【秋華賞2023予想】本命馬候補5選と穴馬候補5選・コース適性と解説・血統馬5選・過去10年と傾向|3連単

秋華賞コース解説(京都芝2000m)

秋華賞京都芝2000m右内回りコース概要

秋華賞レース展開の特徴

秋華賞で有利な脚質

秋華賞で求められる能力

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【秋華賞2023予想】データ分析と傾向

秋華賞過去10年人気別成績

秋華賞過去10年前走別成績

秋秋華賞過去10年前走1番人気成績

秋華賞過去10年関西関東別成績

秋華賞過去10年オークス直行組成績

秋華賞過去10年最高配当

秋華賞過去10年データから勝ち馬条件のまとめ

秋華賞データ分析まとめ

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【秋華賞2023予想】本命馬候補5選情報

【リバティアイランド】潜在能力ずば抜けている

父ドゥラメンテ。母ヤンキーローズ。母の父All American。

新馬戦は、道中は12頭立ての中団馬群を追走から直線外に持ち出され、大きなフットワークで一気に先行馬をとらえてノーステッキで3馬身差の圧勝。

上がり3F31秒1は、新潟コースで直線が平坦だったことを割り引いても驚異のタイムでした。

アルテミスステークスは、10頭立ての6番手を追走から直線に向くと馬郡に包まれて追い出しが遅れて猛追して首差まで迫りましたが2着に敗れました。

阪神ジュベナイルフィリーズは、16頭立ての中団の前の外から行きっぷり良く追走、4コーナーもスムーズに馬群の外を回り、直線は馬場の真ん中からつきぬけて2馬身半の差をつけ快勝、勝ち時計1分33秒1は優秀です。

桜花賞はスタートで遅れ後方15番手に控えて追走、4コーナー出口でもまだ16番手にいましたが、直線は1頭だけ次元の違う32秒9の末脚で追い込み、前の馬達をごぼう抜きにして抜け出して1着。

オークスは、桜花賞よりも前目のポジションの中団で、モマれることなく追走し、直線入り口で仕掛けて上がっていき、余力を見せながら抜け出し、後続との差を広げて6馬身差の異次元の強さで圧勝しました。

京都芝2000m内回りコースは、内回り、小回り特有の淀みないレース展開の平均よりも速めのペースになる傾向があるので、脚質傾向は逃げ馬が不利で、中心は、道中脚を溜められる差し馬です。

秋華賞特有のハイペースを我慢して脚を溜め、直線の瞬発力がある差し馬が有利になります。

リバティアイランドの異次元の末脚があれば、内回りコースも問題なくクリアしてくることが推測されます。

【ハーパー】リバティアイランドより前で競馬ができる

父ハーツクライ。母セレスタ。母の父Jump Start。

クイーンカップは道中の6番手に控え、直線で不利を受けましたが、それでも立て直して内から馬郡を割って進出、内のドゥアイズ、外のモリアーナとの追い比べを猛烈な瞬発力で、大接戦となったクイーンカップを競り勝って勝負根性を示しました。桜花賞は6番手追走から、直線じわじわ上がっていきましたが、勝ったリバティアイランドの切れは及ばず4着。オークスは、リバティアイランドのやや後ろで追走、直線先に抜け出したリバティアイランドを目標に上がっていきますが離され、それでも踏ん張って2着粘りました。春の牝馬クラシックは桜花賞4着、オークス2着した、潜在能力は世代トップクラスです。昨年、桜花賞とオークスを勝って参戦したスターズオンアースに先着して秋華賞を優勝したのはオークス2着馬のスタニングローズでした。ハーパーも昨年同様に秋華賞での逆転優勝を狙います。

【マスクトディーヴァ】重、稍重、高速馬場に対応

父ルーラーシップ。母マスクオフ。母の父ディープインパクト。

デビュー戦の3歳新馬は、控えて中団追走から直線、外へ出されて上がっていき、コンディションのいいところを通って抜け出し勝利。忘れな草賞は4コーナーで不利があり7着。前々走の3歳以上1勝クラスは、控えて中団後ろ目のポジションから脚をためながら追走、直線外から上がっていき、前の馬を外から34秒6の7メンバー中最速上がりの末脚で交わして抜け出し1着。前走のローズステークスは、中団追走から馬群の外を回り、直線外から伸びて抜け出すと後続を突き放して、1分43秒0のJRAレコードタイムで1着。これまでの戦績で重、稍重、高速馬場に対応、JRAレコードをマークできたことから、潜在能力は非常に高く、リバティアイランドに引けを取らない実力馬です。馬場が重くなるようなことがあれば、秋華賞を勝つ可能性があると思われます。

