CBC賞

CBC賞2020予想穴馬と傾向

今年のCBC賞は阪神競馬場芝内回り1200mで開催されます。阪神競馬場芝内回り1200mは先行、内枠が有利なコース。特に今年の阪神競馬場は雨の影響で例年以上に馬場が傷み重めの馬場コンディションです。Bコースに替わった先週水無月ステークス(阪神競馬場芝内回り1200m)でも3コーナーを3番手以内で通過した馬がそのまま1着・2着・3着を独占したように極端な先行馬有利の馬場状態になっているようです。今年のCBC賞のポイントは、重馬場適性、先行力、内回り適性の3点が最も重要になります。

CBC賞2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。CBC賞2020の競馬予想穴馬特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、③ラブカンプー、⑥アンヴァル、⑧ロケット、⑭ディメンシオン、⑯ジョイフルの穴馬情報を詳しく説明します。

CBC賞2020予想オッズ

人気順馬名予想オッズ
1クリノガウディー2.6
2アウィルアウェイ4.2
3タイセイアベニール4.6
4レッドアンシェル6.8
5ミッキースピリット8.4
6イベリス15.2
7ロケット22
8エイシンデネブ39.1
9ディメンシオン39.9
10グランドロワ50
11ジョイフル52
12アンヴァル62.7
13ノーワン104.9
14ラブカンプー119.9
15ショウナンアンセム152.7
16ディープダイバー161.9
17ダイシンバルカン220.5
CBC賞2020予想オッズ

【③ラブカンプー】の出走馬情報です。(ハンデ斤量51.0kg)(斎藤新)

父ショウナンカンプ。母ラブハート。母の父マイネルラヴ。
これまで28戦して2勝止まりですが、2018年にアイビスサマーダッシュ2着、北九州記念3着、セントウルステークス2着、スプリンターズテークス2着と強豪馬相手に善戦した実績があります。ここ15戦は凡走続きです。5歳でピークを過ぎたことは否めません。速い時計勝負になると勝ち目はありませんが、時計のかかる馬場ならしぶとい先行力で3着までなら喰い込む可能性はあると思われます。セントウルステークス2着、スプリンターズテークス2着はいずれも時計のかかる馬場でした。週末は雨予報、大雨で馬場が大荒れになれば馬券に絡めて狙いたい穴馬です。

【⑥アンヴァル】の出走馬情報です。(ハンデ斤量54.0kg)(岩田望来)

父ロードカナロア。母アルーリングボイス。母の父フレンチデピュティ。
2019年以降の阪神競馬場芝1200mでのロードカナロア種牡馬成績は5勝・2着2回・3着5回と抜群の相性を誇ります。前走阪急杯(阪神競馬場芝1200m)は16着に大敗しました。昨年北九州記念(小倉競馬場芝1200m)では4コーナー14番手からメンバー中最速上がり34秒4の末脚を使って3着に入賞しているように、先行馬が崩れるハイペースになれば1発の可能性がある穴馬です。不良馬場での勝利実績もあり、今の時計のかかる馬場の阪神競馬場への対応力に懸念はなさそうです。

【⑧ロケット】の出走馬情報です。(ハンデ斤量52.0kg)(酒井学)

父ディープスカイ。母モケット。母の父Maria’s Mon。
母の父Maria’s Monは、シャンペインS、フュチュリティSの米国ダートG1を2勝しているスピード馬、種牡馬としては8頭のG1馬を輩出している優秀な血統背景を持つ良血馬です。芝1400mで2勝、芝1600mで1勝、芝1800mで1勝を挙げています。今回初めての芝1200m戦になり、スプリントレースのスピード勝負に対応できるかが鍵になりますが、芝1400mで逃げ、2番手先行して2勝を挙げているスピード能力があれば、こなせる可能性は十分にあると思われます。また3歳以上2勝クラス(東京競馬場芝1400m・不良馬場)、心斎橋ステークスは(阪神競馬場芝1400m・稍重)の時計のかかる馬場で勝利しているように、開催5週目で荒れた馬場に加え雨で更に力の要る馬場になっている阪神競馬場は、ロケットとって絶好の条件になります。阪神競馬場で3勝、ゴール前の急坂への適応力は高く、斤量52.0kgは大きなプラス材料になります。

【⑭ディメンシオン】の出走馬情報です。(ハンデ斤量53.0kg)(松田大作)

父ディープインパクト。母ミスペンバリー。母の父モンジュー。
母の父モンジューは凱旋門賞、Kジョージ六世&QエリザベスSなどG1を6勝、種牡馬としては24頭のG1馬を輩出しました。産駒の特徴は欧州の時計のかかる馬場で高いポテンシャル発揮する傾向があります。京成杯オータムH(中山競馬場芝1600m)2着、阪神牝馬ステークス(阪神競馬場芝1600m)3着の重賞好走実績があります。芝1200mは初めての距離となりますが、先行力と一瞬の脚があるので距離短縮で一変する可能性も十分にあると思われます。全5勝の内2勝は重馬場で挙げていることから、阪神競馬場の荒れ気味の馬場への適性に懸念はありません。

【⑯ジョイフル】の出走馬情報です。(ハンデ斤量56.0kg)(川又賢治)

父キングズベスト。母ティアーオブジョイ。母の父Street Cry。
父キングズベストは英G12000ギニー優勝馬、種牡馬としては、エイシンフラッシュ(日本ダービー優勝)、ワークフォース(英国ダービー優勝)など8頭のG1馬をだしています。母の父Street Cryは、ドバイワールドC、スティーヴンフォスターHのG1を2勝、種牡馬としては11頭のG1馬を出している名馬です。近2走は14着、15着と凡走していますが、4走前のタンザナイトステークス(阪神競馬場芝1200m・小雨)の時計の掛かる馬場の中後方14番から、直線外から追い込み。内の馬を力強い末脚で一気に交わして抜け出し勝利したように、高速馬場よりも時計のかかる馬場で潜在能力を発揮できます。梅雨時期の開催5週目で荒れた馬場は潜在能力を発揮するには絶好条件になります。ただし後方一気の末脚勝負タイプなので、展開が向くかどうかが鍵を握ります。

【CBC賞2020枠順確定】

CBC賞2020枠順

1-1 ナインテイルズ(中井裕二)
1-2 レッドアンシェル(福永祐一)
2-3 ラブカンプー(斎藤新)
2-4 グランドロワ(和田竜二)
3-5 エイシンデネブ(幸英明)
3-6 アンヴァル(岩田望来)
4-7 クリノガウディー(横山典弘)
4-8 ロケット(酒井学)
5-9 タイセイアベニール(松山弘平)
5-10 ショウナンアンセム(鮫島克駿)
6-11 アウィルアウェイ(川田将雅)
6-12 ダイシンバルカン(国分優作)
7-13 ミッキースピリット(松若風馬)
7-14 ディメンシオン(松田大作)
8-15 ノーワン(浜中俊)
8-16 ジョイフル(川又賢治)