札幌記念

札幌記念コース解説(札幌芝2000m)

札幌芝2000m
札幌芝2000m

札幌競馬場芝Cコースの1周距離は1,659.8m、幅員は22~24m、直線距離は269.1m、高低差は0.7mです。

札幌記念が開催される札幌コースは、開幕5週10日目、札幌記念はCコース2日目に開催されます。

3コーナーから4コーナーの内側に傷みがあります。その他の箇所についても少しずつ傷みが広がってきています。

Cコースに替わり、Aコースから3メートル外側に内柵を設置されますが、芝の痛みの状態から外差しが決まりやすい傾向があると思われます。

札幌競馬場は、全体的に円形に近い丸っこいコース形態をしていることと、芝が洋芝という2つの特徴があり、この2つの特徴への適性の有無がコース攻略の鍵になります。

芝コースの1週距離は1640.9mとローカル6競馬場のなかでは3番目の長さですが、ゴール前の直線距離は266.1mと、JRA全10競馬場のなかで直線が最も短い函館競馬場の262.1mと4mしか差がありません。

札幌競馬場の1週距離は1640.9mで決して小さくないにもかかわらず、直線が短い訳は、コーナーの半径が大きいために、1週距離の長さに対してコーナー部分の占める割合が多く、コースの1周が全体的に丸っこい形になっているためです。

札幌競馬場は、4つのコーナーが緩やかで大きなカーブなので、コーナーで外を回れば距離ロスが他競馬場に比べて非常に大きくなります。

走破距離を出来る限り短くするには、内ラチを器用に走れる機動力がある馬が有利になる傾向があります。

機動力とはコーナーで瞬時に加速できる能力のことです。

札幌競馬場の芝は洋芝です。洋芝は野芝に比べて、寒い気候に強く、水はけが抜群に優れていて保水性が高い半面、耐久性は野芝に比べて劣ります。

洋芝は時計がかかる品種で、耐久性に弱いため開催が進むと馬場の痛みが激しくなります。

洋芝の耐久性に弱い馬場状態を考慮すると、開幕週から開催前半は馬場状態の良い内を走れる馬の好走率が高く、開催後半は耐久性に乏しい洋芝なので特に内側の芝が荒れていることから、比較的馬場状態の良い外側を走る馬の好走率は、開催が進むにつれて高くなります。

直線距離は266.1mと短いことから、後方一気の追い込み脚質の馬は届かないことが多いですが、開催が進むと内が荒れてくることから馬場状態の良い外を回ってくる差しが決まりやすくなります。

また、丸っこいコース形態で、コーナーが緩やかなこともあり、早めに仕掛けてくる捲くりが決まることもあります。

とは言うものの、基本はコーナー部分が多い丸っこい形状をしているので、外々を回れば距離ロスがかなり大きくなり、内ラチの経済コースを走ることができる先行脚質の馬が有利になります。

札幌競馬場芝2000mは4コーナーのポケット地点からのスタートで、1コーナーまでの距離が約400mと比較的に長く枠順の不利が少ないコースです。

コース全体の高低差は0.7mで、ほぼ平坦のため前半から速くなりやすい傾向があります。

コーナーは緩いカーブでスピードに勢いがつき、直線距離は269.1mと短いですが、タフな持続力勝負になりやすいことから、直線まで好位で脚をためるための折り合いがつくかどうかも、勝ち負けの重要な要素になります。

内ラチを器用に走りながら直線で馬場状態の良い外側に持ち出す騎手の手腕が必要になります。

掛かってしまうと、直線でスタミナ切れになるので、直線まで折り合えて緩いコーナーでスピードにのってのロングスパートできるスピードの持続力と洋芝を走るパワーのある馬が、札幌競馬場芝2000mで好走できることが推測されます。

