中山金杯

【中山金杯2023予想】データ分析と傾向

中山金杯
中山金杯

中山金杯過去10年人気別成績

1番人気馬【3.1.4.2】

2・3・4番人気馬が各1勝
5番人気馬が1勝
勝ち馬は上位2番人気以内から出ています。
2着馬は8番人気以内におさま4ています。
3着馬は9番人気以下の伏兵が4頭馬券に絡んでいます。

中山金杯過去10年枠番別成績

1枠【1.1.3.13】
2枠【1.4.1.12】連対率27.8%・複勝率33.3%
3枠【3.0.1.15】
4枠【3.1.1.15】
7枠【0.0.0.20】

2枠が連対率27.8%・複勝率33.3%でトップの成績です。
1枠が複勝率27.8%で2番目の成績です。
優勝馬は6枠より内から出ています。
勝ち馬は3枠と4枠から3頭ずつでています。

中山金杯過去10年前走からの斤量増減

【中山金杯2023予想】本命馬5選情報

中山金杯
中山金杯

【レッドランメルト】強い精神力

父ディープインパクト。母クイーンズアドヴァイス。母の父Orpen。

3歳以上1勝クラス(札幌芝1800m)、茨城新聞杯(2勝クラス・中山芝1800m)、常総S(3勝クラス・中山芝1800m)のコーナーが4回ある内回り、コーナー部分が多い札幌コースで3連勝。

前走の常総Sは、不利な外枠15番から先行馬を見ながら好位で併走。

直線、上がっていき、大接戦の末、ゴール前では競り勝ち、前へ抜け出そうとする強い精神力があることを示しました。

先行力、コーナーでの機動力、強い精神力があり重賞制覇できるだけの能力は十分に認められます。

中山金杯では、勝ち負け必至です。

【アラタ】上がりがかかる持続戦

父キングカメハメハ。母サンシャイン。母の父ハーツクライ。

・2021年一気の4連勝でオープン勝ちした潜在能力が高い馬です。

前走の福島記念(G3・福島芝2000m)は、中団追走から、直線でも伸びてきましたが、内のサトノセシルを交わせず、昨年同様3着に入線しました。

2021年9月ケフェウスS(OP)を勝利以降は勝てていませんが、中山金杯が札幌記念(4着)のように上がりがかかる持続戦になったほうが好走する確率は高くなると思われます。

回避【アドマイヤビルゴ】託された夢

父ディープインパクト。母イルーシヴウェーヴ。母の父Elusive City。

2020年アンドロメダSを勝利以降、勝てていませんでしたが、前走のカシオペアS(L・阪神芝1800m)を初めてハナを切る競馬をして堂々と逃げ切り勝利しました。

脚質転換で潜在能力が開花した可能性があります。

中山金杯でも前走のような積極的な競馬がスムーズにできれば連勝での重賞制覇の可能性は十分にあります。

2017年セレクトセールにて6億2,640万円で落札された超良血馬です。

近藤オーナーが武豊騎手に夢を託した経緯から、重賞をどうしても勝ってほしい馬です。

【ウインキートス】G1・G2で鍛えられた心配機能

父ゴールドシップ。母イクスキューズ。母の父ボストンハーバー。

目黒記念(1着・2着)、オールカマー(2着・3着)と2200m、2500m重賞で結果を残している中長距離馬です。

適度な先行力があり、オールカマー(2着・3着)の実績通り中山コースを得意にしています。10戦連続で一線級馬相手のG1・G2に参戦して複勝率40%です。

今回2021年の札幌記念以来の2000m戦になりますが、G1・G2で鍛えられた心配機能は、中山金杯で非常に有効になることが推測されます。

【フェーングロッテン】ベストは1800m

父ブラックタイド。母ピクシーホロウ。母の父キングヘイロー。

ラジオNIKKEI賞(G3・福島芝1800m)は、中団の前目のインコースを追走し、直線でも内を突いて伸び、内から交わして抜け出して重賞初制覇。

新潟記念(G3・新潟芝2000m)は、フルゲートの大外枠から3番手に上がって先行、直線では外に出され、馬郡を割ってしぶとく伸びて3着。

斤量53キロの恩恵もありましたが、古馬相手に善戦しました。前向きな先行脚質で中山金杯の内回りは合っていますが、ラジオNIKKEI賞の快勝からベストは1800mです。

【中山金杯2023予想】穴馬5選情報

中山金杯
中山金杯

【ラーグルフ】前走時計優秀

父モーリス。母アバンドーネ。母の父ファルブラヴ。

昨年月岡温泉特別(2勝クラス・新潟芝2000m)は、内枠から控えて中団のインコースを追走、直線でも内を突いて伸びて抜け出し1着。

前走の甲斐路S(3勝クラス・東京芝2000m)は、中団追走から直線で外へ出されつつ差を詰め交わして1着、古馬相手に3歳馬として斤量55キロは重かったのですが、勝利して能力の高さを示しました。

