フェブラリーステークス

フェブラリーステークスのコース解説(東京競馬場ダート1600m左回りコース)

東京ダート1,600メートル

フェブラリーステークス2026は、東京競馬場ダート1600m左回りコースで開催される日本最高峰のダートG1レースです。このコースは、ダート1周距離1899m、幅員25m、直線距離501.6m、高低差3.4mというタフな設計が特徴。バックストレッチとホームストレッチに2つの坂があり、ゴール前の上り坂の高低差は2.4mで、芝コースより急峻です。これにより、フェブラリーステークスは非常にハードなレース形態となります。最大の特徴は、スタートが芝部分から始まる点。2コーナー奥ポケットから発走し、約150mの芝を走ってダートに合流します。このため、芝適性とダッシュ力が重要で、出遅れは致命的。良いスタートがフェブラリーステークス勝利の必須条件です。過去例として、2014年コパノリッキー(13番、16番人気優勝)、2020年ケイティブレイブ(15番、16番人気2着)、2012年テスタマッタ(16番、7番人気優勝)のように、外枠が有利な傾向が見られます。外寄り馬番の馬を評価アップさせるのが攻略のポイント。コースレイアウトでは、スタートから3コーナーまで約640mの長い距離があり、前半600mが後半より速くなるハイペース展開が常。向正面後半の上りを越え、3コーナーは下り勾配でカーブも緩やか、スピードが緩みにくいです。4コーナー後、直線入り口から半ばまで2.4mの上り坂が続き、上り切ってからゴールまでの約220mは平坦。JRAダート最長の501.6m直線で、激しい追い比べが発生します。傾向として、速い流れを好位で折り合い、直線で瞬発力を発揮できるスピード持続型馬が優秀。逃げ切りは難しく、先行馬の好走率が高い。当日の馬場状態(軽めか重めか)がレースを左右するため、チェックが欠かせません。短距離馬には長い直線でのスタミナが、中距離馬には前半ハイペース対応のスピードが求められます。パワーだけでは押し切れず、東京コース特有の瞬発力も必要で、勝ち時計は速め。

【フェブラリーステークス2026予想】データ分析と傾向

フェブラリーステークス
フェブラリーステークス

フェブラリーステークス過去10年単勝人気別成績

過去10年の単勝人気別成績を徹底分析すると、上位人気馬の信頼度が高い傾向が浮かび上がる。過去10年で1番人気馬の成績は4勝2着2回3着2回着外2回で、勝率40.0%、連対率60.0%、複勝率80.0%と抜群の安定感を示している。2番人気馬も4勝1着2回着外5回で勝率40.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%と、1番人気に次ぐ好成績を残しており、上位2頭の人気馬がレースを支配するパターンが多い。一方、3番人気馬は0勝1着2回着外8回で勝率0%、連対率10.0%、複勝率20.0%と低迷。4番人気馬は1勝0着2回着外7回で勝率10.0%、連対率10.0%、複勝率30.0%、5番人気馬は0勝4着0回着外6回で勝率0%、連対率40.0%、複勝率40.0%となっており、5番人気以内全体で連対馬延べ20頭中17頭、3着内馬延べ30頭中22頭を占めている。このデータから、伏兵の台頭はあるものの、基本的に上位人気馬を軸に据えるべきレースだと言える。6~10番人気馬は0勝1着4回着外45回で勝率0%、連対率2.0%、複勝率10.0%、11番人気以下は1勝1着1回着外55回で勝率1.7%、連対率3.4%、複勝率5.2%と、穴馬の好走は稀。過去に下位人気馬が上位に食い込んだ例はあるが、全体として波乱は少なく、順当決着が多い。フェブラリーステークス2026の予想では、1~2番人気馬の信頼を基盤に、3~5番人気馬の連対率を考慮した馬券戦略が有効。人気馬の相対評価を高め、穴狙いは控えめにすることで的中率を上げられるだろう。

フェブラリーステークス過去10年年齢別成績

過去10年の年齢別成績を分析すると、6歳以下の比較的若い馬が優勢を保っている。3着以内馬延べ30頭中24頭を占めており、ベテラン馬の活躍もあるものの、若い世代の好走率が高い傾向が顕著だ。このデータから、フェブラリーステークスはスピードとスタミナのバランスが求められるタフなダート1600mコースで、加齢による衰えが影響しやすいレース形態であることがうかがえる。具体的に4歳馬の成績は3勝2着2回3着2回着外17回で、勝率12.5%、連対率20.8%、複勝率29.2%と最も高い3着内率を示している。出走頭数が少ないながらも、若さと成長ポテンシャルが活きる年齢で、フェブラリーステークスでの台頭が目立つ。5歳馬は4勝3着4回着外33回で勝率9.1%、連対率15.9%、複勝率25.0%と、勝利数でトップ。キャリアを積みつつフレッシュさが残るこの世代が、フェブラリーステークスの主役を張るケースが多い。6歳馬は3勝1着2回着外27回で勝率9.1%、連対率12.1%、複勝率18.2%と安定感があり、経験値が加わった分、ハイペースのレースで粘りを発揮しやすい。一方、7歳馬は0勝3着0回着外27回で勝率0%、連対率10.0%、複勝率10.0%と勝利こそないが、連対例がある。8歳馬は0勝1着2回着外19回で勝率0%、連対率4.5%、複勝率13.6%、9歳以上は0勝0着0回着外5回で勝率0%、連対率0%、複勝率0%と、高齢馬の好走は稀。加齢が進むと、長い直線での瞬発力や前半の速い流れへの対応が難しくなるため、フェブラリーステークスでは不利傾向が強い。フェブラリーステークス2026の攻略では、4~6歳馬を中心に据え、高齢馬は状態次第で割り引くのが有効。全体として若い馬の優位性がデータで裏付けられており、馬齢を重視した予想が的中率を高めるだろう。