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【札幌記念2023予想】データ分析と傾向

札幌記念
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札幌記念過去10年人気別成績

人気別成績


1番人気【0.4.3.3】
2番人気【5.1.0.4】

1番人気は好走は多いですが、勝ちきれていません。
1番人気よりも2番人気の方がねらい目です。

札幌記念過去10年前走別成績

前走別成績


前走重賞以外【0.0.1.19】
重賞組の中でもGIを使われた馬【5.6.6.24】
前G1・5着内【4.4.2.9】

前走重賞以外からの参戦馬馬には厳しく
前G1・5着内だと大崩れは少ない傾向があります。

札幌記念過去10年種牡馬別成績

種牡馬別成績


ディープインパクト産駒【3.3.1.14】
ハービンジャー産駒【2.1.2.5】
クロフネ産駒【1.0.1.2】

サンデーサイレンス系は苦戦傾向で、ノーザンダンサー系の種牡馬の活躍が目立っています。

札幌記念過去10年枠順別成績

枠順別成績


1枠【4.0.1.9】
2枠【1.3.0.11】
1枠は単勝回収率100%超
2枠は複勝回収率100%を超
1~2枠だけで勝ち馬の半数を占めており、 内枠有利傾向が顕著。
7~8枠は複勝率が低く軽視した方が良さそうです。

札幌記念過去10年最高配当

過去10年最高配当


単勝最高配当1,990円(2017年)
馬連最高配当37,670円(2017年)
馬単最高配当69,510円(2017年)
3連複最高配当33,670円(2015年)
3連单最高配当·233,540(2015年)

札幌記念データ分析まとめ

まとめ


マークされる1番人気より2番人気の方が馬券妙味高い
前走G1で5着内狙い目
ノーザンダンサー系の好走多い
1~2枠で5勝の内枠有利

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【札幌記念2023予想】本命馬候補5選情報

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【ジャックドール】高い心肺機能

父モーリス。母ラヴァリーノ。母の父Unbridled’s Song。

昨年の金鯱賞は1分57秒2のコースレコードで逃げ切って5連勝、内4連勝は逃げ切り勝ちのスピード能力が非常に高い馬です

。前々走の大阪杯は、スムーズにハナへ、楽な流れでありませんでしたが、自分のペースで進み、直線に入っても先頭をキープ、ゴール前はスターズオンアースに詰め寄られましたが、ハナ差凌いで逃げきり優勝しました。

前走の安田記念は、ウインカーネリアンを見ながら2番手で先行、スムーズに進み、直線で先頭に立ちましたが外から交わされて5着、1600mの経験の差が出た結果でした。

大阪杯は1分57秒4、天皇賞秋は1分57秒8と、ハイペースで逃げることができる高い心肺機能を備えています。

昨年の札幌記念の覇者でコース適性に懸念なく連覇期待されます。

【プログノーシス】強烈な末脚

父ディープインパクト。母ヴェルダ。母の父Observatory。

金鯱賞(G2・中京芝2000m)は、外枠からでスタートは遅れましたが、大きなロスはなく抑えて追走、外を回って進出、直線でも外から伸び、内のフェーングロッテンを交わして1着、33票9の末脚が目立っていました。

前走のQE2世C(G1・シャティ芝2000m)は、世界の強豪馬を相手に2着に健闘しました。

これまで国内では9戦中8戦で上がり3F最速の末脚を使っています。

スタートに難はありますが、短い直線でも展開がハマれば勝ち負けできる実力馬です。

【シャフリヤール】コース適性懸念

父ディープインパクト。母ドバイマジェスティ。母の父Essence of Dubai。

日本ダービー優勝、ジャパンカップ3着・2着、ドバイシーマクラシック優勝とG1での実績は十分の実力馬です。

デビューから11戦全て5着以内です。

潜在能力の高さから札幌記念では勝ち負けは必至ですが、コーナー部分が多い丸っこい形状の札幌コースへ適応できるかが鍵になりそうです。

【ダノンベルーガ】実力が世界レベル

父ハーツクライ。母コーステッド。母の父Tizway。

デビュー2連勝で出世レースの共同通信杯を優勝。皐月賞では直線で外を回った馬が有利な馬場の荒れた内から抜け出し4着。

日本ダービーは4着に敗れましたが、1番人気に支持された非常に潜在能力が高い馬です。

昨年の天皇賞秋は中団後方11番手で脚をため、直線は馬郡を割って内を突き、イクイノックス、パンサラッサには届きませんでしたが、32秒8の鋭い末脚を使って3着と実力がついてきたことを示しました。

