【ジャパンカップ2023予想】本命馬候補5選と穴馬候補5選・コース適性と解説・血統馬5選・過去10年と傾向|3連単

ジャパンカップコース解説(東京芝2400m)

ジャパンカップは、東京開催8週目、先週からCコースを使用され、柵の移動により傷んだ箇所は概ねカバーされましたが、正面直線の内柵沿いに軽微な傷みがある馬場状態です。

ジャパンカップが開催される、東京競馬場芝Cコースの1周距離は2,120.8m、幅員は25～35m、直線距離は525.9m、高低差は2.7mです。

ジャパンカップは平均的には、2分24秒台の決着で、速ければ23秒台の時計が出ます。ジャパンカップ過去10年の走破時計は、2分20秒6から2分26秒1の間で推移しています。

馬場状態で大きくペースが変わってきます。

ジャパンカップのスタート地点は正面スタンド前の直線からです。

最初の1コーナーまでの距離は約313mです。

1コーナーから向正面半ばにかけて高低差1.9mの長い下り坂が続きます。

その直後、3コーナーの手前には、高低差1.5mの上り坂が待ち受けます。

坂を上りきった後は短い平坦部分を挟んで3コーナーにかけて約2m下り勾配が続き、4コーナーは若干の上り勾配になっています。

残り1100m地点から3コーナーにかけての約2mの下り坂で勢いをつけて一気に加速してのロングスパートの仕掛け合いになります。

ゴール前の直線距離は525.9mです。

残り460m地点から300m地点にかけては2つめの上り坂は、160mで高低差2.1mのなだらかな上り坂を上がります。

中山や阪神に比べると勾配は緩やかでも、高低差2.1mの坂を上った後も、小回りコースの直線の長さとほぼ同じ300mを全力で走ることが要求されます。

東京芝2400mは、最高の戦いを世界に示す舞台なので先行争いは激しく、600m通過後からペースは落ち着き向正面直線ではゆったりと流れますが、ジャパンカップは全体的に11秒台から12秒台のラップを持続する厳しい展開になることが予想されます。

