京都記念2020予想

京都記念2020予想本命馬

京都記念の出走馬から有力な競走馬5頭をピックアップ。京都記念の競馬予想に役立つ競馬予想情報を詳しく解説します。ここでは、カレンブーケドール、クロノジェネシス、ステイフーリッシュ、クラージュゲリエ、ノーブルマーズの競走馬情報、京都記念の歴史、京都記念レース解説、京都記念コース解説について詳しく書いています。京都記念出走馬のJRA中央競馬情報です。

【①カレンブーケドール】(津村明秀)

父ディープインパクト。母ソラリア。母の父Scat Daddy。
2019年はオークス、秋華賞、ジャパンカップを2着、G1レースで好走を続けてきました。今年はドバイ遠征を予定しています。京都記念は7、8分の仕上がりでの参戦になります。本気で京都記念を勝ちにくるか、ドバイ遠征を見据えての調整レースか、陣営の動向に注目しておいた方が良さそうです。中距離G1で好走しているように、緩みのない中距離でしぶとい持続力を発揮するタイプです。スローペースになると、しぶとい持続力不発になるので、展開次第の注文がつきます。

出走取消【③クラージュゲリエ】(川田将雅)

③父キングカメハメハ。母ジュモー。母の父タニノギムレット。
デビュー3戦目で京都2歳Sを勝ち重賞制覇した資質馬です。近親にはエリザベス女王杯の覇者トゥザヴィクトリー、宝塚記念、ジャパンカップ2着のデニムアンドルビーがいるフェアリードール牝系です。ダービー6着の後、爪の病気になって回復まで時間がかかり約8か月の休養になりました。仕上がりに日にちを要する大型馬で、いきなりの勝ち負けまでは難しいと考えるのが普通かと思われ、この先を見据えた走りになる可能性があります。

【⑤ステイフーリッシュ】(岩田康誠)

⑤父ステイゴールド。母カウアイレーン。母の父キングカメハメハ。
前走のAJCCは、外枠からすっと2番手へ、直線でG1馬ブラストワンピースに差されましたが、強い相手の2着で実力は示せました。京都競馬場芝2200mは、2018年京都新聞杯を制覇、2019年京都記念を2着した適性が高いコース。絶好の得意コースで重賞2勝目を狙います。前走のAJCCは時計のかかる稍重の馬場でG1馬相手に2着していることから、今の時計のかかり気味な京都記念の馬場への懸念はなさそうです

【⑦クロノジェネシス】(北村友一)

⑦父バゴ。母クロノロジスト。母の父クロフネ。
2019年牝馬クラシックは桜花賞3着、オークス3着、秋華賞1着と世代トップクラスの実力馬です。前走エリザベス女王杯は4コーナー出口で1・2・3番手の馬がそのまま2着3着4着に残る前残りスローペースで、33秒3の脚を使いましたが、前の馬と差を詰められず5着に敗れました。京都記念出走馬唯一のG1勝ち馬、2010年ブエナビスタ以来10年ぶりの牝馬優勝なるか注目されます。

【⑨ノーブルマーズ】(A.シュタルケ)

父ジャングルポケット。母アイアンドユー。母の父Silver Hawk。
2018年時計のかかる馬場開催だった宝塚記念をしぶとく3着しているように、今の時計のかかり気味の馬場の京都競馬場、しかも得意の2200mなら勝ち負けになっても驚けません。レースを使いつつ状態が上がる叩き良化型で、前走以上の走りができる状態です。京都記念では、これまで38戦騎乗した高倉稜騎手へは戻らずに、シュタルケ騎手が騎乗します。

京都記念の歴史

京都記念は、1942年に4歳以上のハンデキャップ競走として、春と秋に年2回京都競馬場芝3500m外回りコースで開催され、1984年から年1回の開催となり現在に至ります。

1994年に負担重量が別定に変更され、斤量面で重賞勝ちのある実績馬が参戦しやすくなりました。

近年はドバイ遠征前のステップレース、G1大阪杯の前哨戦として参戦してくることから、実力馬の参戦が多くなっています

京都記念レース解説

2010年の京都記念優勝馬ブエナビスタが2010年にG1ヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)を2勝。

2015年の京都記念優勝馬ラブリーデイも同年のG1宝塚記念、天皇賞(秋)で2勝を挙げています。

京都記念はG1制覇に向けての重要なレースになっています。

過去10年の出走馬で過去3走以内のG1・G2のは最高順位が4着以内だった馬が9勝を挙げています。

前走凡走して人気が落ちた実績は狙い目になります。

過去10年の勝ち馬の年齢は4歳馬が4勝、5歳馬が5勝。4歳、5歳馬で9勝を挙げています。

京都記念コース解説

京都競馬場外回りコースの最大の特徴である3コーナーの坂をどう走るかが勝負の重要なポイントになります。

坂の高低差は4.3m。向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて下るコース形態です。

正に3コーナー付近にに小高い丘があるイメージです。3コーナーの下りでスピードをアップしながら直線に向かうために、3コーナーの下り坂まで折り合いをつけてスタミナを温存できるかが京都競馬場芝2200m右外回りコースを克服できる必要十分条件になります。

その結果ラスト800mからのスタミナ比べ勝負になりやすいのが京都記念(京都競馬場芝2200m右外回りコース)の特徴です。そのため、後半長く脚を使い続けることができるスタミナとスピードの持続力の真価が問われます。

京都外回りでは直線が平坦な403mで、末脚の強襲が決まりやすくスピードの持続力に加えて直線での末脚力も求められます。京都競馬場芝2200m右外回りコースは独自コース適性が問われます。

京都記念は過去京都競馬場芝2200m右外回りコースで好走実績がありながら近走凡走している人気薄の馬が穴をあけることも想定しておいた方が良さそうです。

脚質は4コーナーで5番手以内つける先行力、または先行力がなくても4コーナーまでに5番手以内のつけれる早めに仕掛けるロングスパートできる馬の好走率が高くなっています。