【アルゼンチン共和国杯2022予想】データ分析と傾向
アルゼンチン共和国杯過去10年単勝人気別成績
アルゼンチン共和国杯過去10年の人気別成績は
1番人気馬が【3.1.1.5】、複勝率50.0%。
2番人気馬は【4.0.0.6】、複勝率40.0%。
3番人気馬が【2.1.6.1】、複勝率90.0%。
上位3番人気以内で大半の9勝を挙げています。
7番人気馬は13年アスカクリチャンが優勝。
勝ち馬、好走馬はほぼ上位7番人気以内でおさまっています。
8番人気以下は3着2回だけです。
アルゼンチン共和国杯はハンデ戦ですが
穴馬の激走は少な堅めの決着で決まる傾向があります。
アルゼンチン共和国杯過去10年ハンデ別成績
アルゼンチン共和国杯過去10年ハンデ別成績は、
56キロの馬が【6.3.0.20】、複勝率31.0%。
55キロの馬は【0.4.6.26】、複勝率27.8%。
57.5キロの馬は【1.1.1.1】、複勝率75.0%。
58キロ以上【1.0.0.11】、複勝率8.3%。
53キロ以下【0.1.2.28】、複勝率9.6%。
ハンデ56キロの馬が過半数の6勝。
57.5キロの馬は昨年のオーソリティが勝利。
58キロ以上、53キロ以下は苦戦傾向です。
アルゼンチン共和国杯過去10年年齢別成績
アルゼンチン共和国杯過去10年年齢別成績は、
4歳馬が【5.4.4.24】、複勝率35.1%。
3歳馬は【2.0.2.0】、複勝率100.0%。
5歳馬は【1.5.4.40】、複勝率20.0%。
6歳馬は【2.1.0.31】、複勝率8.8%。
7歳以上の馬は【0.0.0.33】、複勝率0.0%。
4歳馬が最多の5勝。
3歳馬は出走した4頭がすべて3着以内に入っています。
7歳以上の馬は3着以内馬が出ていません。
【アルゼンチン共和国杯2022予想】本命馬5選情報
【テーオーロイヤル】長距離適性が非常に高い
父リオンディーズ。母メイショウオウヒ。母の父マンハッタンカフェ。
昨年4連勝でダイヤモンドステークスを制覇した現役屈指のステイヤーです。
ダイヤモンドステークスは4番手の好位で先行から直線抜け出すと2着馬との差を2馬身半に広げて快勝しました。
初G1挑戦だった天皇賞(春)は、勝ったタイトルホルダーとの差は8馬身ありましたが、4着馬には3馬身半、5着馬には5馬身半の差をつけての3着は高く評価できます。
オールカマーは、距離不足の感があり5着でした。
芝2400m以上は、6戦4勝・3着1回、着外は青葉賞の4着と、長距離適性が非常に高い馬です。
前走からの距離延長のアルゼンチン共和国杯で大きな変り身を見せてくる可能性があります。
【キラーアビリティ】3歳馬の実績
父ディープインパクト。母キラーグレイシス。母の父Congaree。
昨年のホープフルステークスでG1制覇。
クラシックは皐月賞13着、日本ダービー6着とひと息でしたが、夏場にじっくりと成長を促され、仕切り直しの一戦でアルゼンチン共和国杯に挑みます。
C.デムーロ騎手が騎乗することで、確実にパフォーマンスを上げてくることは確実です。
アルゼンチン共和国杯過去10年3歳馬は4頭出走して2勝・3着2回と4頭全てが馬券に絡んでいます。
3歳馬の実績は申し分なく、前走が日本ダービー6着。
先週の天皇賞秋はイクイノックスが優勝、ダノンベルーガは3着。
菊花賞はアスクビクターモアが優勝と日本ダービーの上位馬が結果を出しており、日本ダービーのレベルが高かったことを示しています。
【ヒートオンビート】異次元の末脚
父キングカメハメハ。母マルセリーナ。母の父ディープインパクト。
重賞の実績は2着3回・3着2回。
その内目黒記念2着、日経賞3着、着外ですが天皇賞(春)では4着に好走した実績から、長距離適性は申し分ないです。
アルゼンチン共和国杯と同じ舞台であった、目黒記念では、32秒4の異次元の末脚を発揮、重賞した実績のある東京芝2500mなら巻き返してのアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇の可能性も十分にあると思われます。
