七夕賞

【七夕賞2021予想】福島芝2000mで施行された過去9年データ分析と傾向

七夕賞過去9年人気別成績

福島芝2000mで施行された七夕賞過去9年の人気別成績は、
1番人気馬が2勝・2着1回・3着1回、連対率33.3%・複勝率44.4%。
1番人気馬が3勝。
2・5・11・14番人気馬が1勝ずつ。
10番人気以下は、55頭出走して2勝・2着1回・3着5回です。
七夕賞は、人気薄の激走が目立ち、3連単10万円以上の配当は7回、内2回は3連単100万円以上の配当で波乱傾向が強いレースです。

七夕賞過去9年年齢別成績

4歳馬が、2勝・2着2回・3着1回、複勝率35.7%です。
5歳馬は、3勝・2着2回・3着2回。複勝率19.4%です。
6歳馬は、3勝・2着4回・3着5回。複勝率25.5%です。
7歳以上は、1勝・2着1回・3着5回。複勝率7.7%です。

七夕賞過去9年前走からの斤量増減別成績

七夕賞過去9年、前走から斤量が増加の馬の成績は32頭出走して、4勝・2着5回・3着1回で連対率39.1%・複勝率43.5%。
前走から斤量が減少の馬の成績は62頭出走して、2勝・2着1回・3着7回で連対率39.1%・複勝率43.5%。
前走から斤量が増加の馬の成績が圧倒的に優秀です。

【七夕賞2021予想】本命馬情報

七夕賞
七夕賞

【クレッシェンドラヴ】58.0kg

父ステイゴールド。母ハイアーラヴ。母の父Sadler’s Wells。
一昨年の七夕賞(G3・福島芝2000m)は時計の掛かる馬場、14番手の後方から追い込み36秒6のメンバー中最速上がりの末脚で2着に入線しました。昨年の七夕賞(G3・福島芝2000m)は、雨が降り、かなり時計の掛かる馬場で開催されました。12番手の後方を追走から直線は内を突いて抜け出し、ブラヴァスに1馬身差をつけて優勝しました。今年の七夕賞は昨年から1kg斤量が増えて58.0kgになりますが、得意の福島競馬場なら3年連続で連対する可能性は十分にあると思われます。

【ヴァンケドミンゴ】56.0kg

父ルーラーシップ。母アンフィルージュ。母の父アグネスタキオン。
昨年の七夕賞(G3・福島芝2000m)は、中団追走から勝負所で外を回って上がっていき、しぶとく伸びて3着。4走前の福島記念(G3・福島芝2000m)は、7番手の中団から外を回って直線に進出、内から伸びたバイオスパークにクビ差の2着に健闘しました。近3走は苦戦が続いていますが、福島芝は向いており、七夕賞は巻き返す絶好の舞台です。鞍上は福島重賞で2着・3着に導いた酒井学騎手です。

【トーラスジェミニ 】57.0kg

父キングズベスト。母エリモエトワール。母の父マンハッタンカフェ。
3走前の東風S(L・中山芝1600m)を緩みのないペースで逃げ切り実力が本物であることを示しました。前走の安田記念(G1・東京芝1600m)は、内から逃げたダイワキャグニーを見ながら2番手で先行、直線で交わされましたが失速してはおらず、5着に好走して実力を示しました。福島競馬場芝2000m過去3年、逃げ馬の勝率は12.0%・複勝率は11.2%、先行馬の勝率は17.2%・複勝率は39.9%と逃げ・先行馬が好走しやすいコースです。芝2000mで1勝を挙げている実績から、400mの距離延長も対応できると思われます。

【クラージュゲリエ】56.0kg

父キングカメハメハ。母ジュモー。母の父タニノギムレット。
2018年ラジオN杯京都2歳S(G3・京都芝2000m)をデビュー3戦目で優勝しました。以降は勝利していませんが、3走前の日経新春杯(G2・中京芝2200m)で3着に入線して、重賞でも勝ち負けができることを証明しました。前走の鳴尾記念(G3・中京芝2000m)は、休み明けでやや太め残り、叩き2走目で490kg台まで絞れていれば上積みありとみて良さそうです。

【ワーケア】55.0kg

父ハーツクライ。母チェリーコレクト。母の父Oratorio。
②2017年のセレクトセールで1億2,420万円の高値で落札された期待の良血馬です。富士S(G2)後に骨膜の手術をして、スムーズに歩けるようになり、これから良くなっていきそうです。1週間前の追い切りは、美浦Wにて馬なりで追われて5F69秒2-12秒3、本来の迫力のあるフットワークを取り戻して調子は上向いています。晩成色が強いハーツクライ産駒で、大きな変り身を見せてくる可能性も十分にあります。

【七夕賞2021予想】穴馬情報

七夕賞
七夕賞

【ブラックマジック】54.0kg

父ディープインパクト。母ナイトマジック。母の父Sholokhov。
芝2200mから2400mで4勝を挙げているスタミナが豊富な馬です。前々走の迎春S(3勝クラス・中山芝2200m)は、3番手先行から早めに抜け出して勝利、コース形態が似た中山で2勝・2着1回・3着1回しているだけに、初挑戦の福島(七夕賞)でも好走が期待できそうです。

