【アイビスサマーダッシュ2023予想】本命馬候補5選と穴馬候補5選・コース解説とコース適性馬5選・血統馬5選・過去10年と傾向|3連単

アイビスサマーダッシュコース解説(新潟芝1000m直線）

新潟競馬場は、2001年にコース改造工事が竣工され、右回りから左回りコースに生まれ変わると同時に国内初の直線競馬1000mのコースが新設されました。

アイビスサマーダッシュは、新潟競馬場の名物直線コースの芝1000mで開催されます。

コーナーを1度も回らずにゴールを目指していくアイビスサマーダッシュは新潟競馬場、夏の風物詩です。

2001年新潟直線芝1000mが創設され、8枠が有利だったのは創設から最初の4年だけでした。創設5年目の2005年から8枠の成績が急落し、2015年まで11年間も続き、1枠を除くとほぼフラットに近い成績でした。

しかし、2016年あたりから8枠の成績が上がり始めました。

8枠のみならず、7枠も有利な傾向があり、7枠、8枠を重視して予想した方が良さそうです。

アイビスサマーダッシュ新潟芝Aコース開幕週で開催されます。

7月に入り芝の生育が旺盛となり、全体的に良好な状態ですが、外側の芝状態が良いのは明らかで、今年も外側を走る馬に有利な芝状態です。

新潟の直線は平坦のイメージがありますが、実は芝1000m直線競馬に坂の上り下りが存在しています。

スタートから約240mは穏やかな上り、続く200mは緩やかに下り、残りの約560mは少しの上り下りのあとはゴールまで平坦一直線です。

アイビスサマーダッシュは開幕週で全体的に芝の状態は良好です。

それでも日頃から馬が走らない直線外側の芝を走る方が断然にスピードがでやすいのは間違いないです。

スタート直後から外ラチを目指して一斉にダッシュしていくので馬群が外へ殺到します。

アイビスサマーダッシュは、スタート直後から外ラチに向けて全力で走るため、内枠に入った馬はなし崩しに脚を使います。

しかも、外枠の馬よりも長い距離を走ることになる内枠は絶対的に不利です。

1000mと短い距離での距離ロスは、長い距離レースの距離ロスと比較したら、その影響はかなり大きいです。

馬群に包まれないスーパーダッシュ力と長い直線でスピードを高いレベルで持続できる能力、馬群を捌き抜け出そうとする勝負根性が問われるレースです。

外回りコースは得意だが小回りコースが苦手で近走成績不振の馬が外枠に入った場合、アイビスサマーダッシュでは、人気薄の激走もあるので注意です。

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【アイビスサマーダッシュ2023予想】データ分析と傾向

アイビスサマーダッシュ過去10年人気別成績

アイビスサマーダッシュ過去10年前走韋駄天ステークス成績

アイビスサマーダッシュ過去10年性別成績

アイビスサマーダッシュ過去10年8枠成績

アイビスサマーダッシュ過去10年最高配当

アイビスサマーダッシュデータ分析まとめ

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【アイビスサマーダッシュ2023予想】本命馬候補5選情報

【ジャングロ】長期休養明け

父More Than Ready。母Goodbye Stranger。母の父Broad Brush。

報知杯中京2歳S(OP・中京芝1200m)は逃げて、34秒7のメンバー中最速上がりの末脚を使い3馬身半差をつける圧勝も余力を残していました。

マーガレットS(L・阪神芝1200m)は、控えて4番手を追走、直線、先頭のショウナンマッハを交わして抜け出し勝利。

ニュージーランドT(G2・中山芝1600m)は、積極策でハナへ先手をとってスムーズに逃げ、直線に入っても先頭、そのまま逃げ切って勝利。

NHKマイルC(G1・東京芝1600m)は、痛恨の出遅れで最後方からの競馬になり7着。

ダッシュ力、先行力は申し分なく、初めての直線競馬でも好勝負が期待できそうです。

あとは長期休養明けでどこまで動けるか懸念されます。

【トキメキ】前走韋駄天S3着

父アドマイヤムーン。母リーベストラウム。母の父ゼンノエルシド。

昨年は、駿風S(3勝クラス・新潟芝1000m)を勝って挑んだアイビスサマーダッシュは、11着。

アイビスサマーダッシュ過去10年前走韋駄天ステークスで、3着以内に入った11頭中10頭が前走4着以内でした。

特に3着以内に入った馬が狙い目です。

トキメキは、前走韋駄天ステークス(OP・新潟芝1000m)は3着、アイビスサマーダッシュでの勝ち負けが期待できそうです。

【ファイアダンサー】前走1枠1番から2着

父パイロ。母エンジェヌー。母の父コマンズ。

前走韋駄天ステークス(OP・新潟芝1000m)は斤量51キロで上がり最速33秒5の末脚を使い2着。

アイビスサマーダッシュ過去10年前走韋駄天ステークスで、3着以内に入った11頭中10頭が前走4着以内でしたが、ファイアダンサーは斤量が4キロ増えますので、やや割引が必要です。