【ボスジラ】豊富なスタミナ
父ディープインパクト。母ミスパスカリ。母の父Mr. Greeley。
重賞での好走実績はありませんが芝2400mから芝2600mで5勝を挙げているスタミナが豊富なステイヤーです。
近3走はメトロポリタンステークス(東京芝2400m)3着、札幌日経OP(札幌芝2600m)3着、丹頂ステークス(札幌芝2600m)1着と長距離レースでの好走が続いています。
前走丹頂ステークスを4番手先行から直線抜け出して快勝。
馬が本格化したことを十分に示しています。
豊富なスタミナがあり長距離適性が高く、連勝でアルゼンチン共和国杯を勝つ可能性は十分にあります。
【ハーツイストワール】東京複勝率89%
父ハーツクライ。母レツィーナ。母の父キャプテンスティーヴ。
全5勝中4勝を芝2400m、芝2600mで挙げています。
天皇賞(春)は16着に大敗しましたが、前走の札幌日経OPは、先行馬を見ながら好位で追走から、直線で上がっていきゴール前、迫っていき、クビ差で交わして1着に巻き返して、長距離適性が高いことを示しました。
東京芝コースは9戦3勝・2着5回と最も得意にしているコースです。
得意コースでの開催のアルゼンチン共和国杯なら、勝ち負け必至です。
【アルゼンチン共和国杯2022予想】穴馬5選情報
【ユーキャンスマイル】末脚が健在
父キングカメハメハ。母ムードインディゴ。母の父ダンスインザダーク。
ダイヤモンドステークス、阪神大賞典を制覇した実績があるスタミナ豊富なステイヤーです。
近走は馬券に絡めていませんでしたが、前走の新潟記念を、4コーナー17番手から33秒0の鬼脚で2着まで追い込みました。
年齢的な衰えが懸念されていましたが、前走発揮した33秒0の末脚を見せて、まだまだ切れる末脚が健在であることを示しました。
直線の長いアルゼンチン共和国杯なら鋭い末脚で好走する可能性は十分に見込めそうです。
【シルヴァーソニック】上がりかかれば
父オルフェーヴル。母エアトゥーレ。母の父トニービン。
前走の天皇賞(春)は落馬による競走中止でしたが、ステイヤーズステークス3着、万葉ステークス3着、阪神大賞典3着と3連続長距離レースで好走しています。
折り合いに懸念がなく、先行力と豊富なスタミナがあるステイヤーです。
3000m以上から2500mへの距離短縮が懸念されますが、芝2400mで2勝を挙げた実績からアルゼンチン共和国杯の芝2500mにも適応できると思われます。
上がりのかかるスタミナ消耗戦になれば、上位進出必至です。
【アフリカンゴールド】人気薄の実力馬
父ステイゴールド。母ブリクセン。母の父Gone West。
中日新聞杯を17番人気で2着、京都記念を12番人気で1着。
人気がなくても時々激走して大穴をあけるタイプです。
2019年のアルゼンチン共和国杯では3着に好走した実績があり、コース適性は懸念ありません。
走りにムラがあり本命には向きませんが、ヒモ穴でおさえておきたい人気薄の実力馬です。
【ディアマンミノル】目黒記念4着
父オルフェーヴル。母イソノスワロー。母の父デヒア。
高雄特別(京都芝2400m)、御堂筋ステークス(阪神芝2400m)、大阪ハンブルクカップ(阪神芝2600m)の長距離レースを勝利した実績があります。
3走前のアルゼンチン共和国杯と同じ舞台で開催された目黒記念(東京芝2500m)は、4コーナー17番手から33秒4のメンバー中最速上がりの末脚を発揮して勝ち馬ボッケリーニと0秒1差の4着で大きくは負けていません。
目黒記念で見せた差のない競馬が出来た実績は、アルゼンチン共和国杯でも好走できる実力があることを十分に示しています。
【ブレークアップ】1発激走
父ノヴェリスト。母リトルジュン。母の父 クロフネ。
芝2500mは【0.1.2.0】で複勝率100%。今年はサンシャインステークス(中山芝2500m)2着、ジューンステークス(東京芝2500m)2着、前走六社ステークス(東京芝2400m))1着と今年になって1戦毎に実力をつけて、ここにきて本格化。
