皐月賞2020予想コース適性と傾向|3連単
中山競馬場内回りコースを使用。1周1667mのコースを1周強走ります。スタート後すぐとゴール前で2度急坂を走るため、馬力・長めのロングスパートできるスタミナ、スパイラルカーブで加速する機動力が求められる非常にタフなコースです。中山競馬場向きのスパイラルカーブで加速する機動力、高速馬場でも切れる末脚があるクリスタルブラックが、皐月賞2020コース適性有力馬候補です。
皐月賞の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。皐月賞2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、コントレイル、サトノフラッグ、サリオス、ヴェルトライゼンデ、クリスタルブラックの競走馬情報を詳しく説明します。
【①コントレイル】(福永祐一)
父ディープインパクト。母ロードクロサイト。母の父Unbridled’s Song。
中山競馬場芝2000mは前走のホープフルステークスで完勝しています。ホープフルステークスはやや時計のかかる馬場でしたが、コントレイルは東京スポーツ杯2歳ステークスの速い時計の出る高速馬場で33秒1の物凄い末脚、5馬身差で圧勝しています。馬場を問わない脚質は名馬になる必須条件です。東京スポーツ杯2歳ステークスをレコード勝ちしたスピードがあれば、皐月賞の1分58秒台の高速決着も問題なしで、コントレイルは皐月賞2020有力馬です。コントレイルの長所は先行力と瞬発力です。中山競馬場芝2000mへのコース適性は皐月賞2020出走馬中トップクラスです。
【⑤サトノフラッグ】(C.ルメール)
父ディープインパクト。母バラダセール。母の父Not For Sale。
中山競馬場芝2000mは2戦2勝。長く良い脚を使って3連勝。報知弥生賞ディープ記念では、直線大外からスピードを持続して抜け出し、かなり時計の掛かる馬場にも対応できました。サトノフラッグはロングスパートできるスタミナがあり、ハイペースのスタミナ消耗戦の傾向が強い皐月賞の厳しい流れにも十分対応できる能力があります。皐月賞過去データでは弥生賞優勝馬が皐月賞を勝ったのは2010年ヴィクトワールピサ、2011年以降は弥生賞勝ち馬の皐月賞馬はいません。関連性は低いのは、弥生賞はスロー、皐月賞はハイペースになりやすいことが原因だと思われます。
【⑦サリオス】(D.レーン)
父ハーツクライ。母サロミナ。母の父Lomitas。
中山競馬場は未経験。マイルレースで3連勝中。サウジアラビアロイヤルカップと朝日杯フューチュリティステークスをレコードで優勝しているスピード馬です。皐月賞過去10年データで、前走がマイルレースだった馬は皐月賞では勝っていません。前走1800m組が8勝、2000m組が2勝を挙げています。皐月賞過去データから、400mの距離延長での皐月賞参戦組は難しい可能性があります。
【⑪クリスタルブラック】(吉田豊)
父キズナ。母アッシュケーク。母の父タイキシャトル。
中山競馬場で2戦2勝。新馬戦(中山競馬場芝1800m)は4コーナー7番手からメンバー中最速上がり34秒4の末脚で、京成杯(中山競馬場芝2000m)は、4コーナー10番手からメンバー中最速上がり35秒4の末脚で、差し切って無敗の2連勝中です。道中で折り合って、直線一気の末脚で差す脚質はハイペースが予想される皐月賞で有効になります。中山競馬場向きのスパイラルカーブで加速する機動力、高速馬場でも切れる末脚があるので、皐月賞2020コース適性有力馬候補です。
【⑰ヴェルトライゼンデ】(池添謙一)
父ドリームジャーニー。母マンデラ。母の父Acatenango。
中山競馬場芝2000mはホープフルステークスとスプリングステークスで2戦2着2回。特にホープフルステークスはメンバー中最速上がりの35秒8の末脚を使い、勝ち馬コントレイルと0秒2差の2着。ヴェルトライゼンデはスタミナ豊富な血統です。内回りコースをロングスパートできるスタミナがあり、消耗戦で真価を発揮できると思われます。またデビューから3戦連続で上がり3Fをメンバー中最速上がりの瞬発力を使っています。ロングスパートでスピードに乗ってからの瞬発力は短い直線で有効になります。
皐月賞コース解説(中山競馬場芝2000m右内回り)
昨年の皐月賞は1分58秒1、過去10年の皐月賞平均タイムは1分59秒3です。コースレコードはアルアインがだした2017年皐月賞の1分57秒8です。良馬場なら、2分00秒は切ってくる可能性が高いです。中山競馬場内回りコースの1周距離は1667m、310mという直線の長さも4大場の中ではもっとも短くなっています。コース全体の高低差が5.3mと極めて大きく、この5.3mという数字はJRA全10場の中で最大の高低差になっています。スタート地点はホームストレッチの右端で1コーナーまでの距離は約400mと十分な距離があります。200m過ぎから高低差は2.2m、最大勾配は2.24%と日本一のキツい坂があり、この急坂をゴールまで2度越えることになります。1コーナーから2コーナーの中間までは上り坂、向正面の直線は平坦。直線距離は310mと短いので直線から追い出したのではとうてい間に合いません。3コーナーから4コーナーのスパイラルカーブの緩い下り坂を利用して、差し追い込み馬が長めのロングスパートを仕掛けてきますので、ここから一気にペースが速くなります。勝ち負けするには、このスパイラルカーブで加速する必要があり、コーナーリングを器用に走りながら加速する瞬発力、直線急坂を駆け上がる底力が要求されます。逃げ馬は人気薄の伏兵馬が07年ヴィクトリーと08年キャプテントゥーレが、ともに7番人気で逃げ切って優勝しています。人気薄の逃げ馬も決して侮れません。中山内回りコースは形態上追い込み馬が勝ち切るのは難しい傾向にあります。差し馬の勝率が高く、連対率と複勝率は先行馬が好成績です。総合的には先行・差しが互角で、差し馬も十分に勝負になります。皐月賞は好位追走にこだわる必要はないと思われます。過去10年の枠順成績を見ると、枠順は揉まれない外枠が好調の傾向があります。激しい展開になりやすく内々で揉まれて抜け出せないことがあることが皐月賞外枠好成績の要因と思われます。
【皐月賞2020枠順確定】
1-1 コントレイル(福永祐一)
1-2 レクセランス(北村友一)
2-3 コルテジア(松山弘平)
2-4 テンピン(中井裕二)
3-5 サトノフラッグ(C.ルメール)
3-6 ディープボンド(横山典弘)
4-7 サリオス(D.レーン)
4-8 ウインカーネリアン(田辺裕信)
5-9 ブラックホール(石川裕紀人)
5-10 アメリカンシード(丸山元気)
6-11 クリスタルブラック(吉田豊)
6-12 マイラプソディ(武豊)
7-13 ダーリントンホール(M.デムーロ)
7-14 キメラヴェリテ(藤岡康太)
7-15 ラインベック(岩田康誠)
8-16 ガロアクリーク(L.ヒューイットソン)
8-17 ヴェルトライゼンデ(池添謙一)
8-18 ビターエンダー(津村明)
購入レース⇒36レース
的中レース⇒3レース
購入金額(1点100円で試算)⇒21600円
払い戻し金額⇒27550円
レース的中率⇒8.3%
回収率⇒127.5%
収支⇒5950円プラス
1点 100円で⇒ 5950円プラス
1点 200円で⇒11900円プラス
1点 500円で⇒29750円プラス
1点1000円で⇒59500円プラス