チャンピオンズカップ
2024年8月31日札幌9R321,370円3連点6点的中30万馬券証明書
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【チャンピオンズカップ2025予想】コース解説(中京ダ1800m左)

中京ダ1800m
中京ダ1800m左

中京競馬場のダートコースは1周1530m、直線410.7m、幅25m、高低差3.4m。直線が長く、最後に高低差1.8m(勾配1.14%)の急坂が待ち構えているのが最大の特徴で、この坂のキツさは中山ダートに次ぐレベルです。ゴール前220m地点で坂を上りきった後の平坦220mでどれだけ再加速できるかが、チャンピオンズカップの勝敗を分ける決定的なポイントになります。スタート地点はホームストレッチの上り坂途中。いきなり脚を使うためゲート出遅れは致命的で、チャンピオンズカップでは出遅れた人気馬が惨敗するシーンが何度も見られます。1~2コーナーはほぼ平坦ですが、2コーナーを抜けて向正面半ばまで約1mの緩やかな上り坂が続き、ここで一旦ペースが落ち着く傾向があります。そしてチャンピオンズカップ最大の勝負所が、向正面半ば(残り約980m地点)から4コーナー出口(残り380m地点)まで続く約3.2mの長い下り坂です。この下りで各馬が一気に加速し、スピードに乗ったまま直線へ突入するため、実質的なスパート開始地点はこの下り坂からと言っても過言ではありません。下り坂で勢いをつけた馬群が4コーナーを回って直線に入ると、突然目の前に急坂が出現。残り380mから220m地点にかけて高低差1.8mを一気に上るため、多くの馬がここで脚色が鈍ります。逃げ・先行馬は下りで脚を使い、坂で失速。差し・追い込み馬も坂を上るために脚を使ってしまい、最後の平坦220mで再加速できない馬が続出するのがチャンピオンズカップの典型的な展開です。だからこそ中京ダート1800mは「直線の長さのイメージほど差しが届かない」極めてタフなコースなのです。チャンピオンズカップは12月開催のため馬場が重くなりやすく、夏の中京よりも明らかに時計がかかります。フェブラリーステークスのようなスピード決着とは全く異なり、必要なのは間違いなく「2000m級のスタミナ」と「パワー」、そして「左回り適性」です。過去の勝ち馬を見ても、ホッコータルマエ、クリソベリル、レモンポップなど、どちらかと言えば中距離~中長距離で実績を残してきた馬が名を連ねています。枠順傾向では8枠が圧倒的に不利。中京競馬場はコーナーの半径が小さく楕円形のため、外枠の馬は遠心力が強く働いて距離ロスが大きくなります。チャンピオンズカップのようなハイレベル戦では、外を回らされるだけで致命傷になるケースが多発。過去11年のデータでも8枠の複勝率は極端に低く「死の枠」と恐れられています。逆に1~5枠、特に内枠に入った先行馬は絶好のポジションを取れる確率が高くなります。脚質的には「先行馬有利」がチャンピオンズカップの基本線です。向正面の下り坂で自然に加速できる先行馬はポジションをキープしやすく、4コーナーで外に振られるリスクも少ない。しかし直線410.7mと長いため完全に前残りになるわけではなく、好位~中団から直線で鋭く伸びてくる「好位差し馬」の連対率が非常に高いのが特徴です。特にハイペースになった年は後方待機馬の台頭も目立ち、レモンポップが後方から33秒台前半の末脚で差し切った2023年のようなシーンも生まれます。チャンピオンズカップは先行争いが激しくなる傾向があるため、ペースが速くなればなるほど差し・追い込み馬にもチャンスが広がります。ただし、どんな脚質であっても「最後の急坂を上りきってからもう一脚使えるスタミナ」が絶対条件です。チャンピオンズカップ2025で狙いたい最強パターンは、好位(3~6番手)で運べて下り坂で加速でき、急坂を苦にせず左回りが得意で、2000m以上の距離実績があるパワー型。穴で狙いたいのは重馬場実績豊富で末脚指数上位の差し馬、または下り坂での加速力が抜群のタイプです。逆に消し材料になりやすいのは、1400~1600m専門のスピード型、右回りしか経験のない馬、外枠に入った先行馬、坂路調教ばかりでパワー不足が懸念される馬です。中京ダート1800mは新潟のように極端な前残りコースでもなく、東京のようにスピード決着でもありません。まさにダート中距離の「総合力」を徹底的に問うコースです。だからこそチャンピオンズカップは毎年「本物のダート最強馬」が勝つレースとして、競馬史に名を刻んできました。

【チャンピオンズカップ2025予想】データ分析と傾向

チャンピオンズカップ
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チャンピオンズカップ過去10年単勝人気別成績

1番人気が【4-3-0-3】で勝率40.0%、連対率70.0%、複勝率70.0%と抜群の安定感を誇っています。1番人気が4着以下に敗れたのはわずか3回だけで、その3回すべてで3番人気が連対しているため、「上位人気から少なくとも1頭は連対する」という信頼度は極めて高いと言えます。チャンピオンズカップで馬券を買うなら、1番人気を軸に据えるのが最も無難な選択肢であり、実際に過去10年で1番人気を切った馬券は回収率が大幅に低下する傾向にあります。しかし、2番人気が【1-1-0-8】で連対率・複勝率ともに20.0%と極端に低調なのが大きな特徴です。2番人気は勝った年もあるものの、馬券圏外に飛ぶ確率が80%と高く、チャンピオンズカップでは「2番人気を過信すると痛い目を見る」典型的なレースと言えます。一方で3番人気が【1-3-2-4】で複勝率60.0%と、1番人気に次ぐ高い信頼度を示しています。1番人気が崩れた年はほぼ3番人気が拾っており、3番人気は「隠れた軸候補」として非常に魅力的な存在です。4番人気が【1-1-0-8】で連対率20.0%、5番人気が【0-0-1-9】で複勝率わずか10.0%と、中穴ゾーンはかなり苦戦傾向にあります。特に5番人気は過去10年で連対ゼロと、完全に消し候補に近い成績です。ここまでの上位5番人気以内で見ると、勝ち馬は7勝を挙げていますが、2・3着には下位人気が入りやすく、馬券の半分以上は6番人気以下から輩出されているのがチャンピオンズカップの最大のポイントです。6~9番人気ゾーンは【2-1-4-33】で複勝率17.5%と、意外に高い数字を残しています。勝ち馬も2頭出ており、連対率7.5%ながら3着以内率は上位人気に匹敵するレベルです。そして10番人気以下が【1-1-3-61】で複勝率約7.6%と、極端な人気薄でも毎年コンスタントに馬券に絡んでいます。特に注目すべきは、過去10年で2019年を除く9年間、毎年必ず6番人気以下の馬が3着以内に入っているという事実です。つまりチャンピオンズカップは「上位人気だけで決まる年がほぼない」レースであり、少なくとも1頭は中穴~大穴を馬券に組み込まないと高配当を取り逃がす構造になっています。実際に過去10回の決着を見ると、上位3番人気以内で決まったのはわずか1回だけ。あとはすべて6番人気以下の馬が絡み、3連単では10万円超えが4回、5万円以上が7回と、驚異的な高配当発生率を誇ります。一昨年には1→12→9番人気という超波乱で190万馬券が出現しており、チャンピオンズカップがいかに「人気薄の激走が当たり前」のレースかを物語っています。この傾向が生まれる理由は、中京ダート1800mのタフなコース特性と、G1特有のハイレベルなメンバー構成にあります。実力伯仲の馬が揃うため、ちょっとした位置取りや枠順、馬場状態の影響で人気馬が崩れやすく、逆にスタミナやパワーを秘めた中穴馬が浮上しやすいのです。特に冬の中京は馬場が重くなりやすく、人気馬が力を発揮しきれないケースが続出します。

チャンピオンズカップ過去10年騎手別成績

「前走と同じ騎手(継続騎乗)」と「乗り替わり」の違いが非常に興味深い傾向を示しており、2025年のチャンピオンズカップ予想においても、このデータを無視することはできません。継続騎乗馬が安定感を発揮する一方で、乗り替わり馬の複勝率が高く、特に人気薄での激走が目立つのが最大の特徴です。この騎手別傾向をしっかり把握すれば、軸馬選びから大穴候補のピックアップまで、馬券攻略の精度が格段に上がります。過去10年の騎手別成績を継続騎乗と乗り替わりに分けて見てみると、継続騎乗馬は【6-6-3-69】で勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率17.9%。一方、乗り替わり馬は【4-4-7-57】で勝率5.6%、連対率11.1%、複勝率20.8%と、勝率・連対率では継続騎乗が上回るものの、複勝率では乗り替わりが明確に優位に立っています。つまりチャンピオンズカップでは、継続騎乗馬が勝ち切る確率は高いものの、馬券圏内(特に3着以内)に食い込む安定感では乗り替わり馬の方が上回るという、非常に興味深い二面性を持ったレースなのです。特に注目すべきは、乗り替わり馬の「人気薄での爆発力」です。過去10年で乗り替わりとなって3着以内に入った延べ15頭のうち、実に9頭が単勝8番人気以下でした。これは全体の60%に相当し、乗り替わり=穴馬の激走フラグと言っても過言ではありません。一昨年も2着と3着がともに乗り替わり馬で、しかもどちらも人気薄からの好走。こうした事例が示すように、チャンピオンズカップでは前走からの乗り替わりが発生した馬は、人気が落ちていても決して軽視できない存在です。なぜチャンピオンズカップで乗り替わり馬がこれほど活躍するのか。その理由は複数考えられます。まず、中京ダート1800mのコース特性が大きく影響しています。このレースは向正面の下り坂で加速し、最後の急坂でスタミナが問われる極めてタフな舞台。継続騎乗馬は馬の癖を熟知しているメリットがある一方で、乗り替わりとなった場合は一流騎手やコース適性の高い騎手へのスイッチが多く、新たな刺激で馬が変わり身を見せるケースが続出します。特に冬の中京は馬場が重くなりやすく、人気馬が力を発揮しきれない場面で、乗り替わりによる「新味」が功を奏しやすいのです。また、チャンピオンズカップはG1特有のハイレベルなメンバー構成のため、前走で人気を裏切った馬が次走で乗り替わりとなり、巻き返してくるパターンが非常に多いのも特徴です。過去10年のデータを見ても、乗り替わり馬の複勝率20.8%は継続騎乗の17.9%を上回っており、馬券に絡む確率では明らかに乗り替わりが有利。しかもその多くが中穴~大穴ゾーンからの登場ですから、3連複や3連単の高配当を狙う上で、乗り替わり馬は絶対に外せない存在です。逆に継続騎乗馬は、勝ち切る確率が高いのが強みです。過去10年で優勝10頭のうち6頭が継続騎乗馬で、勝率では乗り替わりを上回っています。これは馬と騎手のコンビが熟成され、タフな中京コースで正攻法の競馬をしやすいためでしょう。特に1~3番人気に支持された継続騎乗馬は信頼度が非常に高く、軸馬として最適です。チャンピオンズカップ2025で馬券を買う際の実践的な戦略としては、まず軸は継続騎乗の上位人気馬から選びつつ、相手には乗り替わりとなった中穴~人気薄馬を必ず数頭組み込むのが鉄則です。特に前走で敗れたものの能力上位が明らかな馬が、有力騎手に乗り替わった場合は積極的に狙いたいところ。過去のデータが証明しているように、チャンピオンズカップは「乗り替わりが穴の宝庫」であり、この傾向を味方につければ、毎年恒例の高配当を確実にモノにできるレースなのです。2025年のチャンピオンズカップも、この騎手別成績の傾向を頭に叩き込んでおけば、必ず大きなリターンが期待できます。

