シンザン記念

【シンザン記念2022予想】コース解説(中京芝1600m)

中京芝1600m

中京競馬場芝Aコースの1周距離は1,705.9m、幅員は28~30m、直線距離は412.5m、高低差は3.5mです。

昨年の12月中京競馬終了後、コース内柵沿いの傷みが生じた箇所を中心に人力による蹄跡補修作業が実施されましたが、3コーナーから4コーナー内側は昨年の12月開催の傷みが残った状態です。

中京競馬場芝コースの1周距離は阪神競馬場や中山競馬場の内回りコースよりも長く、ゴール前の直線の長さは京都の外回りよりも長く、国内では東京競馬場の次に直線が長いコースです。

中京競馬場芝コースの高低差3.5mは、中山競馬場、京都競馬場に次いで国内3位の高低差です。

中京競馬場芝1600mのスタート地点は、1~2コーナー間の引き込み線からです。

スタート後まもなく左にカーブして本線に合流するコース形態は東京芝1800mに似ています。

スタートから2コーナーまでの距離が短いため、有力な逃げ・先行馬が外枠に入ると馬群が密集した状態で激しい先行争いが展開されます。

向正面半ばから3~4コーナーにかけて高低差約約3.5mの緩やかな下り坂があります。

3~4コーナーはスパイラルカーブになっています。

スパイラルカーブとは、コーナーの入口が緩やかで、コーナーの出口がきついカーブになっているカーブのことを言います。

コーナーの入口が緩やかで3コーナーから4コーナーにかけての下り坂は、直線のスピードを落とさずにコーナーへ進入できます。

4コーナーの出口がきついカーブになっているので、スピードにのっている馬は外へ大きく膨らみます。その中できついカーブで内ラチを走る馬は一旦スピードを落としますが、そこから機動力を発揮して短時間でトップスピードにギアチェンジできる機動力のある馬の好走率が高い傾向があります。

残り600m地点の4コーナー辺りの下り坂を利用して加速、各馬がここから仕掛けてきます。直線に向くとすぐに馬の姿が隠れてしまうほどの高低差約2mの急坂が待ち構えています。

中京競馬場の直線勾配2%の急坂は、中山の2.24%の勾配に次ぐ急坂でタフなコース形態になっています。

この急坂を駆け上がってからゴールまで約200mの直線を全力で走ることが求められるタフなコース設定になっています。

中京競馬場芝1600mで求められる能力はスピードの持続力と馬力です。

鋭い切れ味よりも息の長い末脚を持つ馬で、高速決着に苦戦して勝ちきれなかった馬が、時計のかかるタフなコース設定の中京競馬場に替ることで、一変して激走する場合があります。

中京競馬場芝1600mで狙える馬は、スピードの持続力と時計のかかる馬場に対応できる馬力があり、高速決着に苦戦して勝ちきれなかった馬が狙い目です。

【シンザン記念2022予想】昨年1月に開催された中京芝1600mの12レースのデータもとに分析。

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昨年1月に開催された中京芝1600mの12レースのデータもとにを分析します。

昨年1月に開催された中京芝1600mの枠順別成績

1枠の馬は3勝・2着1回・3着1回・着外13回、勝率6.2%、連対率22.2%、複勝率27.7%。
2枠の馬は2勝・2着3回・3着2回・着外13回、勝率10.0%、連対率25.0%、複勝率35.0%。
3枠の馬は1勝・2着1回・3着1回・着外17回、勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%。
4枠の馬は1勝・2着2回・3着2回・着外16回、勝率4.7%、連対率14.2%、複勝率23.8%。
5枠の馬は3勝・2着2回・3着3回・着外13回、勝率14.2%、連対率23.8%、複勝率38.0%。
6枠の馬は0勝・2着1回・3着3回・着外18回、勝率0%、連対率4.5%、複勝率18.1%。
7枠の馬は2勝・2着1回・3着1回・着外18回、勝率9.0%、連対率13.6%、複勝率18.1%。
8枠の馬は0勝・2着0回・3着0回・着外21回、勝率0%、連対率0%、複勝率0%。

1枠、2枠、5枠の勝率・連対率・複勝率が優秀です。
8枠は3着以内0で大外枠は厳しいようです。
全体的に見て内めの枠の馬の好走率が高くなっています。

昨年1月に開催された中京芝1600mの脚質別成績

逃げ、3勝・2着1回・3着2回・着外7回、勝率23.0%、連対率30.7%、複勝率46.1%。
先行、4勝・2着5回・3着8回・着外24回、勝率9.7%、連対率21.9%、複勝率41.4%。
中団、2勝・2着6回・3着0回・着外48回、勝率3.5%、連対率14.2%。
後方、3勝・2着0回・3着2回・着外50回、勝率5.4%、複勝率9.0%。

