チャンピオンズカップ

【チャンピオンズカップ2021予想】過去7年データ分析と傾向

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チャンピオンズカップ過去7年人気別成績

1番人気1勝・2着3回・3着0回、勝率14.3%、連対率57.1%、複勝率57.1%。

2番人気2勝・2着0回・3着0回、勝率28.6%。

3番人気0勝・2着2回・3着3回、勝率0%、連対率28.6%、複勝率71.4%。

4番人気1勝・2着0回・3着0回、勝率14.3%。

5番人気0勝・2着0回・3着1回、勝率0%、連対率0%、複勝率14.3。

6~9番人気2勝・2着2回・3着1回、勝率7.1% 、連対率14.3%、複勝率17.9%。

10番人気以1勝・2着0回・3着2回、勝率2.2%、複勝率6.5%。

チャンピオンズカップ過去7年優勝馬の前走成績

2014年、ホッコータルマエ、盛岡ダ2000、JBCクラシック、4番人気4着。

2015年、サンビスタ、大井ダ180、JBCレディスクラシック、1番人気2着。

2016年、サウンドトゥルー、川崎ダ2100、JBCクラシック、5番人気3着。

2017年、ゴールドドリーム、盛岡ダ1600、マイルCS南部杯、2番人気5着。

2018年、ルヴァンスレーヴ、盛岡ダ1600、マイルCS南部杯、2番人気1着。

2019年、クリソベリル、船橋ダ1800、日本テレビ盃、1番人気1着。

2020年、チュウワウィザード、大井ダ2000、JBCクラシック、3番人気3着。

チャンピオンズカップ過去7年前走の距離別成績

ダート1600mは、2勝・2着4回・3着1回・着外24回、勝率6.5%、連対率19.4%、複勝率22.6%。

ダート1800mは、2勝・2着2回・3着2回・着外25回、勝率6.5%、連対率12.9%、複勝率19.4%。

ダート2000mは、2勝・2着0回・3着1回・着外23回、勝率7.7%、複勝率11.5%。

ダート2100mは、1勝・2着1回・3着0回・着外4回、勝率16.7%、連対率33.3%。

【チャンピオンズカップ2021予想】本命馬情報

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【①ソダシ】父JD驚異のレコード

父クロフネ。母ブチコ。母の父キングカメハメハ。
無敗の5連勝でG1阪神ジュベナイルフィリーズ、G1桜花賞を制覇した白馬のアイドルホース。G2札幌記念は、強豪古馬の名牝馬ラヴズオンリーユーを撃破して古馬重賞を見事に制覇しました。前走の秋華賞はゲートで歯茎を怪我した影響などがあり不完全燃焼の競馬で10着に終わりました。ダート適性は鍵になりますが、父クロフネは2001年のジャパンカップダートでは、世界の強豪馬、米のG1・7勝馬リドパレスなど参戦する中、2着に7馬身差をつけ、2分05秒9の驚異のレコードタイムで優勝。ソダシも父クロフネからダート適性を受け継いでいる可能性があり、チャンピオンズカップへの挑戦は理にかなっていると思われます。

【④インティ】逃げるか

父ケイムホーム。母キティ。母の父NorthernAfleet。
デビュー2戦目の3歳未勝利から7連勝で2019年のフェブラリーステークスを制覇した実力馬です。昨年のチャンピオンズカップは、2番手で先行して一旦直線で抜け出すも2頭に交わされましたが3着に粘り込みました。前々走のG1かしわ記念(船橋ダ1600m)は中団から38秒2のメンバー中最速上がりの末脚で3着まで差を詰めました。近3走は後方からの競馬になっていますが、7連勝で2019年のフェブラリーステークスを勝った時のように、スムーズに逃げることが出来れば、チャンピオンズカップでのG1・2勝目があっても驚けません。

【⑥テーオーケインズ】圧勝実績

父シニスターミニスター。母マキシムカフェ。母の父マンハッタンカフェ。
名古屋城S(中京ダ1800m)、G3アンタレスS(阪神ダ1800m)、G1帝王賞競走(大井ダ2000m)を3連勝して念願のG1タイトルを奪取。G1・JBCクラシック(金沢ダ2100m)は、スタートの出遅れ、小回りコースへの不向き、100m距離が長くなったことが影響して4着に敗れました。名古屋城Sで圧勝実績のある中京ダ1800m(チャンピオンズカップ)に替わって巻き返しを期待できそうです。