フェブラリーステークス過去10年前走別成績

過去10年前走別成績を分析すると、GⅢ・JpnⅢ組が優勢を示す。5勝3着6回着外50回で勝率7.8%、連対率12.5%、複勝率21.9%と、3着内率でトップ。出走数が多いこの組が、フェブラリーステークスの中心を担う傾向だ。一方、GⅠ・JpnⅠ・海外G1組は3勝6着3回着外49回で勝率4.9%、連対率14.8%、複勝率19.7%。勝利数は少ないが連対率が高く、直行ローテの信頼性がある。GⅡ・JpnⅡ組は2勝1着1回着外19回で勝率8.7%、連対率13.0%、複勝率17.4%とバランス型。上記以外は0勝0着0回着外10回で勝率0%、全く馬券絡みなし。3着以内馬延べ30頭の内訳では、GⅠ・JpnⅠ・海外G1が12頭、GⅢ・JpnⅢが14頭、GⅡ・JpnⅡが4頭と、GⅢ組の多さが目立つ。ただし、過去2年に限ると3着以内6頭中GⅡ・JpnⅡ2頭、GⅢ・JpnⅢ4頭で、GⅠ組がゼロ。近年のフェブラリーステークスでは上級G1直行馬の不振が顕著で、注意が必要だ。この変化は、馬場やレースペースの影響か、GⅢ組の適性が高まっている可能性を示唆する。フェブラリーステークス2026の攻略では、GⅢ組を中心に据え、GⅠ組は状態次第で割り引くのが有効。GⅡ組の連対率も考慮し、前走格を基にしたローテ評価が的中率を上げる。

フェブラリーステークス過去10年脚質別成績

フェブラリーステークス2026の予想に欠かせない過去10年の脚質別成績を分析すると、先行馬の優位性が際立つ。先行馬の成績は5勝0着2回着外34回で勝率12.2%、連対率12.2%、複勝率17.1%と、勝利数でトップ。東京ダート1600mの長い直線501.6mを活かしつつ、前半のハイペースを好位でこなせる脚質が有利で、フェブラリーステークスでは好位抜け出しがセオリーとなっている。逃げ馬は1勝1着0回着外8回で勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%と、押し切り例はあるが厳しく、展開次第で崩れやすい。一方、差し馬は3勝6着4回着外45回で勝率5.2%、連対率15.5%、複勝率22.4%と、3着内率で先行に次ぐ高さ。直線の長さを生かした末脚が武器で、2~3着の食い込みが多い。追込馬は1勝3着4回着外41回で勝率2.0%、連対率8.2%、複勝率16.3%と、後方待機はリスクが高く、ハイペースで前崩れが起きない限り上位進出は難しい。全体として、3着以内馬延べ30頭中、先行が7頭、差しが13頭、追込が8頭、逃げが2頭と、中団以降の馬も絡むが、勝利は先行中心。近年の傾向では、上がり3F最速馬が2勝5着3回着外0回で複勝率100.0%と驚異的。脚質に関わらず、瞬発力のある馬が台頭しやすい。フェブラリーステークス2026の攻略では、先行馬を軸に据え、差し・追込は馬場やペース次第で連下に。外枠有利のコース特性も考慮し、好位を取れそうな馬を重視すれば的中率が向上する。

フェブラリーステークス過去10年枠番別成績

る過去10年の枠番別成績を分析すると、中枠の優位性が目立つ。4枠は2勝2着2回3着2回着外14回で勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%とトップクラス。5枠も1勝2着3回着外14回で勝率5.0%、連対率15.0%、複勝率30.0%と同率の高複勝率を示す。2枠は3勝0着2回着外14回で勝率15.8%、連対率15.8%、複勝率26.3%と勝利数で優秀。全体として、1~3枠の複勝率は約15.5%、4~6枠は25.0%、7~8枠は15.0%で、中枠が優勢。東京ダート1600mの特性で、スタート後の芝部分が約150mあり、外枠の方が芝を長く走れるため有利とされるが、データでは内寄り中枠の好走が多い。一方、1枠は0勝0着0回着外19回で勝率0%、全く不振。6枠は2勝0着1回着外17回で勝率10.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%。7枠は1勝2着0回着外17回で勝率5.0%、連対率15.0%、複勝率15.0%、8枠は0勝3着0回着外17回で勝率0%、連対率15.0%、複勝率15.0%と、外枠の連対例はあるが勝利は少ない。過去に外寄り馬番の穴馬好走例が多く、13番や15番、16番の台頭が見られるため、外枠を過度に割り引かず評価すべき。フェブラリーステークス2026の攻略では、中枠(4~5枠)を中心に据え、外枠の穴馬を連下に組み込むのが有効。当日の馬場状態で内有利か外有利かが変わる可能性もあり、チェックが重要。

