【フェアリーステークス2022予想】過去10年データ分析と傾向
フェアリーステークス過去10年人気別成績
1・2番人気は、2勝・2着1回・3着1回・着外16回、勝率10%、連対率15%、複勝20%。
3番人気は、5勝・2着0回・3着1回・着外4回、勝率50%、連対率50%、複勝率60%。
4・5番人気は、0勝・2着2回・3着4回・着外14回、勝率0%、連対率10%、複勝率30%。
10番人気は、2勝・2着2回・3着0回・着外6回、勝率20%、連対率40%、複勝率40%。
10番人気は連対率40.0%。
波乱傾向があるレースです。
フェアリーステークス過去10年枠順別成績
1~4枠は、7勝・2着5回・3着7回・着外61回、勝率8.7%、連対率15%、複勝率%23.7%。
5~7枠は、2勝・2着2回・3着3回・着外53回、勝率3.3%、連対率6.6%、複勝率11.6%。
8枠は、1勝・2着3回・3着0回・着外16回、勝率5%、連対率20%、複勝率20%。
外枠不利といわれる中山芝1600m外回りコースですが、フェアリーステークスでは8枠が、1勝・2着3回で連対率20.0%。連対した4頭すべてが8番人気以下でした。
8枠以外なら、やはり内枠の好走率が高くなっています。
フェアリーステークス過去10年東西の所属別成績
関西馬は、0勝・2着2回・3着1回・着外23回、勝率0%、連対率7.6%、複勝率11.5%。
関東馬は、10勝・2着8回・3着9回・着外107回、勝率7.4%、連対率13.4%、複勝率20.1%。
予想は関東馬中心に。
フェアリーステークス過去10年前走クラス別成績
前走オープン・重賞組は、2勝・2着0回・3着1回・着外31回、勝率6.0%、連対率6.0%、複勝率%9.0。
前走新馬戦組は、2勝・2着1回・3着4回・着外18回、勝率8%、連対率12%、複勝率28%。
未勝利戦組は、3勝・2着3回・3着3回・着外24回、勝率9.0%、連対率18.1%、複勝率27.2%。
1勝クラス組は、3勝・2着6回・3着2回・着外55回、勝率4.5%、連対率13.6%、複勝率16.6%。
前走オープン・重賞組より、前走で初勝利を挙げた馬が安定してる傾向があります。
【フェアリーステークス2022予想】本命馬情報
【①エバーシャドネー】レースレベル高
父ルーラーシップ。母エバーシャルマン。母の父ハーツクライ。
2歳新馬(阪神芝1600m)は、好発から5番手の好位を追走、3コーナーで前の馬との差を詰めていき、先に抜け出していたマテンロウオリオンをゴール前で差し切って勝利しました。そのマテンロウオリオンは格上挑戦の万両賞で勝利していることから、エバーシャドネーが勝った、2歳新馬(阪神芝1600m)のレースレベルが高かったことを示しています。牝馬限定のフェアリーステークス(G2)なら好勝負必至です。
【③スターズオンアース】オークス馬の近親
父ドゥラメンテ。母サザンスターズ。母の父Smart Strike。
オークス馬ソウルスターリングの近親にあたる良血馬です。2歳新馬(新潟芝1800m)は、上がり32秒6の強烈な脚を使いましたが2着に惜敗しました。続く2歳未勝利(東京芝1800m)は、3コーナーで挟まれかける不利があり、直線前半でふらつく場面もありましたが潜在能力の高さで差し切って勝利しました。前走の赤松賞(1勝クラス・東京芝1400m)は、3番手で先行、勝負所での反応はもうひとつでしたが、直線じわじわ伸びて3着に入線。前々走2歳未勝利のようなセンスある競馬が出来ればフェアリーステークスでも上位進出は十分可能だと思われます。
【⑤スクルトゥーラ】別次元の末脚
父ロードカナロア。母カービングパス。母の父ハービンジャー。
2歳新馬(東京芝1400m)は、ゲートの出はいまひとつでしたが、7番手まで順位をあげて追走、4コーナーでは、先行馬との差を詰めて外を回って上がっていくと34秒3のメンバー中最速上がりの末脚で外から一気に差し切って勝利しました。道中1~3番手の馬が2~4着を占めた前残りの展開だった中、スクルトゥーラ1頭だけ別次元の末脚を発揮、前走の走りから折り合いに懸念はなく、フェアリーステークスでの200mの距離延長にも十分対応できると思われます。
【⑧ライラック】長距離輸送なし
父オルフェーヴル。母ヴィーヴァブーケ。母の父キングカメハメハ。
2歳新馬(東京芝1800m)は、前半はスローペースでやや掛かりながら4番手を先行、直線余裕十分に差し切って勝利しました。京都2歳S(G3・阪神芝2000m)は、前走とは違い問題なく折り合って5番手で先行しましたが、直線で伸びきれず8着。ゲート入りに時間を要し、レースに影響したことが敗因の1つと思われます。今回のフェアリーステークスは地元関東開催で長距離輸送がないのはプラス材料です。
【⑨エリカヴィータ】レースセンスが高い
父キングカメハメハ。母マルシアーノ。母の父フジキセキ。
