紫苑ステークス

紫苑ステークス2020予想過去データ分析と傾向

【紫苑ステークス2020予想】前走レース別成績

紫苑ステークスは2016年にG3に昇格しました。

前走オークス組は、新潟開催だった14年を除く過去9年で1勝・2着2回、3着4回。

G3に昇格後は1勝・2着2回、3着3回、2016年以降は複勝率37%とオークス組が馬券に絡む傾向が高くなっています。

【紫苑ステークス2020予想】前走成績

G3に昇格後に紫苑ステークスを勝った馬の前走は全て走3着以内でした。

前走で6着以下の馬が連対したのは1回だけでした。

凡走からの巻き返しは厳しく、前走3着以内の馬が中心になりそうです。

【紫苑ステークス2020予想】内回り・小回りコースで連対した実績の有無

紫苑ステークスは中山芝2000mで開催され、持続力と底力を問われるタフなレースです。

新潟開催だった14年を除く過去9年で3着以内に入賞した27頭中22頭は1800m以上の内回り・小回りコースで連対した実績がありました。

中山芝2000mの内回りへのコース適性能力があることが、紫苑ステークスで勝ち負けできる最も重要な要因です。

【紫苑ステークス2020予想】まとめ

①前走3着以内の成績。
②1800m以上の内回り・小回りコースで連対した実績がある。

①②の条件を満たしている馬が有力になります。

紫苑ステークス2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。紫苑ステークス2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、⑩マルターズディオサ、⑪スカイグルーヴ、⑬ホウオウピースフル、⑯シーズンズギフト、⑰ウインマイティーの競走馬情報を詳しく説明します。

紫苑ステークス2020予想本命馬5選まとめ情報

【10,マルターズディオサ】(田辺裕信)

父キズナ。母トップオブドーラ。母の父Grand Slam。

昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ阪神芝1600m)は、ハイペースを3番手で先行、優勝馬レシステンシアと0秒8差離されましたが、それでも併せてきたクラヴァシュドールには抜かせず2着に粘りました。

チューリップ賞(阪神芝1600m)は4番手で先行、後半は早めに仕掛けて上がっていき、逃げたレシステンシアを直線で交わし、内から伸びてきたクラヴァシュドールに競り勝って優勝しました。

桜花賞は重馬場がこたえて、本来の実力を出せず8着に敗れました。

前走のオークスは入れ込みが激しく後方からの競馬になり、実力を出し切れず10着という結果になりました。

母の父Grand Slamは米国G1のシャンペインS(8.5F)、フュチュリティS(8F)を優勝したマイラーです。

母系の血統からマイルから2000mまでが守備範囲です。

オークスからの距離短縮で挑む紫苑ステークスで巻き返してくる可能性は十分にあると思われます。

【11,スカイグルーヴ】(戸崎圭太)

父エピファネイア。母アドマイヤセプター。母の父キングカメハメハ。

新馬戦(東京芝2000m)は、後続馬に5馬身差をつけて勝利しました。

3走前の京成杯(中山芝2000m)は、牡馬相手に0秒1差の2着、強い競馬内容で高く評価できるレースです。

前走のフローラステークス(東京芝2000m)は、7番手を追走、外を回って直線に向くと半ばで先頭に並びかけましたが、残り100mで失速して5着に敗退しました。

馬体重が14キロ大幅に減っていたことが、失速した原因の1つであることが推測されます。

紫苑ステークス当日に馬体重が440キロ台まで戻っていれば力は出せると思われます。

スカイグルーヴの母アドマイヤセプターは現役時代5勝、ドゥラメンテの全姉、母の母アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯を優勝した名牝馬で、エアグルーヴの名牝系です。

エピファネイア×キングカメハメハ×サンデーサイレンスの血統配合は2冠馬デアリングタクトと同じ血統配合という超良血馬です。

【13,ホウオウピースフル】(池添謙一)

父オルフェーヴル。母ツルマルワンピース。母の父キングカメハメハ。

新馬戦(札幌芝1800m)、百日草特別(東京芝2000m)は、メンバー中最速上がり3F33秒6の強烈な末脚で2着馬に2馬身差をつけて勝利、デビュー2連勝を飾った資質馬です