【フェブラリーステークス2026予想】本命情報

フェブラリーステークス
フェブラリーステークス

【ダブルハートボンド】

、フェブラリーステークスで牝馬初のJRAダートGⅠ両制覇に挑む。昨年は史上2頭目の牝馬チャンピオンズC制覇を果たし、牡馬相手に堂々の勝利。ここまで通算8戦7勝2着1回とオール連対で、底を見せていないポテンシャルが魅力。伸びしろも大きく、さらなる活躍が期待される。前々走のみやこステークスでは、レヴォントゥレットとともに先行し、早めに先頭へ。直線でサイモンザナドゥの追撃をクビ差凌いで1着。JRAレコードを更新する高速決着を制し、卓越したスピードを示した。逃げ切り勝ちの印象が強く、マイル向きの適性を感じさせる。前走チャンピオンズカップでは、ハナにこだわらずウィリアムバローズやシックスペンスの先行争いを追走。4コーナーで手応え良く進出し、直線で先頭に立ち、内から並んだウィルソンテソーロとの叩き合いをハナ差で競り勝った。JRAダート1800mでは7戦全勝の完璧な成績だ。フェブラリーステークスは初の東京マイル戦。不安点として距離短縮が挙げられるが、みやこSのスピードを活かせば対応可能。

【コスタノヴァ】

フェブラリーステークスで連覇を狙う実績馬として注目。この路線では実績ナンバーワンの存在で、昨年は根岸SとフェブラリーSを連勝し、ダートG1の強さを証明した。東京ダートは7戦6勝2着1回と抜群の適性を持ち、ベストの舞台で再び頂点を目指す。前走の武蔵野ステークスでは、大外枠から好位に位置づけ、直線で余力十分に抜け出して1着。秋2走目で一変し、東京ダート1600mが最も合うことを示した。スタートの遅れも二の脚で挽回できる自在性があり、中2週のローテーションも問題なくこなすタフさを持つ。昨年のフェブラリーステークスでは、先行馬を見ながら位置を取り、4コーナー外目から進出。直線で勢いを維持して抜け出し、勝利を収めた。東京コースの特性を活かしたレース運びが光り、力量の高さを発揮。対戦相手にダブルハートボンドやウィルソンテソーロがいる中、経験値で優位に立つ。フェブラリーステークスは東京ダートマイルの頂上決戦。コスタノヴァの連覇達成で、史上稀な快挙となる可能性大。昨年同様の走りができれば、牡馬の強豪を退けて優勝濃厚。底知れぬポテンシャルで、今年のダート戦線をリードする存在だ。怪物級のパフォーマンスに期待が高まる。

【ウィルソンテソーロ】

一昨年のJBCクラシック優勝馬で、昨年はマイルチャンピオンシップ南部杯を制覇。7歳ながら目下の充実ぶりが光り、G1戦線で存在感を放つ。昨年のチャンピオンズCではダブルハートボンドとハナ差の2着で、3年連続の好走。JRAのGⅠ勝利が目前だ。前走のチャンピオンズカップでは、前半中団から後半ポジションを上げ、直線で内ラチ沿いを突いて鋭く伸びてきた。先頭のダブルハートボンドに並び、叩き合いを演じたがハナ差で惜敗。安定した末脚が武器で、牡馬の強豪相手に互角の勝負を繰り広げた。一昨年のフェブラリーステークスは8着に終わったが、地力強化と経験蓄積で今は別馬。東京ダートマイルの舞台で巻き返しを狙う。対戦相手に連覇を狙うコスタノヴァやダブルハートボンドがいる中、チャンピオンズCの雪辱を果たせば優勝圏内。タフなレース運びで、G1初Vのチャンス大。7歳馬の底力で、今年最初のダート頂上決戦を制する可能性が高い。

【ラムジェット】

一昨年の東京ダービー勝ち馬で、当舞台ではヒヤシンスSの優勝歴あり。末脚を活かしたレーススタイルが魅力で、直線の長い東京コースはプラス材料。舞台好転でさらなる躍進を狙う。前走のチャンピオンズカップでは、スタートがいくらか遅く中団後ろ目ポジションに。直線で追い上げ、前で叩き合っていた2頭とは差があったが、メイショウハリオを交わして3着入線。ラストの強烈な追い上げで力を見せ、再上昇を印象づけた。G1の厳しい流れでも通用する地力の高さが光る。一昨年の東京ダービーでは、地方交流の頂点に立ち、ダート適性を証明。ヒヤシンスS優勝で東京マイルの経験も豊富。フェブラリーステークスは末脚が活きる展開次第で上位争い可能。フェブラリーステークスは東京ダートマイルの頂上決戦。ラムジェットの末脚爆発が鍵で、中団から一気の追い込みがハマれば波乱を呼ぶ。

【シックスペンス】

芝ではGⅡを3勝し、特に昨年の中山記念で勝利を飾るなど実績十分。国枝栄調教師は芝GⅠを計23勝挙げており、ダートでは初のビッグタイトル獲得に挑む。定年引退前のラストG1として、ドラマチックな結末が期待される。前々走のマイルチャンピオンシップ南部杯は、初ダートながら見せ場十分の2着。同じ左回りのマイル戦で適性を示し、東京コースでさらに注目できる。芝の重賞勝ち馬として、ダート転向後のポテンシャルが高く評価されている。前走のチャンピオンズカップでは11着に終わったが、過去データではチャンピオンズCの大敗馬がフェブラリーSで反撃するケースが多い。中距離が合わなかった馬がマイルで息を吹き返すパターンに該当し、スピードトラックは歓迎材料。2走前の南部杯好走を活かせば、上位争い可能だ。芝ダート兼用の強みを武器にG1初制覇を狙う。