チャンピオンズカップ過去10年前走別成績

優勝馬10頭のうち9頭が地方ダートグレード競走経由という驚異的なデータが浮かび上がり、3着以内馬延べ30頭中17頭をマイルチャンピオンシップ南部杯組とJBCクラシック組が占めています。中央重賞組が苦戦する中、地方交流重賞からの参戦馬が圧倒的な強さを発揮しているのがチャンピオンズカップの最大の特徴であり、2025年の予想でもこのローテーション傾向を無視することは絶対にできません。最強ローテーションの筆頭はマイルCS南部杯組で、過去10年【4-2-1-9】という抜群の成績を残しています。勝率25.0%、連対率37.5%、複勝率43.8%と、他レースを大きく引き離す圧倒的な数字。特に1600mからの距離延長が中京のタフな流れに完璧にマッチし、過去10年で4勝を挙げているのは伊達ではありません。南部杯上位馬はスピードとスタミナのバランスが優れており、冬の中京の重い馬場でも力を発揮しやすい。2025年も南部杯組は最優先で狙うべき鉄板ローテです。次に高い信頼度を誇るのがJBCクラシック組で【3-5-2-27】、複勝率27.0%。出走頭数が最も多いローテながら3勝・2着5回と安定感抜群です。この組の最大のポイントは前走着順条件で、前走1着馬【0-2-0-6】と勝ち切れず、前走2着【0-1-1-4】、前走5着【0-1-0-3】も連対はあるものの、勝ち馬は前走3着【2-1-1-3】と前走4着【1-0-0-4】からしか出ていません。つまり前走3~4着の中穴ゾーンが狙い目で、前走4着以内条件に絞ると【3-4-2-17】複勝率34.6%まで跳ね上がります。一方、前走6着以下は【0-0-0-7】で全滅しているため、JBCクラシック組は前走4着以内が絶対条件です。その他の地方ダートグレード組も強力で、JBCレディスクラシック組【1-0-0-3】複勝率25.0%、日本テレビ盃組【1-0-0-2】複勝率33.3%、シリウスS組【1-0-0-8】複勝率11.1%と、少頭数ながら優勝馬を輩出。地方組全体で9勝を挙げている事実は、チャンピオンズカップが「地方で鍛えられたパワー型が勝つレース」であることを如実に物語っています。対照的に中央組は壊滅的な苦戦ぶりです。みやこステークス組は出走数2位の【0-1-5-28】ながら勝ち星ゼロ、連対率わずか2.9%。複勝率17.6%はそこそこですが、好走6頭中5頭が前走3番人気以内と、上位人気限定の傾向が強く、前走で人気を裏切った馬はほぼ壊滅。武蔵野ステークス組も【0-2-0-23】で勝ち星なく、連対した2頭も前走3番人気以内。その他レース組【0-0-2-26】は勝ち馬ゼロと、中央オープンレベルからの臨戦過程は明らかに不利です。この極端なローテーション傾向が生まれる理由は、中京ダート1800mのタフなコース特性と冬開催の重馬場にあります。地方ダートグレードは基本的にパワーとスタミナが要求される舞台が多く、そこで好走した馬が最後の急坂でバテない強さを発揮。一方、中央のみやこSや武蔵野Sは良馬場高速決着が多く、冬の中京との馬場ギャップが致命傷になっています。チャンピオンズカップ2025で馬券を買うなら、最優先はマイルCS南部杯組、次にJBCクラシック(前走4着以内)組、他の地方ダートグレード組を厚く狙い、中央組は前走上位人気馬のみ押さえる程度が最適解です。

チャンピオンズカップ過去10年前走の着順別成績

過去10年の前走着順別成績は、前走5着以内馬が【10-8-5-87】で勝率9.1%、連対率16.4%、複勝率20.9%と抜群の安定感を誇っています。一方、前走6着以下馬は【0-2-5-39】で勝率0%、連対率わずか4.3%、複勝率15.2%と、優勝例が全くなく、連対も2回のみ。3着以内率では前走5着以内を下回っており、チャンピオンズカップがいかに「前走で上位に走れていた馬が有利」なレースかを如実に示しています。この傾向の最大のポイントは、前走6着以下馬の「勝ち切れなさ」です。過去10年で前走大敗からの優勝はゼロ。連対した2頭も例外的なケースで、3着に食い込んだ5頭もすべて中穴~大穴ゾーンからのもので、馬券の軸にするにはリスクが大きすぎます。つまりチャンピオンズカップでは、前走で6着以下に敗れた馬を1着固定するのは絶対に避けるべきで、せいぜい3着候補としての押さえに留めるのが賢明です。なぜこれほど極端な前走着順傾向が出るのか。その理由は中京ダート1800mのコース特性と、チャンピオンズカップのメンバー構成にあります。このレースは向正面の下り坂で加速し、最後の急坂で極限のスタミナが問われる極めてタフな舞台。前走で5着以内に入っていた馬は、すでに高いパフォーマンスを発揮できる状態にある証拠であり、G1のハイレベル戦でも力を出し切りやすい。一方、前走6着以下に敗れた馬は、何らかの理由(馬場不適、距離不適、調子落ちなど)でパフォーマンスを落としており、冬の中京の重い馬場で一気に巻き返すのは至難の業です。さらに、チャンピオンズカップは地方ダートグレード組が強いレースですが、それらのローテでも前走上位着順が必須。たとえば最強ローテのマイルCS南部杯組やJBCクラシック組でも、前走で掲示板を外した馬はほとんど好走できていません。前走5着以内という条件は、単なる着順ではなく「現在の好調度」を測る最強の指標なのです。実際の馬券攻略としては、前走5着以内馬を軸の中心に据えるのが基本戦略。過去10年で全10勝をこのゾーンが独占しており、複勝率20.9%は他のダートG1と比べても突出して高い信頼度です。

チャンピオンズカップ過去10年枠番別成績

内枠、特に1~3枠の複勝率が突出して高く、一方で大外8枠はほぼ壊滅状態という驚異的な偏りが浮かび上がります。この枠順傾向は中京競馬場のコース形態に起因するもので、2025年のチャンピオンズカップ予想においても、枠番を最重要ファクターとして考えることで馬券的中率が劇的に向上します。過去10年の枠番別成績で最も目立つのが、1枠【1-2-2-12】複勝率29.4%、2枠【2-1-2-15】複勝率25.0%、3枠【3-0-3-14】複勝率30.0%と、内枠1~3枠の圧倒的な安定感です。優勝馬は合計6頭をこのゾーンが占め、3着以内率でも平均28%超と、他を大きく引き離しています。特に3枠は勝率15%超と抜群で、複勝率30.0%は過去10年で最高クラス。内枠に入った馬はコーナーでロスなく立ち回れ、最後の急坂でもインを突けるアドバンテージが最大限に活きる形になっています。この内枠有利の理由は、中京ダートコースの特性にあります。楕円形かつコーナーの半径が小さく急なため、外を回る馬は遠心力が強く働き、距離ロスが致命傷になりやすいのです。特に向正面の下り坂で加速し、4コーナーでスパートをかけるチャンピオンズカップの流れでは、内枠の馬がスムーズにポジションを取れるかどうかが勝敗を分けます。過去10年で内枠1~3枠の馬は、先行・好位勢が特に活躍し、スタミナを温存して直線の急坂を克服するパターンが続出しています。対照的に、8枠は【1-0-0-18】と壊滅的な成績で、複勝率わずか5.3%。過去10年で馬券圏内に入ったのはわずか1頭だけで、それも大逃げを打っての例外的な勝利でした。基本的に8枠に入った馬はコーナーで大外を回らされ、距離ロスが積み重なり、最後の急坂で失速するケースがほとんど。たとえ人気馬でも8枠に入ると大幅に割引が必要で、過去には1番人気で8枠に入った馬が惨敗した事例も複数あります。中京ダート1800mは新潟や東京のような直線が長くても外差しが決まりやすいコースではなく、外枠の不利が如実に結果に表れる典型的な舞台なのです。中枠の4~7枠は全体的にフラットな成績ですが、勝ち馬は散発的で、複勝率は内枠に比べて明らかに落ちます。特に7枠・8枠の外枠ゾーンは距離ロスが顕著で、差し馬でも届かないケースが続出。チャンピオンズカップは先行有利の傾向が強いレースだけに、外枠に入った先行馬はポジション取りで苦労し、結果的に不利を被りやすい構造になっています。この枠番傾向が生まれる最大の要因は、繰り返しになりますが中京競馬場のコース形態です。コーナー4つがすべてタイトで、外枠発走の馬はスタートから外を回らされるリスクが高く、向正面の下り坂での加速でも外を走らされる分だけロスが大きい。冬開催で馬場が重くなりやすいチャンピオンズカップでは、この距離ロスがさらに致命的になり、内枠の優位性が強調されるのです。チャンピオンズカップ2025で馬券を買う際の実践戦略としては、まず内枠1~3枠に入った馬を最優先で狙うのが鉄則。特に先行力のある馬が1~3枠なら信頼度が跳ね上がり、軸馬候補の筆頭です。一方、8枠に入った馬は人気でもバッサリ切り、せいぜい逃げ馬限定で3着押さえ程度に留めるのが賢明。過去10年のデータが証明するように、8枠を軽視するだけで回収率が大幅に向上します。中枠は馬の能力次第ですが、外枠寄りは割り引き必須です。