前走六社ステークスはスタートで不利を受けながらも、巻き返して勝利できた実力は本物です。
重賞初挑戦になりますが、1発激走があっても驚けません。
【アルゼンチン共和国杯2022予想】コース適性馬5選情報
【ハーツイストワール】芝2400m、芝2600mで4勝
父ハーツクライ。母レツィーナ。母の父キャプテンスティーヴ。
東京芝2500mは【0.0.0.0】。
東京コースは【3.5.0.1】で複勝率は89%。
芝2500mは【0.0.0.0】。
左回りは【3.6.0.1】で複勝率は90%。
稍重・重・不良馬場は【0.0.0.0】です。
芝2400m、芝2600mでは【4.1.0.2】で複勝率は71%の好走実績があり芝2500mへの距離適性に懸念はありません。
東京コースは3勝・2着5回で、最も得意にしているコースです。
これまで16戦で掲示板を外したのは小回りコースの福島芝2000mだけです。
広く直線が長い東京コースで高いポテンシャルを発揮できると思われます。
東京コース複勝率89%、左回り複勝率90%、芝2400m・芝2500m・芝2600m複勝率は71%の高い複勝率から左回りの東京コースへの適性は非常に高いことが推測されます。
【ボスジラ】距離適性高い
父ディープインパクト。母ミスパスカリ。母の父Mr. Greeley。
東京芝2500mは【0.0.0.2】で複勝率は0%。東京コースは【1.1.1.3】で複勝率は50%。
芝2500mは【10.0.2】で複勝率は33%。左回りは【1.1.1.3】で複勝率は50%。
稍重・重・不良馬場は【0.0.0.】です。
芝2400m、芝2500m、芝2600mでは【5.2.2.4】で複勝率は69%です。
近4走は芝2400m、芝2600mを使われて、4着、3着、3着、1着と使われるたびに長距離適性が高められています。
芝2500mへの距離適性なら、ボスジラは1番かもしれません。
【テーオーロイヤル】東京重賞勝ち
父リオンディーズ。母メイショウオウヒ。母の父マンハッタンカフェ。
東京芝2500mは【0.0.0.0】。
東京コースは【1.0.0.1】で複勝率は50%。
芝2500mは【0.0.0.0】。
左回りは【2.0.0.2】で複勝率は50%。
稍重・重・不良馬場は【0.0.1.1】で複勝率は50%です。
芝2400mは【3.0.0.1】で複勝率は75%です。
ダイヤモンドステークス(東京芝3400m)を2着馬に2馬身半差をつけて快勝と、天皇賞(春)3着の走りから東京芝2500mへの適性は高いことが推測されます。
休み明け叩き2走目、得意コースで巻き返しは必至です。
【ヒートオンビート】32秒4の末脚
父キングカメハメハ。母マルセリーナ。母の父ディープインパクト。
東京芝2500mは【0.1.0.0】で複勝率は100%。
東京コースは【0.1.0.0】で複勝率は100%。
芝2500mは【0.1.1.0】で複勝率は100%。
左回りは【1.1.1.1】で複勝率は75%。
稍重・重・不良馬場は【1.1.1.1】で複勝率は75%です。
芝2400m、芝2500m、芝2600mでは【2.4.1.2】で複勝率は77%です
。芝2500mの重賞で2着1回、3着1回と抜群の距離適性があり、アルゼンチン共和国杯と同じ舞台であった目黒記念で32秒4の異次元の末脚を発揮しての2着は、東京芝2500mへのコース適性が高いことを十分に示しています。
【シルヴァーソニック】先行力と豊富なスタミナ
父オルフェーヴル。母エアトゥーレ。母の父トニービン。
東京芝2500mは【0.0.0.0】。
東京コースは【1.0.1.2】で複勝率は50%。
芝2500mは【0.0.0.0】。
左回りは【1.0.2.3】で複勝率は50%。
稍重・重・不良馬場は【0.1.0.3】で複勝率は25%です。
芝2400mは【2.0.2.2】で複勝率は66%です。
折り合いに懸念がなく、先行力と豊富なスタミナがありステイヤーズステークス3着、万葉ステークス3着、阪神大賞典3着で好走しています。
長距離適性高く芝2500mでも十分勝ち負けできるコース適性があります。