【フェブラリーステークス2026予想】穴馬情報

フェブラリーステークス
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【ナチュラルライズ】

昨年の3歳ダート二冠馬として、羽田盃と東京ダービーを制覇。三冠こそ逃したが、ダートの現4歳世代を牽引する実力馬だ。地方交流重賞で活躍を続け、JRA復帰戦でG1制覇を狙う。2走前のジャパンダートクラシックでは、外枠から脚を使って先行。内を利したナルカミに差され2着となったが、能力の高さを示した。先行して早い上がりを使える強みがあり、東京コースでプラスに働く。前走の東京大賞典では、スタートから果敢に逃げを打ったが、ナルカミに絡まれストレスのかかる展開。最後は力尽きて11着に敗れたが、他世代相手でも通用するスピードを見せ、見直し余地あり。折り合いを欠いた敗因を考慮すれば、巻き返し可能。フェブラリーステークスは久しぶりのマイル戦。前向きな気性から、距離短縮がプラスに働き、大きく変わる可能性を秘める。逃げ馬不在のレースで楽逃げが叶えば一気に台頭。世代トップのポテンシャルで、G1初制覇のチャンス大。

【ロードクロンヌ】

地方交流を含め重賞で3着、2着、2着、3着、2着、1着と安定した成績を残し、コースを問わない強みが魅力。初めてのダートマイル戦だが、過去1700mで1着、1着、2着の好走歴があり、先行押し切りのスタイルで対応可能だ。3走前のみやこステークスでは、ゲート出がひと息で後ろ目ポジションに。4コーナーで外を回り、直線で追い込んできた。先着2頭とは差があったが、急追のラムジェットをアタマ差抑えて3着確保。底力を見せた。前走のプロキオンステークスでは、体重12kg増でも仕上がり良好。外枠から前目に位置づけ、先行馬を見ながら好位をキープ。スムーズに運び、先に抜け出したサンデーファンデーに迫り、追い比べから抜け出して勝利。念願の重賞初制覇を果たし、勢いに乗る。先行力と末脚のバランスが鍵で、好位から一気の抜け出しがハマれば上位争い可能。5歳馬の成長株として、波乱を呼ぶ存在になるだろう。

【ヤマニンウルス】

重賞2勝の実績を持ち、ダート適性の高さが魅力。初重賞制覇は一昨年のプロキオンSでダート1700mを制し、距離対応力を見せた。前走からの距離延長も不安なく、G1初挑戦で上位を狙う。前走の東海Sでは、重賞2勝目を挙げた。初めてのブリンカー着用でスピードを存分に発揮し、快勝。昨年夏以来の休養明けだが、潜在能力の高さから巻き返しが期待される。ダート戦で安定した走りを続け、牡馬の強豪相手に互角の勝負が可能だ。ピードを活かしたレース運びが鍵。ブリンカー効果で集中力が増せば、先行から一気の抜け出しがハマる。

【サイモンザナドゥ】

重賞2着2回の地力でG1初挑戦。JRA全10場中7場で走り、連対条件が多様な適応力の高さが魅力。初のマイル戦も経験値で克服可能だ。3走前のシリウスステークスでは、中団から直線外を伸び、接戦の2着争いで好走。内のジンセイとともに進出する粘りを見せた。前々走のみやこステークスでは、中団から勝負所で押し上げ好位へ。直線で間を割って2番手に上がり、先頭のダブルハートボンドに迫るがクビ差及ばず2着。JRAレコードをマークした勝ち馬と同タイムの好内容で、1800mの高速決着に対応した実力を証明した。前走のプロキオンステークスでは9着に敗れたが、全体の流れで見直し余地あり。稍重から不良馬場のダートで〔2・3・0・1〕と脚抜きのいい馬場で結果を残す傾向で、東京の良馬場も歓迎材料。みやこSのクビ差2着を活かせば上位争い可能。

【ペプチドナイル】

フェブラリーステークスで一昨年の勝ち馬として再び注目を集める実績馬。一昨年の同レースをハイペースを早め先頭で押し切る強い内容で制覇し、東京ダートマイルの適性を証明。昨年は0秒4差の4着と健闘し、今年も上位候補の一頭として巻き返しを狙う。一昨年のフェブラリーステークスでは、ハイペースを味方に早めに先頭へ。直線でも脚色が衰えず、押し切ってG1連勝を飾った。東京コースの直線で粘り込む競馬が得意で、舞台相性の良さが光る。近走は苦戦傾向が続いているものの、8歳ながら衰えは見えず、集中力が続けば再度の戴冠が可能。過去の東京マイル実績が大きく、ハイペースになれば前で粘るスタイルがハマる展開も予想される。対戦相手にダブルハートボンド、コスタノヴァ、ウィルソンテソーロ、ラムジェットらがいる中、経験値とコース巧者ぶりで一発の可能性大。フェブラリーステークスは東京ダートマイルの頂上決戦。一昨年の覇者として、8歳馬の底力で再び歴史に名を刻むチャンス。ハイレベルなメンバー相手に、早め先頭の競馬が決まれば怪物級の粘りを見せるだろう。