前走のドバイターフ(G1)は、世界の強豪馬相手に2着と実力が世界レベルであることを示しました。

折り合いに懸念がなく、直線が短い札幌コース、早めに仕掛けてのロングスパートが出来れば好勝負必至です。

【ウインマリリン】洋芝適性高い

父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父Fusaichi Pegasus。

昨年の札幌記念は、3番手先行からスピードを持続して3着。

エリザベス女王杯(G1)2着。

前走香港ヴァーズを勝ち念願のG1初制覇。

札幌記念3着、エリザベス女王杯を重馬場で2着と時計の掛かる馬場での実績から札幌洋芝への適性は高く、昨年以上の成績が期待できそうです。

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【札幌記念2023予想】穴馬候補5選情報

札幌記念
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【ヒシイグアス】内回り巧者

父ハーツクライ。母ラリズ。母の父Bernstein。

天皇賞秋5着、香港Cはラヴズオンリーユーとアタマ差の2着、大阪杯は勝ち馬ポタジェから0秒3差の4着、宝塚記念はタイトルホルダーに次ぐ2着と、G1で好走実績のある実力馬です

。前々走の中山記念は、スタート出遅れ9番手を追走、勝負所で上がって行き、直線前にスペースがなく、外へ出されてから34秒6のメンバー中最速上がりの末脚でひと伸びして勝利しました。

前走の大阪杯は直線で伸びきれず7着でした。

昨年の大阪杯は0秒3差の4着、宝塚記念も0秒3差の2着と阪神内回りのG1で連続好走しています。

また中山金杯1着、中山記念1着とコーナーが4回ある内回り重賞での勝利実績も十分で、コーナー部分が多い札幌コースでも十分に通用することが推測されます。

【マテンロウレオ】重賞5戦連続掲示板

父ハーツクライ。母サラトガヴィーナス。母の父ブライアンズタイム。

昨年のきさらぎ賞を猛烈な末脚で抜け出し優勝した素質馬です。

皐月賞12着、日本ダービー13着とクラシックは苦戦しましたが、アンドロメダSを勝利。

昨年の中日新聞杯から天皇賞春まで、重賞5戦連続掲示板を確保している実力馬です。

今年は大阪杯4着、天皇賞春5着とG1で健闘しており、札幌記念での好走が期待できそうです。

【ラーグルフ】抜群の内回り適性

父モーリス。母アバンドーネ。母の父ファルブラヴ。

昨年の月岡温泉特別は、内枠から控えて中団のインコースを追走、直線でも内を突いて伸びて抜け出し1着。

甲斐路Sは、中団追走から直線で外へ出されつつ差を詰め交わして1着、2馬身差の圧勝で、1分58秒0の時計も優秀でした。

前々走の中山金杯は、中団の前目を追走から勝負所で上がっていき、4コーナーで外を回って、内で逃げ粘っていたフェーングロッテンに並んで交わし、外から迫ってきたクリノプレミアムの追撃をハナ差おさえて勝ちました。

大阪杯の高速決着は合わず11着でした。

中山内回りコースでは3戦して2勝・3着1回と抜群の内回り適性が認められ、コーナー部分が多いまるっこい札幌コースは合いそうです。

【ウインマイティー】コースでの機動力

父ゴールドシップ。母アオバコリン。母の父カコイーシーズ。

昨年のマーメイドステークスを3番手先行から抜け出し重賞初制覇。

京都大賞典は直線馬郡を割って伸びて牡馬相手に3着に好走。

有馬記念6着、京都記念6着は一線級馬牡馬相手に好走しています。

阪神芝2000m内回りコースは、マーメイドステークス、忘れな草賞を勝った実績がある得意コースです。

コーナー部分が多いまるっこい札幌コースなら機動力を発揮しての好勝負できるコースです。

【ソーヴァリアント】札幌2勝

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。

昨年のチャレンジCは、逃げたレッドベルオーブから離れた3番手を追走、勝負所で上がっていき、直線でもスピードを維持して伸び、抜け出し1馬身半の差をつけて快勝、連覇を達成して実力を示しました。

今年は中山記念9着、鳴尾記念14着を凡走しています。

全5勝を内回りと、コーナー部分が多い札幌(内2勝)で勝った実績から、札幌コースなら、高いポテンシャルを発揮できる絶好の舞台です。

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【札幌記念2023予想】コース適性馬5選情報

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【ジャックドール】札幌記念覇者

父モーリス。母ラヴァリーノ。母の父Unbridled’s Song。

札幌芝2000mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

札幌芝コースは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

芝2000mは【8.2.0.4】で複勝率は74%。

右回りは【3.2.0.2】で複勝率は71%です。

札幌コースはコーナー部分が多い丸っこい形状をしているので、外々を回れば距離ロスがかなり大きくなり、内ラチの経済コースを走ることができる先行脚質の馬が有利になり、ジャックドールの先行力は札幌記念で非常に有効になります。