逃げ馬が、勝率、連対率、複勝率、全てトップです。
先行力のある馬が中心になりそうです。

昨年1月に開催された中京芝1600mの種牡馬成績

ロードカナロアやエイシンフラッシュ、キングカメハメハ、アドマイヤムーン、マクフィなど、ミスタープロスペクター系の勝利が最も多く、エピファネイアやモーリスといったロベルト系の好走も目立っていました。ディープインパクト産駒は13回出走して3着が1回。マイル重賞での好走率が高いダイワメジャー産駒も10回出走して2着が2回でした。全体的にサンデーサイレンス系は苦戦傾向でした。

【シンザン記念2022予想】本命馬情報

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【②ラスール】スタートに課題

父キタサンブラック。母サマーハ。母の父シングスピール。
キタサンブラックの初年度産駒。キタサンブラック産駒は45頭中12頭が勝ち上がっています。重賞勝ちはイクイノックスが東京スポーツ杯2歳Sを勝っています。2歳新馬(東京芝1600m)は、スタートで少し遅れましたが、4番手まで順位をスムーズにあげて先行、インコースをロスなく追走し、直線でも内目から上がっていき、34秒0のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出して勝利しました。スタートに課題は残りますが、先行してインコースを器用に走れるレースセンスの良さは潜在能力が高いことを十分に示しています。シンザン記念を連勝して重賞制覇なるか注目されます。

【③ソリタリオ】連勝の勢い

父モーリス。母サブトゥエンティ。母の父キングカメハメハ。
前々走の2歳未勝利(新潟芝1600m)は、2番手先行から、直線34秒3の末脚で抜け出し後続に2馬身半差をつけ、余力を十分残して勝利しました。前走の、こうやまき賞(1勝クラス・中京芝1600m)は、中団の5番手追走から早めに上がっていき、迫ってきたウナギノボリをクビ差しのいで接戦で勝利して、抜かせない勝負根性を見せました。シンザン記念と同じ舞台での勝利実績は、大きなプラス材料です。勝ち上がるまで3戦を要しましたが、学習能力が高く1戦毎に強くなっています。連勝の勢いで重賞制覇を目指します。

【⑥カワキタレブリー】洋芝で好走

父ドレフォン。母カフジビーナス。母の父ディープインパクト。
2歳新馬(函館芝1200m)は3番手先行から、直線でもスピードを持続して抜け出して勝利しました。3走前のクローバー賞(OP・函館芝1500m)は、力のいる洋芝で3着。前走のデイリー杯2歳S(G2・阪神芝1600m)は、5番手のインコースを追走、直線は各馬が外へ出されたため、内ラチ沿いにスペースができて、そこを突いて3着に入線しました。距離はスプリントレースが向いているようでマイルでは少し距離が長いかもしれません。洋芝で好走していることから、シンザン記念が時計のかかる馬場になれば好走が期待できると思われます。

【⑧ウナギノボリ】出遅れ癖

父ドレフォン。母ノンキ。母の父サンデーサイレンス。
2歳新馬(中京芝1400m)は、中団8番手のインコースを追走、直線はやや外へ出されて上がっていき、馬郡を割って抜け出し勝利しました。サウジアラビアRC(G3)4着、デイリー杯2歳S(G2)7着と馬券に絡めませんでしたが前走の、こうやまき賞(1勝クラス・中京芝1600m)は4コーナー8番手から34秒6のメンバー中最速上がりの末脚でクビ差の2着まで差を詰めることが出来ました。出遅れ癖は懸念されますが直線での瞬発力は一級品、シンザン記念が直線瞬発勝負の展開なら勝ち負けは必至です。

【⑨レッドベルアーム】折り合いに課題

父ハーツクライ。母レッドファンタジア。母の父Unbridled’s Song。
母父Unbridled’s SongはG1フロリダダービー(9F)、G1BCジュヴェナイル(8.5F)の優勝馬。22頭のG1馬をだしている偉大な名種牡馬です。サンデーサイレンス系×父Unbridled’s Song×Storm Catが入る超黄金配合の良血馬です。サンデーサイレンス系×父Unbridled’s Songの血統配合は、無敗の3冠馬コントレイルと同じです。2歳新馬(阪神芝1800m)は、じわじわ上がっていき3番手の好位を先行、直線は外から35秒4のメンバー中最速上がりの末脚で前の2頭をゴール前で交わして勝利しました。東京スポーツ杯2歳S(G2・東京芝1800m)はスタートで挟まれる不利があり、直線は伸びきれず5着に敗れました。折り合いに課題が残りますが、うまく流れに乗れればシンザン記念で勝ち負けは必至の潜在能力が高い馬です。