【⑬チュウワウィザード】昨年覇者

父キングカメハメハ。母チュウワブロッサム。母の父デュランダル。
昨年のG1チャンピオンズカップは8番手の中団追走から1番人気のクリソベリルと、先に抜け出したインティを交わして抜け出して優勝、スムーズな競馬でJRAのG1初制覇を達成しました。今年は世界のダート強豪が集結したG1ドバイワールドカップで2着に激走、世界に実力を示しました。ドバイ遠征帰国後休み明けのG1・JBCクラシックで3着、休み明けを1度使われ状態面は上向きで、チャンピオンズカップでの上積みが見込めます。これまでG1・3勝、ドバイワールドカップで2着の実績はチャンピオンズカップ出走馬中上位です。昨年チャンピオンズカップ優勝に続き連覇が期待されます。

【⑯カフェファラオ】休み明け

父American Pharoah。母Mary’s Follies。母の父More Than Ready。
昨年のG1チャンピオンズカップは、2番人気に支持されましたが6着。続くG1フェブラリーステークスは積極的に3番手を先行から、力強い末脚で先行馬を交わして抜け出し完勝でG1初制覇。昨年G3シリウスステークス(中京ダ1900m)を完勝した実績があり、中京ダ1800m(チャンピオンズカップ)の距離適性に懸念はなさそうです。函館記念9着以来約4か月半の休み明けで仕上がり具合が鍵になりそうです。同一年のJRAダートG1連勝で、ダート界の頂点に立つことができるか注目されます。

【チャンピオンズカップ2021予想】穴馬情報

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【②カジノフォンテン】先行力

父カジノドライヴ。母ジーナフォンテン。母の父ベストタイアップ。
今年のG1川崎記念(川崎ダ2100m)、G1かしわ記念(船橋ダ1600m)とG1を連勝した実力馬です。前走は休み明けのG1・JBCクラシック(金沢ダ2100m)は2番手先行から早めに先頭に立ちましたが、直線で失速して6着、ダ1800mへの距離短縮、叩き2走目の上積み効果での変わり身があっても驚けません。チャンピオンズカップは、向正面は下り坂でゴール前の直線に再び上り坂とアップダウンが激しいため、スタミナを持つカジノフォンテンのような先行力のある馬が有利になるレースです。

【⑦サンライズホープ】高い適性

父マジェスティックウォリアー。母オーパスクイーン。母の父スペシャルウィーク。
今年灘S(阪神ダ2000m)、三宮S(中京ダ1800m)を2連勝でオープン初勝利。前走のG3シリウスステークス(中京ダ1900m)を3番手先行から、素早く抜け出して重賞初制覇、中京ダートコースへの高い適性があることを示しました。安定した先行力がありチャンピオンズカップ(中京ダ1800m)に向いている脚質です。

【⑨オーヴェルニュ】不良馬場、重馬場

父スマートファルコン。母ギュイエンヌ。母の父タニノギムレット。
昨年福島民友C(福島ダ1700m)、ベテルギウスS(阪神ダ1800m)、G2東海S(中京ダ1800m・不良馬場)を、3連勝で重賞初制覇。G3平安S(中京ダ1900m・重馬場)は6馬身差をつける圧勝で実力が本物であることを示しました。脚抜きの良い、不良馬場、重馬場で重賞を勝っていることから、力の要いる良馬場でチャンピオンズカップが開催された場合は、割引になりますが、不良馬場、重馬場開催になった場合急浮上です。

【⑫クリンチャー】豊富なスタミナ

父ディープスカイ。母ザフェイツ。母の父ブライアンズタイム。
京都記念優勝、菊花賞2着、天皇賞春3着とスタミナ豊富な馬です。2020年からダートへ転向後は12戦3勝・2着4回・3着2回で、複勝率は75%と高いダート適性が認められます。昨年のチャンピオンズカップを11着に敗退後は、佐賀記念(G3)、名古屋大賞典(G3)で重賞を2連勝しました。前々走の帝王賞競走(G1)では3着に粘り、G1でも通用する実力がついてきたことを示しました。チャンピオンズカップは先行争いが激しく、ハイペースでレースが流れ、上がりがかかる傾向があるため、2000mぐらいの距離をこなせるスタミナが求められます。クリンチャーは、長距離レースで勝ち負けできるスタミナと安定した先行力があり、チャンピオンズカップのハイペースで豊富なスタミナを発揮出来れば、好走する可能性は十分にあると思われます。