【フェブラリーステークス2026予想】血統傾向情報

フェブラリーステークス
フェブラリーステークス

東京ダートマイルのワンターン大箱コースは、本格的なスピード勝負が鍵となるレースです。近年、ストームキャット系(コスタノヴァ、レモンポップ、カフェファラオ、サンライズジパング、レッドルゼル)とキングマンボ系(コスタノヴァ、ペプチドナイル、レモンポップ、レッドルゼル、エアスピネル)の血統が強く活躍しています。これらはミスタープロスペクターの影響を伴い、軽快なスピードを発揮します。馬場状態による適性差が顕著で、締まった高速馬場や重馬場ではストームキャットの軽いスピードが優位。例えば、2022年(1:33.8重)のカフェファラオや2021年(1:34.4良)の勝ち馬、2016年(1:34.0重)のモーニンは、いずれもストームキャット血統でミスタープロスペクターのクロスを持ち、瞬発力を活かしました。一方、良馬場でパワーが求められる場合は、ヌレイエフ(≒ナンバー)の血が効果的。ゴールドドリームはヌレイエフの3/4同血クロス3×4を持ち、良馬場でのフェブラリーステークスで3年連続連対(タイム1:35.1、1:36.0、1:35.6)を達成しています。この傾向は、ナスキロ(Nasrullah + Princely Giftのクロス)とナスペリオン(Nasrullah + Hyperionのクロス)の古典的な血統パターンを現代的に反映。ナスキロはパワー寄り、ナスペリオンはスピード寄りで、馬場次第で使い分けられます。2026年も、ストームキャットやキングマンボの後継馬が中心となりそうですが、馬場読みが予想の鍵。ストームキャットの軽さかヌレイエフのパワーを重視しましょう。

【フェブラリーステークス2026予想】血統情報

フェブラリーステークス
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【ダブルハートボンド】

父キズナはディープインパクト×キャットクイル(Storm Cat系)。ディープインパクトは芝中心だが、サンデーサイレンスのアメリカ血統がダート親和性を高め、Storm Catの影響で高速ダートでのスピードが際立つ。キズナ産駒はフォーエバーヤングのようにBCクラシックで歴代最速タイムを記録する例もあり、みやこSでダブルハートボンドがマークした1分47秒5の日本レコードもこの血の賜物。2024年のリーディングサイアーとして、ダート適性を証明している。母パーシステントリーは米G1パーソナルエンスンS(ダ10F)勝ち馬で、3代母ヘヴンリープライズは米G1を8勝し、最優秀3歳牝馬に選出された名牝。Smoke Glackenはマイラー血統で、先行脚質を生み、Deputy Minister経由のMr. Prospectorクロス(4×5)がパワーを強化。Northern Dancerの5×5×5クロスもスタミナを支える。近親にはパーシーズベストの3/4妹、ブレーヴジャッカルの半妹、アメリカンオークス勝ちのクイーンゴッデスがおり、米ダート血統の濃さが魅力。通算[7-1-0-0]と底を見せていないが、東京ダートマイルのワンターン大箱はストームキャットの軽いスピードが活きる舞台。良馬場で後傾ラップになれば、父母のダートスピードが炸裂し、頂点奪取の可能性大。馬場次第でStorm Catの瞬発力を武器に。

【コスタノヴァ】

父ロードカナロア、母カラフルブラッサム(母父ハーツクライ)という血統で、東京ダートマイルの高速戦に抜群の適性を示すマイラーだ。父ロードカナロアはキングカメハメハ(Kingmambo系)×レディブラッサム(Storm Cat系)。Kingmamboの軽快なスピードとStorm Catのパワーが融合し、アーモンドアイやサートゥルナーリアなどの名馬を輩出。ダートでもカフェファラオやレモンポップのようにフェブラリーステークスで活躍する産駒が多く、ストームキャットの血が締まった馬場での瞬発力を生む。母父ハーツクライはサンデーサイレンス×アイリッシュダンスで、ヌレイエフの影響がスタミナを強化。ロードカナロア×ハーツクライのニックスは、タガロアやロードデルレイなど重賞ウイナーを多数輩出しており、芝・ダート問わず中距離マイラーに強い。母カラフルブラッサムはJRA3勝(芝1800~2000m)、母母トロピカルブラッサムは米G1ミレイディBCH(ダ8.5F)3着で、Thunder Gulch経由のGulch(Mr. Prospector系)がダート適性を加える。近親にはリレーションシップの3/4弟、ファイアンクランツの3/4兄がおり、米ダート血統の底力が魅力。全体として、ナスペリオン(Nasrullah + Hyperion)のストライドを思わせる大箱向きの走りで、東京ダ1600mは[4-1-0-0]とパーフェクト。良馬場で後傾ラップになれば、KingmamboのスピードとStorm Catの軽さが炸裂し、連覇の可能性が高い。

