関屋記念2020予想本命馬と傾向
関屋記念過去10年の単勝オッズ別成績は4.9倍以下が4勝、5.0倍から29.9倍が6勝で30.0倍以下のオッズでまんべんなく優勝馬がでています。逆に30倍以上の馬は1度も3着以内に入っていません。過去10年単勝オッズ別成績データから見ると29.9倍以下のオッズの馬を中心に馬券を組み立てても良さそうです。
関屋記念過去10年の優勝馬の10頭のうち8頭が7枠(5勝)と8枠(3勝)から出ています。昨年は7枠13番ミッキーグロー優勝、7枠13番ミエノサクシーは2着。7枠の馬で1着・2着を独占しています。単勝オッズ29.9倍以下で7枠、8枠に入った馬は注目です。
関屋記念過去10年優勝馬の馬体重別成績は、479kg以下が2勝、480~499kgが3勝、500kg以上が5勝で大型馬の勝率が高くなっています。ちなみに直近4年間で520kg以上の馬が3勝を挙げています。
関屋記念2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。関屋記念2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、プリモシーン、クリノガウディー、サトノアーサー、グルーヴィット、アンドラステの競走馬情報を詳しく説明します。
関屋記念2020予想オッズ
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | プリモシーン | 2.8 |
2 | クリノガウディー | 5.2 |
3 | サトノアーサー | 5.3 |
4 | グルーヴィット | 6.7 |
5 | アンドラステ | 7.8 |
6 | エントシャイデン | 12.3 |
7 | アストラエンブレム | 18.1 |
8 | ミッキーブリランテ | 21.9 |
9 | トロワゼトワル | 22.2 |
10 | ミラアイトーン | 41.6 |
11 | ジャンダルム | 55.1 |
12 | メイケイダイハード | 60.6 |
13 | プロディガルサン | 69.1 |
14 | ハーレムライン | 99.4 |
15 | メイショウグロッケ | 112.1 |
16 | ドーヴァー | 190.1 |
17 | ブラックムーン | 199.6 |
18 | ペプチドバンブー | 210.2 |
【①プリモシーン】の出走馬情報です。(福永祐一)
父ディープインパクト。母モシーン。母の父Fastnet Rock。
フェアリーステークス(中山競馬場芝1600m)、関屋記念(新潟競馬場芝1600m)、東京新聞杯(東京競馬場芝1600m)の重賞を3勝している実力馬で、2018年の本レースの優勝馬です。全4勝中3勝を左回りで直線の長い東京、新潟競馬場で挙げており、昨年のヴィクトリアマイルで2着という実績もある、左回りを得意にしている馬です。重賞で2着2回・3着1回に好走した福永祐一騎手と5走ぶりにコンビ復活となり、巻き返しが期待されます。母の父Fastnet Rockは現役時代に、MRCオークレイプレイト、ライトニングSの豪州G1を2勝、種牡馬としては13頭のG1馬を輩出、G1で勝ち負けできる高い潜在能力を産駒に伝えています。母モシーンは現役時代に、ATCストームクイーンS、ランドウィックギニーズ、VRCオーストラリアンギニーズ、VRCオークスの豪州G1で4勝を挙げた実力馬です。母系は豪州の超良血馬、そこに日本の超良血馬ディープインパクトが配合された血統配合です。
【③アンドラステ】の出走馬情報です。(岩田望来)
父オルフェーヴル。母ヴァリディオル。母の父Dynaformer。
これまでの成績は7戦4勝・2着1回・3着1回で複勝率は85%です。初めて着外となった前走のエプソムカップは1着馬から3着馬の上位陣は内から伸びていたのに対して、アンドラステは唯一外から伸びて、メンバー中最速上がり35秒6の末脚を使い、勝ち馬ダイワキャグニーから0秒2差、僅差の4着まで追い込み、負けて強しの競馬で実力は示せました。鞍上の岩田望来騎手はデビュー2年目で、これまで48勝、年間100勝に迫る好成績、アンドラステで重賞初制覇を達成できるか注目されます。母の父Dynaformerは現役時代にG1の勝ちはありませんでしたが、種牡馬として21頭のG1馬をだしている偉大な種牡馬です。良血の母系にオルフェーヴルが配合され、スタミナとパワーが底上げされている血統です。