【アルゼンチン共和国杯2022予想】血統馬5選情報
【ボスジラ】Roberto血統
父ディープインパクト。母ミスパスカリ。母の父Mr. Greeley。
マウントロブソン(G2スプリングS優勝)、ポポカテペトル(JRA5勝)、ミヤマザクラ(G3京都2歳S優勝)の全兄弟で、グリュイエール(G3エプソムC3着)やアイスバブル(G2目黒記念2着)の近親で、母ミスパスカリはクロフネの半妹にあたる良血馬です。
昨年のアルゼンチン共和国杯の1着馬オーソリティ(母父シンボリクリスエス)、2着馬マイネルウィルトス(父スクリーンヒーロー)、3着馬フライライクバード(父スクリーンヒーロー)は、いずれもRobertoの血統を持っていました。
Roberto系色は強く出ているタイプのボスジラも、アルゼンチン共和国杯好走できる血統条件が整っています。
【ハーツイストワール】2代母Roberto系
父ハーツクライ。母レツィーナ。母の父キャプテンスティーヴ。
兄弟にヴェラヴァルスター(JRA4勝)、アシャカダイキ(JRA5勝)がいます。
2代母タニウインドタイムはRoberto系。
ボスジラの欄にも書いてあるように、昨年のアルゼンチン共和国杯1着・2着・3着馬は全てRobertoの血脈があったことから、今年のアルゼンチン共和国杯もやはりRobertoの血脈のある馬が好走する可能性は十分にあると思われます。
【キラーアビリティ】中距離血統
父ディープインパクト。母キラーグレイシス。母の父Congaree。
母キラーグレイシスは米国のG1ハリウッドスターレットSの勝ち馬。母父Congareeは、ハリウッドゴールドC、カーターH、シガーマイル(連覇)、スワップスSの北米ダートG1を5勝した名馬、種牡馬としては2頭のG1馬をだしています。
母父がブラッシンググルーム系の中距離馬、日本ダービーは後方で折り合って4コーナー16番手から末脚を伸ばして6着した走りから2500mの距離は、こなせると思われます。
【テーオーロイヤル】父エピファネイアの半弟
父リオンディーズ。母メイショウオウヒ。母の父マンハッタンカフェ。
メイショウハリオ(G1帝王賞競走優勝)の半弟で、メイショウカドマツ(アルゼンチン共和国杯2着)やメイショウキョウジ(JRA5勝)、メイショウウチデ(G3小倉サマージャンプ2着)の近親です。
父リオンディーズは朝日杯FSの優勝したG1馬でエピファネイアの半弟で、母がシーザリオと母母父がKris Sの組み合わせはエピファネイアに非常に似た配合になっています。
母の父マンハッタンカフェは菊花賞、有馬記念、天皇賞春のG1を3勝した歴史的なステイヤーで、母系から豊富なスタミナを受け継いでいます。
【ヒートオンビート】母桜花賞馬
父キングカメハメハ。母マルセリーナ。母の父ディープインパクト。
ラストドラフト(京成杯優勝)の半弟で、グランデッツァ(七夕賞優勝)やギャラントウォリア(JRA3勝)の近親です。
母マルセリーナは桜花賞を優勝。
2代母のマルバイユは仏G1アスタルテ賞の優勝馬です。
キングカメハメハ×ディープインパクトで、脚長の体形の中長距離馬です。
2020年のアルゼンチン共和国杯を2着しているように、芝2500mは合っています。
【アルゼンチン共和国杯2022枠順確定】
1-1 キングオブドラゴン(坂井瑠星)
1-2 プレシャスブルー(津村明秀)
2-3 ユーキャンスマイル(石橋脩)
2-4 コトブキテティス(永野猛蔵)
3-5 テーオーロイヤル(菱田裕二)
3-6 キラーアビリティ(C.デムーロ)
4-7 ブレークアップ(田辺裕信)
4-8 カントル(岩田望来)
5-9 ディアマンミノル(荻野極)
5-10 ダンディズム(富田暁)
6-11 ラストドラフト(三浦皇成)
6-12 マイネルファンロン(M.デムーロ)
7-13 レインカルナティオ(菅原明良)
7-14 アフリカンゴールド(セ7、国分恭介)
7-15 レッドサイオン(石川裕紀人)
8-16 ヒートオンビート(戸崎圭太)
8-17 ハーツイストワール(武豊)
8-18 ボスジラ(C.ルメール)