【根岸ステークス2023予想】データ分析と傾向
根岸ステークス過去10年人気別成績
1番人気【4.3.0.3】
2番人気【1.1.3.5】
3番人気【1.2.0.7】
4番人気【1.1.1.7】
5番人気【1.0.2.7】
6~10番人気【2.3.3.42】
11番人気以下【0.0.1.56】
◆1~5番人気【8.7.6.29】で人気上位馬の好走率が高いレースです。
◆11番人気以下の複勝率は1.7%で大波乱になりにくい傾向があります。
根岸ステークス過去10年脚質別成績
逃げ【0.0.0.10】
先行【1.4.2.34】
中団【5.4.3.44】
後方【4.2.5.39】
◆逃げ馬は1度も馬券圏内に入っていません。
◆中団・後方から差した馬が9勝。
◆前で競馬をする馬にとっては不利なレースです。
◆差し・追い込みがよく決まっています。
◆上がり3F1位の馬が4勝。
根岸ステークス過去10年前走クラス別成績
JRA重賞組【8.4.5.45】
地方重賞組【1.1.1.26】
JRAの重賞では
G1組【3.1.3.12】
武蔵野S組【3.1.1.6】
カペラS組【2.2.1.21】
◆前走チャンピオンズカップ組が最有力です。
◆好走率は武蔵野S組が圧倒的に高い傾向があります。
前走オープン特別組【1.5.4.50】
前走3勝クラス組【0.0.0.4】
◆前走オープン特別組、3勝クラス組苦戦してます。
【根岸ステークス2023予想】本命馬5選情報
【ギルデッドミラー】芝G1通用するスピード
父オルフェーヴル。母タイタンクイーン。母の父Tiznow。
前走の武蔵野ステークス(東京ダ1600m)は、中団の前目の7番手の馬群の中で、1番人気のレモンポップをマークして追走、直線で外へ出されて34秒8のメンバー中最速上がりの末脚で前の馬を交わして1着。
ダートに転向して3走目で重賞初制覇を達成しました。
重賞1勝・2着2回・3着2回と重賞での好走実績かある実力馬で、NHKマイルC3着と芝G1でも通用するスピード、パワーが武器です。
【レモンポップ】東京ダ1400m巧者
父Lemon Drop Kid。母Unreachable。母の父Giant’s Causeway。
4歳以上2勝クラス(東京ダ1400m)、鎌倉S(東京ダ1400m)、欅S(東京ダ1400m)、ペルセウスS(東京ダ1400m)を4連勝で挑んだ初重賞の武蔵野ステークス(東京ダ1400m)は、3番手の好位から直線、上がっていき先頭に抜け出しました、外からギルデッドミラーが迫ってきて、ゴール寸前、ハナ差交わされて2着。
距離延長で、初めての重賞でも好走できたことは大きな収穫でした。重賞を勝てる器です。
【バトルクライ】得意コース
父イスラボニータ。母ディアコメット。母の父キングカメハメハ。
前走のすばるステークス(中京ダ1400m)は、中団の前目の外を追走から豪快な伸び脚で馬群の間から抜け出して先頭に立ち、1分23秒8の勝ち時計でオープン初勝利を果たしました。
昨年のユニコーンステークス(東京ダ1600m)を勝ち馬から0秒1差の3着。
東京ダ1600mで2勝と得意コースへ戻り、巻き返しての重賞制覇の可能性も十分にあると思われます。
【オーロラテソーロ】好走実績あり
父Malibu Moon。母For Passion。母の父Not for Love。
昨年クラスターカップ(G3・盛岡ダ1200m)を不良馬場で優勝。
前走東京盃競走(G2・大井ダ1200m)3着。
距離延長だった前走の兵庫ゴールドトロフィ(G3・園田ダ1400m)を4着。
東京ダート1400mでの好走した実績もあり、根岸ステークスでの好走が期待できそうです。
【テイエムサウスダン】ベストの距離
父サウスヴィグラス。母ムービングアウト。母の父Langfuhr。
昨年の根岸ステークス(東京ダ1600m)は中団追走から力強い末脚で抜け出し重賞初勝利。
フェブラリーステークス(東京ダ1600m)は、これまでとは一転して逃げ、直線に入っても先頭。
カフェファラオには抜け出されたものの、後続には抜かせず、2着。
G1の1600mで勝ち負けできる実力がついてきたことを示しました。
その後もかしわ記念(G1・船橋ダ1600m)3着、東京盃競走(G2・大井ダ1200m)2着と好走しています。
ベストの距離1400mなら巻き返し必至です。
【根岸ステークス2023予想】穴馬5選情報
【ヘリオス】東京ダ1400m安定
父オルフェーヴル。母アンジュシュエット。母の父フレンチデピュティ。
マイルチャンピオンシップ(G1・盛岡ダ1600m)、JBCスプリント(G1・盛岡ダ1200m)とG1レースで好走している実力馬です。
昨年の根岸ステークス(G3・(東京ダ1400m)は、出遅れましたが先行馬のあとの4番手を追走から直線先行馬を交わし2着に入線しました。東京ダート1400mでは安定しています。