【モリアーナ】前走内回りで勝利

父エピファネイア。母ガルデルスリール。母の父ダイワメジャー。

デビュー戦の2歳新馬は、好位追走から直線外から追われて33秒0のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し2着馬に3馬身差をつけて1着、牝馬特有の瞬発力があることを示しました。

コスモス賞は、スタート出遅れましたが、スッと2番手まで上がっていき、直線追われてからの伸びが鋭く、抜け出して2馬身差をつけ1着。

クイーンカップは、内枠から控えて後方待機、4コーナーで外へ出され、直線34秒0のメンバー中最速上がりの末脚で追い上げ僅差の3着。

前走の紫苑ステークスは、内枠から控えて15番手を追走、直線に入って勢いよく追い込んで34秒3のメンバー中最速上がりの末脚で一気に伸びて1着。

初の2000m、そして内回りコースに適応できたので、乗り方が難しく機動力が求められる京都内回りでも高いポテンシャルを発揮しての1発の可能性もあることが推測されます。

【ドゥーラ】上がりのタイムが好走のポイント

父ドゥラメンテ。母イシス。母の父キングヘイロー。

昨年の札幌2歳ステークスは、中団の前目で追走から早目に好位へ進出していき、直線先に抜け出したドゥアイズに迫っていき、交わして1馬身差をつけて勝利。

オークスは15番人気でしたが、外枠から抑えて後方13番手を追走、直線外に出されて追い込み勝ち馬リバティアイランドとは差がありましたが、ハーパーに迫っていき、クビ差で3着。1600mで2桁着順が続いていましたが、2400mで変わり身を示しました。

前走のクイーンステークスは、前半は控えて、勝負所で早目に進出していき、直線でも勢いがあり外から抜け出して優勝、重賞2勝目を挙げました。オークスでは上がり3F、リバティアイランドの34秒0に次ぐ34秒1の末脚を使っていることから、秋華賞も上がりのタイムが好走のポイントになりそうです。流れ次第では逆転があっても驚けません。

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【秋華賞2023予想】穴馬候補5選情報

【ヒップホップソウル】時計のかかる馬場要注意

父キタサンブラック。母ダンスファンタジア。母の父ファルブラヴ。

デビュー戦の2歳新馬は、出遅れましたが34秒3の末脚で4馬身差をつけて圧勝しました。

フラワーカップは、大外枠から前半は控えて追走、向こう正面でポジションを上げいき、直線で内のパルクリチュードを交わして2着。

前走の紫苑ステークスは、中団の前目で追走、勝負所で上がっていき、直線で先頭に立ちましたが、追い込んできたモリアーナに交わされ2着。

2歳新馬1着、フラワーカップ2着、紫苑ステークス2着はいずれも時計のかかる馬場の稍重、不良馬場でした。秋華賞が時計のかかる馬場になった時は要注意の穴馬です。

【コナコースト】スピード持続力タイプ

父キタサンブラック。母コナブリュワーズ。母の父キングカメハメハ。

3走前のチューリップ賞は外目の枠から6番手で控え、直線に入って外から進出していき内のペリファーニアを交わして、逃げ切った勝ち馬モズメイメイに鼻差まで詰め寄り2着に入線して実力を示しました。

桜花賞は2番手で先行、直線でモズメイメイを交わして先頭に立ちました、外から追い込んできたリバティアイランドに交わされて0秒2差の2着でしたが、実力は本物です。

オークスは、スタートで接触するロスがあり、今回は後ろ目のポジションからの競馬、後半追い上げましたが、先行力をいかす展開に持ち込めずに7着でした。

秋華賞で本来の先行力を発揮できる競馬ができるようなら、内回りコースで経済コースを通ることで好勝負も十分可能であることが推測されます。

【マラキナイア】上積みありそう

父ジャスタウェイ。母カウアイレーン。母の父キングカメハメハ。

チューリップ賞は、33秒3のメンバー中最速上がりの末脚を使いましたが、出遅れが大きく響き9着。3走前の3歳1勝クラスは、スタートはやや遅れて控えて追走していましたが、直線に入って外目から伸びて抜け出し1着。

前走のローズステークスは、12番手追走から、直線で不利を受けましたが、一瞬の末脚で立て直して3着。

馬体重は14kg増えて大きく成長。ローズステークスは、直線で不利を受けての3着の実力から秋華賞での好走が大きく期待出来そうです。

【グランベルナデット】良馬場限定

父キズナ。母ラブリーベルナデット。母の父Wilburn。

デビュー2戦目の2歳未勝利は、3番手先行から勝負所で仕掛けて直線入り口で先頭、後続を突き放して1着。前々走の忘れな草賞は、2番手で先行から、直線、並んでいき抜け出し1着。前走の紫苑ステークスは、反応はもうひとつで伸び切れず10着。