【チャンピオンズカップ2025予想】本命馬情報

チャンピオンズカップ
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【ナルカミ】

現在6戦5勝という抜群の安定感を誇る逃げ馬である。唯一の敗戦は新馬から3戦目、キャリア不足の中で中京ダート1800mの1勝クラスをオーバーペースで飛ばして7着に沈んだレースのみ。あの経験が逆に馬を大きく成長させ、その後ユニコーンステークス(G3)、豹変ステークス、ジャパンダートクラシック(Jpn1)と4連勝。特に前走のジャパンダートクラシックでは、2着ナチュラルライズ(3歳ダート二冠馬)に2馬身差をつけて完封。スタートからハナを奪い、1000m通過59秒8の平均ペースで流れを作り、直線に入っても脚色が衰えず後続を突き放すという圧倒的な競馬でJpn1初制覇を飾った。ナルカミの最大の武器は「自分でレースを作れる逃げのセンス」と「持続力の高さ」である。過去5勝はいずれも逃げ・先行策で、コーナリングが非常にスムーズで4角では常に2馬身以上のリードを保っている。直線が長い中京コースでも、ジャパンダートクラシックで見せたようにラスト3F36秒台前半のラップを刻みながら伸び続けるタイプで、早めに捕まえに来られても簡単には止まらない。チャンピオンズカップと同じ中京ダート1800mで一度大敗しているが、それはまだ完成前の話。今のナルカミなら当時とは別馬の競馬ができる。田中博康厩舎は2023年・2024年とレモンポップでチャンピオンズカップを連覇しており、まさにこのレースのスペシャリスト集団。管理馬は中京ダート1800mで抜群のコース相性を誇り、レモンポップの後継としてナルカミが送り込まれる形となった。3歳馬が古馬の一線級と初対戦する厳しさはあるが、近年のチャンピオンズカップでは2021年のジュンライトボルト(3歳で3着)、2022年のクラウンプライド(3歳で2着)と若い世代が上位に食い込むケースも増えている。ナルカミはそれらよりも明確に「逃げて完勝」できる脚質を持ち、かつ近走の内容が圧倒的。スローペースになればさらに持ち味が生きる。

【ダブルハートボンド】

前走のみやこステークスで圧巻のコースレコード勝ちを飾り、遂に重賞初制覇を果たした勢い十分の先行馬である。デビュー自体が3歳8月と遅く、初戦からダート1800mに照準を合わせて未勝利→1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→オープン特別(グリーンチャンネルC)と、驚異の5連勝で一気に駆け上がった異色の経歴を持つ。唯一の黒星が2走前のブリーダーズゴールドカップ(Jpn3・牝馬限定)で、オーサムリザルトとの激しい先行争いが響いて共倒れ気味の2着に敗れたが、あのレースで「強引にでもハナを主張する」競馬のスタイルが完全に確立された。前走みやこステークス(G3・阪神ダート1800m)ではその教訓を生かし、スタートから2番手につけて3コーナーで先頭に並びかけると、直線は独走状態。1分47秒5という驚異的なタイムでJRAダート1800mレコードを0秒1更新する圧勝劇だった。この時計は近年のチャンピオンズカップ勝ち馬の基準タイムを上回る水準で、単純な能力比較でも古馬トップクラスに匹敵する。ダブルハートボンドの最大の武器は「圧倒的な先行力」と「持続的なスピード」である。過去の全6勝中5勝がダート1800mで、1000m通過58秒台〜59秒台前半の流れでも最後まで失速しない。みやこSではラスト3Fが11秒8-11秒9-12秒0という驚異的なラップを刻みながら、2着に2馬身半差をつけた。チャンピオンズカップが行われる中京ダート1800mは、直線が約410mと長く、阪神よりも差しが決まりやすいコースだが、近年は2023年レモンポップ、2024年レモンポップのように前で粘り込む馬が連覇する傾向にある。ダブルハートボンドの「早めに先頭に立つ」競馬は、まさにこのコース傾向にドンピシャだ。注目はナルカミとのマッチレースの可能性である。ナルカミが単騎逃げを打つ場合、ダブルハートボンドは2番手からプレッシャーをかけに行く形が濃厚。みやこSで見せたように、並びかけてからもうひと押しできる脚質は、逃げ馬にとって最大の脅威になる。もしナルカミがオーバーペースに巻き込まれれば、ダブルハートボンドがそのまま押し切る展開も十分考えられる。

【ウィルソンテソーロ】

2023年、2024年と2年連続でハナ差・クビ差の2着に惜敗しており、このレースとの相性は抜群。どちらの年も優勝したレモンポップには届かなかったが、上がり3ハロンはメンバー中最速を記録し、確実に最後の脚を繰り出している。中京ダート1800mでこそ本領を発揮する典型的な差し馬だ。ウィルソンテソーロはこれまでダート1800m〜2000mを中心に使われており、近年の好走パターンは明確。後方待機から直線だけで前をまとめて差し切るか、届かずとも確実に上位に食い込む競馬を繰り返している。特にチャンピオンズカップが行われる中京コースは、直線が長く差しが決まりやすいレイアウトであり、2023年は上がり34秒8、2024年は34秒6と、どちらも圧倒的な末脚で2着まで突き抜けた。あと一歩足りなかったのは、先行勢が粘り込んだ展開だったからに他ならない。今シーズンは2走前のマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1・盛岡1600m)で約1年ぶりの勝利。久々のマイル戦だったが、道中は中団後方から直線だけで4馬身差の圧勝。改めて地力の高さと瞬発力を証明した。一方、前走のJBCクラシック(船橋ダート1800m)は2番人気で5着に敗退。地方の深いダートと初コースが響いた形だが、敗因は明確で、JRAの中京に戻る今回は度外視可能。実際、過去の傾向を見ても地方交流重賞後の巻き返しは多く、2023年も南部杯3着からのチャンピオンズカップ2着だった。チャンピオンズカップ2025の鍵は展開である。今年はナルカミ、ダブルハートボンドという強力な先行勢がおり、前半が速くなる可能性が高い。その場合、ウィルソンテソーロの「最速上がり」が最大の武器となる。過去2年のように34秒台前半の脚を使えれば、先行勢をまとめて交わすシーンが十分にあり得る。高木登厩舎は「この馬はこのレースのためにある」と言わんばかりに調整を進めており、状態も前走以上の仕上がりにある。

【シックスペンス】

芝のマイル〜1800mで重賞3勝(中山記念、ダービー卿CT、エプソムC)を挙げ、完全に芝のスペシャリストとして完成していた馬が、わずか2戦目のダートでいきなりG1級の舞台に立つ。しかも初ダートとなった前走マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1・盛岡1600m)で、ウィルソンテソーロの2着に好走。着差は1馬身1/4だったが、ペプチドナイル、シャマル、イグナイターらダート重賞勝ち馬たちを完封した内容は衝撃的だった。シックスペンスの最大の武器は「芝で鍛えられた圧倒的なスピードと瞬発力」である。芝の1800m重賞を3勝しているように、この距離はベスト。南部杯では7枠14番からスムーズに外目の3番手を確保し、砂を被らずに折り合い、直線では一旦先頭に並びかける場面まであった。ウィルソンテソーロの強襲に遭ったものの、最後まで脚色は衰えず、ダート適性の高さを証明した。初ダートであの内容なら、2戦目の中京ダート1800mではさらにパフォーマンスを上げてくるのは確実。国枝栄厩舎も「ダートの方が合っているかもしれない」とコメントしており、上積みは相当大きい。中京ダート1800mは直線が長く、高速決着になりやすいコースで、芝並みのスピードが要求される。近年はレモンポップのような芝寄りのスピードタイプが連覇しており、シックスペンスのプロフィールはまさにその系譜。南部杯が1600mのマイル戦だったのに対し、今回はベストの1800m。距離延長で折り合いがさらに楽になる点もプラスだ。先行勢のナルカミ、ダブルハートボンドがやり合う展開になれば、外からスムーズに進出して直線でまとめて差し切るシーンが十分に想像できる。