【ウィルソンテソーロ】

父キタサンブラック、母チェストケローズ(母父Uncle Mo)という血統で、ダートパワー重視の配合が魅力のベテランだ。父キタサンブラックはブラックタイド×シュガーコート(サクラバクシンオー系)。ディープインパクトの全兄ブラックタイドはサンデーサイレンスのスタミナを伝え、キタサンブラック産駒はイクイノックスやソールオリエンスのように中長距離で活躍するが、ダートではガイアフォースのように母系の影響で適性を発揮。母系にフレンチデピュティが入る点がガイアフォースと共通で、Deputy Minister経由のMr. Prospectorクロス(4×5)がパワーを強化し、ダート向きの持続力を生む。母父Uncle MoはIndian Charlie系で、傍系のグレイソヴリン(Grey Sovereign)血統。BCジュベナイル(米G1・ダ8.5F)勝ち馬として知られ、NyquistやUnbridled MoなどのG1産駒を輩出。スピードとパワーのバランスが良く、Northern Dancerの5×5クロスがスタミナを支える。近親にはオハイオダービー(米G2・ダ9F)勝ちのデライトフルキスの甥、ビングクロスビーS(米G1・ダ6F)勝ちのザチョーズンヴロンがおり、米ダートスプリント~マイルの血が濃厚。通算戦績で南部杯(マイル)完勝があり、砂被りOKで馬群を割る差し脚質が頼もしいが、東京ダ1600mのワンターン大箱は中京1800mほどベストではない。ストームキャット系の軽いスピードが優位なフェブラリーステークスで、良馬場後傾ラップならキタサンブラックの持続力とUncle Moのパワーが活きる可能性大。

【ロードクロンヌ】

父リオンディーズ、母リラコサージュ(母父ブライアンズタイム)という血統で、パワーと機動力を兼備した中距離ダート向きの配合だ。父リオンディーズはキングカメハメハ(Kingmambo系)×シーザリオ(スペシャルウィーク系)。Kingmamboの軽快なスピードとNorthern Dancerの濃い影響(5×5×4クロス)がスタミナを強化し、産駒はサートゥルナーリアやエポカドーロのように中距離で活躍。ダートではサンライズホークのように母父ブライアンズタイムとのニックスが知られ、ノーザンダンサーの過剰を避け、好相性を発揮する。ブライアンズタイムはRoberto系で、Hail to ReasonのタフネスとNasrullahのパワーを伝え、ダートでの持続力に優れる。母リラコサージュは秋華賞3着の活躍馬で、近親にはロードサージュの半弟、ロードゴラッソやレディルージュの甥、ロードラズライトのイトコがおり、ロード一族の底力が魅力。全体として、キングマンボとヘイローのクロス(4×5)が機動力を高め、コーナー4つの1800mがベスト。後駆のRoberto的なパワーは中京や阪神向きで、東京ダ1600mのワンターン大箱高速戦ではストームキャット系の軽いスピードに劣る可能性がある。

【ナチュラルライズ】

父キズナ、母レディマドンナ(母父Distorted Humor)という血統で、ダートマイルのスピード戦に適した高速型配合だ。父キズナはディープインパクト×キャットクイル(Storm Cat系)。ディープインパクトの瞬発力とStorm Catのパワーが融合し、産駒はフォーエバーヤングのように米ダートで活躍。2024年のリーディングサイアーとして、ダート適性を示す。キズナ産駒はみやこSレコードなど高速ダートで強く、本馬もストームキャット3×4のクロスが体型を強化し、マイルベストの先行脚質を生む。母レディマドンナはJRA2勝(ダ1800m)、母父Distorted Humorはフォーティナイナー系で、北米成功種牡馬。モーニンやスマイルカナの母父として知られ、Forty Niner経由のMr. Prospectorクロス(4×5)が軽快なスピードを加える。Northern Dancerの5×5クロスもスタミナを支え、東京ダービーや羽田盃の圧勝劇からスピード能力が突出。近親にはワイドソロモンやタイセイドリーマーの甥、牝祖リブライドルドドリームズは米G2シルヴァーブレットデイS3着で、産駒に北米G1を2勝したカルペディエムがいる。米ダート血統の濃さが魅力で、東京ダ1600mのワンターン大箱高速戦では、締まった馬場でStorm Catの軽さが活きる。良馬場後傾ラップならキズナ産駒の先行勢が熱い。

【ラムジェット】

父マジェスティックウォリアー、母ネフェルティティ(母父ゴールドアリュール)という血統で、ダート中距離の差し脚質に特化したパワー型配合だ。父マジェスティックウォリアーはA.P. Indy系で、Seattle SlewのスタミナとBold Rulerのパワーを継承。米G1ホープフルS(ダ7F)勝ち馬として知られ、産駒にはベストウォーリア(南部杯3勝)やライトウォーリア(プロキオンS勝ち)のようなダート重賞ウイナーを輩出。大跳びのストライドが特徴で、コーナリングが苦手な分、直線の長い大箱コースで真価を発揮する。母父ゴールドアリュールはサンデーサイレンス×ニキーヤで、ダート適性を強化。Northern Dancerの5×5クロスが持続力を加え、Mr. Prospector経由のスピードを融合。母ネフェルティティの母ラヴェリータは関東オークスやエンプレス杯など交流重賞7勝の強豪で、ダート女王の血脈。近親にはカナダ2歳チャンピオンのハローシアトルや、ウッドバインマイル(米G1・芝8F)勝ちのエルトルメンタがおり、北米ダート・芝の底力が魅力。全体として、ゴールドアリュールの影響で大外から差す戦法がベスト。東京ダ1600mのワンターン高速戦では、差しやすい馬場が味方し、締まった良馬場でA.P. Indyのパワーが炸裂する可能性が高い。