。2走前のフローラステークス(東京芝2000m)は、優勝馬ウインマリリンとタイム差なしの2着に好走しました。

前走のオークス(東京芝2400m)8着、はテンションが上がり、スタート前に体力を消耗、気性難から2400mの距離が長かったようです。

芝2000mは2戦1勝・2着1回、紫苑ステークスの適性距離へ戻り潜在能力を最大限発揮できそうです。

半兄にグランプリ有馬記念を優勝したブラストワンピースがいるとういう超良血の血統で

【16,シーズンズギフト】(C.ルメール)

父エピファネイア。母シーズンズベスト。母の父ゼンノロブロイ。

新馬戦(福島芝2000m)、若竹賞(中山芝1800m)をメンバー中最速上がりの末脚で差し切ってデビュー2連勝しました。

若竹賞は牡馬相手に勝利して潜在能力が高いことを示しました。

2走前のフラワーカップ(中山芝1800m)は、ハイペースを好位で追走。

先行馬には厳しい展開を、直線でしぶとく粘り2着に好走しました。

レース後に右前脚の骨折が判明、約5ヵ月間治療に専念しました。

休み明けで、距離延長の2000m、克服する課題が多いですが上位争いが期待されている資質馬です。

【17,ウインマイティー】(和田竜二)

父ゴールドシップ。母アオバコリン。母の父カコイーシーズ。

3走前のデイジー賞(中山芝1800m)は5番手でインを追走、直線は先頭集団の中をしぶとく抜け出し強い競馬で勝利。

2走前の忘れな草賞(阪神芝2000m)は中団追走から直線は馬郡を割って34秒4のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出して勝利して2連勝しました。

続くオークスでは13番人気ながら優勝馬デアリングタクトと0秒2差の3着に好走、フルゲート18頭立てを好スタートから5番手で先行。

直線に向くと一気に加速して残り300m地点で先頭へ立ちますが、交わされて3着。

追い出すタイミングが少しだけ早すぎたことが交わされた原因の1つと思われます。

コーナーが4回ある内回りのデイジー賞(中山芝1800m)を勝利していることから、紫苑ステークス中山芝2000mへのコース適性に懸念はなさそうです

紫苑ステークスコース解説(中山芝2000m芝)

紫苑ステークスは、秋華賞トライアルとして2000年に新設されました。

当初は中山芝1800mで実施されていましたが、2007年に200m延長され、秋華賞と同じ芝2000mに変更されました。

紫苑ステークスは2016年からG3に昇格、秋華賞の優先出走権が3着以内まで与えられます。

4コーナー過ぎからのスタートで1コーナーまでの距離が400m程度ですが、200m過ぎから約4mの急坂がありペースは自然と落ちつく傾向があります。

4つのコーナーがある小回りコースで内枠の先行力のある馬が断然有利になります。

かなりのハイペースになった場合のみ差しが決まりやすくなります。

直線310mは4大競馬場の中ではもっとも短くペースは落ちついても一瞬の切れる末脚は有効になります。

ゴール前では中山名物の急坂があり、残り180mから残り70m付近にある急坂の高低差は2.2m、最大勾配は2.24%と日本一のキツさを誇ります。

この急坂で馬の脚色が鈍ることも多く見られ、2度の直線の坂越えをこなすパワーと、3コーナーから直線までスピードを持続できる馬ほど好走しやすい傾向があります。

内枠に入った先行力のある馬は経済コースを通る確率が高く有利になるコースです。

【紫苑ステークス2020枠順確定】

1-1 ショウナンハレルヤ(丸山元気)
1-2 マジックキャッスル(浜中俊)
2-3 レッドルレーヴ(三浦皇成)
2-4 ホウオウエミーズ(津村明秀)
3-5 コトブキテティス(北村宏司)
3-6 ラヴユーライヴ(坂井瑠星)
4-7 ストリートピアノ(武藤雅)
4-8 ミスニューヨーク(加藤祥太)
5-9 スマートリアン(横山武史)
5-10 マルターズディオサ(田辺裕信)
6-11 スカイグルーヴ(戸崎圭太)
6-12 クロスセル(内田博幸)
7-13 ホウオウピースフル(池添謙一)
7-14 チェーンオブラブ(石橋脩)
7-15 フェルマーテ(吉田豊)
8-16 シーズンズギフト(C.ルメール)
8-17 ウインマイティー(和田竜二)
8-18 パラスアテナ(武豊)

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