セントライト記念

【セントライト記念2021予想】過去10年データ分析と傾向

セントライト記念過去10年人気別成績

セントライト記念過去10年の人気別成績は、
1番人気馬が4勝・2着3回・3着1回、連対率70%・複勝率80%と高い信頼度があります。
2番人気が1勝・2着2回・3着1回
3番人気が1勝・2着1回・3着3回
4番人気が2勝・2着0回・3着1回
5番人気が0勝・2着1回・3着0回
6番人気が2勝・2着0回・3着2回
7~10番人気が0勝・2着2回・3着2回
11人気以下が0勝・2着1回・3着0回
勝ち馬はすべて上位6番人気以内から出ています。
2・3着馬は下位人気まで幅広くでています。
3連単配当は10万円以上は2回のみで
直近5年は6万円以下で、波乱にはならない傾向があります。

セントライト記念中山で行われた過去9年枠番別成績

セントライト記念過去9年枠番別成績(2014年の新潟開催を除く)は、
1枠が12頭出走して、0勝・2着3回・3着1回、勝ち星はありませんが、連対率25.0%・複勝率33.3%でトップです。
2枠が16頭出走して、1勝・2着0回・3着1回、複勝率25.0%
7枠が20頭出走して、1勝・2着2回・3着2回、複勝率25.0%
8枠が20頭出走して、0勝・2着1回・3着1回、連対率5.0%・複勝率10.0%と最も低い枠順です。
トリッキーな中山コースで内枠の1枠、2枠が好成績です。

セントライト記念過去10年前走レース別成績

セントライト記念過去10年前走レース別成績は、
日本ダービー組が37頭出走して、7勝・2着6回・3着5回、過半数の7勝をあげており、連対率35.1%・複勝率48.6%と優秀です。
ラジオNIKKEI賞組が23頭出走して、1勝・2着1回・3着1回
青葉賞組が4頭出走して、0勝・2着0回・3着1回
前走条件戦だった馬は79頭出走して、2勝・2着3回・3着2回
日本ダービー組が7勝と中心になりますが、前走条件戦だった馬も、2017年ミッキースワローなど2勝を挙げており、夏の上がり馬の好走も十分ありそうです。

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【セントライト記念2021予想】本命馬情報

セントライト記念
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【⑦タイトルホルダー】気配は上向き

父ドゥラメンテ。母メーヴェ。母の父Motivator。
3走前の弥生賞ディープインパクト記念(G2・中山芝2000m)は、前半1000mを1分02秒6とペースを抑えて逃げることができ、直線に入ってもスピードを持続、2着馬との差を1馬身半に広げて優勝しました。前々走の皐月賞(G1・中山芝2000m)は、反応良くゲートを出て2番手を先行、3コーナーで先頭に立ち直線へ、内からエフフォーリアに抜け出されましたが、後続に抜かせず2着を確保して、地力が高いことを示しました。前走の日本ダービー(G1・東京芝2400m)は、優勝馬シャフリヤールと0秒6差の6着に敗れました。1週前追い切りは、横山武騎手を背に美浦南W、馬なり単走追いで5F67秒9-11秒4。しまいの脚鋭く切れて、太目感もなく気配は上向きです。中山コースは4戦2勝・2着1回、得意な中山で開催されるセントライト記念での巻き返しが期待されます。

【⑩オーソクレース】長期休養明け

父エピファネイア。母マリアライト。母の父ディープインパクト。
新馬戦(札幌芝1800m)、アイビーS(L・東京芝1800m)をメンバー中最速上がりの末脚で差し切り2連勝しました。前走のホープフルS(G1・中山芝2000m)はインコースを追走、直線で2番手まで順位を上げましたが、ダノンザキッドに抜け出されて2着でした。皐月賞2週前追い切り後に右後肢に違和感が出て出走を断念しました。検査の結果、右脛骨部の骨折と診断されクラシックを見送りました。骨折が癒えて1週前追い切りは、美浦南W、3頭併せで6F82秒4-12秒0。重心の低いフォームで力強く伸びました。毛ヅヤもよく、勝ち負けできるくらいまで仕上がっています。父エピファネイア(菊花賞、ジャパンカップ)、母マリアライト(エリザベス女王杯、宝塚記念)の超良血馬、成長力豊富な血統で夏場を越して、セントライト記念での大きな変り身があっても驚けません。