2馬身差の圧勝で、1分58秒0の時計も優秀でした。

2歳時にホープフルS(G1・中山芝2000m)を3着した実績から中山金杯のコース適性に懸念はありません。

ベストの距離で連勝の可能性は十分にあります。

【レッドランメルト】中山巧者

父ディープインパクト。母クイーンズアドヴァイス。母の父Orpen。

3歳以上1勝クラス(札幌芝1800m)、茨城新聞杯(2勝クラス・中山芝1800m)、常総S(3勝クラス・中山芝1800m)を違う騎手で3連勝してオープン入りした実力馬です。

200mの距離延長で初の重賞挑戦と課題は多いですが、2歳未勝利を東京芝2000mで勝利実績があり、2000mへの距離延長はクリア可能と思われます。

先行力とコーナーワークが上手いのでコーナーが4回ある中山内回りへの適性は高いことが推測されます。

【マテンロウレオ】阪神内回り2勝

父ハーツクライ。母サラトガヴィーナス。母の父ブライアンズタイム。

時計のかかる馬場で開催された、きさらぎ賞(G3・中京芝2000m)を35秒0のメンバー中最速上がりの末脚で差し切って優勝。

前々走のアンドロメダS(L・阪神芝2000m)を好位から抜け出して1着。

中日新聞杯(G3・中京芝2000m)は、外枠から好位群へ上がっていき、直線伸びて先頭に立ちましたが、キラーアビリティにゴール前で交わされ2着。全3勝を2000mで挙げ、内2勝は阪神の内回りコース、コース形態の似た中山内回りで開催される中山金杯なら好勝負は必至です。

【スカーフェイス】時計のかかる馬場得意

父ハーツクライ。母スプリングサンダー。母の父クロフネ。

昨年重馬場開催だった、函館記念(G3・函館芝2000m)を4コーナー11番手から37秒7の末脚で追い込み3着。

雨の影響で時計が出ないパワー寄りの馬場で開催された、前走のディセンバーS(L・中山芝1800m)は、出遅れて10着に敗れていますが、4コーナー15番手から35秒5のメンバー中最速上がりの末脚を使っています。