稍重だったクイーンカップ、紫苑ステークスは5着、10着と時計のかかる馬場は苦手。

勝った2歳未勝利と忘れな草賞は、中山芝2000m内回りで良馬場開催でした。

内回りへの適性は高く、秋華賞が良馬場開催なら2着、3着の可能性ならありそうです。

【ドゥアイズ】うまく流れにのれるか

父ルーラーシップ。母ローズマンブリッジ。母の父ディープインパクト。

デビュー戦の2歳新馬は、好位追走からゴール前の接戦を制して勝利。

コスモス賞は出遅れて直線伸びましたが2着。

札幌2歳Sは、8番手追走から早目に仕掛けて、直線外から先頭に立ちましたが、仕掛けが早すぎたためドゥーラに交わされて2着。

阪神ジュベナイルフィリーズは出脚がもうひとつで道中は後方12番手に控え、直線で内に入って伸びて、2着馬のシンリョクカにクビ差にまで迫り3着。

クイーンカップは、3番手のインコースを先行、直線でも内目から馬郡を割って上がっていき抜け出しましたが、外からハーパーに抜け出され2着。

桜花賞は、後ろ目9番手のポジションに控え直線、外から追い上げましたが5着。

オークスは、出遅れて最後方からの競馬になってしまい、不完全燃焼の9着。重賞で2着2回・3着1回の実力馬、うまく流れにのって先行できれば上位進出も十分可能と思われます。

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【秋華賞2023予想】コース適性馬5選情報

【リバティアイランド】内回り未経験

父ドゥラメンテ。母ヤンキーローズ。母の父All American。

秋華賞は、平均よりも速めのペースになる傾向があるので、脚質傾向は逃げ馬が不利で、後方からの追い込みは、外をまわって、距離ロスが大きくなるため、後方からの追い込みは容易ではありません。

中心は、道中脚を溜められる差し馬です。リバティアイランドは桜花賞で出遅れて4コーナー16番手から差し切り、オークスは4コーナー6番手から差し切りと、差しでも追い込みでも勝ち切れる自在性があります。

内回りコースが未経験ということが若干懸念はされますが、短い直線でも後方から差し切れる高いポテンシャルがありますので、コース適性に問題なく、秋華賞でも圧勝が期待されます。

【ハーパー】阪神内回りで2着

父ハーツクライ。母セレスタ。母の父Jump Stat。

阪神内回り芝2000mで開催されたデビュー戦の2歳新馬は、内から先行した2頭を見ながら3番手の好位で先行、4コーナーで外へ膨れるロスがありましたが、立て直して追い上げてクビ差で2着に惜敗した走りから、京都内回りコースにも十分適応できることが推測されます。

コーナーでの機動力に加え、オークスで見せた瞬発力もあり、秋華賞でも好走でそうです。

【モリアーナ】内回りコース適性高い

父エピファネイア。母ガルデルスリール。母の父ダイワメジャー。

コーナーが4回あるコーナー部分が多い札幌芝1800mで開催されたコスモス賞は、先行力と機動力をいかして2番手先行から直線抜け出し2馬身差をつけて快勝。

前走の紫苑ステークスは、内枠から控えて15番手を追走、直線に入って勢いよく追い込んで34秒3のメンバー中最速上がりの末脚で一気に伸びて1着。

コース形態が似た中山芝2000m内回りコースと札幌芝1800mを勝利した走りから、京都芝2000m内回りコースへの適性に懸念はないと思われます。

【グランベルナデット】良馬場開催なら

父キズナ。母ラブリーベルナデット。母の父Wilburn。

芝2000mの内回りコースは、デビュー2戦目の2歳未勝利と忘れな草賞を先行抜け出しで勝利実績があります。

稍重の時計のかかる馬場で負けているように、中距離の内回りコースの良馬場で高いポテンシャルを発揮できるタイプです。

秋華賞は京都開催2週目で馬場状態は良好です。秋華賞が良馬場開催なら好走する確率は高いと思われます。

【フェアエールング】1発大穴

父ゴールドシップ。母マイネポリーヌ。母の父スペシャルウィーク。

コーナー部分が多く、コーナーが4回ある札幌芝2000mで開催された、3歳以上1勝クラス2着、利尻特別1着、釧路湿原特別1着と3戦とも4番手先行から早い末脚で抜け出す競馬で好走実績があります。