しかし、走韋駄天ステークスは1枠1番から2着だったことを考慮すれば、斤量55キロでも勝ち負けまで持ち込める可能性は高いことが推測されます。

【メディーヴァル】韋駄天S(52キロ)勝ち馬

父アジアエクスプレス。母メジェルダ。母の父ディープインパクト。

3走前の韋駄天ステークス(OP・新潟芝1000m)は斤量52キロ、デビュー戦以来の芝で7枠13番から1着、ダートから芝転向でいきなりの勝利でした。

その後松風月S(OP・阪神ダ1200m)10着。

福島テレビOP(OP・福島芝1200m)8着に連敗。

今回アイビスサマーダッシュは斤量が57キロになり、韋駄天ステークス斤量52キロ)の勝ち馬ですが5キロふえるので着までか。

【オールアットワンス】2021年勝ち馬

父マクフィ。母シュプリームギフト。母の父ディープインパクト。

2021年のアイビスサマーダッシュを3歳牝馬で優勝。

昨年のアイビスサマーダッシュは6着。

脚部不安で1年ぶりの休み明けでの参戦ですが、現在は完治して体調に関して問題はないようです。

牝馬で仕上がりは早く、久々になりますが、直線競馬でスピード能力が高く、好勝負になることが推測されます。

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【アイビスサマーダッシュ2023予想】穴馬候補5選情報

【スティクス】体調は上向

父ロードカナロア。母ペンテシレイア。母の父ネオユニヴァース。

近9戦は3着以内に入っていませんが、昨年のアイビスサマーダッシュは内枠でも見せ場をつくれて5着だったように、直線競馬には高い適性があることが推測されます。

20日、栗東CWで6F80秒9-11秒0と馬なりで好時計を記録、体調は上向きで一発のムードが漂います。

【シンシティ】昨年2着

父サウスヴィグラス。母ジェネロシティー。母の父フジキセキ。

昨年のアイビスサマーダッシュは、重賞初挑戦でスピード能力を存分に発揮して2着に好走。

近4走は2桁着順に苦戦が続いていますが、アイビスサマーダッシュは、同じ馬が連続で好走するケースが多い傾向があるので、人気薄で激走する可能性があり、おさえておいた方がいいかもしれません。

【プルパレイ】去勢してから4走目

父イスラボニータ。母マイジェン。母の父Fusaichi Pegasus。

昨年ファルコンステークスを優勝の後は3着以内の入線は1度もありません。

今回が去勢してから4走目で馬が良化して、気性難もおさまってきています。

ファルコンステークスで重賞制覇しているように能力はあります。

初の直線競馬での変わ身の可能性も十分にあると思われます。

【ライオンボス】ダッシュ力

父バトルプラン。母ウーマンインレッド。母の父ステイゴールド。

アイビスサマーダッシュは、2019年1着、2020年2着、2021年2着と卓越したスピードで好走した実績があります。

昨年のアイビスサマーダッシュレースは10着と大敗。今回は斤量差も57キロになりでダッシュ力がいかされるはずで、5年連続の挑戦で大復活を狙います。

【アンタノバラード】最軽量52キロ

父ダノンバラード。母ヴァップ。母の父ストーミングホーム。

アイビスサマーダッシュ過去10年3歳牝馬は【1.2.1.2】で複勝率66%、斤量は軽ければ軽いほど有利で、アンタノバラードの今回の斤量は52キロで最軽量です。

夏は牝馬で3歳牝馬はおさえておいた方がよさそうです。

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【アイビスサマーダッシュ2023予想】コース適性馬5選情報

【ライオンボス】持ち時計1位53秒9

父バトルプラン。母ウーマンインレッド。母の父ステイゴールド。

新潟芝1000mは【4.3.0.5】複勝率は58%。アイビスサマーダッシュは、2019年1着、2020年2着、2021年2着と、3年連続で連対、年齢的な衰えは否めませんが、短距離1000mなら、なんとか着入線してくる能力は、まだまだあると思われます。

