念で3着に好走し、同着だったウインマリリンは香港ヴァーズでG1を優勝。
レベルが高かったエリザベス女王杯を2着同着だったことを考慮すれば、今年も好勝負は必至になりそうです。
【マリアエレーナ】昨年小倉記念圧勝
父クロフネ。母テンダリーヴォイス。母の父ディープインパクト。
小倉・新潟で3勝を挙げている平坦巧者で距離も2000mまでの適性と思われていたマリアエレーナが、前走のオールカマーを勝ち馬から0秒2差の4着に入りその平坦巧イメージを払拭しました。2度の急坂越えがある中山芝2200mを崩れなかったことで、京都芝2200mへの大きな手応えをつかみました。今回は前走オールカマーと同じ距離でも直線平坦の京都が舞台のエリザベス女王杯の方が、更に高いポテンシャルを発揮できる可能性が大きいと思います。昨年の小倉記念を5馬身差で圧勝した時の状態まで良化していれば大穴1発があっても驚けません。
【ゴールドエクリプス】能力はすごく高い
父ドゥラメンテ。母ゴールドグローリー。母の父ハービンジャー。
紫野特別(京都芝1800m)は、道中は控えて先団を見る7番手のポジションから、勝負所で押し上げていき、直線33秒2の鬼脚でサンライズエースを交わして抜け出し1着。
前々走の小倉記念は、中団追走から4コーナーで外目から上がっていき、直線じわじわ伸びていき、ゴール前1番人気のマリアエレーナを交わして3着。
前走の大原ステークスは、道中は控えて追走、直線外に出されて伸び、追い比べで内のコスモサガルマータに勢いで優って1着。
能力はすごく高く、牝馬同士なら混戦模様のエリザベス女王杯の初めてのG1舞台で1発激走があっても不思議はないです。
【ビッグリボン】全兄菊花賞馬キセキ
父ルーラーシップ。母ブリッツフィナーレ。母の父ディープインパクト。
マーメイドステークスの優勝馬ビッグリボンが、エリザベス女王杯で初のG1タイトル奪取を狙います。
全兄に菊花賞馬キセキがいる中長距離血統です。前走の京都大賞典は8着と案外でしたが、重馬場の影響と一線級牡馬との対決ということもあり仕方ない結果でした。
前走後も順調にきており、1度使ってどんどん良くなっている感じです。
血統的に2200mまでなら適応できると思われます。
【エリザベス女王杯2023予想】コース適性馬5選情報
【ジェラルディーナ】非根幹距離適性高い
父モーリス。母ジェンティルドンナ。母の父ディープインパクト。
芝2200mは【2.0.0.3】で複勝率は40%。右回りは【6.0.2.9】で複勝率は47%。稍重・重・不良馬場は【1.0.1.1】で複勝率は66%です。非根幹距離(400mで割れない距離)重賞での成績は、5戦して4着、1着、1着、4着、6着と一線級牡馬相手に善戦。非根幹距離への適性高く、牝馬限定戦なら間違いなく適性は上位です。
【ディヴィーナ】右回り勝ち鞍ない
父モーリス。母ヴィルシーナ。母の父ディープインパクト。
芝2200mは【0.1.0.0】で複勝率は100%。右回りは【0.0.2.3】で複勝率は40%。稍重・重・不良馬場は【2.1.1.3】で複勝率は57%です。エリザベス女王杯過去10年前走府中牝馬S組が4勝・2着5回・3着3回と好成績です。芝2000mから2200mでは4戦1勝・2着1回・3着2回と好走実績があります。右回りでは勝ち鞍がないことが若干懸念されます。
【ブレイディヴェーグ】32秒台の末脚
父ロードカナロア。母インナーアージ。母の父ディープインパクト。
右回りは【0.1.0.0】で複勝率は100%。稍重・重・不良馬場は【1.1.0.0】で複勝率は100%です。3歳馬でレース経験は4戦と少ないですが、これまで4戦連続で上がり3Fメンバー中最速上がりの末脚を使っており、直線が長く平坦な京都外回りコースなら32秒台の末脚を使える可能性があります。出遅れ癖はありますが、脚をためての良馬場での直線勝負なら勝ち負けは必至です。コース適性に懸念はありません。
【ハーパー】オークス2着
父ハーツクライ。母セレスタ。母の父Jump Start。
京都芝コースは【0.0.1.0】で複勝率は100%。右回りは【1.1.1.1】で複勝率は75%。稍重・重・不良馬場は【1.0.1.0】で複勝率は100%です。京都芝は秋華賞で3着、直線が長いコースはクイーンカップ1着、オークス2着の実績から、京都外回りコースへの適応能力はありそうです。オークスのように中団で折り合っての直線末脚にかける走りができれば、古馬初対決でもエリザベス女王杯での上位進出も十分可能性があると思われます。
【サリエラ】末脚強烈