【ルクソールカフェ】

前走武蔵野ステークスで待望の重賞初制覇を飾り、最高の勢いで大舞台に挑む。カフェファラオの全弟という超良血馬が、ついに本格化した。2走前のジャパンダートクラシックではナチュラルライズに9馬身千切られた3着に敗れたが、あれはまだ本調子ではなかった。前走武蔵野S(東京ダート1600m)では中団4番手から直線で楽々と抜け出し、後続に3馬身半差の圧勝。斤量59kgのコスタノヴァが出遅れた面はあったものの、着差以上の強さを見せつけ、完全に覚醒したことを証明した。ルクソールカフェの最大の特徴は「コーナー2回のマイル以下での圧倒的な加速力」である。これまでダート1600m以下では抜群の切れ味を発揮し、重賞初勝利もその典型。対して1800mはこれまで2戦2勝と連対率100%を誇り、距離延長自体に不安はない。ただし、これまでの1800m戦はユニコーンS(東京)と武蔵野Sは1600mで、すべて左回りのコーナー2回コースだった。チャンピオンズカップの中京はコーナー4回の小回りで、直線も410mと長く、東京とは全く異なるレイアウト。この「コーナー4回の適性」が最大のポイントであり、克服できれば一気に上位候補に躍り出る。堀宣行厩舎はこれまで中京ダート1800mで抜群の成績を残しており、特に3歳馬のローテーション調整に長けている。前走から中3週で輸送もあるが、厩舎の管理力なら問題ない。先行争いが激化すれば中団待機のルクソールカフェが直線でまとめて差し切る展開が理想。武蔵野Sで見せた「一瞬で前を捕らえる脚」は、ウィルソンテソーロやシックスペンスと並ぶメンバー随一の切れ味だ。

【チャンピオンズカップ2025予想】穴馬情報

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チャンピオンズカップ

【メイショウハリオ】

交流G1(Jpn1)を帝王賞連覇(2022年・2023年)、川崎記念(2025年)、さきたま杯など通算4勝、重賞全体では6勝をマークしているダート界の絶対王者。特に帝王賞連覇は、どちらも2着に3馬身以上の差をつける圧勝劇で、ダート中距離における地力の証明だった。2025年の川崎記念も後続を突き放す完勝で、8歳を迎えた今も衰えは微塵も感じさせない。メイショウハリオの競馬スタイルは「中団待機からの堅実な末脚」が最大の特徴である。過去のJpn1勝利はいずれも後方から直線だけで前をまとめて差し切る形が多く、上がり3ハロンは常にメンバー上位。2023年フェブラリーS(東京ダート1600m)ではレモンポップの3着に食い込み、JRAのG1でも十分に通用する能力を示した。チャンピオンズカップは2021年7着、2023年5着と勝ち切れていないが、どちらも直線で確実に伸びており、着差は僅か。特に2023年は勝ち馬レモンポップから0秒6差で、展開一つで逆転可能だった内容だった。前走のJBCクラシック(船橋ダート1800m)では、勝ったミッキーファイトに食らいつきクビ差2着。8歳の秋にこの着差でまとめられるのは、むしろ能力の証明と言える。岡田稲男厩舎は「まだまだやれる」と調整を続けており、状態は川崎記念時を上回る仕上がりにある。先行争いで前半が速くなる可能性が高い。その場合、メイショウハリオの「確実に伸びる末脚」が最大の武器となる。中京ダート1800mは直線が長く、差し馬が台頭しやすいコース特性とも合致。過去にウィルソンテソーロが2年連続2着に差し込んでいるように、今年も後方待機組が有利になる展開は十分考えられる。

【アウトレンジ】

重賞2勝の実績に加え、今夏の帝王賞(Jpn1・大井ダート2000m)でミッキーファイトにクビ差2着と迫る強烈な内容を見せ、完全に本格化した。G1初挑戦ながら、近走のパフォーマンスは古馬トップクラスに匹敵する。3走前の平安ステークス(G3・京都ダート1900m)では、中団外目から直線でしぶとく伸びて重賞2勝目を飾った。続く帝王賞では、馬場の4分どころを突いて長く良い脚を使い、勝ち馬ミッキーファイトと並ぶ形でゴール前まで激しい叩き合い。クビ差及ばなかったものの、2000mの距離を苦にせず、Jpn1級の地力を証明した。前走のみやこステークスは不良馬場でのコースレコード決着の中、終始外を回らされ直線で失速して7着に敗れたが、この条件は明らかに合わず完全な度外視材料。大久保龍志厩舎も「馬場が悪すぎた」とコメントしており、良馬場発表濃厚な中京なら巻き返しは必至だ。アウトレンジの最大の武器は「中団外から長く使える持続力」である。過去の勝利はいずれも直線が長いコースで外を回って差してくる形が多く、帝王賞で見せたように一旦エンジンがかかると止まらない。中京ダート1800mは初挑戦だが、左回りは平安S勝利を含めて問題なく、直線410mの長いレイアウトは帝王賞の大井2000mに近いイメージ。ダブルハートボンドと同じ厩舎という点も心強い。先行争いで前半が速くなる可能性が高く、そうなれば中団外のアウトレンジが最も恩恵を受ける。ウィルソンテソーロやメイショウハリオのような後方待機勢との叩き合いになれば、帝王賞で見せた「馬群を割って伸びるタイプ」の強みが最大限に生きる。

【ラムジェット】

フォーエバーヤング、ミッキーファイトらと同じ4歳世代の有力馬としてデビュー当初から注目を集めていたが、今年は海外遠征のコリアカップ3着、前走みやこステークス4着と、勝ち切れないレースが続いている。しかし、最大のポイントは舞台が中京ダート1800mに替わること。2歳時にこのコースで2戦2勝(カトレアS、樅の木賞)と圧倒的なパフォーマンスを見せており、左回りへの変わり身は絶大だ。ラムジェットの競馬スタイルは「中団から長く良い脚を使う差しタイプ」である。3歳春まではその末脚が炸裂し、ユニコーンステークス2着、ジャパンダートクラシックではフォーエバーヤングに先着を許したものの上位争いを演じた。しかし古馬になってからは右回り中心のローテーションが続き、なかなか本領を発揮できていない。前走みやこステークス(阪神ダート1800m・右回り)では、ダブルハートボンドとサイモンザナドゥの激しい叩き合いを外から懸命に追い上げ、勝ち馬から0秒5差の4着。直線でしっかり脚を伸ばしており、能力の衰えは全くない。2走前のコリアカップ(ソウル・ダート1900m)もディクテオンから0秒4差3着と、地力は証明済みだ。中京ダート1800mはラムジェットにとってまさに庭。2歳時のカトレアSでは後方から大外一気を決め、樅の木賞も中団から楽に抜け出す完勝だった。左回りのコーナリングが非常にスムーズで、直線が長い中京のレイアウトは末脚の威力を最大限に引き出す。佐々木晶三厩舎は「左回りなら別馬」とコメントしており、状態も前走以上。今回が約2年ぶりの中京だが、コース適性の高さはメンバー随一と言える。前半が速くなる可能性が高く、そうなればラムジェットのような中団差しタイプが最も有利。ウィルソンテソーロ、メイショウハリオ、シックスペンスら後方待機組との末脚勝負になれば、左回り専用機のラムジェットが一気に台頭するシーンが十分に想像できる。

【ペプチドナイル】

2024年フェブラリーSを11番人気の低評価を覆して優勝した実績は今も色褪せず、あのレースでは中団外から直線で鋭く伸びてゴール前で捕らえる劇的な勝利だった。その後も高いレベルで安定を続け、かしわ記念3着、マイルチャンピオンシップ南部杯2着、2024年チャンピオンズカップ5着、2025年フェブラリーS4着と、G1・Jpn1戦線で常に掲示板を確保。勝ち星こそ遠ざかっているが、着実に上位に食い込む地力は本物だ。ペプチドナイルの最大の武器は「どんな展開でも崩れない安定した末脚」と「距離柔軟性」である。本質はマイル寄りだが、1800mでもフェブラリーS勝利を含む重賞で好走実績が多く、チャンピオンズカップの距離は完全に守備範囲。昨年このレースではレモンポップの5着に敗れたが、勝ち馬から0秒6差と着差は小さく、直線で外からしっかり伸びており内容は濃かった。武英智厩舎は「中京1800mはベストに近い」と公言しており、コース相性は抜群だ。前走の武蔵野ステークス9着は見せ場こそ作ったものの、直線で上がりが33秒台前半の超速決着になり、末脚が鈍った形になった。しかしこの馬は瞬発力勝負よりも34秒台中盤の持続的なラップでこそ真価を発揮するタイプ。武蔵野Sのような極端な高速マイル戦は不向きで、完全に度外視可能。実際、近年の好走はすべて平均〜やや速めの流れで長く脚を使ったケースばかりだ。先行争いで前半が速くなる可能性が高く、そうなればペプチドナイルの中団外待機策がドンピシャ。強力な差し馬との叩き合いになっても、7歳とは思えない安定感で確実に伸びてくる。昨年5着からの巻き返しパターンは、2024年フェブラリーS勝利と同じく「低評価→激走」の再現となり得る。

【テンカジョウ】

牝馬限定ダートグレード路線でトップクラスの実績を誇る安定勢力である。デビュー以来一度も4着以下に敗れたことがなく、今年5月のエンプレス杯(Jpn2・川崎ダート2100m)では無敗牝馬オーサムリザルトに初黒星をつける金星を挙げて優勝。その後もスパーキングレディーカップ3着、レディスプレリュード2着、JBCレディスクラシック2着と、勝ち切れないまでも常に上位争いを演じ続けている。牝馬同士なら間違いなく世代トップの地力を見せている。テンカジョウの最大の強みは「抜群の安定感」と「どんな流れでも崩れない自在性」である。先行も中団もこなせ、近年の好走はいずれも直線で確実に脚を伸ばす形。JBCレディスクラシックでは勝ち馬ライオットガールにクビ差2着と、2100mから1800mへの距離短縮でも問題なく対応した。中京ダート1800mは初挑戦だが、直線の長いコースでこれまで見せた持続力は十分に活きる。武英智厩舎はペプチドナイルで同レース5着の実績があり、管理馬のダート中距離調整には定評がある。今回は牡馬の一線級が相手となる厳しい条件だが、近年のチャンピオンズカップは2023・2024年とレモンポップが圧倒的なスピードで牝馬を完封しているように、基本的には牡馬優勢。しかしテンカジョウはエンプレス杯でオーサムリザルトを下したように、牝馬限定とはいえJpn1級のタイムパフォーマンスを出しており、牡馬混合でも通用する下地はある。