【アドマイヤルプス】1400mがベスト
父ヘニーヒューズ。母カールファターレ。母の父キングカメハメハ。
昨年アハルテケステークス(東京ダ1600m)を、2番手先行から直線に入っても手応え十分で抜け出して差を3馬身半に広げ1着、オープンクラスで勝利しました。
グリーンチャンネルカップ(L・東京ダ1600m)9着、武蔵野ステークス(G3・東京ダ1600m)7着と連敗しましたが、1400mがベストで距離が長かったことが敗因ではないかと推測されます。
ダ1400mで3勝をあげており、ベストの距離になり、根岸ステークスでポテンシャルを上げてくると思われます。
【デンコウリジエール】左回りで2勝
父メイショウボーラー。母デンコウデア。母の父スペシャルウィーク。
前走のギャラクシーステークス(OP・阪神ダ1400m)は、7番手を追走から直線、外目から上がっていき、ゴール前アタマ差で1着。
全6勝中4勝は直線が阪神・京都の短いコースで挙げていますが、左回りで直線距離が約400mの中京ダートコースでも2勝を挙げていますので、東京ダ1400m開催の根岸ステークスでも、好勝負は可能だと思われます。
【セキフウ】中2週の参戦
父ヘニーヒューズ。母シヤボナ。母の父Kingmambo。
前々走の武蔵野ステークス(東京ダ1600m)は、自らレースをやめる面を見せ12着。
前走のすばるステークス(中京ダ1400m)からブリンカーを着用したことで、ズブさが抜けて36秒6のメンバー中最速上がりの末脚で3着に追い上げました。
今回根岸ステークスでもブリンカー着用する予定です。
昨年は6戦して未勝利ですが、サウジダービー(G3)2着、AEダービー(G2)8着、コリアカップ(G3)3着と海外遠征で好走した実力の持ち主です。
疲労が残るとズブい面が出るので、中2週の参戦の根岸ステークスは、若干割引かもしれません。
【タガノビューティー】東京ダ1400m巧者
父ヘニーヒューズ。母スペシャルディナー。母の父スペシャルウィーク。
昨年の根岸ステークスは、スタートで出遅れ後方を追走、4コーナー15番手から35秒4のメンバー中最速上がりの末脚で3着まで追い上げ、末脚は確かであることを示しました。
これまで26戦中23戦で上がり3Fをメンバー中最速上がり3位以内の末脚を発揮、東京ダ1400mで3戦2勝・2着1回と連対率100%で、東京の長い直線が1番合っています。
【根岸ステークス2023予想】コース適性馬5選情報
【レモンポップ】ベストの条件
父Lemon Drop Kid。母Unreachable。母の父Giant’s Causeway。
東京ダ1400mは【4.0.0.0】で複勝率は100%。
東京ダートコースは【6.1.0.0】で複勝率は100%。
ダ1400mは【4.2.0.0】で複勝率は100%。
左回りは【6.2.0.0】で複勝率は100%。
稍重・重・不良馬場は【2.0.0.0】で複勝率は100%です。
記載条件では全て複勝率100%です。前走武蔵野ステークスで2着に敗れ、連勝は4で止まりましたが、今回根岸ステークスは4連勝した舞台と同じ東京ダ1400m戦。
根岸ステークスはベストの条件で、負けられない一戦です。
【ヘリオス】昨年根岸ステークス2着
父オルフェーヴル。母アンジュシュエット。母の父フレンチデピュティ。
東京ダ1400mは【3.1.0.2】で複勝率は67%。
東京ダートコースは【3.1.1.3】で複勝率は63%。
ダ1400mは【3.2.0.3】で複勝率は63%。
左回りは【3.2.2.4】で複勝率は64%。
稍重・重・不良馬場は【3.3.0.4】で複勝率は60%です。
昨年の根岸ステークス2着、好位から抜け出せるスピード能力があり、東京ダ1400mへの適性は出走メンバー中で上位です。
【アドマイヤルプス】距離短縮で一変
父ヘニーヒューズ。母カールファターレ。母の父キングカメハメハ。
東京ダ1400mは【2.1.0.0】で複勝率は100%。
東京ダートコースは【3.4.0.3】で複勝率は70%。
ダ1400mは【3.1.0.0】で複勝率は100%。
左回りは【3.4.0.3】で複勝率は70%。
稍重・重・不良馬場は【2.2.0.2】で複勝率は66%です。
ダ1600mで連敗していますが、東京ダ1400m、ダ1400mでは連対率100%です。ベストの条件の東京ダ1400m(根岸ステークス)への距離短縮で一変激走する可能性もあると思われます。
【タガノビューティー】東京ダ1400m複勝率は100%
父ヘニーヒューズ。母スペシャルディナー。母の父スペシャルウィーク。
東京ダ1400mは【2.2.1.0】で複勝率は100%。
東京ダートコースは【5.4.3.3】で複勝率は80%。
ダ1400mは【2.2.2.3】で複勝率は67%。
左回りは【6.5.5.4】で複勝率は79%。