【ロザムール】53.0kg

父ローズキングダム。母グレートテン。母の父Caerleon。
前々走の中山牝馬S(G3・中山芝1800m内回り)2着、3走前の中山金杯(G3・中山芝2000m内回り)4着と、福島小回りコースとコース形態が似た舞台で好走していることから、七夕賞が開催される福島芝2000mへの対応力は十分にあると思われます。逃げた時は9戦2勝・2着2回・3着3回と結果を残しているので、スムーズに逃げることが出来るかが鍵になります。

【ショウナンバルディ】55.0kg

父キングズベスト。母バノヴィナ。母の父Redoute’s Choice。
前々走の都大路S(L・中京芝2000m)を逃げて3着に粘ると、前走の鳴尾記念(G3・中京芝2000m)は2番手先行から直線でもスピードを持続して2着に粘り重賞で初連対、実力がついてきたことを示しました。福島芝2000mは小回りコースで逃げ先行馬の好走率が高く、先行力を身につけた今なら七夕賞で勝ち負けする可能性も十分にあります。

【アールスター】56.0kg

父ロードカナロア。母ウェーブクイーン。母の父サッカーボーイ。
昨年の夏場に開催された小倉記念(G3・小倉芝2000m)を10番人気の低評価を覆して重賞初制覇。今年は中山金杯(G3・中山芝2000m内回り)5着、小倉大賞典(G3・小倉芝1800m)4着と、コーナーが4回ある内回り、小回りコースで掲示板内を確保できています。内回り、小回りコースでのコーナーでの機動力が高いので福島小回りコース(七夕賞)で高いポテンシャルを発揮してくることが推測されます。

【マウントゴールド】57.0kg

父ステイゴールド。母マウントコブラ。母の父Mt. Livermore。
重賞は未勝利ですが、小倉記念(G3・小倉芝2000m)3着、チャレンジC(G3・阪神芝2000m内回り)2着とコーナーが4回ある内回り、小回りコースでの好走実績があります。前走の都大路S(L・中京芝2000m)は、大外枠からスムーズ2番手つけ、直線の追い比べで抜け出して勝利、58kgを克服したことは実力がついてきたことを十分に示しています。七夕賞で注目されます。

【七夕賞2021予想】コース適性

七夕賞
七夕賞

【クレッシェンドラヴ】58.0kg

父ステイゴールド。母ハイアーラヴ。母の父Sadler’s Wells。
福島芝2000mは4戦2勝・2着1回、勝率50%、連対率は100%です。芝2000mは10戦4勝・2着2回で、勝率40%、連対率60%です。昨年七夕賞優勝、福島記念(G3)優勝、一昨年2着と、福島芝2000m開催の重賞を2勝している福島巧者で、抜群のコース適性があり、勝ち負けは必至です。

【ヴァンケドミンゴ】56.0kg

父ルーラーシップ。母アンフィルージュ。母の父アグネスタキオン。
福島芝2000mは4戦2勝・2着1回・3着1回、勝率50%、複勝率は100%です。芝2000mは12戦2勝・2着1回・3着2回で、複勝率は41.7%です。4走前の福島記念(G3・福島芝2000m)の重賞で2着に健闘した実績がありコース適性に懸念はありません。

【アールスター】56.0kg

父ロードカナロア。母ウェーブクイーン。母の父サッカーボーイ。
芝2000mは13戦4勝・2着2回・3着1回で、勝率31%、連対率46%、複勝率は54%です。昨年小倉記念(G3・小倉芝2000m)優勝、今年は中山金杯(G3・中山芝2000m内回り)5着、小倉大賞典(G3・小倉芝1800m)4着と、コーナーが4回ある内回り、小回りコースでの好走実績があります。コーナーワークを得意にしています。コーナーが4回ある内回り、小回りコースで高いポテンシャルを発揮できるので福島小回りコース(七夕賞)への適応力はメンバー中上位であることが推測されます。

【マウントゴールド】57.0kg

父ステイゴールド。母マウントコブラ。母の父Mt. Livermore。
芝2000mは12戦4勝・2着1回・3着2回で、勝率33%、連対率42%、複勝率は58%です。小倉記念(G3・小倉芝2000m)3着、チャレンジC(G3・阪神芝2000m内回り)2着とコーナーが4回ある内回り、小回りコースでの好走実績があります。底力とスタミナにがあり、上がりのかかる持続戦に向いていることから福島芝2000mで好走する可能性は十分にあると思われます。