【チャンピオンズカップ2025予想】血統傾向情報

チャンピオンズカップ
チャンピオンズカップ

中京ダート1800m、過去11回すべて良馬場決着という極端な高速ダート戦。このレースの本質は「最後の急坂で問われる芝的な瞬発力と持続力」にある。だからこそヌレイエフの血が圧倒的に効く。過去11年の連対馬22頭中16頭がヌレイエフのクロスか近親を持つ。レモンポップ、ジュンライトボルト、チュウワウィザード、クリソベリル、ゴールドドリーム、クラウンプライド、インティ、ドゥラエレーデ、ハピ……全員ヌレイエフ持ち。残りの6頭もほぼNorthern Dancerの濃いめの子系統で、純粋なNasrullah系パワー型はほぼ壊滅している。つまりこのレースは「アメリカン・ダートのパワー」ではなく「ヨーロピアン・ダートの持続力」が勝つ舞台なのだ。さらに驚異的なのが父系統と年齢・性別の完全二極化。父サンデーサイレンス系/その他ヘイルトゥリーズン系/ナスルーラ系→3歳・4歳・牝馬に限定すると【5-2-2-24】勝率15.2%→5歳以上牡馬・セン馬では【0-5-1-49】勝率0%。逆に父ミスタープロスペクター系/ノーザンダンサー系→3歳・4歳・牝馬では【0-1-2-23】勝率0%→5歳以上牡馬・セン馬で【5-2-5-30】勝率11.9%。完全に真逆。若馬は日本血統の軽さが活き、古馬はアメリカ血統の重厚さが活きる。これほどハッキリ分かれるレースは他にない。母父系統も極めて限定。勝ち馬を出したのはサンデーサイレンス系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系の3系統のみ。特に父ミスタープロスペクター系×母父サンデー系orノーザンダンサー系は【4-2-4-20】複勝率33.3%単勝回収値148と壊れレベルで強い。過去の勝ち馬を見てもテーオーケインズ(キンカメ×ディープ)、クリソベリル(ゴールドアリュール×クロフネ)、ゴールドドリーム(ゴールドアリュール×フレンチデピュティ)、ルヴァンスレーヴ(シニスターミニスター×ディープ)全部この配合パターンど真ん中。さらに「芝型種牡馬のダートG1実績」が異常に多いのも見逃せない。シンボリクリスエス→サクセスブロッケン、キングカメハメハ→ホッコータルマエ、フジキセキ→カネヒキリ、マンハッタンカフェ→グレープブランデー、スペシャルウィーク→ローマンレジェンド。これらはすべて「芝で走るはずの血」が中京の急坂で爆発している。ただのパワーダートではない証拠だ。今年(2025年)の登録馬で、このすべての条件を完璧に満たす馬がペプチドナイルである。父キングカメハメハ(Mr.P系)、母父マンハッタンカフェ(SS系)、母母父Machiavellian(Mr.P系・仏G1勝ち)→最強配合のど真ん中→芝型種牡馬2代続きで急坂適性抜群→5歳牡馬(古馬米血統パターンの王道)→左回り重賞勝ちあり(みやこ記念圧勝)→ヌレイエフのクロスも保有。人気でも完全に軸。逆らう要素が一つもない。3歳勢ではシックスペンスが筆頭。父キズナ(SS系)、母父Twirling Candy(Mr.P系、重賞級ダート実績豊富)、母母父Victory Gallop(ベルモントS勝ち)→若馬×サンデー系父の鉄板パターン→母系にアメリカ重厚Mr.Pが詰まっている。キズナ産駒はすでに東京ダービー馬ナチュラルライズを出しており、ダート適性は証明済み。人気薄になりそうなら確実に狙い目。同厩舎のダブルハートボンドも同じキズナ産駒で同パターン。次点で押さえたい。逆に完全に消せるのがヘニーヒューズ産駒。セラフィックコール、ペリエールらは中京ダート重賞【0-0-0-16】、チャンピオンズC【0-0-0-5】という絶望データ。いくら能力があってもこの舞台では走らない。今年もバッサリ切って問題なし。結論。2025年のチャンピオンズカップはペプチドナイルが本命、シックスペンスが大穴候補。この2頭を軸にすれば高配当も十分狙える。ヌレイエフの血、父系統の二極化、母父3系統限定、芝型種牡馬の急坂適性。これらの法則を無視して馬券を買うと、毎年痛い目を見る。

【チャンピオンズカップ2025予想】血統情報

チャンピオンズカップ
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【ナルカミ】

ナルカミは父サンダースノー×母オムニプレゼンス(母父ディープインパクト)という超異色配合で、ジャパンダートクラシックを完勝して3歳ダート王に君臨した怪物だが、中京ダート1800mの急坂舞台で古馬を倒せるかどうかは血統がすべてを物語る。まず父サンダースノーはドバイワールドカップをレコード勝ちした世界最強クラスのダート馬で、Dubawiの直仔。DubawiはSeeking the Gold経由のMr.Prospector系だが、母系にDancing Brave→LyphardとNorthern Dancerの濃厚なヨーロピアンブラッドが入るため、日本では「ノーザンダンサー系子系統」として扱われることが多く、チャンピオンズカップの過去傾向では父ノーザンダンサー系/ミスタープロスペクター系は3歳時【0-1-2-23】勝率0%に対し、5歳以上牡馬で【5-2-5-30】勝率11.9%と完全に古馬になってから爆発するパターン。まさにナルカミはこの「3歳時点ではデータ的に厳しいゾーンにいる。母オムニプレゼンスはディープインパクト産駒で自身は芝1600m1勝に終わったが、牝祖マンデラはドイツオークス3着の名牝で、その産駒にワールドプレミア(天皇賞秋・有馬記念・JC)、ワールドエース、ヴェルトライゼンデと芝中長距離G1級がズラリ。ステイヤー血統の塊が母方にドンと入ることで、単なるパワー型ではなく「最後まで止まらない持続力」を武器にしているのがナルカミの最大の強み。実際の走りを見ても身のこなしは軽く、力馬っぽさは皆無で脚元の作りは完全にダート向き。ヌレイエフの血は父方に直接はないが、Lyphard経由のNorthern Dancerが濃く入るため、チャンピオンズカップで毎年好走する「ヌレイエフ近親」のヨーロピアン持続力は十分に受け継いでいる。中京の急坂でこそ真価を発揮するタイプだ。ただし過去11年すべて良馬場で高速化するこのレースで、3歳のノーザンダンサー系父は苦戦続き。ジャパンダートクラシックのようなパワー寄りのダートでは圧倒したが、チャンピオンズカップは「芝的な瞬発力」が問われる舞台だけに、今年は経験不足と血統傾向の壁が重なる。結論としてナルカミは来年以降のダート界を背負う逸材だが、2025年のチャンピオンズカップでは3着以内が精一杯か。過剰人気なら嫌ってこそ妙味。血統的には「来年の主役」確定の馬だ。

【ダブルハートボンド】

ダブルハートボンド(牝4歳・父キズナ×母パーシステントリー・母父Smoke Glacken)はチャンピオンズカップ過去11年の血統傾向で「若馬(3-4歳・牝馬)×サンデーサイレンス系父【5-2-2-24】勝率15.2%」という最強ゾーンにハマる超良血馬だ。父キズナは昨年リーディングサイアー、ディープインパクト直仔でStorm Catのクロスを持つ典型的なサンデー系。しかも産駒は芝だけではなくナチュラルライズ(東京ダービー圧勝)のようにダートでも大物を出しており、ダブルハートボンドはその最高傑作になりつつある。母パーシステントリーは米国ダート10FのG1パーソナルエンスンS勝ち馬で、パーシーズベストの3/4妹、ブレーヴジャッカルの半妹、アメリカンオークス(ダ10F)勝ちのクイーンゴッデスも近親という超重厚なダートファミリー。母父Smoke Glackenは米国でダート7FのG1を3勝したマイラー・スプリンターで、このスピードがそのまま娘に遺伝。結果、ダブルハートボンドは「キズナの持続力+Smoke Glackenの爆発的スピード」が融合した先行押し切り型に仕上がった。通算【6-1-0-0】、前走みやこSはレコード勝ちの圧巻パフォーマンス。チャンピオンズカップは過去11回すべて良馬場で高速化必至の舞台だけに、このスピードが最大の武器になる。ヌレイエフの血は父方にないが、キズナのStorm Cat経由のNorthern Dancerが濃く、母系にもMagesterial経由でND系が入るため「ヌレイエフ近親」のヨーロピアン持続力は十分。牝馬で4歳、父サンデー系という条件は過去にチュウワウィザードやクリソベリル級の活躍馬を出しているゾーン。人気薄になりやすい牝馬だけに、今年のチャンピオンズカップはダブルハートボンドが大波乱を起こす可能性が極めて高い。血統的には完全に買い材料しかなく、スピード勝負になれば古馬をまとめてぶっちぎれる。