昨年の中山金杯(G3・中山芝1800m)は、17頭立ての大外枠から、直線でも外を追い込んで2着。

冬場の荒れた中山の馬場で高いポテンシャルを発揮できるパワータイプです。

冬場の中山開催重賞なら好走する可能性は十分にあります。

【ワンダフルタウン】阪神内回り勝利

【中山金杯2023予想】コース適性馬5選情報

中山金杯
中山金杯

【エヴァーガーデン】小回り巧者

父アイルハヴアナザー。母モエレカトリーナ。母の父ゴールドヘイロー。

中山芝2000mは【2.1.0.4】で複勝率は75%。

中山芝コースは【3.2.0.6】で複勝率は46%。

芝2000mは【3.2.0.6】で複勝率は46%。

右回りは【4.5.1.12】で複勝率は46%。

稍重・重・不良馬場は【3.1.0.1】で複勝率は50%です。

小倉小回りコースでも好走実績があります。

凡走が続いていても中山コースに替わると巻き返してくることが多く、中山金杯で1発激走があっても驚けません。

【レインカルナティオ】中山巧者

父ルーラーシップ。母リビングプルーフ。母の父ファルブラヴ。

中山芝2000mは【1.0.1.0】で複勝率は50%。

中山芝コースは【3.1.1.1】で複勝率は83%。

芝2000mは【1.1.1.2】で複勝率は60%。

右回りは【3.2.1.1】で複勝率は83%。

稍重・重・不良馬場は【1.1.1.1】で複勝率は75%です。

2021年から2022年にかけ中山芝1800m、芝2000mで4戦連続3着以内に入っています。

コーナーが4回ある内回りコースになると一気にパフォーマンスを上げてくる中山巧者。

中山金杯で1発激走の可能性がある穴馬です。

【アラタ】内回り得意

父キングカメハメハ。母サンシャイン。母の父ハーツクライ。

中山芝2000mは【1.0.0.2】で複勝率は33%。

中山芝コースは【2.0.0.2】で複勝率は50%。

芝2000mは【3.0.2.4】で複勝率は42%。

右回りは【4.0.2.4】で複勝率は60%。

稍重・重・不良馬場は【3.1.0.4】で複勝率は50%です。

中山内回り、函館小回り、福島小回りのコーナーが4回ある芝2000mで好走する傾向があります。

適性が高い中山内回りコースなら勝ち負けまで持ち込める中山巧者です。

【ウインキートス】中山重賞実績有

父ゴールドシップ。母イクスキューズ。母の父ボストンハーバー。

中山芝2000mは【0.1.0.0】で複勝率は100%。

中山芝コースは【2.5.2.4】で複勝率は69%。

芝2000mは【0.2.0.1】で複勝率は67%。

右回りは【4.6.2.4】で複勝率は63%。

稍重・重・不良馬場は【0.2.1.2】で複勝率は60%です。

オールカマーは、2021年2着、2022年3着と中山重賞での実績は十分です。

芝2000mでの勝ちはなく、2000mへの距離短縮は若干割引。

【クリノプレミア】小回り好走実績

父オルフェーヴル。母ダンシングクイーン。母の父 Giant’s Causeway。

中山芝2000mは【0.0.0.0】で複勝率は0%。

中山芝コースは【2.0.1.3】で複勝率は50%。

芝2000mは【0.0.0.0】で複勝率は0%。

右回りは【3.1.1.5】で複勝率は50%。

稍重・重・不良馬場は【0.1.0.3】で複勝率は25%です。

芝2000mでの勝利はありませんが、福島芝1800m、中山芝1800mのコーナーが4回ある内回り、小回りコースで好走実績があります。

コースでの機動力があり、内回りなら芝2000mまで適応可能であることが推測されます。

【中山金杯2023予想】血統馬5選情報

中山金杯
中山金杯

【アラタ】上がりがかかる持続戦

父キングカメハメハ。母サンシャイン。母の父ハーツクライ。

キングカメハメハ×ハーツクライはJRA出走9頭中7頭が勝ち上がっている配合です。

ジュエラー(桜花賞)やワンカラット(スプリント重賞4勝)の近親。

母サンシャインはJRA3勝。

母の母バルドウィナはペネロープ賞(仏G3・芝2100m)の優勝馬。

キングカメハメハ×ハーツクライはJRA出走9頭中7頭が勝ちあがっている優秀な組み合わせです。

ハーツクライからスタミナを受け継ぎ、上がりがかかる持続戦になる傾向がある中山金杯で高いポテンシャルを発揮できる血統です。

【フェーングロッテン】中距離にも対応できる血統

父ブラックタイド。母ピクシーホロウ。母の父キングヘイロー。

半姉にスプリンターズステークス(G1)を制覇したピクシーナイトがいる良血馬です。

母ピクシーホロウはJRA3勝。

3代母ンコウエンジェルはクィーンズバーン(阪神牝馬S)、ワイルドソルジャー(名古屋グランプリ)、ダノンカモン(名古屋大賞典)などを排出した名牝馬です。

ブラックタイド×キングヘイロー×サクラバクシンオーだからキタサンブラックに似た父スタミナ×母スピード配合で中距離にも対応できる血統です。

脚質的にも中山内回りは合っていますが、ラジオNIKKEI賞快勝からベスト距離は1800mの可能性があります。

【ウインキートス】中山金杯向き血統

父ゴールドシップ。母イクスキューズ。母の父ボストンハーバー。

ウインイクシード(中山金杯2着・3着)の半妹で、母イクスキューズはクイーンカップの勝ち馬です。

母の母クリスティキャットはフラワーボウルH(米国G1・芝10F)の優勝馬。

父ゴールドシップはユーバーレーベン(オークス)、ウインマリリン(マーメイドS)などの父。

兄弟が中山金杯を好走していることから血統的に中山金杯向きの血統です。

【ラーグルフ】中山内回りの適性

父モーリス。母アバンドーネ。母の父ファルブラヴ。

ロールボヌール(地方6勝)やスーパーアキラ(JRA3勝)の近親で、4代母のアンブロジンンの牝系からはワンアンドオンリー(日本ダービー)、ノーリーズン(皐月賞)、グレイトジャーニー(シンザン記念)などが出ている優秀な血統です。

そこにモーリスが配されて、サドラーズウェルズ、サンデーサイレンス、ロベルトクロスを重ね中山内回りの適性を高めています。

【マテンロウレオ】Robertoの血脈

父ハーツクライ。母サラトガヴィーナス。母の父ブライアンズタイム。
ハーツクライ産駒は、ヒシイグアスは2021年に優勝、タイムフライヤー、グラティアスが中山芝2000mの重賞を優勝しています。

半兄にサウスビクトル(JRA4勝)、全兄インスピレーション(JRA3勝)がいます、中山金杯はRobertoの血脈持つ馬が強いレースと言われています。

2022年の中山金杯は1着レッドガラン、2着スカーフェイスはRobertoの血脈を持っていました。

マテンロウレオは、母の父ブライアンズタイムがRoberto系です。

【中山金杯2023枠順確定】

1-1 マテンロウレオ(横山和生)
1-2 クリノプレミアム(M.デムーロ
2-3 ラーグルフ(戸崎圭太)
2-4 レインカルナティオ(石川裕紀人)
3-5 フェーングロッテン(松若風馬)
3-6 スカーフェイス(石橋脩)
4-7 アラタ(横山武史)
4-8 カレンルシェルブル(斎藤新)
5-9 ヒュミドール(田辺裕信)
5-10 コスモカレンドゥラ(柴田大知)
6-11 ラーゴム(T.バシュロ)
6-12 ウインキートス(松岡正海)
7-13 フォワードアゲン(江田照男)
7-14 ワンダフルタウン(津村明秀)
8-15 レッドランメルト(北村宏司)
8-16 ゴールドスミス(大野拓弥)
8-17 エヴァーガーデン(丹内祐次)