【オールアットワンス】持ち時計2位54秒2

父マクフィ。母シュプリームギフト。母の父ディープインパクト。

新潟芝1000mは【1.0.0.2】複勝率は33%。

2021年のアイビスサマーダッシュを3歳牝馬斤量51キロで優勝。

コース適性に懸念はありませんが、斤量55キロに適応できるかが鍵になりそうです。

【シンシティ】持ち時計3位54秒5

父サウスヴィグラス。母ジェネロシティー。母の父フジキセキ。

新潟芝1000mは【0.1.1.2】複勝率は50%。

昨年のアイビスサマーダッシュは、54キロで2着。

今年は1キロ増の55キロ、馬体重が470キロあるので1キロ増なら問題ないかと思います。

【ロードベイリーフ】持ち時計4位54秒6

父ヴァンセンヌ。母ショウナンアオバ。母のキングカメハメハ。

新潟芝1000mは【0.1.1.1】複勝率は67%。

昨年のアイビスサマーダッシュは14番人気、斤量55キロで不利な3枠5番から32秒0の上がり最速の末脚で3着して、直線競馬へ高いコース適性があることを示しました。

今年は2キロ増の57キロ。斤量2キロ増の負担は大きいですが、外枠からのスタートなら好勝負できる能力はあります。

【レジェーロ】持ち時計5位54秒7

父キズナ。母ロックフェアレディ。母の父ロックオブジブラルタル。

新潟芝1000mは【0.0.0.3】複勝率は0%。

昨年のアイビスサマーダッシュは、斤量54キロで勝ち馬から0秒3差の4着。

今年は1キロ増の55キロ。

420キロの小柄な馬体なので1キロ増の負荷は大きい可能性があります。

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【アイビスサマーダッシュ2023予想】血統馬5選情報

【ジャングロ】ヘイロー系スピード

父More Than Ready。母Goodbye Stranger。母の父Broad Brush。

ウッディスティーヴンスS(米G2・ダ7F)の優勝馬トムズレディの全弟です。

近親にレニャーノ賞(伊G2・芝2000m)優勝のヴェールラケースがいます。

父はヘイロー系のスピードを伝える種牡馬です。

直線競馬でどこまでスピードを活かせるか注目されます。

【トキメキ】短距離向配合

父アドマイヤムーン。母リーベストラウム。母の父ゼンノエルシド。

ストーミーシー(JRA5勝)の全妹でカヨウネンカ(JRA3勝)の半姉でキタウイング(フェアリーS・新潟2歳S)の近親です。

母リーベストラウムはJRA3勝。父アドマイヤムーンは、種牡馬としてはファインニードル(高松宮記念・スプリンターズS)、セイウンコウセイ(高松宮記念)、ハクサンムーン(アイビスサマーD)など短距離馬を輩出しています。

短距離向の配合です。

【オールアットワンス】母系スプリント血統

父マクフィ。母シュプリームギフト。母の父ディープインパクト。

父マクフィは英2000ギニー、ジャックルマロワ賞のマイルG1を2勝、その父ドバウィは29頭のG1馬を排出した欧州の名種牡馬です。

母シュプリームギフトはディープインパクト産駒ながら京阪杯(G3)3着、函館スプリントS(G3)2着、キーンランドC(G3)3着と芝短距離重賞で好走しています。

2代母スーヴェニアギフトはデルマーデビュタントS(G1・ダ7.0F)2着、ランダルースS(G3・ダ6.0F)を優勝している短距離スピード色の強いスプリント能力の高い血統です。

オールアットワンスも一昨年アイビスサマーダッシュを優勝しており、血統的に適性が高いレースです。

【ライオンボス】揉まれ弱い

父バトルプラン。母ウーマンインレッド。母の父ステイゴールド。

父バトルプランの母Flandersは、米2歳牝馬チャンピオン。米3歳牝馬チャンピオのサーフサイドを半姉に持つ超良血馬です。

バトルプラン産駒には目立った活躍馬はでていませんが、母の父ステイゴールドと配合されたことで、父の無類のスピード能力が引き出されています。

障害レースを勝った逃げ馬キークラッカーの半弟は豊富なスタミナがありましたが、ライオンボスは父がバトルプランに替り、父の父エンパイアメーカー影響から揉まれ弱いため、スムーズに逃げた時は好成績です。

掛かり気味の全力走法は1000mで高いポテンシャル発揮します。

【マウンテンムスメ】短距離血統

父アドマイヤムーン。母ヤマガール。母の父ストーミングホーム。

母ヤマガールはJRA1勝馬ですがカツプリマドンナの牝系からは目立った活躍馬はでていません。

父アドマイヤムーンは宝塚記念(G1)、ジャパンC(G1)、バイデューティーF(G1)などに勝ち、ファインニードル(G1を2勝)、ハクサンムーン(アイビスサマーダッシュなど重賞3勝)、セイウンコウセイ(G1を1勝)など多くの短距離馬をだしています。

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