【⑮メイショウハリオ】強力な末脚

父パイロ。母メイショウオウヒ。母の父マンハッタンカフェ。
前走のG3みやこステークス(阪神ダ1800m)は、後方10番手から4コーナーで馬郡を割って外から伸び36秒1の鮮やかな末脚で抜け出して優勝、重賞初挑戦で見事初制覇。チャンピオンズカップは基本的には先行馬が有利ですが、先行争いが激しく、差し・追い込み馬の台頭もあるので、強力な末脚のあるメイショウハリオの激走があっても驚けません。

【チャンピオンズカップ2021予想】コース適性

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【①ソダシ】適応力ある

父クロフネ。母ブチコ。母の父キングカメハメハ。
チャンピオンズカップで初めてのダート挑戦になります。チャンピオンズカップは先行して直線で抜け出す正攻法の走りが求められ、向正面は下り坂でゴール前の直線に再び上り坂とアップダウンが激しいため、先行力と2000mで古馬相手に勝つスタミナを持つソダシは中京ダ1800m(チャンピオンズカップ)への適応力は備わっている可能性は十分にあります。持てるポテンシャルは相当高く、初ダートがG1チャンピオンズカップでも1発激走があっても驚けません。

【④インティ】2年連続3着

父ケイムホーム。母キティ。母の父NorthernAfleet。
中京ダ1800mは5戦2勝・3着1回で複勝率は80%。ダ1800mは11戦5勝・3着3回で複勝率は73%です。中京ダ1800mの持ち時計は2019年チャンピオンズカップ3着時の1分48秒7で出走メンバー中1位です。2年連続で3着しており、中京ダ1800mは間違いなく得意コースです。

【⑦サンライズホープ】中京ダは2勝

父マジェスティックウォリアー。母オーパスクイーン。母の父スペシャルウィーク。
中京ダ1800mは1戦1勝。中京ダは3戦2勝・2着1回で連対率は100%。ダ1800mは8戦4勝・2着1回連対率は63%です。前走のG3シリウスステークス(中京ダ1900m)を先行策から37秒9の末脚で差し切って優勝。スタミナが求められるチャンピオンズカップで、中京ダ1900mを勝利した実績はプラスになりそうです。

【⑨オーヴェルニュ】中京ダート巧者

父スマートファルコン。母ギュイエンヌ。母の父タニノギムレット。
中京ダ1800mは2戦2勝。中京ダは3戦3勝。ダ1800mは9戦5勝で勝率は56%です。中京ダートコース3戦3勝の中京ダート巧者です。確かな先行力もあり中京ダ1800m(チャンピオンズカップ)で、特に不良馬場、重馬場になれば、1発激走の可能性を十分に秘めている中京ダート巧者です。

【⑬チュウワウィザード】先行力と瞬発力

父キングカメハメハ。母チュウワブロッサム。母の父デュランダル。
中京ダ1800mは3戦1勝・2着1回で連対率は67%。中京ダは4戦1勝・2着1回・3着1回で複勝率は75%。ダ1800mは10戦5勝・2着2回・3着1回で複勝率は80%です。チャンピオンズカップは2019年4着、2020年優勝しています。先行力、追い込み力、直線での瞬発力を兼ね備えており、先行馬が有利なハイペースで上がりがかかる中京ダ1800m(チャンピオンズカップ)への適性は出走メンバー中トップクラスです。

【チャンピオンズカップ2021予想】血統情報

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【①ソダシ】近親にダート活躍馬

父クロフネ。母ブチコ。母の父キングカメハメハ。
父クロフネは2001年のジャパンカップダートでは、世界の強豪馬、米のG1・7勝馬リドパレスなど参戦する中、2着に7馬身差をつけ、2分05秒9の驚異のレコードタイムで優勝した実績がありダートへの適性は高い血統です。近親に関東オークスなど重賞3勝したユキチャン、小倉2歳S(G3)・チューリップ賞(G2)を優勝したメイケイエール、レパードS(G3)を優勝したハヤヤッコなどがいる良血馬です。母ブチコはキングカメハメハ×サンデーサイレンスで、そこにクロフネが配合されたことで底力が押し上げられています。母ブチコはダ1800mで4勝、その全兄シロニイは阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)で4着に好走したスタミナ豊富な馬でした。クロフネとシラユキヒメの配合のユキチャンは関東オークス(G2・川崎ダ2100m)を制覇しています。ソダシはパワー型で、近親にもダートで実績を挙げたユキチャンなどがおり、ダート適性に懸念のない牝系です。