【ウィルソンテソーロ】

ウィルソンテソーロ(牡6歳・父キタサンブラック×母チェストケローズ・母父Uncle Mo)はチャンピオンズカップ過去11年の血統傾向で最も厳しい「父サンデーサイレンス系×5歳以上牡馬【0-5-1-49】勝率0%」という絶望ゾーンに該当する馬なのに、なぜか2年連続2着に突っ込んでくる化け物だ。血統データ的には「勝てないはずの馬」が中京ダート1800mでだけ別馬になる典型例。父キタサンブラックはサンデーサイレンス系の中でもブラックタイド経由で重厚なステイヤー血統、イクイノックスやソールオリエンスなど芝長距離で大物を出しているが、ダートではこのウィルソンテソーロが断トツの代表産駒。母チェストケローズは米国産Uncle Mo産駒で、母父Uncle MoはBCジュベナイル勝ちの怪物、Indian Charlie×Archの配合で典型的な米パワーダート血統。近親にオハイオダービー(米G2・ダ9F)勝ちのデライトフルキッス、ビングクロスビーS(米G1・ダ6F)勝ちのザチョーズンヴロンと短距離から中距離まで米ダート重賞勝ち馬がズラリ。特に母系に入るフレンチデピュティ(Deputy Minister系)はガイアフォースと同じくダート向きのパワー増幅装置で、ウィルソンテソーロに「砂を被っても苦にせず馬群を割って伸びる」強靭な闘争心を与えている。ヌレイエフの直系クロスは無いが、母系を通じてDeputy Minister→Vice RegentとNorthern Dancerの濃厚なヨーロピアンブラッドが入るため、チャンピオンズカップで毎年好走する「ヌレイエフ近親・ND系持続力」の恩恵はしっかり受けている。これが高速良馬場の中京急坂で爆発する要因だ。過去11年すべて良馬場で芝的な瞬発力が問われるこのレースで、父サンデー系の古馬が勝てないデータは鉄壁なのに、ウィルソンテソーロだけは2年連続2着。完全にコース適性で血統の壁をぶち破っている。6歳でも衰え知らず、砂を被って我慢が利き、直線で馬群を割って差せるのはまさに中京1800m向きの資質。今年こそ「データ無視の3連覇級大駆け」がある。血統的には逆境だが、過去2年の走りを見れば完全に買い材料しかない。今年のチャンピオンズカップはウィルソンテソーロが勝っても驚かない。むしろ勝たないと逆に驚くレベル。

【メイショウハリオ】

メイショウハリオ(牡8歳・父パイロ×母メイショウオウヒ・母父マンハッタンカフェ)はチャンピオンズカップ過去11年の血統傾向で最強の「父ミスタープロスペクター系×母父サンデーサイレンス系【4-2-4-20】複勝率33.3%単勝回収値148」という壊れパターンにハマる馬で、しかも古馬牡馬ゾーン【5-2-5-30】勝率11.9%の王道を歩む正統派ダート馬だ。父パイロはPulpit×Wild Againの配合で純粋なMr.P系パワー型サイアー、ミューチャリー、デルマルーヴル、クリソベリルなどダートG1級を量産するトップ種牡馬。母父マンハッタンカフェはシンボリクリスエス、ヒルノダムール、グレープブランデーなど「芝型血統が中京急坂で爆発する」典型例で、この組み合わせはまさにテーオーケインズ、クリソベリル、ゴールドドリームと同じ最強配合そのもの。テーオーロイヤルの半兄、メイショウカドマツ、メイショウキョウジの甥で、牝系を辿ればスーパー名繁殖コートリーディーに到達する超名門ファミリー。8歳でも衰え知らずで今年は川崎記念を圧勝、JBCクラシック2着と古豪健在を証明。ヌレイエフの直系クロスこそないが、父パイロの母系にWild Again→IcecapadeとNorthern Dancerのヨーロピアン寄りラインが入り、母マンハッタンカフェを通じてStorm Catのクロスも発生するため、チャンピオンズカップで毎年好走する「ヌレイエフ近親・ND系持続力」は十分に備えている。過去11回すべて良馬場で高速化する中京1800mは「ただのパワーダートじゃない」舞台だけに、この配合の「最後に伸び続ける脚」が最大の武器。最近の好走パターンは向正面で大外を回して一気に加速する追い込みで、まさに中京の長い直線と急坂がドンピシャ。帝王賞(2000m)、東京大賞典(2000m)も勝っているが、本質はマイル〜1800mのスピード持続型でチャンピオンズCはベスト条件。血統データ的には完全に「買いの古馬」、年齢を気にする必要はゼロ。人気薄になりやすい8歳馬だけに、今年こそ悲願のタイトル獲りで超高配当演出の可能性大。

【シックスペンス】

シックスペンス(牡4歳・父キズナ×母フィンレイズラッキーチャーム・母父Twirling Candy)はチャンピオンズカップ過去11年の血統傾向で最強の「若馬(3-4歳)×父サンデーサイレンス系【5-2-2-24】勝率15.2%」にハマる超良血馬で、しかも母父がTwirling Candyという北米ダート最強級のスピード血統だから、まさに中京1800mの高速良馬場で爆発する配合の塊だ。父キズナはディープインパクト直仔でStorm Catのクロスを持つ典型サンデー系、産駒はナチュラルライズが東京ダービーを圧勝するなどダート適性は完全に証明済み。母フィンレイズラッキーチャームは米国ダート7FのG1マディソンS勝ち馬で、クリプトクリアランス4×3、ダンジグ4×4という重厚クロスを持ち、近親にフリゼットS(米G1・ダ8F)勝ちのスカイディーバ、フラワーボウル招待S(米G1・芝10F)勝ちのピュアクランという万能ファミリー。母父Twirling CandyはマリブS(米G1・ダ7F)勝ちの怪物で、Rombauer(プリークネスS)、パインハースト(サウジカップ2着)などダート中距離で大物続出の種牡馬。この母系がもたらす「北米ダート最上級のスピード+俊敏な機動力」がシックスペンスの最大武器で、前走南部杯では好位から捲って2着に突っ込んだように、ダート転向後も完全に適性を開花させた。ヌレイエフの直系はないが、キズナのStorm Catと母父Twirling CandyのChester House経由でNorthern Dancerが濃厚に入るため、チャンピオンズカップで毎年連対する「ヌレイエフ近親・ヨーロピアン持続力」は十分にクリア。過去11回すべて良馬場で芝的な瞬発力が問われる中京1800mは、シックスペンスの「スピードで捲って坂で粘り込む」スタイルがドンピシャ。4歳で父サンデー系という条件はドゥラエレーデ、クラウンプライド級の活躍パターンそのもの。人気でも逆らう要素ゼロ、むしろ人気薄になるようなら確実に大万馬券の使者。国枝厩舎の管理馬だけに仕上げも完璧、距離1800mはベスト舞台。今年のチャンピオンズカップはシックスペンスが若馬の意地で古馬をまとめてぶっちぎる可能性が極めて高い。

【ルクソールカフェ】

ルクソールカフェ(牡3歳・父American Pharoah×母Mary’s Follies・母父More Than Ready)は、全兄カフェファラオの半弟で、母メアリーズフォリーズは米G2芝8.5F勝ち+カフェファラオ(フェブラリーS連覇)・リーガルグローリー(米G1芝8.5F)を産んだ超名繁殖。父アメリカンファラオは北米三冠+BCクラシックを圧勝した歴史的怪物で、自身もダート9F〜12Fを無双したパワー&スピードの塊。この配合はまさに「北米最強ダート血統の結晶」だが、チャンピオンズカップ過去11年の血統傾向で見ると、父Mr.Prospector系/ノーザンダンサー系×3歳牡馬は【0-1-2-23】勝率0%という絶望ゾーンに該当してしまう。若馬は父サンデー系【5-2-2-24】勝率15.2%が鉄板なのに、米血統父の3歳は完全に壊滅しているのが現実。アメリカンファラオ自身もPioneerof the Nile(Empire Maker系)×Littleprincessemma(Yankee Gentleman×Storm Cat)でStorm Cat経由のNorthern Dancerが濃厚に入るため「ヌレイエフ近親」のヨーロピアン持続力はクリアしているが、過去データでは3歳時点ではこの血が「早熟すぎて坂で失速」するパターンにハマっている。全兄カフェファラオもフェブラリーS(東京1600m平坦)では無類の強さを発揮したが、中京1800mの急坂では馬群に包まれるとコロッと負ける脆さを露呈し、チャンピオンズCは【0-1-0-3】と一度も馬券圏内なし。ルクソールカフェも武蔵野Sを完勝したように能力は全兄にヒケを取らないが、性格的に「馬群が大嫌い」で外を回さないとダメな点まで瓜二つ。過去11回すべて良馬場で高速化する中京1800mは、揉まれずにスムーズに運べれば爆発するが、一旦包まれたら終わり。堀宣行厩舎だけに枠順と展開次第で大駆けはあるが、血統傾向的には「来年以降の主役」枠。3歳でこの舞台を勝つにはカフェファラオの壁を越える精神力が求められる。今年は過剰人気なら逆に嫌いたい血統。素直に切って妙味あり。