【⑪ルペルカーリア】大型馬

父モーリス。母シーザリオ。母の父スペシャルウィーク。
前走の京都新聞杯(G2・京都芝2200m)は、開幕週で速い時計の出る馬場で積極的にハナにいきました。直線でも先頭にいましたが、レッドジェネシスに抜け出されましたが2着に粘り実力を示しました。1週前追い切りは、栗東CWで一杯に追われ6F82秒2-12秒5。大型馬でひと追いごとに動きに力強さが増しています。デビュー以来コンビを組む福永騎手の手綱さばきに期待できそうです。セントライト記念は開幕2週目で開催されるため、先行馬に有利な傾向があり、ルペルカーリアの先行力が発揮できる馬場です。

【⑫ソーヴァリアント】夏の上がり馬

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。
前々走の利尻特別(1勝クラス・札幌芝2000m)、藻岩山特別(2勝クラス・札幌芝2000m)をメンバー中最速上がりの末脚で差し2連勝。成長力豊富なオルフェーヴル産駒で夏場を越して心身ともに大きく成長しています。夏の上がり馬として注目です。9日の1週前追い切りは戸崎騎手を背に美浦南W馬なりで6F80秒4-11秒7、威力満点の末脚は仕上がりの良さを示しています。セントライト記念は格上挑戦になりますが、2連勝した勢いは軽視できません。

【⑬グラティアス】中山の急坂は合う

父ハーツクライ。母マラコスタムブラダ。母の父Lizard Island。
デビュー戦の2歳新馬(東京芝2000m)は、ペースを落としてハナへ、直線に入っても先頭でもうひと伸びして逃げ切って勝利。前走の京成杯(G3・中山芝2000m)は、3番手の好位でインコースを追走して先行、直線でも内から伸びて、外から迫ってきたタイムトゥヘヴンを交わして優勝しました。クラッシックは皐月賞(G1)6着、日本ダービー(G1)8着に敗退しました。1週前追い切りは、美浦南Wで6F79秒5-11秒6、道中は折り合いに専念、しまい強めに追われました。タフさとスタミナを備えている馬で、京成杯(G3・中山芝2000m)を優勝しているようにセントライト記念が開催される中山の急坂は合っています。

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【セントライト記念2021予想】穴馬情報

セントライト記念
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【③ヴィクティファルス】休養で疲れが抜け

父ハーツクライ。母ヴィルジニア。母の父Galileo。
ハイレベルレースだった共同通信杯(G3・東京芝1800m)はスタートで接触がありながらも2着に好走。3前走のスプリングS(G2)は、早朝から雨が降り続き時計の掛かる馬場、中団後ろ目の8番手に控えて追走から4コーナーで外を回って、直線大外からメンバー中最速上がり36秒1の末脚で追い込みアタマ差先着して優勝しました。皐月賞(G1)9着、日本ダービー(G1)14着は、短いレース間隔で連続輸送がこたえて万全の状態で出走できなかったことが敗因の1つと推測されます。1週前追い切りは、池添騎手を背に栗東CWで6F80秒0-12秒5、馬なりで並走馬に先着、力強いフォームで迫力十分。夏場の休養で疲れが抜けて、力を出せる態勢に仕上がっています。夏場を越しての成長力がセントライト記念で見込めそうです。

【④タイムトゥヘヴン】中山への適性は高く

父ロードカナロア。母キストゥヘヴン。母の父アドマイヤベガ。
デビュー3戦目の未勝利(中山芝2000m)で初勝利を挙げました。京成杯(G3・中山芝2000m)は、1枠1番から先頭へ、少頭数でもありスムーズに逃げましたが、4コーナーでやや外へ膨れたとこを、内からグラティアスに抜け出されて2着でした。ニュージーランドT(G2・中山芝1600m)は中団前目の6番手を追走、4コーナーで外目を回って直線へ。勝ち馬バスラットレオンとは差がありましたが、3着馬には1馬身半の差をつけて2着に入線しました。NHKマイルC(G1)6着、日本ダービー(G1)13着に敗退、G1の厳しい流れには向かないのかもしれません。京成杯とニュージーランドTでは2着に好走したように、中山コースへの適性は高く、セントライト記念で夏場を越しての成長による変わり身があっても驚けません。

【⑤ノースブリッジ】まんまと逃げ切る

父モーリス。母アメージングムーン。母の父アドマイヤムーン。
新馬戦(中京芝2000m)、葉牡丹賞(1勝クラス・中山芝2000m)をデビュー2連勝。青葉賞(G2・東京芝2400m)は、13着に敗れましたが、前走のラジオNIKKEI賞(G3・福島芝1800m)は逃げて3着に粘りました。セントライト記念は中山開催2週目で、馬場状態も良好で前が残りやすい馬場で逃げるには好条件です。人気薄でノーマークになることが推測され、各馬がけん制し合えば、そのすきをついてセントライト記念を、まんまと逃げ切る可能性もあると思われます。

