マーメイドステークス

マーメイドステークスコース解説(京都芝2000m)

京都芝2000m
京都芝2000m

マーメイドステークス京都芝2000m右内回りコース概要

コース概要


京都芝Cコースの1周距離は1,821.1m、幅員は21~32m、直線距離は323.4m、高低差は3.1mです。

マーメイドステークスは内回りコースを使用します。

野芝・洋芝共に生育は順調で、非常に良好な状態です。

スタートしてゴール板を過ぎ、1コーナーまでの距離は約300mです。

1~2コーナーは平坦。向こう正面バックストレッチの距離は約400m。

向こう正面の中間200m地点から高低差3.1mの坂を上ります。

3~4コーナーにかけて坂を下り、328.4mの直線は平坦というコース設定です。

外回りコースとは違い、ローカル競馬場の小回り芝2000mに近いコースです。

マーメイドステークスレース展開の特徴

レース展開の特徴


京都芝2000m内回りコースは、内回り、小回り特有の淀みないレース展開になる傾向があります。

平均よりも速めのペースになり、前半1000mは60秒以下の速いペースで流れるのが京都芝2000mの特徴です。

マーメイドステークスはゴール前の直線が短い内回りコースなので、必然的に仕掛けるポイントが早めになります。

距離ロスを最小限にすることは、内回りの必勝鉄則です。

そのため多くの馬は、3コーナー手前までに先行集団の内側を目指して仕掛けます。

残り1000m辺りからロングスパートできる、息の長い末脚が必要です。

コーナーワークの上手さは必須で、外を回らされると、距離ロスが大きく厳しくなります。

マーメイドステークスで有利な脚質

有利な脚質


京都芝2000mは、平均よりも速めのペースになる傾向があるので、脚質傾向は逃げ馬が不利です。

先行馬が勝つのも難しく、2着、3着が多いのが特徴です。後方からの追い込みは、外をまわって、距離ロスが大きくなるため、後方からの追い込みは容易ではありません。

中心は、道中脚を溜められる差し馬です。

京都芝2000m特有のハイペースを我慢して脚を溜め、インから馬郡を割って抜け出す勝負根性と、一瞬の瞬発力がある差し馬が有利になります。

内回りで差し馬が有利になる理由は、前半1000m60秒を切る速いペースになり、逃げ先行馬には非常に厳しくなるからです。

マーメイドステークスで求められる能力

求められる能力


ゴール前の直線が328mと短く、コーナーでゴチャつくため5番手以降の馬は馬群に揉まれやすくなります。

3・4コーナーからのロングスパートでタイトな小回りカーブを馬郡に揉まれず器用な脚で内ラチの経済コースを走れる高度な機動力が求められます。

騎手の手腕が勝ち負けを大きく左右するため、乗り難しいコース形態をしています。

4コーナー出口で馬郡に包まれない位置取りが重要になりますので、スピードの持続力と、コーナーでの機動力、短い直線での一瞬の脚がある馬の好走度が高くなります。

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【マーメイドステークス2024予想】データ分析と傾向

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マーメイドステークス過去10年人気別成績

人気別成績


1番人気【2.1.1.6】

2番人気【0.2.1.7】

3番人気【1.1.1.7】

10番人気【3.1.2.4】

10番人気が【3.1.2.4】、夏場の牝馬ハンデ戦ということもあり、他の重賞では考えられないほどの好成績を残しています。

3連単10万オーバーは計8回、 上位人気の信頼度は低い。

単勝オッズ30倍以上の馬が馬券に絡んだことは1度だけで、大穴馬が激走する可能性は低い。

マーメイドステークス過去10年東西所属成績

東西所属成績


関西馬【10.6.6.86】

勝ち鞍のすべてを関西馬が占めています。

苦戦している関東馬はローテーションが重要で、連対馬4頭すべてが中5週から中9週以内のローテーションを組んでいました。

マーメイドステークス過去10年斤量別成績

斤量別成績


斤量49.5キロから51キロ【4.4.0.42】

斤量55.5キロ以上【0.1.1.7】

人気薄の好走が多い当レースで、特に軽ハンデ馬が穴を開けるケースが多い。

斤量49.5キロから51キロは、単勝回収率は133%で、 複勝回収率も100%と優秀。

斤量を背負った馬の苦戦が目立ち、よほどの実績である馬でないと厳しい。

マーメイドステークスデータ分析まとめ

データ分析まとめ


①10番人気が3勝も、大穴馬が激走する可能性は低い。

②関西馬が全勝。

③直線は短いが決め手が重要。

④前走3勝クラス組は負けていても狙える。

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【マーメイドステークス2024予想】本命馬候補5選情報

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【エーデルブルーメ】内回り小回り3勝

【エーデルブルーメ】


父ハービンジャー。母アーデルハイト。母の父アグネスタキオン。

ダイワスカーレットC(3勝クラス・阪神芝2000m)は、15番枠から7番手に控え、直線外から上がっていき内の馬を交わして抜け出し差を1馬身半に広げて快勝しました。