【シンザン記念2022予想】穴馬情報

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【①ビーアストニッシド】先行力

父アメリカンペイトリオット。母マオリオ。母の父ネオユニヴァース。
2歳新馬(中京芝1600m)は、内から逃げたウインフェリーチェをマークして2番手で先行、直線は外目から抜け出して先頭に立ちましたが、交わされ3着。2歳未勝利(阪神芝1600m)は2番手で先行、直線で前走負けたソングフォーユーを交わして抜け出し1着。京都2歳S(G3・阪神芝2000m)は距離延長でも積極的に先頭へ、直線ではジャスティンロックに交わされましたが、0秒1差の2着に粘り勝負根性を見せました。先行力は3歳馬戦では大きなアドバンテージとなり、2歳新馬(中京芝1600m)を経験していることはプラス材料になります。

【⑩マテンロウオリオン】強烈な末脚

父ダイワメジャー。母パルテノン。母の父キングカメハメハ。
2歳新馬(阪神芝1600m)は2番手で先行、直線は前の馬に並んでいき、交わして先頭に立ちました。直線ではエバーシャドネーに交わされましたが、中団待機から外目を差す馬が多い馬場の中で、先行して2着に粘り込み地力の高さを示しました。前走の万両賞(1勝クラス・阪神芝1400m)は、出遅れて最後方を追走、直線は33秒4のメンバー中最速上がりの末脚で大外から追い込み格上挑戦ながら初勝利を上げました。先行しても後方からでも競馬で高いポテンシャル発揮できる潜在能力が非常に高い馬です。前走の強烈な末脚を再現できればシンザン記念での勝ち負けは必至です。

【⑪デルマグレムリン】実力高い

父ディーマジェスティ。母レディクローリス。母の父フォーティナイナー。
2歳新馬(阪神芝1600m)はスタートで出遅れ、後方からでは厳しい時計がかかる馬場が影響して6着に敗退しました。2歳未勝利(阪神芝1600m)はスタートで遅れ道中は後方を追走、外を回り直線は大外から追い込み、ハナ差で交わして勝利しました。後方16番手から35秒2のメンバー中最速上がりの末脚で大外から追い込む走りから実力は相当に高いことが推測され、シンザン記念でも直線でまとめて差し切るシーンがあっても驚けません。

【⑬ショウナンアメリア】距離懸念

父ロードカナロア。母ランスタン。母の父ダイワメジャー。
前走デビュー4戦目の2歳未勝利(東京芝1400m)は、7番手の中団で控えて追走、直線は外を回ってあがっていき、1馬身半に差を広げて、余力を十分残して勝利しました。ここまでの3戦から200mの距離短縮で変わり身を見せました。これまでの4戦のレース内容から芝1600mは若干長すぎる感があります。芝1600mで開催されるシンザン記念は距離適性から着までと思われます。

【⑮セルバーグ】巧みな競馬

父エピファネイア。母エナチャン。母の父 キンシャサノキセキ。
2歳新馬(阪神芝1600m)16頭立てフルゲートは、4番手の好位から追走、直線に入って内を突いてい上がっていき、前の馬を交わして勝利しました。先行して直線で馬郡を割ってインを突く巧みな競馬ができるレースセンスが高い馬です。京王杯2歳S(G2・東京芝1400m)は7着に敗退しましたが、距離不足は敗因に1つであると思われます。新馬戦で見せた巧みな競馬ができればシンザン記念での好走が期待されます。

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【シンザン記念2022枠順確定】

1-1 ビーアストニッシド(牡3、岩田康誠)
2-2 ラスール(C.ルメール)
2-3 ソリタリオ(牡3、C.デムーロ)
3-4 ジャカランダ(牡3、幸英明)
3-5 アールチャレンジ(牡3、団野大成)
4-6 カワキタレブリー(牡3、松山弘平)
4-7 シーズザデイ(牡3、鮫島克駿)
5-8 ウナギノボリ(牡3、吉田隼人)
5-9 レッドベルアーム(牡3、川田将雅)
6-10 マテンロウオリオン(牡3、横山典弘)
6-11 デルマグレムリン(牡3、武豊)
7-12 ジャスティンヴェル(牡3、西村淳也)
7-13 ショウナンアメリア(池添謙一)
8-14 モズゴールドバレル(坂井瑠星)
8-15 セルバーグ(牡3、和田竜二)

【シンザン記念2022予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1ラスール2
2レッドベルアーム3.7
3ソリタリオ3.9
4ウナギノボリ14.2
5カワキタレブリー15.6
6ビーアストニッシド17.7
7マテンロウオリオン18
8ショウナンアメリア42.6
9モズゴールドバレル59.1
10デルマグレムリン99.9
11セルバーグ107.5
12シーズザデイ139.6
13アールチャレンジ183.4
14ジャカランダ193.5
15ジャスティンヴェル221
シンザン記念2022予想オッズ