【シックスペンス】

父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム(母父Twirling Candy)という血統で、北米スピード重視の俊敏な配合が魅力のマイラーだ。父キズナはディープインパクト×キャットクイル(Storm Cat系)。ディープの瞬発力とStorm Catのパワーが融合し、産駒はフォーエバーヤングのようにダート高速戦で活躍。2024年のリーディングサイアーとして、ダート適性を証明。母フィンレイズラッキーチャームは米G1マディソンS(ダ7F)勝ち馬で、クリプトクリアランス4×3とダンジグ4×4のクロスを持ち、スピードと機動力を強化。母父Twirling CandyはCandy Ride系で、米G1マリブS(ダ7F)勝ち馬。Argentine血統の影響で軽快な脚質を生み、Deputy Minister経由のMr. Prospectorクロス(5×5)がパワーを加える。近親にはフラワーボウル招待S(米G1・芝10F)勝ちのピュアクランや、フリゼットS(米G1・ダ8F)勝ちのスカイディーバがおり、北米ダート・芝の底力が濃厚。全体として、母系の北米スピード血統が俊敏さを発揮し、南部杯では好位捲りで2着。毎日王冠勝ちの実績から芝ダ兼用だが、東京ダ1600mのワンターン高速戦では軽い脚抜きの良い馬場が理想。締まった良馬場でStorm Catの軽さとダンジグの機動力が活き、後傾ラップならチャンス大。

【サイモンザナドゥ】

父アジアエクスプレス、母トゥルーロマンス(母父アグネスデジタル)という血統で、ストームキャット系の軽快さとパワーを兼ね備えたダート適性馬だ。父アジアエクスプレスはヘニーヒューズ(Hennessy系)産駒で、Storm Catの影響が強く、ピューロマジックやドンアミティエのようなスプリント~マイルの重賞ウイナーを輩出。Hennessy経由のStorm Catクロス(4×5)が瞬発力を生み、締まった馬場での軽いスピードが武器。母父アグネスデジタルはCrafty Prospector系で、Mr. Prospectorの機動力とNorthern Dancerのスタミナを伝える。セクレタリアト≒サーゲイロード的なストライドを思わせる大跳びの走りで、ダートを力強く駆ける。母トゥルーロマンスの近親にはサンエイマジックの半弟、カチューシャやアルトップランの甥、ブラックアーメットやドラゴンフォルテのイトコがおり、ダート中距離の底力が魅力。全体として、Storm Catの父系とアグネスデジタルの母父が融合し、脚抜きの良い馬場で斬れ味を発揮。マイルは少し忙しい印象だが、東京ダ1600mのワンターン高速戦では、道悪や重馬場でStorm Catの軽さが活き、後傾ラップなら差し脚で上位争い可能。

【ペプチドナイル】

父キングカメハメハ、母クイーンオリーブ(母父マンハッタンカフェ)という血統で、大型馬体を活かしたマイラー適性が魅力のベテランだ。父キングカメハメハはKingmambo×マンファスで、ドゥラメンテやロードカナロアなどの大種牡馬を輩出。Kingmamboの軽快なスピードとMan o’ Warのパワーが融合し、産駒はカフェファラオやレモンポップのようにダートマイルで活躍。ストームキャット系の影響が締まった馬場での瞬発力を生む。母クイーンオリーブはJRA4勝(芝1800~2200m)、母父マンハッタンカフェはサンデーサイレンス×Subtle Changeで、Northern Dancerのスタミナを強化。Hail to Reason経由のクロス(5×5)が持続力を加え、中距離向きのパワーを伝える。近親にはハセドンの半兄、イバルなど、牝祖マイダーリングワンは米G1ファンタジーS(ダ8.5F)勝ち馬で、ハートレイクの母。米ダート血統の底力が濃く、520キロ超の大型体型はハートレイク似のマイラー仕様。過去に2024年フェブラリーステークス優勝、南部杯で2024年2着・2025年3着と実績豊富だが、8歳で全盛期のパフォーマンスは厳しいか。東京ダ1600mのワンターン高速戦では、マイルがベスト距離で、良馬場後傾ラップならKingmamboのスピードが活きる。

【ペリエール】

父ヘニーヒューズ、母ソフトライム(母父フジキセキ)という血統で、脚長の体型を活かした差し脚質が魅力のダートマイラーだ。父ヘニーヒューズはHennessy(Storm Cat系)産駒で、Storm Catの軽快なスピードとJohannesburgの影響が高速ダート適性を生む。産駒はアジアエクスプレスやモズアスコットのようにスプリント~マイルで活躍し、締まった馬場での瞬発力が武器。母ソフトライムはフジキセキ(サンデーサイレンス系)産駒で、Northern Dancerのスタミナを強化。母母アスピリンスノーはフローラS3着、その母スキーパラダイスは仏G1ムーランドロンシャン賞(芝1600m)勝ち馬。ここからキャプテントゥーレ、エアトゥーレ、シルヴァーソニック、アルティマトゥーレ、ゴールデンチケットなどの活躍馬が輩出され、芝・ダート兼用の底力が濃厚。配合はヘニーヒューズ×フジキセキ×エルコンドルパサーで、ドンフォルティスと同型。Storm Cat経由のMr. Prospectorクロス(4×5)がパワーを加え、脚長のヘニーヒューズ産駒らしい大跳びストライドが特徴。昨夏の大沼SとエルムS(1700m)連勝から中距離向きだが、東京ダ1600mのワンターン高速戦では差しに回れば一発の魅力。良馬場後傾ラップでStorm Catの軽さが活き、渋った馬場でもフジキセキの持続力が支える。