小倉芝2000m、函館芝2000m、阪神芝2000mの内回り・小回りの芝2000mで3勝を挙げている内回り巧者です。

京都芝2000m内回りコースで高いポテンシャルを発揮しての好走が期待されます。

【ミッキーゴージャス】内回り巧者

【ミッキーゴージャス】


父ミッキーロケット。母ミッキークイーン。母の父ディープインパクト。

昨年の夕月特別(2勝クラス・阪神芝2000m)は、最内枠から6番手に控えて外へ出して追走、勝負所で外から押し上げていき、直線差を詰めていき、ゴール前で抜け出し1着。

修学院S(3勝クラス・京都芝2000m)は、道中は7番手の中団から追走、勝負所の4コーナーで外を回って追い上げていき、直線の追い比べで抜け出し、後続に並ばせずに1着。

愛知杯(G3・小倉芝2000m)は、外枠から前半は10番手に控えていましたが、早目にポジションを上げ、4コーナーでは先頭に並んでいき、直線で先頭に立つとスピードを持続して1着。

大阪杯(GI・阪神芝2000m)は14着に敗れましたが、芝2000mの内回り・小回りコースで3連勝した実績、全5勝をコーナーが4回ある内回り・小回りコースで挙げている内回り巧者で、京都芝2000mへのコース適性は高く巻き返してくる可能性は十分にあります。

【コスタボニータ】小回り・内回り得意

【コスタボニータ】


父イスラボニータ。母レディイン。母の父Kendor。

前走福島牝馬S(G2・福島芝1800m)は、最内枠から先行馬を見ながら4番手の好位からインコースを追走、直線に入ってスペースがなく外へ出されてから抜け出して1着。

札幌芝1800mで3着、中山芝1800mで2着、小倉芝2000mで3着、福島芝1800mで1着と小回り・内回りコースでの好走が目立ちます。

京都芝2000m内回りのマーメイドステークスでも十分勝ち負けになることが推測されます。

【セントカメリア】コース適性に懸念なし


父ドゥラメンテ。母アドマイヤテレサ。母の父エリシオ。

前走の都大路S(L・京都芝1800m)は、道中はじっくり構えて最後方に待機、直線外へ出されて大外を追い込んで、内のピンハイらを交わして3着、上り33秒1の末脚は強烈でした。

内回りの阪神芝2000mで2勝、短い直線でも一瞬の瞬発力が使えますので、京都内回りコースへのコース適性に懸念はないことが推測されます。

【ピンハイ】直線が短いコース割引

【ピンハイ】


父ミッキーアイル。母レイテッド。母の父ジャングルポケット。

桜花賞5着、オークス4着と早くから高い素質を見せていました。

昨年の中日新聞杯(G3・中京芝2000m)は。スタートでやや遅れましたが、外枠とあって無理はせず、控えて馬群の外を追走し、直線に入って伸びて3着。

差し馬で、後方から直線一気の勝負を得意にしているので、内回りの直線が短いコースは割引が必要かもしれません。

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【マーメイドステークス2024予想】穴馬候補5選情報

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【タガノパッション】一瞬の瞬発力

【タガノパッション】


父キングカメハメハ。母アドマイヤシルク。母の父シンボリクリスエス。

愛知杯(G3・小倉芝2000m)、中山牝馬S(G3・中山芝1800m)のコーナーが4回ある小回り、内回りの直線が短いコースで35秒4、35秒5のメンバー中最速上がりの末脚を使っています。

