【関屋記念2022予想】本命馬情報
【イルーシヴパンサー】左回り巧者
父ハーツクライ。母イルーシヴキャット。母の父キングカメハメハ。
条件クラスの3歳以上1勝クラス(東京芝1600m)、鷹巣山特別(2勝クラス・東京芝1600m)、ノベンバーS(3勝クラス・東京芝1800m)、東京新聞杯(G3・東京芝1600m)を4戦連続メンバー中最速上がりの末脚を発揮して4連勝した実力馬です。
前走の安田記念(G1・東京芝1600m)は8着に敗れていますが、32秒6の鋭い末脚を使い見せ場は作っています。
左回りでは7戦5勝・2着1回の左回り巧者です。
4連勝となった東京新聞杯では、33秒1の末脚で差し切ったインパクトは強烈の一言でした。
安田記念で1番人気に支持された実力馬、関屋記念のメンバーなら実力は間違いなく上位。
関屋記念は負けられない一戦です。
【スカイグルーヴ】マイル守備範囲
父エピファネイア。母アドマイヤセプター。母の父キングカメハメハ。
昨年の白秋S(3勝クラス・東京芝1400m)を勝利してオープンクラス入りしました。
前々走の京都牝馬S(G3・阪神芝1400m)は33秒7のメンバー中最速上がりの末脚を使い勝ち馬とは0秒1差の2着。
前走の京王杯スプリングC(G2・東京芝1400m)は、中団の馬群の外を追走、直線でも外目から上がっていき、勝ち馬メイケイエールとの差を0秒1まで詰めて2着に入線しました。
オープンクラス入後は芝1400mの重賞で続けて2着に好走して実力がついてきたことを示しました。
京王杯スプリングCは、中団で脚をためて直線でも良い脚が使えた走りからすれば芝1600mも守備範囲であることが推測されます。
潜在能力は関屋記念で上位です。
【ピースワンパラディ】マイル3勝
父ジャングルポケット。母クリアソウル。母の父アグネスデジタル。
13戦中12戦で上がり3Fを3位以内に末脚を使っており、7位だった新潟記念では上がり3F32秒7だったことから、直線末脚勝負で強い競馬ができることが推測されます。
キャピタルS(L・東京芝1600m)のようにある程度前のポジションを取りにいく積極的な競馬をしたほうが結果は安定しています。
京都金杯(G3・中京芝1600m)は、4番手の好位群へ進出、4コーナーで外を回り、仕掛けると瞬時に反応して直線でも伸びて先行馬を交わし、2番手でゴール、得意の芝1600mで好走。
これで京芝1600mでは6戦3勝・2着3回と連対率は100%と抜群の距離適性が認められます。
先行しても速い末脚が使えるので、関屋記念では、馬郡に包まれないようにスムーズに先行できるかが鍵になりそうです。
【ウインカーネリアン】良馬場限定
父スクリーンヒーロー。母コスモクリスタル。母の父マイネルラヴ。
昨年の幕張S(3勝クラス・中山芝1600m)は最内から2番手で先行、直線34秒5のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し後続を突き放して1着。
前々走の谷川岳S(L・新潟芝1600m)は、2番手先行から直線33秒0の末脚を使い1着。
前走の米子S(L・阪神芝1600m)は、3番手の好位を先行、手応え十分で直線に進み、抜け出して先頭に立ち、後続に並ばせず1着。
芝1600mのオープン特別を連勝して充実ぶりをアピールしました。
馬場が渋ると、能力を発揮できないので、関屋記念での馬場は良馬場に限ります。
【ゴールデンシロップ】猛烈な鬼脚
父Havana Gold。母Muscovado。母の父Mr. Greeley。
昨年3歳以上1勝クラス(東京芝1600m)、木更津特別(2勝クラス・中山芝1600m)、秋色S(3勝クラス・東京芝1600m)を一気の3連勝でオープンクラス入りしました。
秋色S(3勝クラス)は、スタートで遅れましたが、インコースを追走し直線で外に出されて33秒2の猛烈な鬼脚で差し切って勝ったレース内容は非常に強く、重賞でも十分勝ち負けできる能力があることを示しました。
約8ヶ月の休養で、どこまで成長しているか、関屋記念で注目されます。
【関屋記念2022予想】穴馬情報
【ザダル】左回り巧者
父トーセンラー。母シーザシー。母の父Lemon Drop Kid。
デビュー3連勝した潜在能力が高い馬です。
