きさらぎ賞2020予想本命馬(京都競馬場芝1800m右外回りコース)
【④ギベルティ】
新馬戦(中山競馬場芝1600m)を、スバ抜けたスピードがあったために押し出される格好でハナへ、終始余裕たっぷりの走りは潜在能力が高いことを十分に示しています。524キロの大型のオルフェーヴル産駒であることから距離延長と京都競馬場の時計のかかる馬場への対応力に懸念はなさそうです。きさらぎ賞は通年少頭数になることからスローペースになる傾向があり、過去10年8回が4角5番手以内の馬が優勝しているように好位で立ち回れる先行馬の有利さは否めません。ギベルティが新馬戦を逃げた経験がきさらぎ賞で発揮できそうです。
【⑤グランレイ】
前走の朝日杯FSはスタートで出遅れましたが、上がり3Fをメンバー中最速上がり34秒9の猛烈な末脚で追い込みましたが、勝ち馬と差を詰められず3着に敗れました。末脚がG1級であることを示すことができました。2走前の未勝利(京都競馬場芝1400m)は、時計のかかる馬場でしたが2着馬に4馬身差をつける圧勝でした。今開催の京都競馬場の芝は非常にタフな状態となっていますが、2走前の未勝利の勝ち方から京都競馬場は走りそうです。
【⑥サトノゴールド】
前走の札幌2歳Sは最後方から追い込み36秒4のメンバー中最速上がりの末脚で2着まで追い上げました。スタートの出遅れた分届きませんでした。時計のかかる洋芝の札幌2歳Sでいい脚を使えていることから、今の時計のかかる芝状態の京都競馬場への適性は高いことが推測されます。きさらぎ賞は毎年強い馬が皐月賞へ向けて賞金加算レースにしてくることから、敬遠されて少数頭レースになっています。須貝尚介厩舎で、休み明けでも、ここは完全勝ち負けの本気勝負レースです。
【⑦ストーンリッジ】
新馬戦(阪神競馬場芝1600m)でスタートは少し遅れましたが、すっと2番手にでて進みました。直線はメンバー中最速上がり33秒1の強烈な末脚で楽に抜け出して快勝しました。ディープインパクト産駒で基本軽い芝を得意にしていますが、ストーンリッジはゴール前に急坂のあるタフなコース阪神競馬場芝1600mを経験していることから、今のタフな京都競馬場の馬場も苦にしないと思われます。
【⑧アルジャンナ】
前走の東京スポーツ杯2歳Sでは勝ち馬コントレイルには5馬身差をつけられましたが、3着馬には4馬身をつけて、1分45秒3の好時計で2着した能力は、きさらぎ賞出走馬メンバーではトップクラスです。ディープインパクト産駒はきさらぎ賞過去5年で2勝・2着4回・3着1回で京都競馬場芝1800mの外回りコースを得意にしています。きさらぎ賞では、ディープインパクト産駒の素質馬には逆らえません。アルジャンナはパンパンの良馬場で能力を発揮する馬なので今の時計のかかるきさらぎ賞京都競馬場の芝へどこまで対応できるかが鍵になりそうです。
京都競馬場の芝状態
きさらぎ賞の使用コースはBコース(Aコースから直線部4メートル、曲線部3メートル外に内柵を設置してあります) 。京都競馬場の芝状態は正面直線、向正面の直線から3コーナーから4コーナーの内ラチの芝に少し傷みがあります。
きさらぎ賞JRA枠順確定
1-1 コルテジア(松山弘平)
2-2 サイモンルモンド(和田竜二)
3-3 トゥルーヴィル(北村友一)
4-4 ギベルティ(武豊)
5-5 グランレイ(池添謙一)
6-6 サトノゴールド(幸英明)
7-7 ストーンリッジ(A.シュタルケ)
8-8 アルジャンナ(川田将雅)