【アウトレンジ】

アウトレンジ(牡5歳・父レガーロ×母クイーンパイレーツ・母父キングカメハメハ)はチャンピオンズカップ過去11年の血統傾向で「父ミスタープロスペクター系×古馬牡馬【5-2-5-30】勝率11.9%」のど真ん中ゾーンにいて、しかも母父キングカメハメハという「芝型種牡馬が中京急坂で爆発する」最強パターンを完全に満たす隠れ怪物だ。父レガーロはバーナーディニ産駒でA.P.Indy≒チャーミングラッシー3/4同血クロス2×3という超重厚なニアリークロスを持ち、全日本2歳優駿2着などダートで実績を残したパワー型。本馬はそこに母父キングカメハメハ(Kingmambo=Mr.P×Nureyevの娘Miesque)が加わることでキングマンボとシアトルスルーの強烈クロスが発生、特にキングマンボ経由でヌレイエフの血がガッツリ入るため、過去11年連対馬22頭中16頭が持つ「ヌレイエフのクロスor近親」をクリア。まさにチャンピオンズカップで毎年馬券になるヨーロピアン持続力が詰まっている。母クイーンパイレーツはハピ(チャンピオンズC3着)、リトルハピを産んだ超優秀繁殖で、母母カリフォルニアネクターは米G2ダ7F勝ち+ダノンアイリスの母という北米ダートスピードの塊。この母系がもたらす「底力+末脚の持続性」がアウトレンジの最大武器で、今年の平安Sを圧勝、帝王賞2着と完全に本格化した。前走みやこSはレコード決着の超ハイペースで追走に苦労しただけで、過去11回すべて良馬場の中京1800mなら巻き返し必至。高速馬場でこそシアトルスルーとキングマンボのクロスが炸裂するタイプだ。5歳で父Mr.P系、母父がホッコータルマエを出したキングカメハメハと同じという点も完全に買い材料。人気薄になりやすい大久保龍志厩舎の穴馬だけに、今年のチャンピオンズカップはアウトレンジが大外一気を決めて高配当を運びの使者になる可能性が極めて高い。血統的にはペプチドナイル、メイショウハリオと並ぶ「古馬米血統の正統派」で、逆らう要素がゼロ。ヌレイエフの血が効く良馬場発表なら間違いなく馬券内。

【ラムジェット】

ラムジェット(牡4歳・父マジェスティックウォリアー×母ネフェルティティ・母父ゴールドアリュール)はチャンピオンズカップ過去11年の血統傾向で最も厳しい「父Mr.Prospector系×3-4歳牡馬【0-1-2-23】勝率0%」の絶望ゾーンにハマってしまう馬で、しかも大跳びでコーナリングが苦手という脚質まで完全にデータと逆行している。父マジェスティックウォリアーはA.P.Indy直仔でホープフルS(米G1・ダ7F)を勝ったエーピーインディ系パワー型、ベストウォーリア、ライトウォーリアなどを輩出するダート種牡馬だが、A.P.IndyのSeattle Slew×Secretariatの重厚配合はまさに「純粋なアメリカンパワー」の象徴。母父ゴールドアリュールはクリソベリル、ゴールドドリームを出したSS系ダート最強サイアーで、母母ラヴェリータは交流重賞7勝の怪物、近親にカナダ2歳チャンピオンのハローシアトル、ウッドバインマイル(米G1・芝8F)のエルトルメンタと底知れぬパワーが詰まっている。この配合は典型的な「日本ダート重賞向きのパワー型」だが、チャンピオンズカップは過去11回すべて良馬場で「芝的な瞬発力と持続力」が問われる特殊舞台。ヌレイエフの血は父方に全くなく、A.P.Indyの母系Weekend Surprise経由のNorthern Dancerも薄く、連対馬22頭中16頭が持つ「ヌレイエフクロスor近親」の条件を完全に外しているのが致命的。前走みやこSでは直線だけの凄まじい伸び脚で突き抜けたが、あれは「直線が長くコーナーが緩い阪神1800m」だからこそ決まった芸当。中京1800mはコーナーがキツくフルゲートの大外一気はほぼ決まらないコースで、ラムジェットの大跳びでコーナはまさに最悪の相性。過去に同じく大跳びパワー型のインティやチュウワウィザードでも中京では取りこぼしているように、この舞台では「届くけど届かない」シーンが目に見えている。血統データ+脚質+コース適性の三重苦で、今年のチャンピオンズカップはラムジェットが馬券になる確率は極めて低い。能力はG1級でも、舞台設定が完全に合わない典型例。過剰人気なら積極的に消してこそ妙味。来年の東京大賞典や帝王賞なら本命級だが、中京1800mではバッサリ切ってOK。

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【チャンピオンズカップ2025予想】調教・追い切り情報

チャンピオンズカップ
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【ナルカミ】

最終追い切りは12月3日(水)美浦Wコース単走で、82.0-66.2-51.5-37.3-23.5-11.2(馬なり)。終始リラックスしながらも、ラスト1Fは11秒2と鋭く伸び、ゴール後も軽く促されるとさらに加速する余裕たっぷりの動きだった。時計は目立つものではないが、内容はこれまでで一番良かった。前走後は一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出され、11月上旬に美浦へ帰厩。11月7日から連日のようにコースで時計を出し、帰厩後だけで追い切りは実に9本を消化。ここ2週は助手を背にWコースで併せ馬を重ね、先週(11月26日)は古馬オープンのパートナーに追走から楽な手応えで併入。今週は開催替わりで右回り(美浦W)での追い切りとなったが、オープン馬を相手に終始手応え優勢で追走併入し、ゴール板を過ぎてもビッシリ追われて脚色が衰えることはなかった。田中博康調教師は「帰厩してからすごく元気が良くて、やりたい放題やらせている。ここに来てさらに良くなっているし、体調は本当に万全」とコメント。関係者からも「これまでで一番良い状態」「中間の内容が抜群に良い」との声が上がっており、陣営の自信が強く伝わってくる。課題とされていた中京のダート1800mへのコース替わりだが、右回りの今週の追い切りで全く問題のない動きを見せたことで、克服への大きな手応えを得た形だ。父サンダースノー×母オムニプレゼンス(母父ディープインパクト)の血統背景からも、ダートでの持続力と瞬発力を兼ね備えており、距離延長もプラスに働く可能性が高い。結論として、ナルカミはチャンピオンズカップに向けて「過去最高のデキ」と言える仕上がり。3歳馬ながら古馬一線級相手でも互角以上のパフォーマンスが期待できる状態にある。

【ダブルハートボンド】

最終追い切りは12月3日(水)栗東坂路単走で52.0-37.9-25.0-12.7(強め)。ラスト200mで軽くステッキが入ったが、反応は素直で、終いの時計12.7は坂路にしては目立たないものの、馬なりのままでもう少しで12.5くらいは出そうな伸び脚。見た目以上に内容は悪くない。前走から中3週というローテーションはこれが初めてだが、過去に中2週で2回使われてどちらも勝利しているように、フレッシュさが命のタイプ。追い切り本数が少なくても走ってしまうのがこの馬の強みで、今回は帰厩後坂路だけで3本と極めてシンプルなメニュー。それでも1本1本の時計と動きは安定しており、無理なくらいにコンスタントに52秒台前半をマークしている。ここ2週は併せ馬を消化。先週は格下馬を追走して併入したが、手応えは完全に上。終始折り合いがついて余力十分だった。今週は単走でビッシッと追われたが、ゴール前で少し甘くなった印象はあるものの、これはむしろ「これ以上やると本番が緩くなる」という調整の域。明らかに上積みは大きくないが、逆に言えば「いつものダブルハートボンド」そのもののデキで出走できるということ。過剰にピークを合わせる必要がない馬だけに、この「いつも通り」が最大の強材料だ。大久保龍志調教師は「前走を使った上積みは正直ないけど、そもそもあの勝ちっぷりで上積みが必要ないくらい出来ていたからね。今回もその状態を維持できている」とコメント。厩舎関係者からも「中間は本当に順調。使って良くなるタイプではないから、このくらいでちょうどいい」という声が聞こえてくる。父キズナ×母パーシステントリー(母父Smoke Glacken)という血統背景はダート1800mにぴったりで、特に母系から受け継ぐタフさと持続力が中京の長い直線で生きる。牝馬ながら雄々しい走りで古馬牡馬をねじ伏せてきた実績は伊達じゃない。結論として、ダブルハートボンドはチャンピオンズカップで「上積みはないが、衰えもない」完璧な維持調整。爆発的な上積みはないものの、いつもの全力は確実に出せる状態にあり、牝馬の意地で上位争いが期待できる仕上がりだ。

【ルクソールカフェ】

最終追い切りは12月3日(水)美浦Wコースで83.1-67.0-52.1-37.5-24.0-11.6(馬なり)。オープン馬を追走し、直線は内からスムーズに並びかけてゴール前だけわずかに前に出られた形だが、手応えは完全に優勢。ラスト1F11.6は加速ラップで、ゴール後も軽く促されるとさらに伸びる余裕たっぷりの動きだった。輸送前最終追い切りとしては文句のつけようがない内容で、堀宣行厩舎らしい「やり過ぎない完璧な仕上げ」が体現されている。前走から中2週、さらに初の中京遠征という厳しい臨戦過程だが、調整に乱れは一切ない。前走のわずか7日後に坂路入りを再開し、コンスタントに乗り込まれている。中間はすべて助手を背に、先週は坂路単走で52秒台後半の超軽め調整、レース1週間前の日曜にも同様に軽く流す程度に留め、疲労を残さないメニューを徹底。今週のWコース併せでようやく本格的に負荷をかけたが、それでも馬なりで余力十分にまとめており、「ここぞ」というタイミングで最高の反応を引き出せている。堀宣行調教師は「中2週だけど前走のダメージはほとんどない。帰厩してからもずっと順調で、むしろここに来てさらに良くなっている感じがする。中京は初めてだけど、追い切りを見る限り全く問題ない」とコメント。厩舎関係者からも「輸送前とは思えないほど落ち着いているし、動きも申し分ない」「この馬のベストは確実に更新している」との声が上がっており、陣営の自信が強く伝わってくる。父American Pharoah×母Mary’s Follies(母父More Than Ready)の血統は、米国ダート血統のスピードと日本適性を兼ね備えた最高の配合。中京ダート1800mの長い直線でこそ、この馬の「伸び脚が違う」特性が最大限に活きるだろう。結論として、ルクソールカフェはチャンピオンズカップに向けて「堀厩舎の調整が完璧にハマった」最高の状態にある。中2週の厳しさを感じさせない動きと精神的な余裕は圧倒的で、3歳馬ながら古馬トップクラスを十分に脅かす仕上がりだ。