残り1100m地点の下り坂あたりから徐々にペースアップして11秒台のラップが連続する厳しい流れになっていきます。

この厳しい流れについていける末脚の持続力と鋭い瞬発力が求められます。

直線だけのよーいドンの末脚比べの緩い展開になることはありません。

世界レベルの高い能力が必要で、流れが向いたので勝てたとかになることはなく、極めて高いレベルの瞬発力が勝敗を決める厳しい戦いになります。

高速ラップを刻むので逃げ切りは非常に難しく、先行馬は並大抵の先行力では残れません。

まくり、追い込みも厳しく2012年にオルフェーヴルがかろうじて2着に好走したくらいです。

コース形態上、中心は差し脚質になります。4コーナー出口で、ある程度の順位と馬場の良いところを確保できる騎手の瞬時の判断力も勝ち切る重要なファクターになります。

ジャパンカップ過去10年の優勝騎手は外国人騎手7勝、武豊騎手1勝、池添騎手1勝、福永騎手1勝です。

ジャパンカップは、外国人騎手が圧倒的に強い傾向が顕著に出ています。

ジャパンカップ最近6年は外国人騎手が5勝を挙げています。

ジャパンカップ過去10年1枠4勝、2枠1勝、3枠2勝と内枠に入った馬が7勝を挙げていることから、圧倒的に内枠が有利です。

ジャパンカップは、高次元の瞬発力と持続力が問われる国内最高峰のG1レースです。

極めて高いレベルが求められるので、中途半端な実力では通用しません。

ジャパンカップは世界レベルの瞬発力勝負に対応できるかが最大のポイント、東京コースへの適性と実績があることも極めて重要です。

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【ジャパンカップ2023予想】データ分析と傾向

ジャパンカップ過去10年人気別成績

ジャパンカップ過去10年枠順別成績

ジャパンカップ過去10年前走レース別成績

ジャパンカップ過去10年年齢別成績

ジャパンカップ過去10年騎手別成績

ジャパンカップ過去10年最高配当

ジャパンカップ勝ち馬ポイント

ジャパンカップデータ分析まとめ

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【ジャパンカップ2023予想】本命馬候補5選情報

【イクイノックス】9.5億円獲得に挑む

父キタサンブラック。母シャトーブランシュ。母の父キングヘイロー。

現役世界最強馬イクイノックスが、今シローズンの最大目標の9.5億円獲得に挑みます。

3月にドバイシーマクラシックで海外G1制覇したため、ジャパンカップで1着になれば、1着賞金5億円にプラスして、ボーナスの約4億5000万円が与えられます。

前走の天皇賞・秋は ドバイの逃げ切り、宝塚記念の大外一気とは異なり、1000m通過57秒7のハイペースを3番手で追走、早め先頭の横綱相撲で1分53秒2という衝撃のレコード勝ちで底知れぬ進化した強を見せました。

レース後はノーザンファーム天栄への短期放牧でリフレッシュを図り、11月10日に美浦トレセンへ帰厩してレースへ向け、態勢を整えています。

昨年の天皇賞秋からG1を5連勝中の世界ランク1位。

日本競馬史上に残る強さで、今回ジャパンカップも勝てばキタサンブラックとの父子制覇になります。

懸念があるとすれば中3週の短いローテーションです。

【リバティアイランド】軽斤量をいかした強烈な末脚

父ドゥラメンテ。母ヤンキーローズ。母の父All American。

今年のジャパンカップ、3歳牝馬同士では圧倒的な力を誇る3冠分馬のリバティアイランドが世界1位のイクイノックスに挑みます。

3年前のアーモンドアイ・コントレイル・デアリングタクトに匹敵する名勝負です。

秋華賞は早めに先頭に立ち、そのまま押し切る強すぎる横綱相撲で牝馬3冠目をゲット。

秋初戦休み明けで、仕上がりに余裕がありました。

同じく休み明け初戦だった桜花賞を使ってオークスで良くなった経緯から、秋華賞を使われての上積みは大きいと思われます。

過去のジャパンカップでは、3冠牝馬が高いポテンシャルを見せてきました。

2012年のジェンティルドンナは怪物オルフェーヴルを退け、2018年のアーモンドアイは先行策から驚異的な世界レコードで優勝しています。

ジャパンカップ過去10年牝馬が4勝、出走頭数から見れば非常に高い勝率です。

G1・4連勝中の3冠牝馬、軽斤量をいかして強烈な末脚でイクイノックスと初対決です。楽しみすぎます。

【ドウデュース】ダービーを制した同じ舞台

父ハーツクライ。母ダストアンドダイヤモンズ。母の父Vindication。

前走の天皇賞秋は、予定していたドバイターフの出走取り消しもあり、今年2月の京都記念以来の約8ヶ月ぶり実戦となり、 スタートから流れに乗って4番手を進んでいるようにも見えましたが、道中かかってしまった分、直線は持ち前の瞬発力を発揮できず7着に敗れました。