【⑪クリノガウディー】の出走馬情報です。(横山典弘)
父スクリーンヒーロー。母クリノビリオネア。母の父ディアブロ。
2走前の始めての芝1200mの高松宮記念は1位入線4位降着でした。続く前走のCBC勝は1番人気に推されましたが12着と見せ場なしの大敗でした。クリノガウディーは、1勝馬ではありますが、朝日杯FS(2着)、中京記念(2着)、東京新聞杯(3着)と芝1600mの重賞で、勝ち負けできた実績があります。本来の適性距離であるマイルレースに戻ることで大きな変わり身に期待したいとこですが、直近3走のスプリントレース中2走をスピードに任せて先行したことで、マイルではかかり気味にならないかが懸念されます。先行勢には厳しいコース設定の関屋記念なので、スピードに任せて前に行ってしまうと、厳しいレースになってしまうことが推測されます。
【⑯グルーヴィット】の出走馬情報です。(M.デムーロ)
父ロードカナロア。母スペシャルグルーヴ。母の父スペシャルウィーク。
昨年3歳時に、中京記念(中京競馬場芝1600m)は古馬相手に見事優勝しました。前走京王杯スプリングカップでグルーヴィットを3着に導いたミルコデムーロ騎手が引き続き騎乗予定です。瞬発力は不足しているので、前でスピードを持続して早めに仕掛けていくことが求められ、ミルコデムーロ騎手の手腕なら前で残る走りをさせることができます。母の母ソニックグルーヴはエアグルーヴに牝系です。エアグルーヴに牝系とロードカナロアが配合されたことで、スピード能力が前面にでています。
【⑰サトノアーサー】の出走馬情報です。(戸崎圭太)
父ディープインパクト。母キングスローズ。母の父Redoute’s Choice。
2018年エプソムカップ(東京競馬場芝1800m)で重賞制覇を達成しています。直近4走はすべて1番人気に推されましたが3着、2着、3着、6着と人気を裏切る形で結果を残せていません。中団を追走して直線で切れる末脚を使え、時計のかかる馬場も苦にしません。むしろ高速馬場よりも時計のかかる馬場の方が走りやすそうです。先週の新潟競馬場は久しぶりの不良馬場でした。その影響で今週は馬場が荒れて時計のかかる馬場になっている可能性があります。母の父Redoute’s Choiceは、MRCCFオールS、コールフィールドギニーズ、MVRCマニカトS、MRCブルーダイアモンドSの豪州G1を4勝した実績のある名馬です。種牡馬としてが21頭ものG1馬をだしている名種牡馬です。母の父Redoute’s Choice産駒は、スプリントからマイルでの活躍が目立っています。
関屋記念まとめ
2018年ヴィクトリアマイルは後方10番手から33秒0の末脚で2着した瞬発力があり、新潟競馬場の長い直線での瞬発力勝負に向いています。今年の東京新聞杯を優勝した時の馬体重は牝馬ながら504㎏ありました。折り合いに懸念がなく、長い直線で瞬発力を発揮できることからプリモシーンを有力本命馬に推します。
【関屋記念2020枠順確定】
1-1 プリモシーン(福永祐一)
1-2 ブラックムーン(内田博幸)
2-3 アンドラステ(岩田望来)
2-4 メイショウグロッケ(柴田善臣)
3-5 メイケイダイハード(石橋脩)
3-6 アストラエンブレム(北村宏司)
4-7 ジャンダルム(藤井勘一郎)
4-8 ミッキーブリランテ(岩田康誠)
5-9 ハーレムライン(木幡巧也)
5-10 ミラアイトーン(横山和生)
6-11 クリノガウディー(横山典弘)
6-12 エントシャイデン(川須栄彦)
7-13 ドーヴァー(田辺裕信)
7-14 プロディガルサン(丸山元気)
7-15 ペプチドバンブー(津村明秀)
8-16 グルーヴィット(M.デムーロ)
8-17 サトノアーサー(戸崎圭太)
8-18 トロワゼトワル(三浦皇成)