【②カジノフォンテン】3代母の父ディクタス

父カジノドライヴ。母ジーナフォンテン。母の父ベストタイアップ。
重馬場、不良馬場で3戦3勝のテーオーケインズと同じエーピーインディ系です。父カジノドライヴはG1フェブラリーS(2着)、ダート本場米国でG2ピーターパン(ダート9.0F)を勝っています。ナスルーラ系は過去10年で2勝しています。3代母の父ディクタスはサッカーボーイの父で、ステイゴールドの母の父もディクタスで同じダイナサッシュの牝系です。中京ダ1800mはスタミナを必要とするコースだけに、カジノドライヴ×ディクタスでスタミナのあるダート配合はチャンピオンズカップに向いた血統です。

【⑥テーオーケインズ】軽い馬場向き血統

父シニスターミニスター。母マキシムカフェ。母の父マンハッタンカフェ。
父シニスターミニスターは、現役時代に米G1ブルーグラスS(ダ9F)を優勝したナスルーラ系で、これまでにインカンテーション、キングズガード、ヤマニンアンプリメなどを排出し、ダート大物種牡馬の大きな期待がかかっています。ナスルーラ系は過去10年で2勝しています。母マキシムカフェの半妹タマノブリュネットはG2レディスプレリュード(大井・ダ1800m)を勝っています。エーピーインディ系で母方にStorm Catが入るので、軽い馬場で本領発揮の血統、脚抜きの良い馬場向きです。

【⑬チュウワウィザード】キンカメ産駒3勝

父キングカメハメハ。母チュウワブロッサム。母の父デュランダル。
2018年のチャンピョンズカップを制覇したルヴァンスレーヴと同じオータムブリーズの牝系で、4つのダートG1を制覇し、JRA賞最優秀ダートホースに選出されました。ティンバーカントリー、リアルシャダイ、サンデーサイレンスの血脈を持つ配合は、G1を11勝したコパノリッキーと似ている血統配合です。キングカメハメハ産駒は2013年ベルシャザール、2014年ホッコータルマエ、2020年チュウワウィザードがチャンピョンズカップを勝っています。キングカメハメハ×デュランダルの組み合わせで胴が短いため機動力を活かせるコーナーが4回あるコースへの適性が高くなっています。パワーと機動力に優れた中距離血統で、平坦より急坂、コーナーは2回より4回の中京ダ1800m(チャンピオンズカップ)の方が向いています。

【⑮メイショウハリオ】ナスルーラ系

父パイロ。母メイショウオウヒ。母の父マンハッタンカフェ。
父パイロはナスルーラ系。エーピーインディ×マンハッタンカフェの配合とミスタープロスペクターのクインブリードはテーオーケインズと同じで、血統構成が似ています。半弟テーオーロイヤルは現在芝2200から芝2400で3連勝中しているスタミナが豊富な馬です。中京ダ1800m(チャンピオンズカップ)はスタミナが求められ、母の父マンハッタンカフェの豊富なスタミナはチャンピオンズカップでいかされると思われます。

【チャンピオンズカップ2021枠順確定】

1-1 ソダシ(吉田隼人)
1-2 カジノフォンテン(M.デムーロ)
2-3 サンライズノヴァ(松若風馬)
2-4 インティ(武豊)
3-5 エアスピネル(藤岡康太)
3-6 テーオーケインズ(松山弘平)
4-7 サンライズホープ(幸英明)
4-8 スワーヴアラミス(松田大作)
5-9 オーヴェルニュ(福永祐一)
5-10 ケイティブレイブ(内田博幸)
6-11 アナザートゥルース(セ7、坂井瑠星)
6-12 クリンチャー(川田将雅宮)
7-13 チュウワウィザード(戸崎圭太)
7-14 ダノンファラオ(横山武史)
8-15 メイショウハリオ(浜中俊)
8-16 カフェファラオ(C.ルメール)

【チャンピオンズカップ2021予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1ソダシ3
2チュウワウィザード3
3テーオーケインズ5.4
4カフェファラオ7.7
5エアスピネル11.6
6オーヴェルニュ14.8
7カジノフォンテン22.5
8クリンチャー31.1
9インティ35.4
10サンライズホープ48.9
11ダノンファラオ64.8
12タガノビューティー72.1
13ケイティブレイブ74.1
14メイショウハリオ76.3
15サンライズノヴァ92.8
16スワーヴアラミス96.3
17ケンシンコウ130.4
18アナザートゥルース201.9
19ウェスタールンド201.9
チャンピオンズカップ2021予想オッズ