プロキオンステークス

プロキオンステークス2020予想穴馬と傾向

1400m以下のダート重賞は、プロキオンステークスと根岸ステークス、カペラステークスの3つで、夏に開催するのはプロキオンステークスだけです。数少ない短距離ダート重賞ということで、有力馬が積極的に参戦してくるため、必然的にレースレベルは高くなる傾向があります。阪神ダート1400m戦では上がり3Fのタイムが6位以下だった馬の勝率は11%、上がり3Fのタイム1位・2位の馬の勝率は43%、上がりの速い末脚があることは、プロキオンステークスで勝ち負けするには必須項目になります。阪神ダート1400m戦で、4コーナー10番手以下だった馬の勝率は1.9%というデータから後方一気は難しく4コーナー出口である程度前につける先行力が求められます。阪神ダート1400m戦で勝ち負けするには、4コーナー出口で先頭集団につける先行力と直線で一瞬の速い末脚が必要になります。

プロキオンステークス2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。プロキオンステークス2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、ヤマニンアンプリメ、トップウイナー、ワンダーリーデル、スマートダンディー、スマートアヴァロンの競走馬情報を詳しく説明します。

プロキオンステークス2020予想オッズ

人気順馬名予想オッズ
1サクセスエナジー2.6
2サンライズノヴァ4
3ラプタス5.4
4レッドルゼル5.5
5ミッキーワイルド13.3
6ヤマニンアンプリメ20.1
7スマートダンディー21.9
8トップウイナー30
9エアスピネル36.2
10スマートアヴァロン58.2
11ダノンフェイス70.1
12ワンダーリーデル70.1
13デュープロセス72.5
14ヒラソール87
15カフジテイク88.2
16サトノファンタシー121.1
17ブルベアイリーデ123.4
18アードラー177.3
19ヒロブレイブ199
20デザートストーム219.1
21ハッピーアワー243.8
22サイタスリーレッド263.5
プロキオンステークス2020予想オッズ

【⑨スマートダンディー】の出走馬情報です。(秋山真一郎)

父エンパイアメーカー。母スマートオーシャン。母の父Mr. Greeley。
父エンパイアメーカーはベルモントS、フロリダダービー、ウッドメモリアルS、ケンタッキーダービーのG1を4勝した名馬、種牡馬としては10頭のG1馬をだしています。母の父Mr. Greeleyは、G1の勝ちはありませんが、現役引退後は、9頭のG1馬を出し種牡馬としては成功しています。産駒はダート適性が高い傾向があります。全8勝をダート1400mで挙げている、この距離のスペシャリストです。3走前のギャラクシーステークス(阪神競馬場ダ1400m)、2走前のポラリスステークス(阪神競馬場ダ1400m)のオープン競走で2連勝しました。阪神競馬場ダ1400mは9戦1勝・2着1回・3着4回とコース適性は十分にあります。

【⑩スマートアヴァロン】の出走馬情報です。(西村淳也)

父サウスヴィグラス。母スズカブルーム。母の父スキャターザゴールド。
父サウスヴィグラスはJBCスプリント(G1)などダート重賞を7勝したダート巧者でした。母の父スキャターザゴールドは国内で9頭のダート重賞の勝ち馬をだしている、ダート適性が高い血統です。直近4走は全てダ1400mを使われて、4戦2着2回・3着2回、4戦中2回でメンバー中最速上がりの末脚を使っています。前走の根岸ステークス(東京競馬場ダ1400m)は、4コーナー12番手からメンバー中最速上がり34秒6の物凄い末脚を使って2着まで追い込みました。プロキオンステークスの37戦目で念願の重賞初制覇なるか注目されます。

【⑫トップウイナー】の出走馬情報です。(浜中俊)

父バゴ。母トップアクトレス。母の父テイエムオペラオー。
1勝クラスで足踏みしていましたが、3走前の瀬戸特別(中京競馬場ダ1800m・2勝クラス)、2走前のシドニーT(京都競馬場ダ1200m・3勝クラス)、欅ステークス(東京競馬場ダ1400m・OP)を一気の3連勝でオープン競走を勝利して、馬体が本格化してきたことを結果で示しました。違う距離1800m・1200m・1400mで3連勝したトップウイナーの潜在能力は相当高いことが推測されます。2番手を追走する走りが得意です。逃げ馬が風を受けてくれ、2番手を走れば風の抵抗を少なくできる省エネ走法で、直線まで脚をためることができ2枚脚で抜け出す走りが可能です。

【⑮ワンダーリーデル】の出走馬情報です。(藤井勘一郎)

父スタチューオブリバティ。母アストレアピース。母の父マヤノトップガン。
2019年の武蔵野ステークス(東京競馬場ダ1600m)は9番人気の低評価をくつがえして、4コーナー9番手からメンバー中最速上がり35秒0の末脚を使ってまとめて差し切り優勝しました。2走前にはフェブラリーステークス(東京競馬場ダ1600m)で強豪馬相手に4着に善戦しています。長い直線で瞬発力をいかす走りが得意な馬です。そのため、直線距離が352.7mと短い阪神競馬場での適性に若干の懸念が残ります。

【⑯ヤマニンアンプリメ】の出走馬情報です。(武豊)

父シニスターミニスター。母ヤマニンエリプス。母の父サンデーサイレンス。
G3北海道スプリントカップ(門別競馬場ダ1200m)、G3クラスターカップ(盛岡競馬場ダ1200m)、G1・JBCレディスクラシック(浦和競馬場ダ1400m)の3つの重賞を優勝している実力馬です。中団追走から早めに仕掛けて4コーナー出口で先行集団につけることができ、直線での瞬発力も鋭く、牡馬相手の闘志むき出しの闘争心がヤマニンアンプリメの1番の長所で、接戦になった時にその強さを発揮します。先に抜け出すとフワッとするので、ギリギリのタイミングで追い出せるかどうかが勝敗の鍵を握っています。

【プロキオンステークス2020枠順確定】

プロキオンステークス2020枠順

1-1 カフジテイク(荻野極)
1-2 デュープロセス(斎藤新)
2-3 サトノファンタシー(鮫島良太)
2-4 ミッキーワイルド(松山弘平)
3-5 レッドルゼル(川田将雅)
3-6 サンライズノヴァ(松若風馬)
4-7 ラプタス(幸英明)
4-8 ブルベアイリーデ(岩田望来)
5-9 スマートダンディー(秋山真一郎)
5-10 スマートアヴァロン(西村淳也)
6-11 エアスピネル(鮫島克駿)
6-12 トップウイナー(浜中俊)
7-13 ダノンフェイス(川須栄彦)
7-14 サクセスエナジー(和田竜二)
8-15 ワンダーリーデル(藤井勘一郎)
8-16 ヤマニンアンプリメ(武豊)