京都大賞典3連単

京都大賞典2020コース解説(京都芝2400m外回り)

京都競馬場の最大の特徴

京都競馬場芝外回りコースの1周距離は1,894.3m、幅員は27~38m、直線距離は403.7m、高低差は4.3mです。京都馬場の最大の特徴は、3コーナー付近に小高い丘が設けられていることです。京都外回りコースの3コーナーの坂は折り合いながら、決してかからずにゆっくり上って、ゆっくり下る戦法が主流でしたが、現在は坂の頂上付近にあたる3コーナー手前の残り800m地点から一気にぺースを上げてロングスパートを仕掛けてのスタミナ勝負になるレースが多く見られるようになっています。この3コーナー手前からの下り坂は自然に勢いがついてしまいます。逃げ馬、先行馬はここでペースを上げず折り合って、403.7mの直線まで脚とスタミナを温存することで2枚脚の瞬発力発揮につながります。

京都競馬場のもう1つの特徴

京都競馬場のもう1つの特徴は幅員が最大38mと広いことです。移動柵によりA、B、C、Dの4つのコースに設定できることです。ちなみに4つまで柵を移動できるのは京都競馬場と東京競馬場だけです。移動柵を4つ移動できることで馬場の傷みは進行しにくくなっています。特に京都大賞典は開幕週に開催されるため、残り800m地点からロングスパートできるスタミナに加えて、先行して内ラチを器用に立ち回れる機動力(コーナでの加速力)、403.7mの直線で早めにトップスピードに加速できる瞬発力が要求されるコースです。

京都競馬場芝外回りコースの概要

スタートから1コーナーまでの距離は約600mです。1コーナーでインを通って距離ロスを最小限にしたいので、やや速めに流れますが1コーナーに入るとペースは落ち着きます。しかし、逃げ馬が2頭以上いる場合は前半からハナを奪い合う激しい先行争から必然的にハイペースになり差し馬有利な展開になる傾向があります。有力な逃げ馬がいない場合は、けん制し合ってペースは落ち着き、前半がスローペースで流れて、3コーナー手前残り800m地点の下り坂からロングスパートの上がり勝負になれば、先行馬が有利になる傾向があります。有力な逃げ馬、先行馬が2頭以上いるか、いないかによって、展開を予想することが馬券的中の鍵になりそうです。展開によって結果が変わるコースです。コースの起伏は3コーナーの坂以外はほぼ平坦です。3コーナー手前残り800m地点の下り坂から惰性をつけてロングスパートできるスタミナと直線で末脚の切れが求められるコースです。長距離戦なので、先行力とインを器用に立ち回れる機動力があれば、外を回った馬とは走る距離に大きな差があるために、瞬発力がなくても十分勝ち負けに持ち込めます。

京都大賞典予想2020予想過去10年傾向とデータ分析

京都大賞典概要

京都大賞典は天皇賞(秋)、ジャパンカップのステップレースとして、有力馬で決着するレースでした。最近の10年は1番人気だった6頭が連対を外して、2桁人気の穴馬が2回勝利しています。これは有力馬が天皇賞(秋)、ジャパンカップへ直行するケースが増えてきたことによります。

下り坂で勢いをつけての瞬発力勝負

京都大賞典過去10年で上がり3Fタイムが1・2位の馬が8勝、残り800m地点からの下り坂で勢いをつけての瞬発力勝負になります。ロングスパートして、なおかつ直線で速い脚をつかえるかが勝ち負けの重要なポイントになります。

4歳5歳馬が中心

京都大賞典過去10年、4歳馬が3勝、5歳馬が5勝、6歳以上馬が2勝で4歳5歳馬が中心になります。瞬発力とスタミナの両方が求められるレースなので高齢馬には厳しくなっているようです。

宝塚記念大敗組に注目

京都大賞典過去10年の3着以内の馬30頭中18頭は前走がG1からの参戦でした。特に前走がG1宝塚記念だった馬22頭は5勝・2着1回・3着5回で50%の複勝率でした。宝塚記念で大敗してからの休み明けで参戦してくる人気薄の穴馬には注意が必要です。穴を狙うなら宝塚記念の大敗組がお薦めです。

京都競馬場での優勝実績が重要

京都大賞典過去5年の優勝馬の内4頭、ラブリーデイ(京都記念)、キタサンブラック(天皇賞(春))、サトノダイヤモンド(菊花賞)、レッドノータス(京都2歳S)は京都2000m以上の重賞で優勝した実績がありました。ちなみに2017年の京都大賞典優勝馬スマートレイアーは秋華賞で2着の実績がありました。京都大賞典は京都外回りコースで勝ち負けした実績は重視した方が良さそうです。

