小倉記念2020予想本命馬と傾向
小倉競馬場小回りの芝2000mに対応できる能力、スタミナよりもスピード能力が求められる開幕週の馬場が重要なポイントになります。
小倉記念過去10年のハンデは51kg以下8頭出走して複勝率は0%です。その他52㎏から57.5kg以上でまんべんなく優勝馬がでています。その中で55kg以上から7勝の優勝馬がでています。51kg以下の馬は予想から消しても良さそうです。
小倉記念過去10年の年齢別優勝実績、4歳(4勝)、5歳(4勝)、7歳(2勝)、3歳馬の優勝はなく、4歳馬が勝率、連対率、複勝率すべてトップで中心になります。
小倉記念過去10年の前走の距離別成積は、前走2000mからの馬が9勝、芝2400m以上からの馬が1勝です。距離延長で参戦してくる馬には厳しいレースです。
小倉記念2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。小倉記念2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、サトノルークス、ランブリングアレー、サマーセント、サトノガーネット、ノーブルマーズの競走馬情報を詳しく説明します。
小倉記念2020予想オッズ
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | サトノルークス | 2.6 |
2 | ランブリングアレー | 3.4 |
3 | サマーセント | 6.1 |
4 | サトノガーネット | 6.2 |
5 | ノーブルマーズ | 12.7 |
6 | サラス | 21.6 |
7 | タニノフランケル | 22 |
8 | レイホーロマンス | 24.5 |
9 | ミスディレクション | 28.2 |
10 | アールスター | 31.2 |
11 | ショウナンバルディ | 41.9 |
12 | ロードクエスト | 71.9 |
13 | アメリカズカップ | 99.4 |
14 | ブレスジャーニー | 100.3 |
15 | アウトライアーズ | 101.3 |
16 | レオコックブルー | 252.9 |
17 | サウンドバーニング | 326.1 |
【①ノーブルマーズ】の出走馬情報です。(高倉稜)
父ジャングルポケット。母アイアンドユー。母の父Silver Hawk。
休み明け3走目で、昨年の小倉記念(小倉競馬場2000m)を3着しているように、暑い時期に調子を上げてくるタイプであることから、凡走からの変わり身があっても驚けません。小倉競馬場の成績は3戦1勝・3着2回で複勝率100%の得意コースです。2018年にはG2目黒記念(東京競馬場2500m)2着、G1宝塚記念(阪神競馬場2200m)3着と一線級馬相手に好走している底力があることも、考慮に入れて予想した方が良さそうです。
【⑤サトノガーネット】の出走馬情報です。(松山弘平)
父ディープインパクト。母ビートリックスキッド。母の父Victory Note。
サトノガーネットの予想オッズは6.2倍、現在5連敗中で3番人気に想定されていることは、大混戦になることを示しています。サトノガーネットは差し脚質の直線一気の末脚勝負型です。開幕週で前が止まらない、そして直線距離が293mと短い小倉競馬場は、サトノガーネットにとって、容易に勝てる条件ではありません。ただし、ハイペースの展開の助けがあれば、まとめて差し切る潜在能力は持っています。
【⑧サマーセント】の出走馬情報です。(酒井学)
父ハービンジャー。母プリムローズレーン。母の父サンデーサイレンス。
前走のマーメイドステークス(阪神競馬場2000m)は2番手先行から、直線で抜け出して優勝、重賞初制覇しました。格上挑戦で斤量50キロの恩恵もありました。今回も52キロで出走でき軽い斤量の恩恵は十分にあります。トップハンデ57キロのロードクエストとは5キロの斤量差があります。全4勝は阪神競馬場2000m、京都競馬場2000m、小倉競馬場1800mで挙げている内回り・小回りコースで高いポテンシャルを発揮する小回りコース巧者です。サマーセントはスタートが上手で、安定した先行力を発揮できるタイプなので、開幕週の前残りの馬場は合っています。小倉競馬場2000mはスタートから1コーナーまでの距離が十分にあるため、前半のペースはあまり速くならないので、すっと前に行けそうです。斤量52キロなら牡馬相手でも勝ち負けできると思われます。
【⑪サトノルークス】の出走馬情報です。(川田将雅)
父ディープインパクト。母リッスン。母の父Sadler’s Wells。
2017年セレクトセールにて、2億9,160万円で落札された超良血馬です。豊富なスタミナと底力高いパワーを伝えるサドラーズウェルズを母の父に持つ血統です。昨年の菊花賞で2着に好走しましたが、その後骨折して約7ヵ月休養に入り、前走の鳴尾記念は馬体重が10キロ増えて太目の残りで、動けず8着に負けました。陣営は恐らく、骨折明けの様子を見ながらの叩きレースとしてサトノルークスをレースに送り出していると思われます。鞍上は川田将雅騎手、人気を背負いながら、なかなか結果が出せていないことが心配されます。
【⑭ランブリングアレー】の出走馬情報です。(武豊)
父ディープインパクト。母ブルーミングアレー。母の父シンボリクリスエス。
糺の森特別(京都競馬場芝1800m)、垂水ステークス(阪神競馬場2000m)、好位から一瞬の瞬発力で抜け出す強い競馬で2連勝中です。阪神競馬場2000m、小倉競馬場2000mの内回り、小回りコースで勝利した実績と、力強い先行力があるので、前残りの傾向がある小倉競馬場開幕週へのコース適性はメンバー中でもトップクラスです。暑さに強い牝馬、そして、牝馬特有の一瞬の切れる末脚は293mと短い直線距離で一気にトップスピードにのせることができます。ランブリングアレーはコーナーでの機動力もあるので内から突き抜ける競馬をしてくることが容易にイメージできます。
小倉記念のまとめ
小回り・内回りコースで勝利した実績と、安定した先行力、一瞬の切れる末脚。小倉競馬場で勝つための要件が3拍子揃っているランブリングアレーを小倉記念の本命馬に推します。4歳牝馬で前走は2000mを勝利しており、前述の勝利ポイントも満たしています。
【小倉記念2020枠順確定】
1-1 ノーブルマーズ(高倉稜)
2-2 ミスディレクション(太宰啓介)
3-3 アールスター(長岡禎仁)
3-4 アウトライアーズ(丸田恭介)
4-5 サトノガーネット(松山弘平)
4-6 サラス(松若風馬)
5-7 アメリカズカップ(和田竜二)
5-8 サマーセント(酒井学)
6-9 タニノフランケル(幸英明)
6-10 レイホーロマンス(秋山真一郎)
7-11 サトノルークス(川田将雅)
7-12 ショウナンバルディ(鮫島克駿)
8-13 ロードクエスト(西村淳也)
8-14 ランブリングアレー(武豊)