アメリカジョッキークラブカップ2020予想本命馬(AJCC)
【②ラストドラフト】
デビュー2連勝で京成杯(中山競馬場芝2000m)で重賞制覇している資質の高い競走馬です。以後3戦は7着、7着、8着と結果を残せませんでしたが、前走の中日新聞杯(中京競馬場芝2000m)で、勝ち馬サトノガーネットとアタマ差の2着、斤量差2キロを考慮すれば負けて強しの競馬内容だったと言えます。母マルセリーナは2011年の桜花賞馬、スピードの持続力を母から受け継いでいます、京成杯を2番手先行で勝利した時のように、AJCCで先行力を発揮できれば勝ち負けも十分可能であることが推測されます。
【③ミッキースワロー】
セントライト記念(中山競馬場芝2200m)、七夕賞を制している重賞2勝の競走馬です。前々走オールカマー(中山競馬場芝2200m)2着と前走福島記念3着と堅実な走りで好調を持続しています。中山競馬場芝2200mは過去4戦2勝・2着2回と連対率は100%です。AJCCは中山競馬場芝2200mで実績がある馬が巻き返して好走する傾向があります。中山競馬場芝2200m巧者ミッキースワローが巻き返すにはAJCCは絶好の舞台になります。
【⑤スティッフェリオ】
G1馬では7着、7着、12着、13着と苦戦を強いられましたが、G2・G3では福島記念、小倉大賞典、オールカマー念(中山競馬場芝2200m)を3連勝中です。AJCCはステイゴールド産駒の好走率が高く、中山競馬場芝2200mで重賞勝ち実績があるスティッフェリオが巻き返しての、ステイフーリッシュとステイゴールド産駒のワンツーの可能性も十分にあると思われます。
【⑩ステイフーリッシュ】
これまで重賞成績は1勝・2着3回・3着3回です。芝2200mは2戦1勝(京都新聞杯)・2着1回(京都記念)とステイフーリッシュは芝2200mが最も適性が高い距離と言えます。最近は9戦連続で芝2000mを走っていますが、ステイゴールド産駒でパワーとスタミナがあり200mの距離延長で大きく変わってくるかもしれません。スティッフェリオとのステイゴールド産駒AJCCで、ワンツーフィニッシュなるか注目されます。
【⑪ブラストワンピース】
18年有馬記念の覇者で、毎日杯、新潟記念、札幌記念の重賞を4勝している実力馬です。走りにムラがあり、勝つか着外で2着・3着は1度もありません。ブラストワンピースは勝つかか負けるかが、はっきりしてる競走馬です。凱旋門賞も大敗から有馬記念を使わなかったことで疲労回復に専念できました。AJCCは、スタート後すぐとゴール前で2度坂越えがあるために、馬力とスタミナが要求されるコースです。ブラストワンピースは530キロを超える大型馬で馬力と豊富なスタミナに恵まれています。AJCCで休み明けでも勝ち負けが期待されます。