京都大賞典2020予想本命馬5選まとめ情報

【2,キセキ】(浜中俊)

父ルーラーシップ。母ブリッツフィナーレ。母の父ディープインパクト。
2017年の菊花賞優勝馬です。その後に勝利はありませんが、前走の宝塚記念など、G1で4回2着の実績があります。スタートから3コーナーまで約10mの坂を上がっていく凱旋門賞のダメージは想像を超えて大きく、フランス遠征帰国後にスランプになりました。前走の宝塚記念は、スタートで遅れて前半は後方待機。3コーナー手前から早めに上がっていき2着を確保。勝ち馬クロノジェネシスとの差は6馬身ありましたが、3着馬には5馬身差をつけていました。高速馬場のハイペースでも、時計のかかる馬場でも馬場に関係なく能力を発揮できる潜在能力が非常に高い馬です。今回の京都大賞典は浜中俊騎手が騎乗予定です。3年ぶり重賞2勝目を挙げることができるか注目されます。

【6,ステイフーリッシュ】(藤岡佑介)

父ステイゴールド。母カウアイレーン。母の父キングカメハメハ。
ステイフーリッシュは重賞で1勝・2着4回・3着7回の好走実績があります。京都外回り重賞では1勝・2着1回・3着1回です。京都大賞典が開催される京都外回りコースは抜群の相性があります。2018年の京都新聞杯優勝後に勝ちはありませんが、重賞を好走した実績が豊富なことから、ここ京都大賞典で3着を外すことは考えにくいようです。決め手に欠けるとこがあり、詰め切れず2着・3着が多くなっています。ステイゴールド×キングカメハメハの血統配合は、マイルCSと安田記念を制覇したインディチャンプと同じで血統背景は優秀です。

【13,グローリーヴェイズ】(川田将雅)

父ディープインパクト。母メジロツボネ。母の父スウェプトオーヴァーボード。
2走前のG1香港ヴァーズを勝ち海外G1制覇しました。前走の宝塚記念は、前夜からの雨の影響が残って、時計の掛かる馬場で出遅れてしまい実力が出せず17着。馬場が合わなかったことが敗因と明確なことから、宝塚記念大敗の結果は度外視してもよさそうです。京都コースの実績は、2019年の天皇賞(春)をクビ差2着、日経新春杯(京都芝2400m)優勝があります。京都外回りコースへの適性は高く、宝塚記念の阪神内回りコースからコース替りで、大きな変わり身をみせてくる可能性は高いと思われます。鞍上川田将雅騎手、今年は人気馬で結果を残せていないことが懸念されます。

【15,パフォーマプロミス】(福永祐一)

父ステイゴールド。母アイルビーバウンド。母の父タニノギムレット。
日経新春杯(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)、鳴尾記念(G3)の重賞を3勝している実力馬です。2走前のG1天皇賞(春)では3着に好走、前走 鳴尾記念を快勝して実力が本物であることを示しました。機動力と瞬発力の両方に優れていて、突出した点はありませんが、弱点が少ないことがパフォーマプロミスの長所と言えます。内回り、外回り、中距離、長距離と幅広いレースに順応できる能力があります。3連単の相手としては外せないのがパフォーマプロミスです。

【17,キングオブコージ】(横山典弘)

父ロードカナロア。母ファイノメナ。母の父Galileo。
今年に入って、4歳以上1勝クラス、潮来特別(2勝クラス)、湾岸S(3勝クラス)、目黒記念(G2)を4連勝している上がり馬です。先行しても、後方待機からでも、直線での末脚を発揮できる総合能力が非常に高い馬です。父は短距離馬のロードカナロアですが、サドラーズウェルズのクロスがあり、スタミナが底上げされ長距離適性が高められています。母の父がGalileoで成長力があり、4歳になっての4連勝はGalileoの豊富な成長力の影響をうけていることからきていると思われます。ただ今回の京都大賞典の斤量は57キロ、前走目黒記念54キロから3キロ増は、京都大賞典は長距離レースなので懸念されます。

京都大賞典2020予想穴馬5選まとめ情報

【1,ダンビュライト】(松若風馬)

父ルーラーシップ。母タンザナイト。母の父サンデーサイレンス。
アメリカジョッキーC(G2)、京都記念(G2)で重賞を2勝挙げている実力馬です。昨年の京都大賞典(G2)は逃げて2着に粘りました。その後はG1で3戦苦戦しています。前が残りやすい京都の開幕週です。昨年のように逃げて残る可能性は十分にあると思われます。京都外回りコースは4戦1勝・2着1回・3着1回で、複勝率は100%です。京都コースへの適性は高く京都大賞典でG1凡走からの巻き返しがあっても驚けません。

