京王杯スプリングカップ

京王杯スプリングカップ2020予想本命馬と傾向

京王杯スプリングカップ過去10年の3着以内に入った馬の多数は東京競馬場で優勝した実績があることから、東京競馬場での優勝経験の有無は重視した方が良さそうです。

京王杯スプリングカップ過去6年の3着以内の馬は、全て前走の馬体重が470キロ以上で、前走の馬体重が500キロ以上だった馬は4頭でした。馬恪のあるパワータイプの馬が狙い目になりそうです。

【タワーオブロンドン】の競走馬情報です。

父Raven’s Pass。母スノーパイン。母の父Dalakhani。
京王杯スプリングカップ2020予想オッズは1番人気です。母の母シンコウエルメスは皐月賞馬ディーマジェスティの母の母という血統です。2019年京王杯スプリングカップ(東京競馬場芝1400m)は、ベストの東京1400mで本来の力を発揮して優勝しました。その後セントウルS(阪神競馬場芝1200m)、スプリンターズS(中山競馬場芝1200m)を連勝でG1制覇を成し遂げました。前走の高松宮記念は、前日雨の影響で、かなり時計の掛かる馬場だったこともあり12着に大敗しました。柔軟なストライドでの瞬発力を発揮するので、東京1400mは昨年勝ちを見てのとおり、コース適性の高さは証明済です。

【ダノンスマッシュ】の競走馬情報です。

父ロードカナロア。母スピニングワイルドキャット。母の父ハードスパン。
京王杯スプリングカップ2020予想オッズは2番人気です。京阪杯(京都競馬場芝1200m)、シルクロードS(京都競馬場芝1200m)、キーンランドC(札幌競馬場芝1200m)、オーシャンS(中山競馬場芝1200m)の4つの重賞の勝ち馬です。現役屈指のスプリンターです。今回は久しぶりの距離延長がポイントとなりますが、デビュー2戦目と3戦目の芝1400mで連勝した実績があるので200mの距離延長も問題ないと思われます。

【ステルヴィオ】の競走馬情報です。

父ロードカナロア。母ラルケット。母の父ファルブラヴ。
京王杯スプリングカップ2020予想オッズは3番人気です。4代母スイートコンコルドは3冠馬シンボリルドルフの全妹という血統です。2018年のマイルチャンピオンシップ(京都競馬場芝1600m)の優勝馬です。以降の5戦は1200mから2000mの適性の低い距離などを使われたことで、実力を出し切れず連敗が続いています。ステルヴィオの本来の適性距離はマイルくらいです。東京芝1400mは、前崩れの直線瞬発力勝負になれば差せる可能性があると思われます。

【グルーヴィット】の競走馬情報です。

父ロードカナロア。母スペシャルグルーヴ。母の父スペシャルウィーク。
京王杯スプリングカップ2020予想オッズは4番人気です。3代母エアグルーヴは名繁殖牝馬。エアグルーヴの牝系はドゥラメンテなど大物馬を出している優秀な血統です。2019年中京記念(中京競馬場芝1600m)で重賞初制覇を達成しました。高松宮記念は距離が短すぎて見せ場なく6着に敗れましたが、1400m寄りのマイラーなので、適性距離に戻ることで、実力をだしてくると思われます。

【ライラックカラー】の競走馬情報です。

父ルーラーシップ。母ルルパンブルー。母の父ジャングルポケット。
京王杯スプリングカップ2020予想オッズは7番人気です。阪急杯(阪神競馬場芝1400m)は13着に敗れていますが、3走前に奥多摩S(東京競馬場芝1400m)を、中団追走から直線32秒6の猛烈な末脚で差し、強い競馬で勝利していることから、東京競馬場芝1400mへのコース適性の高さは証明済です。得意コースへ替わることで、大きな変わり身を見せてくる可能性も十分にあると思われます。