京都記念2020予想

京都記念2020レース解説

京都記念は1942年に創設されました。当初は京都競馬場芝3500m外回りコースで年2回開催され、1984年から年1回の開催となりました。

1994年に別定戦に変更されたことで、重賞勝ち馬の実績馬が参戦しやすく、G1を目指す有力馬の参戦が多くなり現在に至ります。

2010年の京都記念優勝馬ブエナビスタが2010年にG1ヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)を2勝。2015年の京都記念優勝馬ラブリーデイも同年のG1宝塚記念、天皇賞(秋)で2勝を挙げています。

京都記念はG1制覇に向けての重要なレースになっています。過去10年の出走馬で過去3走以内のG1・G2のは最高順位が4着以内だった馬が9勝を挙げています。前走凡走して人気が落ちた実績は狙い目になります。

京都記念過去10年の勝ち馬の年齢は4歳馬が4勝、5歳馬が5勝。4歳、5歳馬で9勝を挙げています。

京都記念2020コース解説(京都競馬場芝2200m右外回りコース)

京都記念は京都競馬場外回りコースの最大の特徴である3コーナーの坂をどう走るかが勝負の重要なポイントになります。坂の高低差は4.3m。

向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて下るコース形態です。正に3コーナー付近にに小高い丘があるイメージです。

3コーナーの下りでスピードをアップしながら直線に向かうために、3コーナーの下り坂まで折り合いをつけてスタミナを温存できるかが京都競馬場芝2200m右外回りコースを克服できる必要十分条件になります。

その結果ラスト800mからのスタミナ比べ勝負になりやすいのが京都記念(京都競馬場芝2200m右外回りコース)の特徴です。そのため、後半長く脚を使い続けることができるスタミナとスピードの持続力の真価が問われます。

京都外回りでは直線が平坦な403mで、末脚の強襲が決まりやすくスピードの持続力に加えて直線での末脚力も求められます。京都競馬場芝2200m右外回りコースは独自コース適性が問われます。

過去京都競馬場芝2200m右外回りコースで好走実績がありながら近走凡走している人気薄の馬が穴をあけることも想定しておいた方が良さそうです。

京都記念は脚質は4コーナーで5番手以内つける先行力、または先行力がなくても4コーナーまでに5番手以内のつけれる早めに仕掛けるロングスパートある馬の好走率が高くなっています。