短い直線で一瞬の瞬発力を使える小回り巧者です。

コーナーが4回ある京都内回りコースは直線平坦、ここなら高いポテンシャルを発揮しての1発の可能性も十分にあると思われます。

【ゴールドエクリプス】小回りで2勝

【ゴールドエクリプス】


父ドゥラメンテ。母ゴールドグローリー。母の父ハービンジャー。

昨年のマーメイドステークス(G3・阪神芝2000m)は、斤量51キロで4着と、コースは内回りコースで好走しています。

今年は斤量53キロです。コーナーが4回ある小回り平坦コースの小倉芝1800mで2勝を挙げており、京都内回りコースへの適応は十分にあることが推測されます。

【ラヴェル】リバティアイランドに先着

【ラヴェル】


父キタサンブラック。母サンブルエミューズ。母の父ダイワメジャー。

オークス4着(G1・東京芝2400m)、京都記念(G2・京都芝2200m)と長距離レースで好走実績があります。

一昨年のアルテミスステークス(G3・東京芝1800m)では、のちに牝馬三冠を達成したリバティアイランドに先着して重賞初制覇を飾った潜在能力が高い馬です。

調さえ整えば1発激走する可能性もあるかと思われます。

【ベリーヴィーナス】大穴候補

【ベリーヴィーナス】


父キズナ。母ティーエスベリー。母の父New Approach。

コーナーが4回ある内回りコースで開催された、四国新聞杯(2勝クラス・阪神芝2000m)、下鴨S(3勝・京都芝2000m)を逃げて2連勝中の上がり馬です。

内回りコースでの機動力、先行力に優れている馬、前走から3キロ軽くなる53キロで出走できます。

好条件が揃うマーメイドステークスで大穴候補。

【アグラシアド】斤量52キロ

【アグラシアド】


父リアルスティール。母サラシー。母の父Teofilo。

小倉芝1800mで1着・3着、中山芝2000mと芝1800mで2勝、阪神芝2000mで3着2回と、コーナーが4回ある内回り・小回りコースでの好走が目立っています。

そして今回52キロの斤量も有利になり、コーナーが4回ある内回りの京都芝2000mなら高いポテンシャルを発揮してくる可能性は十分にあります。

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【マーメイドステークス2024予想】血統馬5選情報

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【ベリーヴィーナス】キズナ×Galileo

【ベリーヴィーナス】


父キズナ。母ティーエスベリー。母の父New Approach。

母ティーエスベリーの父の父がSadler’s Wells系のGalileo。

改修後の2023年以降の京都芝2000m戦における種牡馬成績は、キズナ産駒が最多の9勝、特に牝馬が6勝を挙げています。

キズナ×Galileoの血統配合は大化けする可能性あります。

【エーデルブルーメ】ビワハイジの牝系

【エーデルブルーメ】


父ハービンジャー。母アーデルハイト。母の父アグネスタキオン。

母母ビワハイジは、ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴル、アドマイヤオーラ、アドマイヤジャパン、サングレアルなどを産んだ名繁殖。

伯母のブエナビスタはG1・6勝を挙げ、2010年度のJRA賞年度代表馬を受賞。

伯父アドマイヤオーラも重賞3勝。

父ハービンジャーはG1馬を8頭排出。ビワハイジの牝系と配合されて底力が押し上げられています。

【セントカメリア】豊富な成長力

【セントカメリア】


父ドゥラメンテ。母アドマイヤテレサ。母の父エリシオ。

アドマイヤジャスタ、アドマイヤラクティ、サトノジュピターの半妹で、母アドマイヤテレサはJRA5勝。

半兄アドマイヤラクティは、5歳時のダイヤモンドSで重賞初制覇を果たし、翌年のコーフィールドC(オーストラリア)でG1を初制覇。

豊富な成長力が見込める血統配合です。

【ミッキーゴージャス】馬場が渋るのはプラス

【ミッキーゴージャス】


父ミッキーロケット。母ミッキークイーン。母の父ディープインパクト。

母ミッキークイーンはG1オークスと1秋華賞の勝ち馬で、母の母ミュージカルウェイは仏G2ドラール賞勝ち馬。

父ミッキーロケットは宝塚記念に勝ったキングカメハメハ産駒。

キングカメハメハ×ディープインパクトの組み合わせを持ち、中距離芝への適性が押し上げられています。

【セントカメリア】エリシオの血脈

【セントカメリア】


父ドゥラメンテ。母アドマイヤテレサ。

母の父エリシオ。アドマイヤジャスタ、アドマイヤラクティ、サトノジュピターの半妹。

母アドマイヤテレサはJRA5勝。

母の母ヒードは米G3ニジャナS勝ち馬。

母の父エリシオは、凱旋門賞などG1を5勝した名馬で、機動力を伝える傾向があるので京都内回りは合っている血統です。

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