またレース直前主戦の武豊騎手が負傷で乗り替わるアクシデントもマイナス要素でした。

しかしレース後は全力で走っていないぶん回復も早く、中3週のダメージはなさそうです。

今回はダービーを制した同じ舞台。

たたき2走目の効果も見込め上積みはあると思われます。前走に引き続き戸崎圭太騎手が騎乗。

【スターズオンアース】10戦全て3着以内

父ドゥラメンテ。母サザンスターズ。母の父Smart Strike。

昨年の牝馬2冠を制したスタ ローズオンアースが、現役最強馬イクイノックス、今年の3冠牝馬リバティアイランドと初対決になります。

相手関係、展開を問わずデビューから10戦全てで3着以内に入線、条件問わず安定した走りがスターズオンアースの最大の強みです。

予定していた天皇賞秋は、ひづめの不安により回避、幸いにも軽度のもので1週間休んだことで回復。

中3週の激走を回避できたのも、牝馬にとっては良かったと思われます。

約5か月ぶりの実戦になり、 どこまで状態を上げられるかが鍵になりそうです。

当日のパドックで入れ込んでなければオッケーです。

【タイトルホルダー】3着までなら

父ドゥラメンテ。母メーヴェ。母の父Motivator。

2走前の天皇賞・春では右前肢ハ行で競走中止。

細心の注意を払って復帰を模索して、前走オールカマーにこぎつけ逃げると、他馬の圧力を受けながら粘り腰で2着と復帰戦としては大健闘です。

前走はレースに復帰するために確認程度の調整での2着は、潜在能力が高いことを示しています。

昨年宝塚記念、天皇賞春を連勝したときがピークだったことは事実。

現状強い馬が2頭います、勝ち負けは厳しいかもしれませんが、3着までなら入る実力はあります。

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【ジャパンカップ2023予想】穴馬候補5選情報

【ダノンベルーガ】天皇賞秋勝ち馬と0.9秒差以内

父ハーツクライ。母コーステッド。母の父Tizway。

昨年のクラシックではドウデュース、イクイノックスを押しのけ、ダービーで1番人気に推された期待の大きい馬でした。

新馬、共同通信杯で鮮烈なデビューを飾った後、 勝利から遠ざかっています。

ドバイターフ2着､ 札幌記念4着、天皇賞秋4着でジャパンカップは、モレイラ騎手と4戦連続のコンビです。

天皇賞秋で0.9秒以内に負けた馬に注目で、単勝回収率は100%を超えており、天皇賞秋で余力を残して善戦した馬の巻き返しが目立っています。

ダノンベルーガは天皇賞秋で勝ち馬から0秒6差の4着、距離延長で末脚勝負なら差は詰まり 逆転もあるかもしれません。

【ディープボンド】時計のかかる馬場

父キズナ。母ゼフィランサス。母の父キングヘイロー。

前走の京都大賞典は直線でロングスパート、外から勢いよく脚を伸ばし、3着に食い込みました。3歳の秋になっても、相変わらず元気いっぱいです。

G1・12戦中、 掲示板内は8回と強豪馬相手に善戦しています。

しぶといタイプで、スタミナを求められる上がりのかかる消耗戦の展開になれば上位進出も十分可能です。

水分を含んだ馬場状態を得意としているパワータイプなので、雨が降って時計のかかる馬場なれば、1発激走があっても驚けません。

【ヴェラアズール】2着、3着付けで

父エイシンフラッシュ。母ヴェラブランカ。母の父クロフネ。

昨年のジャパンカップ覇者のヴェラアズールが10年ぶり史上2頭目の連覇に挑みます｡

ジャパンカップ優勝から1年。

その後の4戦で掲示板にも載れず苦戦が続いています。

前走の京都大賞典7着は、スローペースの重馬場で末脚をいかせない厳しい展開でしたが、内容は悪くありませんでした。

今回は東京2400mへ戻り、 状態面の上積みも期待で、1度使った分、 良くなってきています。

昨年のジャパンカップ勝ち馬で人気にならないならば馬券妙味ありです。2着、3着付けで狙いたいです。

【エヒト】重賞2勝

父ルーラーシップ。母ヒーラ。母の父ディープインパクト。

昨年の七夕賞は、不利な小回りコースの大外枠から、緩みのないペースを先行して、2馬身半差をつけ、非常に強い競馬で快勝して実力が本物であることを示しました。

小倉記念は、3番枠から先団を見ながら好位のインコースを立ち回り、直線でも内目から上がっていき、外のマリアエレーナを競り落とし、内のテーオーシリウスを交わして抜け出し帰国2走目で一変して勝利。

前走の天皇賞秋はレコード決着の速い流れについていき、1分57秒4の8着は、高く評価できます。

距離2000mのG3で2勝、スピードを持続しながらの末脚が持ち味で東京コースは合っています。

【インプレス】芝2400mで3勝

父キズナ。母ベアトリス。母の父Dr Fong。

前々走の新潟記念は、ゲートの出はひと息で道中は抑えて後方を追走、直線は外へ出さず、内を突いて伸びて内ラチ沿いを進出、3番手に上がって入線。京都大賞典は出遅れて、重馬場で追い込むのは難しく12着。