母マルシアーノは高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキの全妹です。2歳新馬(東京芝1600m)は、好発から折り合いをつけて8番手で控えて追走、スローペースになりましたが我慢してじっくりと脚を溜めると、外を回って34秒0のメンバー中最速上がりの末脚で余力を残して差し切って勝利しました。レースセンスが高く、落ち着いたレース運びと、直線での瞬発力に優れた潜在能力が高い馬です。直線の短い中山(フェアリーステークス)に替わっても、十分対応できる能力があることが推測されます。
【フェアリーステークス2022予想】穴馬情報
【②ビジュノワール】持ち時計優秀
父キタサンブラック。母クーデグレイス。母の父ホワイトマズル。
2歳新馬(中山芝1600m)は、好スタートから2番手を追走、速めの流れでしたが抜群の手応えで先頭へ立つと、そのまま押し切って勝利、1分35秒4の優秀な時計は潜在能力が高いことを十分に示しています。中山芝1600mでの優秀な持ち時計からフェアリーステークスでの好勝負が期待されます。
【④ニシノラブウインク】中山芝1600m2着の実績
父エピファネイア。母ニシノシルエット。母の父アグネスタキオン。
2歳未勝利(東京芝1600m)は、道中控えて9番手を追走し、直線34秒4のメンバー中最速上がりの末脚でハナ差競り勝って初勝利、デビュー5戦目で勝ち上がりました。3走前の2歳未勝利では中山芝1600mを経験、後に阪神JF(G1)を優勝したサークルオブライフの2着に入った実績もあり、相手なりに走れるタイプで、昇級初戦の重賞でも好走が期待できそうです。
【⑥スピードグラマー】冬場の馬場向き
父Into Mischief。母Island Escape。母の父Petionville。
前走の2歳未勝利(中京芝1600m)は、2番手で先行から直線でもスピードを持続して前の馬を交わして勝利しました。初めてのマイルレースに対応して、変わり身を見せました。前々走ダートで2着したように、パワーもあり、冬場の時計の掛かる傾向がある中山の馬場は合いそうです。
【⑩スプリットザシー】一瞬の切れる末脚
父ディープインパクト。母ランドオーバーシー。母の父Bellamy Road。
2歳新馬(阪神芝1600m)は、折り合って7番手を追走、4コーナーで外から上がっていき、残り100mで一瞬の切れる末脚で一気に差し切って、1分34秒7の好時計で勝利して能力の高さを示しました。前走の朝日FS(G1・阪神芝1600m) は、牝馬ながら果敢に牡馬中心のG1へ参戦、10着という結果は、一線級牡馬相手だったことを考慮すれば度外視してもよいと思われます。390キロの小柄な馬体ですが、柔軟な関節から繰り出される瞬発力は、父ディープインパクト譲りです。一瞬の切れる末脚は、フェアリーステークスが開催される、直線が短い中山競馬場向きです。
【⑯フィールシンパシー】1分34秒8の持ち時計1位
父ベーカバド。母スマートシンパシー。母の父ダンスインザダーク。
2歳未勝利(中山芝1600m)は、先頭に立ちましたが外からローシュタインが先手を主張したので2番手に控え、直線、ローシュタインを交わして抜け出し勝利しました。斤量が51キロで有利な点はありましたが1分34秒8の時計は、出走メンバー中1位の時計です。前走フェアリーステークスと同じ舞台で勝利した実績は重視した方が良さそうです。
【フェアリーステークス2022枠順確定】
1-1 エバーシャドネー(藤岡佑介)
1-2 ビジュノワール(大野拓弥)
2-3 スターズオンアース(石橋脩)
2-4 ニシノラブウインク(三浦皇成)
3-5 スクルトゥーラ(横山武史)
3-6 スピードグラマー(木幡育也)
4-7 ブルトンクール(菅原明良)
4-8 ライラック(M.デムーロ)
5-9 エリカヴィータ(C.ルメール)
5-10 スプリットザシー(丸山元気)
6-11 ウラカワノキセキ(津村明秀)
6-12 ユキヤナギ(勝浦正樹)
7-13 ヴァンルーラー(戸崎圭太)
7-14 ポケットシンデレラ(菱田裕二)
8-15 テーオーシャルマン(横山和生)
8-16 フィールシンパシー(坂井瑠星)
【フェアリーステークス2022予想オッズ】
人気順 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | エリカヴィータ | 2.3 |
2 | スクルトゥーラ | 3.9 |
3 | ライラック | 4.3 |
4 | スターズオンアース | 7.8 |
5 | ビジュノワール | 15.3 |
6 | スプリットザシー | 16.4 |
7 | ニシノラブウインク | 20.5 |
8 | エバーシャドネー | 31.3 |
9 | フィールシンパシー | 45.9 |
10 | スピードグラマー | 60.1 |
11 | ウラカワノキセキ | 81.3 |
12 | ポケットシンデレラ | 98.7 |
13 | ヴァンルーラー | 101.7 |
14 | ブルトンクール | 161.8 |
15 | ユキヤナギ | 182.2 |
16 | テーオーシャルマン | 237.7 |