一昨年の関越S(OP・新潟芝1800m)は、5番手先行から、直線は32秒8の鬼脚で抜け出し、2着馬に3馬身差をつけて圧勝しました。
昨年のエプソムカップ(G3・東京芝1800m)は、終盤に雨が降り若干時計は掛かかる馬場、中団の10番手追走から直線は外目を回って上がっていき34秒4の末脚で抜け出し重賞初制覇を達成しました。
今年初戦の京都金杯(G3・中京芝1600m)は後方追走、4コーナー12番手から、直線外へは出さず間を割って追い込み、34秒2のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し優勝しました。
全6勝中4勝を左回りで、重賞2勝も左回りで挙げており、得意の左回りコースでの巻き返しが期待されます。
【ディヴィーナ】勝負根性
父モーリス。母ヴィルシーナ。母の父ディープインパクト。
ブラヴァス(新潟記念)の半妹で、シュヴァルグラン(ジャパンカップ)やヴィブロス(秋華賞・ドバイターフ)の近親で、母ヴィルシーナはヴィクトリアマイル連覇という名門牝系です。
左回りは6戦4勝・2着1回、連対率83%の左回りでは好成績です。
前々走の豊橋S(3勝クラス・中京芝1600m)は4番手先行から直線接戦をハナ差しのいで勝利して、勝負根性を示しました。
G1ヴィクトリアマイルは11着に敗れましたが、G3関屋記念なら十分通用する能力があります。
平坦左回りに替わり勝ち負けは必至です。
【リアアメリア】上積み見込め
父ディープインパクト。母リアアントニア。母の父RockportHarbor。
デビュー2戦目のアルテミスS(G3・東京芝1600m)を後方から33秒0の強烈な末脚で差し切って重賞制覇。
2020年ローズS(G2・中京芝2000m)を優勝後は8連敗中です。
しかしマーメイドS(G3・阪神芝2000m)は約8か月ぶりの実戦ながら2番手先行から4着に粘り復活の兆しが見えました。
全3勝中2勝は左回りで勝っています。
コース替わり、距離短縮で大きな変り身があっても驚けません。
休み明け叩き2戦目で大きな上積みも見込めます。
【エアファンディタ】末脚勝負
父ハットトリック。母Nokaze。母の父エンパイアメーカー。
今年初戦の洛陽S(阪神芝1600m)は、控えて中団のインコースを追走、直線前が詰まり外へ出されましたが、4コーナー11番手から、33秒3の最速上がりの末脚で差し切って優勝しました。
3コーナーと4コーナーにはスパイラルカーブで外回りコースではここに高低差1.6mほどの緩やかな下り勾配も設けられているので、ここで各馬一斉に仕掛けて直線に向きます。
このため、レースの上がりタイムは速くなることが多く、しっかりとした決め手を持つ馬でなければ勝ち切るのが難しいコースです。
エアファンディタは16戦中13戦で上がり3Fのメンバー中最速上がりの末脚を使っていますので、新潟芝1600m外回り(関屋記念)で巻き返してくる可能性が大いにあります。
【ワールドバローズ】左回り4勝
父ディスクリートキャット。母ポーシア。母の父ディープインパクト。
左回りコースは7戦4勝・2着1回で連対率は71%です。今年初戦の長篠S(3勝クラス・中京芝1600m)を34秒3のメンバー中最速上がりの末脚で差し切って勝利。
前走の京王杯スプリングC(G2・東京芝1400m)は後方11番手追走から直線33秒2のメンバー中最速上がりの末脚で差を詰めて4着に入線しました。
新潟競馬場芝1600m外回り(関屋記念)の直線はほぼ平坦なので、32秒台の上がり決着になることもあり、折り合いに懸念がなく、長い直線で瞬発力を発揮できるワールドバローズなら上がりは速い競馬対応でき穴をあける可能性も十分あると思われます。
【関屋記念2022枠順確定】
1-1 イルーシヴパンサー(岩田望来)
2-2 エアファンディタ(田辺裕信)
3-3 ゴールデンシロップ(M.デムーロ)
3-4 ザダル(戸崎圭太)
4-5 リアアメリア(菅原明良)
4-6 シュリ(津村明秀)
5-7 スカイグルーヴ(C.ルメール)
5-8 ダノンザキッド(川田将雅)
6-9 エンデュミオン(秋山真一郎)
6-10 ワールドバローズ(和田竜二)
7-11 ディヴィーナ(武豊)
7-12 ウインカーネリアン(三浦皇成)
8-13 レッドライデン(吉田豊)
8-14 ピースワンパラディ(柴田善臣)