これまで芝2400mで3勝を挙げているスタミナ豊富な馬です。

直線の末脚勝負タイプなので、ハイペースで、末脚本領発揮で一変激走があっても驚けません。

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【ジャパンカップ2023予想】コース適性馬5選情報

【イクイノックス】天皇賞秋衝撃のレコード

父キタサンブラック。母シャトーブランシュ。母の父キングヘイロー。

東京芝2400mは【0.1.0.0】で複勝率は100%。

東京芝コースは【3.1.0.0】で複勝率は100%。

芝2400mは【0.1.0.0】で複勝率は100%。

左回りは【5.1.0.0】で複勝率は100%。

稍重・重・不良馬場は未出走。

東京芝2400mの日本ダービーは、不利な18番枠からクビ差で惜敗、大外からのスタートでも力は見せました。

天皇賞秋は1分53秒2という衝撃のレコード勝ち。この2走から東京芝2400mへのコース適性は非常に高いことがわかります。

【リバティアイランド】54キロ断然有利

父ドゥラメンテ。母ヤンキーローズ。母の父All American。

東京芝2400mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

東京芝コースは【1.1.0.0】で複勝率は100%。

芝2400mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

左回りは【2.1.0.0】で複勝率は100%。

稍重・重・不良馬場は【1.0.0.0】で複勝率は100%です。

東京芝2400mのオークスは、モマれることなく中団追走し、直線入り口で進出。

余力を見せながらも抜け出し、後続との差を広げて6馬身差の圧勝。

2分23秒1の時計は、ジャパンカップ過去10年と比較して3位タイで、2014年エピファネイアが勝った時計と同タイムです。

2018年アーモンドアイが2分20秒6の世界レコードで勝った時も53キロで古馬と4キロの斤量差がありました。

古馬と4キロの斤量差があり断然有利です。

【ドウデュース】ダービーレースレコード

父ハーツクライ。母ダストアンドダイヤモンズ。母の父Vindication。

東京芝2400mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

東京芝コースは【2.0.0.1】で複勝率は67%。

芝2400mは【1.0.0.2】で複勝率は33%。

左回りは【2.0.0.1】で複勝率は67%。

稍重・重・不良馬場は【0.0.0.2】で複勝率は0%です。

日本ダービーを2分21秒1のレースレコードでの勝利実績があり、東京芝2400mジャパンカップへのコース適性に懸念はありません。

前走の天皇賞秋は条件がいろいろと合わなかったこともあり、度外視です。

【ヴェラアズール】ジャパンカップ覇者

父エイシンフラッシュ。母ヴェラブランカ。母の父クロフネ。

東京芝2400mは【2.0.1.0】で複勝率は100%。

東京芝コースは【2.0.1.0】で複勝率は100%。

芝2400mは【3.0.1.1】で複勝率は80%。

左回りは【2.0.1.0】で複勝率は100%。

稍重・重・不良馬場は【2.0.0.0】で複勝率は100%です。

ダート路線から芝転向後、6戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を発揮して、6戦目でジャパンカップを制覇した異色の実力馬。

東京2400mへのコース適性は抜群高速決着にも、時計のかかる馬場にも適応できます。

得意の東京2400mなら1発巻き返してくる可能性もあり、要注意の穴馬です。

【スターズオンアース】昨年オークス覇者

父ドゥラメンテ。母サザンスターズ。母の父Smart Strike。

東京芝2400mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

東京芝コースは【2.1.2.0】で複勝率は100%。

芝2400mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

左回りは【2.2.2.0】で複勝率は100%。

稍重・重・不良馬場は未出走です。

東京芝2400mは昨年のオークスを33秒7のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し勝利。

東京芝コース複勝率は100%、左回り複勝率は100%、東京芝コースへの適性高く、距離も問題ありません。

だだしヴィクトリアマイルから800m延長で戸惑わないかが少し心配です。

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【ジャパンカップ2023予想】血統馬5選情報

【イクイノックス】変幻自在の機動力

父キタサンブラック。母シャトーブランシュ。母の父キングヘイロー。

キタサンブラック産駒は一瞬の瞬発力はありませんが、長く良い脚を使える傾向があります

。父キタサンブラックは年度代表馬でイクイノックスやソールオリエンスやガイアフォースなどを出し種牡馬としても成功しています。

半兄ヴァイスメテオールは芝2400mのメトロポリタンSを勝っています。

母シャトーブランシュはマーメイドS勝ち馬です。

父キタサンブラックと体形は似ており、持続力あるストライド、母の父キングヘイローの影響から鋭い末脚を受け継いでいます。

母の父キングヘイローは、母の父としてドゥーラ、フェーングロッテン、ピクシーナイト、ディープボンド、キングズガード、アサマノイタズラ、ヴァイスメテオールなど、重賞19勝を挙げています。牝系由来の持続力、ナタの斬れ、変幻自在の機動力も兼備、天皇賞は圧巻のレコード決着勝ち、完成度が高く隙は見当たりません。