稍重・重・不良馬場は【3.3.1.4】で複勝率は63%です。
昨年の根岸ステークス3着、東京ダ1400mでは複勝率は100%、距離、コースへの適性に懸念ありません。
距離短縮で巻き返してくる可能性も十分にあると思われます。
【バトルクライ】全5勝中4勝左回り
父イスラボニータ。母ディアコメット。母の父キングカメハメハ。
東京ダ1400mは【0.0.0.0】で複勝率は0%。
東京ダートコースは【2.0.2.0】で複勝率は100%。
ダ1400mは【1.1.0.1】で複勝率は67%。
左回りは【4.0.2.0】で複勝率は100%。
稍重・重・不良馬場は【1.1.1.1】で複勝率は75%です。
全5勝中4勝を左回りコースで挙げている左回り巧者で、東京ダ1600mで2戦2勝です。1400m、1200mでも勝利実績があり、東京ダ1400mは未経験ですが、適応力に懸念はないと思われます。
【根岸ステークス2023予想】血統馬5選情報
【レモンポップ】東京向きキングマンボ系
父Lemon Drop Kid。母Unreachable。母の父Giant’s Causeway。
父Lemon Drop Kidは、キングマンボ産駒で、ベルモントS、トラヴァーズS、ホイットニーH、米フュチュリティS、ウッドワードS の中距離ダートG1を5勝した名馬で、種牡馬としては8頭のG1馬を輩出しています。
母の母Harpiaは、83頭のG1馬を輩出しているデインヒルの全妹です。
母の父Giant’s CausewayはStorm Catの代表産駒でG1を6勝。キングマンボ系で東京の長い直線向きです。
【ギルデッドミラー】晩成血統
父オルフェーヴル。母タイタンクイーン。母の父Tiznow。
母タイタンクイーンは優秀な繁殖牝馬で、レネーズタイタン(サンタイネスS米G2・ダ6.5F)、ファッションアラート(スカイラヴィルS米G3・ダ6F)ストロングタイタン(鳴尾記念)とミラアイトーン(JRA6勝)を産んでいます。
母父TiznowはG1を4勝した名馬でコントレイルの母母父でもあります。
そこにオルフェーヴルが配合され、スタミナが強化された晩成タイプです。
【テイエムサウスダン】ダート血統
父サウスヴィグラス。母ムービングアウト。母の父Langfuhr。
父サウスヴィグラスは地方リーディングサイアーだったダートの名種牡馬です。
船橋記念3着のムービングライトの全弟で、母の父LangfuhrはヴォスバーグS(米国ダ7.0F)、カーターH(米国ダ7.0F)、メトロポリタンH(米国ダ7.0F)のスプリントG1を3勝した、ダンジグ系スピードタイプで、リエノテソーロ(全日本2歳優駿、スパーキングレディー)の母父でもあります。
近親にキングエドワードH(米G2・ダ9F)のシルヴァーチケットなどがいます。
ダート適性が高い血統配合で、フェブラリーステークス2着の実績は、ダート適性が高い血統であることを示しています。
【ホウオウアマゾン】ミスプロ系好走
父キングカメハメハ。母ヒカルアマランサス。母の父アグネスタキオン。
クインアマランサス(JRAダート3勝)の全弟、ギモーヴ(JRA4勝)の半弟で、カレンミロティック(金鯱賞)の近親です。母ヒカルアマランサスは京都牝馬ステークス優勝馬でヴィクトリアマイル2着馬。
キングカメハメハ×アグネスタキオンはアットザシーサイドやダノンフェイスなどと同じ。
母はマイラーでしたが、ミスタープロスペクター系のキングカメハメハが配合されてパワーが強化されています。
初ダートですが、全姉クインアマランサスは、ダートで3勝を挙げていることから、血統的にダートへの適性は高い可能性があります。
【ヘリオス】ダート血統
父オルフェーヴル。母アンジュシュエット。母の父フレンチデピュティ。
オルフェーヴル産駒は、ダートで189勝を挙げています。
今回出走するギルデッドミラー(父オルフェーヴル)は昨年の武蔵野ステークス(東京ダ1600m)を勝利しています。
オルフェーヴル×フレンチデピュティの組み合わせは、マルシュロレーヌ(BCディスタフG1)、アルドーレ(JRA6勝)と同じです。ダート適性に懸念のない血統です。
【根岸ステークス2023枠順確定】
1-1 オーロラテソーロ(原優介)
1-2 ヘリオス(セ7、武豊)
2-3 ホウオウアマゾン(坂井瑠星)
2-4 セキフウ(M.デムーロ)
3-5 アドマイヤルプス(内田博幸)
3-6 ギルデッドミラー(三浦皇成)
4-7 レディバグ(牝5、酒井学)
4-8 テイエムサウスダン(C.ルメール)
5-9 ベルダーイメル(柴田善臣)
5-10 タガノビューティー(石橋脩)
6-11 ジャスパープリンス(田中勝春)
6-12 デンコウリジエール(秋山真一郎)
7-13 レモンポップ(戸崎圭太)
7-14 バトルクライ(川田将雅)
8-15 エアアルマス(横山武史)
8-16 ケンシンコウ(田辺裕信)