2歳新馬では小回り芝1800mを重馬場で勝っています。

これらの実績からコーナーが4回ある内回りコースへの高い適性があると思われます。

機動力、瞬発力に加えてパワーもあるので、馬場が重くなっても対応できます。

馬場状態にもよりますが、リバティアイランドに土をつけるならフェアエールングかもしれません。

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【秋華賞2023予想】血統馬5選情報

【リバティアイランド】成長力

父ドゥラメンテ。母ヤンキーローズ。母の父All American。

ロムネヤ(1勝馬)の半妹で、母ヤンキーローズは豪2歳女王＆3歳女王でATCサイアーズプロデュースS、ATCスプリングチャンピオンSの豪G1を2勝。

母の父All Americanは、VRCカンターラSの豪G1の優勝馬。

母母父Xaarは欧州で最優秀2歳牡馬に輝いています。

そこにエアグルーヴの牝系のドゥラメンテが配合されたことで底力が高められました。

京都開催だった2011～2020年でのキングカメハメハ系の連対は、アーモンドアイの1勝だけです。

コーナー4つの内回り芝2000mで、持続力も問われる差しになりやすい傾向にあり、母のマイラー血脈から、京都内回り芝2000は差しやすいコースで、血統的に懸念はないと思われます。

【ハーパー】成長力豊富

父ハーツクライ。母セレスタ。母の父Jump Start。

ダノンセレスタ(JRA3勝)の全妹でヴァレーデラルナ(G1・JBCレディスクラシック)の半妹。

母セレスタはエストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典(アルゼンチンG1・芝1600m)に勝ったアルゼンチン2歳女王。

母父ジャンプスタートはサラトガスペシャルS(米国G2・ダ6.5F)の勝ち馬。

配合パターンはドウデュース(日本ダービー)と似ています。

京都開催だった2011～2020年でのハーツクライ産駒は、2017年リスグラシュー2着、2014年ヌーヴォレコルト2着、2011年キョウワジャンヌ2着の2着が3回です。

秋華賞は夏場を越して成長力が大きなポイントになり、成長力豊富な血統ハーツクライ産駒は有力です。

ただ胴長体型でエンジンのかかりが遅いため内回りは割り引かざるを得ません。

【ヒップホップソウル】母系内回り適性高

父キタサンブラック。母ダンスファンタジア。母の父ファルブラヴ。

父はサンデーサイレンス系でジャパンカップ勝ち馬のキタサンブラックで、イクイノックスやソールオリエンスを出し種牡馬として成功しています。

母父はジャパンカップ(中山開催)勝ち馬で、G1・8勝勝ち馬でノーザンダンサー系のファルブラヴ。母ダンスファンタジアはフェアリーS(G3)勝ち馬、祖母ダンスインザムードは、桜花賞・ヴィクトリアマイル制覇、母母父はサンデーサイレンスです。

サンデーサイレ25.00%・3×3の濃厚なクロスが底力を押し上げています。

母はフェアリーキングが機動力に富むマイラー、母の父ファルブラヴは中山開催のジャパンカップを勝っているように、母系が内回り適性を高めている血統です。

【モリアーナ】一瞬の末脚

父エピファネイア。母ガルデルスリール。母の父ダイワメジャー。

京都開催だった2011～2020年でのエピファネイア産駒は、2010年デアリングタクトが秋華賞を優勝しています。

父エピファネイアは菊花賞とジャパンカップに勝ちエフフォーリア、サークルオブライフやなどを輩出。

エフフォーリアは、中山内回りコースの皐月賞、有馬記念を優勝しており、内回りの機動力を、エピファネイアは伝えています。

母の父ダイワメジャーが配合されて、マイラーっぽい一瞬の末脚を受け継いで、直線が短いコースへの適応力が高められています。

【ラヴェル】スタミナ消耗戦

父キタサンブラック。母サンブルエミューズ。母の父ダイワメジャー。

ナミュール(チューリップ賞1着・阪神ジュベナイルフィリーズ4着)やヴェスターヴァル(JRA3勝)の半妹で、マルシュロレーヌ(G1・BCディスタフ1着)やバーデンヴァイラー(マーキュリーC・1着)の近親。

2代母のキョウエイマーチは桜花賞馬。

父キタサンブラックは初年度産駒からイクイノックスやガイアフォースを輩出している将来性のある種牡馬です。

父、母の父がサンデーサイレンス系で、サンデーサイレンス25.00%・3×3のクロス、上がりのかかるスタミナ消耗戦の中距離で高いポテンシャルを発揮できる血統配合です。

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