【3,シルヴァンシャー】(北村友一)

父ディープインパクト。母アゼリ。母の父Jade Hunter。
昨年11月から今年3月にかけて3歳以上500万下、境港特別(1000万下)、御堂筋S(1600万下)を3連勝してオープン入りしました。2走前の昇級初戦京都大賞典(G2)は、中団に控えて勝負所で上がっていきました。直線は外を回って追い込み3着に入線、初重賞挑戦で善戦して実力を示しました。母アゼリは現役時代にG1を11勝して2002年度の米国の年度代表馬に選ばれ、競馬の歴史に名を残す名牝馬です。京都外回りコースは4戦1勝・3着2回で複勝率は75%です。3連勝したレース内容から高い潜在能力を持っており、能力は高く京都大賞典で勝ち負けになること必至です。

【4,タイセイトレイル】(川須栄彦)

父ハーツクライ。母マザーウェル。母の父シンボリクリスエス。
昨年のアルゼンチン共和国杯(G2)をメンバー中最速上がり33秒5の末脚で4コーナー10番手から差し切って優勝しました。芝2400mでの成績は6戦1勝・2着1回・3着1回、複勝率66%を誇ります。2400m以上の長距離戦を中心に使われているスタミナが豊富な馬です。後方直線一気の末脚勝負の脚質のため、前残りの開幕週の馬場は、正直合いません。京都大賞典は、追い込んで届かずの3着までの可能性が大きいと思われます。

【8,カセドラルベル】(松山弘平)

父ハーツクライ。母ベルスリーブ。母の父シンボリクリスエス。
京橋特別(2勝クラス)、博多S(3勝クラス)を2連勝してオープン入りしました。カセドラルベルは2、3番手で先行して、直線でも早い脚を使える万能タイプの脚質です。コーナーでの機動力に優れていることから、芝2000mの小回り・内回りコースをメインにレースを使われています。前が残りやすい開幕週ということもあり、持ち前の先行力と瞬発力を発揮できれば、広い外回りコースの克服に懸念はないと思われます。勢いのある上がり馬で1発の可能性は十分にあります。

【11,バイオスパーク】(和田竜二)

父オルフェーヴル。母ナナヨーティアラ。母の父マイネルラヴ。
重賞初挑戦となった前走の函館記念(G3)は、5番手の好位を追走。勝負所で上がっていき、直線は馬郡を割って前に進出、3着に善戦しました。横津岳特別(函館芝2600m)の長距離レースで4着した実績がありますので、今回の芝2400mへの距離への対応力に懸念はないと思われます。バイオスパークは芝2000mの小回り、内回りコースを中心にレースを使われていますので京都大賞典京都外回りコースへの対応できるかが鍵になります。

京都大賞典2020予想オッズ

人気順馬名予想オッズ
1キセキ2.9
2グローリーヴェイズ3.3
3キングオブコージ3.6
4ステイフーリッシュ6.7
5パフォーマプロミス12.8
6ダンビュライト15
7シルヴァンシャー30
8カセドラルベル38.7
9タイセイトレイル81.9
10バイオスパーク83.7
11アイスバブル85.6
12ノーブルマーズ114.9
13ミスマンマミーア122.2
14アルバート157.1
15ドゥオーモ171.1
16モンドインテロ274.8
17バラックパリンカ274.8
18リッジマン427.4
京都大賞典2020予想オッズ

【京都大賞典2020枠順確定】

京都大賞典2020枠順

1-1 ダンビュライト(松若風馬)
1-2 キセキ(浜中俊)
2-3 シルヴァンシャー(北村友一)
2-4 タイセイトレイル(川須栄彦)
3-5 ノーブルマーズ(高倉稜)
3-6 ステイフーリッシュ(藤岡佑介)
4-7 リッジマン(古川吉洋)
4-8 カセドラルベル(松山弘平)
5-9 モンドインテロ(嶋田純次)
5-10 アルバート(岩田康誠)
6-11 バイオスパーク(和田竜二)
6-12 ドゥオーモ(藤岡康太)
7-13 グローリーヴェイズ(川田将雅)
7-14 アイスバブル(幸英明)
8-15 パフォーマプロミス(福永祐一)
8-16 ミスマンマミーア(池添謙一)
8-17 キングオブコージ(横山典弘)

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