【⑧レッドヴェロシティ】距離適性

父ワールドエース。母トップモーション。母の父シンボリクリスエス。
水仙賞(1勝クラス・中山芝2200m)は、積極策で2番手を先行、スローペースも味方して直線で抜け出して勝利しました。水仙賞を開催初日の前開催では保護されていたAコースが使用され、速い時計の出る馬場で勝ったように、中山競馬場2200m外回りBコース(Aコースから3メートル外に内柵を設置)開催2週目で、セントライト記念の馬場はレッドヴェロシティにとってプラスになることが推測されます。青葉賞(G2・東京芝2400m)3着、駒ケ岳特別(2勝クラス・函館芝2600m)2着した実績があり、セントライト記念芝2200mへの距離適性は十分に高いと思われます。

【⑭ワールドリバイバル】夏場を越して成長

父エピファネイア。母セシリア。母の父アグネスタキオン。
皐月賞(G1・中山芝2000m)は12着に敗れましたが、前走のラジオNIKKEI賞(G3・福島芝1800m)は、雨が降り続き時計の掛かる馬場で開催され、無理はせず2番手で先行、内ラチから上がっていき、外からヴァイスメテオールに抜け出されましたがしぶとく伸びて2着に入線しました。皐月賞は、成長途上で幼さが残っていましたが、セントライト記念では、夏場を越して更に良くなっていることに期待できそうです。

回収率161.0%

【セントライト記念2021予想】コース適性

セントライト記念
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【②アサマノイタズラ】中山コース5回経験

父ヴィクトワールピサ。母ハイタッチクイーン。母の父キングヘイロー。
中山芝コースは5戦1勝・2着1回・3着1回、複勝率は67%です。中山コースを5回経験、皐月賞(G1)16着、ラジオNIKKEI賞(G3)12着と大敗を喫しました。体力消耗戦になった、スプリングS(G2・中山芝1800m)をタイム差なしの2着したように、スタミナがありそうです。セントライト記念芝2200mへの距離延長で変り身を見せてくる可能性も十分にあると思われます。

【④タイムトゥヘヴン】中山巧者

父ロードカナロア。母キストゥヘヴン。母の父アドマイヤベガ。
中山芝コースは5戦2勝・2着1回、連対率60%。これまで中山コースだけでしか、連対実績がない馬で、日本ダービー(G1)13着からの巻き返しが期待できる中山巧者です。直線が短く高低差5.3mあるタフなセントライト記念中山コースで、タイムトゥヘヴンの先行力としぶとい脚がいかされることが推測されます。

【⑦タイトルホルダー】距離短縮

父ドゥラメンテ。母メーヴェ。母の父Motivator。
中山芝コースは4戦2勝・2着1回、連対率75%。特に皐月賞(G1)を2番手先行から2着に粘った走りから、セントライト記念は外回りですが、タフな急坂にも対応できコース適性は高いことが推測されます。日本ダービー(G1)は勝ち馬シャフリヤールから3馬身半差の6着。日本ダービーより200mの距離短縮のセントライト記念ならこなせる範囲内と思われます。

【⑧レッドヴェロシティ】長距離適性高

父ワールドエース。母トップモーション。母の父シンボリクリスエス。
中山芝コースは3戦2勝、勝率67%。中山芝2200mで1勝を挙げています。芝2200mから芝2600mでは3戦1勝・2着1回・3着1回で複勝率は100%です。長距離適性が高く、長い距離の経験はセントライト記念で大きな強みになります。セントライト記念を快勝できれば菊花賞で期待できそうです。

【⑫ソーヴァリアント】連対率100%

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。
中山芝2200mは2戦1勝・2着1回で連対率は100%です。札幌芝2000mで2戦2勝。札幌芝2000mは丸っこいコース形態でコーナー部分が多い特殊なコース。中山芝外回りコースも2コーナーから3コーナーにかけて直線に近い緩やかなカーブで、札幌芝2000mに少し似ています。緩やかなコース部分が多い中山外回りコース (セントライト記念) への適性は相当に高いことが推測されます。

2021年8月回収率179%(通常)回収率337%(重賞)