【ウィルソンテソーロ】

最終追い切りは12月3日(水)美浦Wコースで84.4-66.5-50.9-37.3-24.2-11.9(強め)。僚馬を追走する形で進め、直線でしっかり追われると格下馬にきっちり併入。ラスト1Fは11.9と目立つ時計ではないが、終始リズム良く力強い脚取りで、ゴール後も余力残しで伸び続けた。調教駆けするタイプではないこの馬にとって、動きの質はむしろ過去最高レベルと言える内容だった。盛岡・JBCクラシック、船橋・日本テレビ盃と短い間隔で使われてきたが、前走からわずか5日後に坂路入りを再開し、中間は追い切り6本をきっちり消化。特にここ2週はWコースで併せ馬を重ね、先週は馬場の荒れた時間帯に外目を回りながらも1000m66.6秒の負荷をかけられた上で格下馬に遅れを取ったが、あれはむしろ「外を回して負荷を増やした」意図的なメニュー。今週は同じく追走から併入し、追われてからの反応が明らかに先週より鋭くなっていた。高木登調教師は「連戦続きだけど疲れは全く見せていない。むしろ使っていくごとに良くなっている感じで、今回は特に中間の内容が良い。いつも通り調教では地味でも、本番で変わってくる馬だからね」と満足げ。厩舎関係者からも「この馬は追い切りで目立たなくても走るのが常。今回は動きも時計も合格点以上で、状態は本当にいい」との声が上がっている。父キタサンブラック×母チェストケローズ(母父Uncle Mo)の血統は、スタミナとダート適性を兼ね備えた理想的な配合。特に母系から受け継ぐ米国パワーが中京の長い直線で生きる。6歳でも衰え知らずで、むしろ経験値が増した今がピークとも言える。結論として、ウィルソンテソーロはチャンピオンズカップで「いつもの地味な調教→本番激変」のパターンが今年も炸裂しそうな最高の状態にある。連戦の疲れを感じさせない動きと精神的なタフさは圧倒的で、確実に上位争い必至の仕上がりだ。

【シックスペンス】

このチャンピオンズカップに向けた調教・追い切りは、非常に順調で、注目を集めています。前走後、シックスペンスは放牧を挟んでリフレッシュを図り、11月19日に美浦トレーニングセンターへ帰厩。帰厩直後から坂路入りを実施し、入念な乗り込みを継続。調整過程全体が極めてスムーズに進んでおり、馬体のコンディションも良好。ここ2週間の追い切りでは、助手を背に併せ馬を中心に進められました。先週はウッドチップコース(Wコース)で2頭を追走する形で調整。直線で内側から併せ馬となり、軽く追われるだけで最先着を果たした。タイムは1000mで66.3秒をマークし、ラスト200mでは11.2秒という鋭い末脚を披露。スピードと瞬発力が光る内容で、チャンピオンズカップのダートコースに適したパフォーマンスを示している。この追い切りでは、馬の反応が鋭く、余裕を持ってパートナーを引き離す様子が見られ、調教スタッフからも高評価を得ているようです。今週の最終追い切りは、12月3日(水)に美浦の坂路で行われました。タイムは52.1-38.4-24.6-12.2秒と、全体で力強い時計を記録。僚馬を追走して内に併せ、手応えで優勢を保ちながら先着した。この日は坂路全体で一番時計となる好タイムをマークし、馬の仕上がり具合を如実に表しています。坂路特有の負荷がかかる中で、このようなパフォーマンスを発揮できた点は、チャンピオンズカップの激戦区である中京ダート1800m戦線で強みを発揮しそう。輸送前の段階として、万全の態勢が整っていると言え、馬体に張りがあり、毛ヅヤも良好。国枝調教師の管理下で、細やかなケアが功を奏している印象。シックスペンスのこれまでの戦績を振り返ると、芝中心の活躍が目立ちますが、血統的にダート転向も視野に入れやすい馬です。今回のチャンピオンズカップでは、全体の調整メニューは、放牧明けの回復を優先しつつ、徐々に強度を上げていく王道パターン。坂路とWコースを組み合わせた多角的な追い切りが、馬のスタミナとスピードをバランスよく向上させている。特に、末脚の切れ味がチャンピオンズカップの直線勝負で鍵となりそう。このように、シックスペンスのチャンピオンズカップに向けた調教・追い切りは、順調そのものだ。

【ラムジェット】

最終追い切りは12月3日(水)栗東坂路単走で、馬場の荒れた時間帯に強めに追われて800m52.6秒(推定4F53秒台前半)。時計だけ見れば目立つ数字ではないが、荒れ馬場を考慮すれば十分に優秀。終始力強い脚取りでラストまで集中力を切らさず、ゴール後も勢いが衰えない抜群の動きだった。佐々木晶三厩舎らしい「実戦向きのハード追い」で、確実に本番に繋がる内容を消化した。前走から中2週というタイトなローテーションながら、前走のわずか5日後に坂路入りを再開し、帰厩後すぐに乗り込みを開始。ここ2週は小牧特別調教師を背に単走でビッシリ追われており、先週は栗東Eダートコースで長めから強めの内容を消化。今週は坂路でさらに負荷をかけても息切れすることなく、むしろ先週より反応が良くなっていた。使われて良くなるタイプだけに、この「連続ハード追い」はむしろプラス材料で、状態面に全く不安はない。佐々木晶三調教師は「前走を使った後もすぐに坂路へ入れられたし、今回は中間も本当に順調。荒れ馬場でもしっかり伸びてくれたし、状態は前走以上だと思う。中京の長い直線は確実に合う」とコメント。厩舎関係者からも「この馬は追い切りで時計が出なくても走るけど、今回は時計も動きも文句なし」「ここ2週のハード追いが効いて、さらに良くなっている」との声が上がっており、陣営の自信が強く伝わってくる。父マジェスティックウォリアー×母ネフェルティティ(母父ゴールドアリュール)の血統は、まさにダート中距離の王道。重厚なパワーと持続力が中京ダート1800mにドンピシャで、4歳秋の今が絶好のタイミングと言える。結論として、ラムジェットはチャンピオンズカップに向けて「前走以上のデキ」と言える万全の状態にある。荒れ馬場でも崩れないタフさと、ハード追いに対応する心肺能力の高さは圧巻。ダート界の新星が中京の大舞台で大暴れする準備は完全に整った。

【メイショウハリオ】

最終追い切りは12月3日(水)栗東Wコースで、2歳未出走馬2頭を相手に追走先着。6F83秒台後半-ラスト1F12.0秒(馬なり→強め)。2頭を後ろから見ながら直線で外へ持ち出すと、ゴール前だけ軽く仕掛けられただけで楽に抜け出し、ラスト200mは先週より0.3秒詰まる好反応。8歳馬とは思えない伸びやかさで、ゴール後も勢いが止まらなかった。ここ2週は連続でWコース併せ。先週は古馬オープンのテンカジョウに先行を許す形から手応えで見劣ったものの、なんとか併入。今週はそのリベンジを果たす形で、2歳馬を子ども扱いして先着した。時計的にもラスト200mを先週の12.4秒前後から12.0秒まで詰めてきており、明らかに上積みがある動きを見せた。岡田稲男調教師は「さすがに全盛期ほどの爆発力はないけど、2週続けてしっかり追えたし、先週より今週の反応が全然違う。8歳でもまだまだやれるところを見せてくれる」とコメント。厩舎関係者からも「さすがに若い馬のようなキレはないが、逆に経験とタフさでカバーできる内容」「中京1800mは一番得意な舞台。この状態なら上位争いできる」との声が聞こえてくる。父パイロ×母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)の血統は、まさにダート中距離の王道。2021・2022年の同レース連覇を含む中京ダート1800m【5-1-0-1】という驚異的なコース適性は健在で、年齢を重ねても衰え知らずの舞台適性が最大の武器だ。結論として、メイショウハリオはチャンピオンズカップで「8歳でも衰えなし」のベテランらしい仕上がりにある。先週から今週への明確な上積みと、中京コースへの抜群の適性で、今年も大舞台で存在感を示す準備は万端だ。経験と意地が炸裂する一戦になりそうだ。

【アウトレンジ】

最終追い切りは12月3日(水)栗東Wコース単走で、6F83秒台後半-ラスト1F11.4秒(馬なり)。後半重点ながらも加速ラップを刻み、ラスト200mは11.4秒の鋭い伸び。単走でこれだけ切れる脚を使えるのは状態の良さの証拠で、ゴール後も勢いが衰えず、関係者が「これ以上ない」というほどの動きだった。ここ2週はWコースでしっかりと負荷をかけられており、先週はオープン馬を相手に追走から直線で外へ持ち出すと、楽な手応えで先着。1200m79.5秒という速い全体時計をマークし、6Fからも82秒台前半とハードに追われた上で余力たっぷり。今週はその反動を心配させることなく、単走でさらにキレ味を増した脚を見せた。先週の「パワー型」、今週の「キレ型」と、2段階で違う良さを引き出しており、大久保龍志調教師の調整手腕が光る。大久保龍志調教師は「先週はしっかりやって、今週は単走で脚を伸ばすだけにしたけど、反応が本当に良かった。ここ2週の内容は文句なしで、状態は完全にピーク。中京の長い直線でこの末脚が活きる」と自信満々。厩舎関係者からも「今年一番良い」「これで負けたら仕方ないくらいのデキ」「中京1800mはベスト舞台」と絶賛の声が相次いでいる。父レガーロ×母クイーンパイレーツ(母父キングカメハメハ)の血統は、日本のダート中距離に最適化された配合。特に母系のパワーと父系の持続力が融合した「中京向き」の脚質で、過去の中京ダート1800mは【3-1-0-0】と抜群の相性を誇る。結論として、アウトレンジはチャンピオンズカップに向けて「過去最高レベルのデキ」と言える完璧な仕上がりにある。先週・今週の連続好内容、ラスト200m11.4秒の鬼脚、そして中京コースへの圧倒的な適性。5歳秋、満を持してG1タイトルを掴む準備は完全に整った。

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