【トーラスジェミニ 】57.0kg

父キングズベスト。母エリモエトワール。母の父マンハッタンカフェ。
2016年と2017年は良馬場で1分58秒前半の高速決着でしたが、ゼーヴィント(ラジオNIKKEI賞優勝馬・福島芝1800m)、アルバートドック(小倉大賞典優勝馬・小倉芝1800m)と、コーナーが4回ある1800重賞の勝ち馬が勝っていることから、福島芝2000は高速決着になれば、コーナーが4回ある芝1800mの適性が求められます。重賞勝ちはありませんが、巴賞(OP・函館芝1800m)、ディセンバーS(L・中山芝1800m)を勝利した実績から、七夕賞(福島芝2000m)が高速決着になれば勝ち負けまで持ち込めると思われます。

【七夕賞2021予想】血統情報

七夕賞
七夕賞

【④トーラスジェミニ 】57.0kg

父キングズベスト。母エリモエトワール。母の父マンハッタンカフェ。
近親にエリモマキシム(新潟ジャンプS)がいます。父キングズベストは英2000ギニー優勝馬で、キングズベスト×マンハッタンカフェの組み合わせ、はミスニューヨークと同じです。2010年は、海外でもキングズベスト産駒のワークフォースが英ダービーと凱旋門賞を制覇、同年日本でエイシンフラッシュが日本ダービーを制覇しました。ミスタープロスペクター系は早熟の短距離血統のイメージがありますが、キングマンボ系は成長力、スタミナに富んでいることからキングズベスト産駒は中距離向きの血統と言えます。

【⑨クレッシェンドラヴ】58.0kg

父ステイゴールド。母ハイアーラヴ。母の父Sadler’s Wells。
七夕賞過去10年ステイゴールド産駒は1勝・2着1回です。母系にSharpenUpの血脈が流れるステイゴールド産駒にはエタリオウ(菊花賞2着)やオーシャンブルー(金鯱賞・中山金杯)などがいます。母父が世界的な大種牡馬サドラーズウェルズだから欧州特有のパワーと豊富なスタミナがあります。七夕賞(福島芝2000m)への血統適性は高いと思われます。

【⑩クラージュゲリエ】56.0kg

父キングカメハメハ。母ジュモー。母の父タニノギムレット。
プロフェット(京成杯)の半弟で、母母ビスクドールはトゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯)の全妹で、フェアリードールの牝系が底力を押し上げています。キングカメハメハ×フェアリードールの組み合わせは、トゥザワールド(弥生賞)やトゥザグローリー(鳴尾記念)と同じで機動力とパワーに優れています。中距離の小回り、内回りコースで能力を発揮できる血統です。

【⑭ワーケア】55.0kg

父ハーツクライ。母チェリーコレクト。母の父Oratorio。
2017年のセレクトセールで1億2,420万円の高値で落札された期待の良血馬です。母の父OratorioはG1クリプスS、G1愛チャンピオンS 、G1ジャンリュクラガルデール賞を優勝、種牡馬としては3頭のG1馬をだしています。父がハーツクライで母系にデインヒルとニジンスキーの血統配合はサリオスと同じです。ニジンスキーのスタミナ血脈から、七夕賞が上がりのかかるスタミナ消耗戦になれば真価を発揮する血統です。

【⑯ヴァンケドミンゴ】56.0kg

父ルーラーシップ。母アンフィルージュ。母の父アグネスタキオン。
サンリヴァル(皐月賞2着)の全弟で、ヴェルデグリーン(オールカマー、AJCC)の近親で、母母ウメノファイバーはオークス馬です。ルーラーシップ×アグネスタキオンはフェアリーポルカ(中山牝馬S・福島牝馬S)と同じで、コーナーが4回ある小回りコース能力を発揮できる血統配合です。

【七夕賞2021枠順確定】

1-1 マウントゴールド(岩田望来)
1-2 ロザムール(M.デムーロ)
2-3 ワンダープチュック(津村明秀)
2-4 トーラスジェミニ(戸崎圭太)
3-5 ブラックマジック(石橋脩)
3-6 ショウナンバルディ(岩田康誠)
4-7 カウディーリョ(丸山元気)
4-8 アールスター(長岡禎仁)
5-9 クレッシェンドラヴ(内田博幸)
5-10 クラージュゲリエ(吉田隼人)
6-11 スカーフェイス(三浦皇成)
6-12 ツーエムアロンソ(野中悠太郎)
7-13 プレシャスブルー(柴田善臣)
7-14 ワーケア(田辺裕信)
8-15 トラストケンシン(吉田豊)
8-16 ヴァンケドミンゴ(酒井学)

【七夕賞2021予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1クレッシェンドラヴ3.9
2トーラスジェミニ4.3
3ヴァンケドミンゴ5
4クラージュゲリエ6.1
5ワーケア6.9
6ショウナンバルディ12.4
7ブラックマジック12.5
8アールスター18.6
9ロザムール20.4
10ワンダープチュック46.6
11マウントゴールド52.9
12カウディーリョ68.5
13スカーフェイス94.7
14プレシャスブルー99.1
15トラストケンシン100
16ツーエムアロンソ151
17アバルラータ244.4
七夕賞2021予想オッズ