【セントライト記念2021予想】血統情報

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【③ヴィクティファルス】スタミナ、パワー配合

父ハーツクライ。母ヴィルジニア。母の父Galileo。
母ヴィルジニアはJRA3勝、豪G1のATCザメトロポリタン(芝2400m)を優勝したセヴィルの全妹、母母シルヴァースカヤはフランスG3のロワイヨモン賞、ミネルヴ賞を勝っています。4連勝して引退したシルバーステートの近親です。母の父Galileoは70頭のG1馬を排出した世界的な名種牡馬です。ハーツクライ×Galileo×Nijinskyのスタミナ、パワー配合でタフな中山芝2200m(セントライト記念)へ十分対応できる血統配合です。

【⑦タイトルホルダー】重厚な欧州血統

父ドゥラメンテ。母メーヴェ。母の父Motivator。
芝2400mから芝2600mで3勝を挙げているメロディーレーンの半弟です。母メーヴェはJRA5勝のオープン馬で丹頂S(OP・札幌芝2600m)を勝っています。母父Motivatorは英国ダービーを制覇したヴァンドギャルドの母父であり、自身も英国ダービーを制覇しています。母父Motivatorの父モンジューは凱旋門賞などG1を5勝したSadler’sWells系で、スタミナとパワーを伝えている重厚な欧州血統です。持続力とスタミナ、パワーが求められる中山芝2200m(セントライト記念)で高いパフォーマンスを発揮できる血統です。

【⑩オーソクレース】アリストテレスと似た配合

父エピファネイア。母マリアライト。母の父ディープインパクト。
母マリアライトは宝塚記念とエリザベス女王杯を優勝、ダートG1を4勝したクリソベリル、神戸新聞杯を優勝したリアファルが近親にいます。エピファネイア×ディープインパクトの配合とサドラーズウェルズのインブリードは、アメリカジョッキーC(G2・中山芝2200m)を勝ったアリストテレスと同じで、中山芝2200m(セントライト記念)への適性が高い血統と言えそうです。

【⑬グラティアス】スタミナ血統

父ハーツクライ。母マラコスタムブラダ。母の父Lizard Island。
阪神ジュベナイルF(G1)を制したレシステンシアの3/4弟。母マラコスタムブラダはアルゼンチンのG1ヒルベルトレレナ大賞の優勝馬で、デインヒル(USA)×Sadler’s Wellsの重厚な血統配合です。母系にデインヒルが入るハーツクライ産駒に、朝日FS(G1)を優勝したサリオスがいます。ハーツクライとSadler’s Wellsの組み合わせたスタミナ血統です。

【⑭ワールドリバイバル】ウインドインハーヘア牝系

父エピファネイア。母セシリア。母の父アグネスタキオン。
芝1500m、芝1200mで2勝を挙げたセントセシリアの半弟、4代母ウインドインハーヘアはディープインパクトを産んだ名繁殖牝馬です。ウインドインハーヘア牝系からはレイデオロ、ゴルトブリッツなど多くの活躍馬がでています。エピファネイア×サンデーサイレンス×Storm Catで持続力、瞬発力、スピードを受け継ぎ200m前後を先行すると高いポテンシャルを発揮できる血統配合です。

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【セントライト記念2021枠順確定】

1-1 ベルウッドエオ(吉田豊)
2-2 アサマノイタズラ(田辺裕信)
3-3 ヴィクティファルス(池添謙一)
3-4 タイムトゥヘヴン(柴田善臣)
4-5 ノースブリッジ(岩田康誠)
4-6 レインフロムヘヴン(石橋脩)
5-7 タイトルホルダー(横山武史)
5-8 レッドヴェロシティ(M.デムーロ)
6-9 カレンルシェルブル(横山和生)
6-10 オーソクレース(C.ルメール)
7-11 ルペルカーリア(福永祐一)
7-12 ソーヴァリアント(戸崎圭太)
8-13 グラティアス(松山弘平)
8-14 ワールドリバイバル(津村明秀)

【セントライト記念2021予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1タイトルホルダー2
2オーソクレース4
3ソーヴァリアント4.6
4ルペルカーリア8.3
5グラティアス11.2
6ヴィクティファルス19.8
7レッドヴェロシティ22.5
8アサマノイタズラ28.6
9ノースブリッジ71.5
10タイムトゥヘヴン78.9
11ワールドリバイバル90.6
12カレンルシェルブル171.4
13レインフロムヘヴン181
14ヴェイルネビュラ221.4
15ベルウッドエオ279
セントライト記念2021予想オッズ