【リバティアイランド】大舞台に強い血統

父ドゥラメンテ。母ヤンキーローズ。母の父All American。

ロムネヤ(1勝馬)の半妹で、母ヤンキーローズは豪2歳女王＆3歳女王でATCサイアーズプロデュースS、ATCスプリングチャンピオンSの豪G1を2勝。

母の父All Americanは、VRCカンターラSの豪G1の優勝馬。

母母父Xaarは欧州で最優秀2歳牡馬に輝いています。

そこにエアグルーヴの牝系のドゥラメンテが配合されたことで底力が高められました。

母のマイラー血脈から瞬発力はケタ違いです。

距離適性としてはアーモンドアイに近く、2400はベストではありませんが、斤量差が4キロあり好勝負は必至です。

大舞台に強い血統です。

【スターズオンアース】スタミナ強化

父ドゥラメンテ。母サザンスターズ。母の父Smart Strike。

オークス、阪神JFを制覇したソウルスターリング、アルテミスSを勝ったシェーングランツと同じスタセリタの牝系です。

ドゥラメンテ産駒で母系にミクスドマリッジの血が入るのはタイトルホルダーやリバティアイランドと同じで黄金配合です。

母の母スタセリタは、仏オークス、ヴェルメイユ賞、サンタラリ賞 、ビヴァリーディS、フラワーボールS 、ジャンロマネ賞の欧米の芝中距離G1を6勝した世界的な名牝馬です。

父がドゥラメンテでスタミナが強化されてジャパンカップへの血統適性を高めています。

父ドゥラメンテは皐月賞、日本ダービーの二冠馬で菊花賞、天皇賞春を制覇したタイトルホルダーの父です。

ジャパンカップにも十分対応できるスタミナのある血統です。

【ドウデュース】高速馬場向き

父ハーツクライ。母ダストアンドダイヤモンズ。母の父Vindication。

マッチベターベイショアS(米G2・ダ7F2着)やフラーレン(JRA4勝)の半弟。

母の父Vindicationはシアトルスルーの直仔で北米2歳チャンピオンです。

シアトルスルーはケンタッキーダービーなどG1を8勝、種牡馬としては19頭のG1馬をだしています。

母ダストアンドダイヤモンズは米国GIのBCフィリーメアスプリント2着(7.0F)、G2ギャラントブルームH(6.5F)1着、G3シュガースワールS(6.0F)1着の短距離スピード系。

高速馬場での瞬発力勝負が合っている血統配合です。

東京芝コースでイクイノックスに勝っているのはドウデュースだけ、ジャパンカップの逆転の可能性がある血脈です

【タイトルホルダー】スタミナ消耗戦

父ドゥラメンテ。母メーヴェ。母の父Motivator。

父ドゥラメンテ×Sadler’s Wells系の配合は、持続力勝負向きで高いポテンシャルを発揮でき、長距離レース向きの血統です。父ドゥラメンテの母系は成長力に優れたエアグルーヴの牝系です。

芝2400mから芝2600mで3勝を挙げているメロディーレーンの半弟。

母メーヴェはJRA5勝のオープン馬で丹頂S(OP・札幌芝2600m)を勝っています。

母父Motivatorは英国ダービーを制覇したヴァンドギャルドの母父であり、自身も英国ダービーを制覇しています。

母父Motivatorの父モンジューは凱旋門賞などG1を5勝したSadler’sWells系のステイヤーで、スタミナとパワーを伝えている重厚な欧州血統、スタミナ消耗戦に強い配合で、ジャパンカップで好走できる良血馬です。

持続力・スタミナ・底力に優れている血統です。

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