父ディープインパクト。母サロミナ。母の父Lomitas。
エリザベス女王杯は、初めての右回りになります。今年は白富士S(東京芝2000m)1着、目黒記念(東京芝2500m)3着と強い牡馬相手に強い競馬で、重賞で結果を出しています。広く直線が長い東京芝コースで好走実績があり、京都の外回りコースなら適性がありそうです。デビューから4戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を発揮、平坦で直線が長いエリザベス女王杯で、自慢の末脚が炸裂するはずです。
【エリザベス女王杯2023予想】血統馬5選情報
【ブレイディヴェーグ】母系の血脈強く
父ロードカナロア。母インナーアージ。母の父ディープインパクト。
エルバリオ(JRA4勝)やインナリオ(JRA2勝)の半妹で、ミッキークイーン(オークス・秋華賞)、トーセンマタコイヤ(JRA5勝)、エピファニー(JRA5勝)の近親。
母インナーアージは、芝1600~2500mで4勝。母母ミュージカルウェイはドラール賞(仏G2・芝1950m)勝ち馬。
ロードカナロア×ディープインパクトの組み合わせは、ファンタジスト(京王杯2歳S)、ボンボヤージ(北九州記念)やレッドモンレーヴ(京王杯スプリングC)などと同じですが、ブレイディヴェーグは母系の血脈を強く受け継ぎ、脚長で直線が長いコース向きの血統です。
【ハーパー】ハーツクライ産駒上位
父ハーツクライ。母セレスタ。母の父Jump Start。
ダノンセレスタ(JRA3勝)の全妹でヴァレーデラルナ(G1・JBCレディスクラシック)の半妹。
母セレスタはエストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典(アルゼンチンG1・芝1600m)に勝ったアルゼンチン2歳女王。
母父ジャンプスタートはサラトガスペシャルS(米国G2・ダ6.5F)の勝ち馬。
配合パターンはドウデュース(日本ダービー)と似ています。
ハーツクライ産駒は2018年のリスグラシューが1着、2014、2015年のヌーヴォレコルト2着。
いずれも3冠レースで好走した馬が、エリザベス女王杯で上位にきています。
胴長体型でエンジンのかかりが遅いため直線が長いコースに替わり、変わり身を見せてくる可能性が大きい血統です。
【ジェラルディーナ】母ジェンティルドンナ
父モーリス。母ジェンティルドンナ。母の父ディープインパクト。
近親に京都牝馬S(G3)、京都牝馬S(G3)を優勝したドナウブルーがいるドナブリーニの牝系です。
2019年日本ダービーを勝ったロジャーバローズの近親です。
母ジェンティルドンナはG1を7勝した歴史的な名牝馬です。
ジェラルディーナは、父がRoberto系のモーリスでジェンティルドンナが伝える高い潜在能力を引き出してくれる可能性があります。
父母譲りのパワーと機動力、関節は柔らかく体質はディープインパクト似です。
今年のエリザベス女王杯は、京都外回りコースへ戻りますが、オークス1着、ジャパンカップ連覇した母ジェンティルドンナから直線が長いコースでも戦える能力を受け継いでいます。
【ライラック】大きなストライド
父オルフェーヴル。母ヴィーヴァブーケ。母の父キングカメハメハ。
オルフェーヴル産駒は阪神開催を含むエリザベス女王杯で 【2.1.0.2】という高い連対率。
ラッキーライラックが2019年と2020年にエリザベス女王杯を連覇しています。
ライラックは昨年エリザベス女王杯を2着に好走しています、ラッキーライラック同様に2年連続で馬券に絡む可能性があります。
オルフェーヴル産駒は涼しい季節に調子を上げる馬が多く、重賞成績は11月から1月が好成績です。
母母ブルーリッジリバーは桜花賞2着。
オルフェーヴル×キングカメハメハはウシュバテソーロ(ドバイワールドカップ)やショウリュウイクゾ(日経新春杯)など大きなストライドで走るタイプが多く、直線が長い京都外回りコースに高い適性のある血統です。
【ルージュエヴァイユ】2代母凱旋門賞馬
父ジャスタウェイ。母ナッシングバットドリームズ。母の父Frankel。
父ジャスタウェイは天皇賞秋優勝、ジャパンカップ2着。
その父ハーツクライ産駒には、2014年オークスを勝ったヌーヴォレコルトなど東京芝2400mに強い血統。
ジャスタウェイ産駒にも日本ダービー3着のヴェロックスがいます。
母ナッシングバットドリームズの父は名馬フランケルで、2代母のDanedreamは凱旋門賞などG1を5勝した世界的な名牝馬です。
京都外回りコース向きの血統で巻き返し必至の良血馬です。