【フェブラリーステークス2026予想】調教・追い切り情報

フェブラリーステークス
フェブラリーステークス

【コスタノヴァ】

放牧先から1月7日に美浦トレセンへ帰厩し、11日から本格的な調整を開始。週に2本ずつの追い切りを積み重ね、計12本という豊富な調教量を消化しており、フェブラリーステークスに向けた準備は着々と進んでいます。直近の追い切りでは、2月18日(水)に美浦Wコースで84.3-66.7-51.7-37.6-23.9-11.5のタイムをマーク。助手騎乗で僚馬2頭と併せ馬を実施し、ここ2週連続でWコースを舞台にしています。先週は最内の馬が遅れる形で実質2頭併せとなり、外側で終始リードを保ちつつ追いつかれたものの、手応えに余裕を残してフィニッシュ。問題ない動きを見せました。今週は真ん中位置から併せ、手応え面ではなんとか併入という内容でしたが、ゴール後までしっかり追われて時計もまずまず。全体的に絶好調とまではいかないものの、フェブラリーステークスで十分に走れる状態に仕上がっています。この調教パターンは、馬のコンディションを維持しつつ、ダートのG1戦線で求められるスタミナとスピードを養うもの。フェブラリーステークスの本番では、こうした入念な追い切りが活きるでしょう。

【ダブルハートボンド】

放牧先から1月22日に栗東トレセンへ帰厩し、25日から本格的な調整をスタート。フェブラリーステークスに向けて今週までに7本の追い切りを消化しており、調教量は十分でコンディションの基盤を固めています。直近の追い切りでは、2月18日(水)に栗東坂路で51.9-37.7-24.6-12.3のタイムを記録。ここ2週は坂路を主戦場にし、先週は助手を背に格下馬を追走する形で内側から並びかけ、追い出されるとあっさり突き放して楽に先着。馬場状態を考慮した時計も優秀で、動きの質が高いことを示しました。今週は単走で調整され、ラスト200mで軽く気合を入れられた程度ながら失速せずにフィニッシュ。前走時とは一変したシャープな動きを見せており、フェブラリーステークスの本番で力を発揮できる兆候です。この馬は追い切りと実戦の連動性がやや薄いタイプですが、今回は好状態と評価できそうです。

【ウィルソンテソーロ】

放牧先からレースの約1か月前に美浦トレセンへ帰厩し、1月18日から本格的な調整を開始。すべて助手騎乗で、日曜に坂路、水曜にWコースというメニューを週2本ずつこなしており、今週までに計10本の追い切りを消化。フェブラリーステークスに向けた調教量は十分で、スタミナとスピードの両面を強化する内容となっています。直近の追い切りでは、2月18日(水)に美浦Wコースで83.6-67.6-52.6-37.8-24.2-12.1のタイムをマーク。ここ2週は同じ馬との併せ馬を実施し、先週は4角で内側から追いつく形となり、直線で突き放されたものの、相手が1200mで2秒以上先行していたことを考慮すれば、まったく問題ない動きでした。今週は4角から内側に併せ、手応えでやや劣勢ながらも渋とく粘って微差遅れに留まり、馬の持続力を示す好内容。ウィルソンテソーロは調教で目立って駆け回るタイプではなく、むしろ実戦向きの仕上がりを見せています。この調整パターンは、フェブラリーステークスのダートマイルで求められる持久力と瞬発力を養うもの。全体的に十分に力を発揮できる状態です。

【ラムジェット】

放牧先から1月14日に栗東トレセンへ帰厩し、この中間はすべて坂路での単走調整をメインに8本の追い切りを消化。フェブラリーステークスに向けた調教量に不足はなく、コンディションの基盤をしっかりと築いています。直近の追い切りでは、2月18日(水)に栗東坂路で53.5-38.8-24.9-12.4のタイムを記録。水曜と木曜の追い切りを繰り返し、先週の800m53.7秒、ラスト200m12.4秒は馬場状態が時計を要す状況を考慮すれば合格点の内容でした。今週は時計自体が先週より若干速くなった程度ですが、走りの質が格段に向上し、真っ直ぐに坂を駆け上がるスムーズな動きを見せています。前走時より若干の上積みが感じられ、フェブラリーステークスのダートマイルで求められるスピードと持続力を養う調整となっています。この馬の追い切りパターンは、実戦向きの仕上がりを重視したもので、全体的に好状態と評価できます。

【ロードクロンヌ】

前走の6日後に坂路入りを再開し、きちんと乗り込まれて調整過程は順調。フェブラリーステークスに向けての準備は着実に進んでおり、輸送前の状態としてほぼ万全です。直近の追い切りでは、2月18日(水)に栗東Wコースで84.5-68.8-53.4-37.9-23.5-11.8のタイムをマーク。ここ2週はWコースを舞台にし、先週は助手を背に格下馬に先行する形で直線で内側から並びかけてきた僚馬に対し、半馬身ほどのリードを保ってゴール。動きの質が高く、余裕を感じさせる内容でした。今週は単走で調整され、馬場の真ん中を気分よく走らせる形で、ほとんど追われることなくラスト400mを連続11秒台のラップで駆け抜け、シャープなフィニッシュ。全体的に東京への輸送を考慮した理想的な仕上がりで、フェブラリーステークスのダートG1で求められるスピードと持続力を養っています。

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