昨年の札幌記念の覇者でコース適性は高く、勝ち負けは必至です。

【ソーヴァリアント】芝2000m4勝

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。

札幌芝2000mは【2.0.0.0】で複勝率は100%。

札幌芝コースは【2.0.0.0】で複勝率は100%。

芝2000mは【4.0.1.3】で複勝率は63%。

右回りは【5.2.0.4】で複勝率は64%です。

全5勝を内回りと、コーナー部分が多い札幌(内2勝)で勝った実績から、札幌コースへの適性に懸念なく、札幌記念で高いポテンシャルを発揮して上位進出の可能性は十分にあると思われます。

【トップナイフ】内回り重賞3戦連続で2着

父デクラレーションオブウォー。母ビーウインド。母の父スピニングワールド。

札幌芝2000mは【1.0.0.0】で複勝率は100%。

札幌芝コースは【1.0.1.1】で複勝率は67%。

芝2000mは【1.3.0.2】で複勝率は67%。

右回りは【2.3.1.2】で複勝率は75%です。

ラジオN杯京都2歳S、ホープフルS、報知弥生ディープ記念を中山・阪神の内回りコース3戦連続で2着。

札幌芝2000mはデビュー3戦目に逃げ切って勝っています。

札幌コースは、コーナーの半径が大きいために、1週距離の長さに対してコーナー部分の占める割合が多く、コースの1周が全体的に丸っこい形になっているためです。

札幌競馬場は、4つのコーナーが緩やかで大きなカーブなので、コーナーで外を回れば距離ロスが他競馬場に比べて非常に大きくなります。

トップナイフは内ラチを器用に走れる機動力と先行力があり、走破距離を出来る限り短くする走りができるので、札幌コースは合っています。

【ヒシイグアス】馬場状態の良い外から

父ハーツクライ。母ラリズ。母の父Bernstein。

札幌芝2000mは未出走。札幌芝コースは未出走。

芝2000mは【3.1.0.3】で複勝率は57%。

右回りは【5.4.0.4】で複勝率は69%です。

大阪杯は勝ち馬ポタジェから0秒3差の4着、宝塚記念はタイトルホルダーに次ぐ2着、また中山金杯1着、中山記念1着。コーナーが4回ある内回り重賞での好走実績も十分で、コーナー部分が多い札幌コースでも十分に通用することが推測されます。

比較的馬場状態の良い外側を走る馬の好走率は、開催が進むにつれて高くなります。

直線距離は266.1mと短いことから、後方一気の追い込み脚質の馬は届かないことが多いですが、開催が進むと内が荒れてくることから馬場状態の良い外を回ってくる差しが決まりやすくなりヒシイグアスの末脚なら差し切れる可能性があります。

【プログノーシス】開幕5週目の馬場

父ディープインパクト。母ヴェルダ。母の父Observatory。

札幌芝2000mは未出走。札幌芝コースは未出走。

芝2000mは【3.1.0.1】で複勝率は80%。

右回りは【3.2.1.0】で複勝率は100%です。

札幌競馬場の洋芝は野芝に比べて、寒い気候に強く、水はけが抜群に優れていて保水性が高い半面、耐久性は野芝に比べて劣ります。

洋芝は、耐久性に弱いため開催が進むと馬場の痛みが激しくなります。

洋芝の耐久性に弱い馬場状態を考慮すると、開幕5週目で馬場状態の良い外側を走る馬の好走率は高くなります。

札幌開開幕5週目の外差しが決まりやすい馬場なら、これまで国内では9戦中8戦で上がり3F最速の強烈な末脚があり、差し切れる可能性があります。

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【札幌記念2023予想】血統馬5選情報

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【ジャックドール】父産駒持続力とパワフル伝える

父モーリス。母ラヴァリーノ。母の父Unbridled’s Song。

ディナースタ(JRA3勝)、サウンドストリート(JRA2勝)の半兄。

3代母It’s in the Airは、ヴァニティHなど中距離ダートG1を5勝した名牝。

母の父Unbridled’s Songはコントレイルなどの母の父。

父モーリスのスピード×母系米国中距離スピード血脈で、G1のハイペースの究極のスピードレースで、高いポテンシャルを発揮できる血統です。

モーリス産駒は、スピード能力が高く、 その特徴が十分に発揮できるのは、パワフルなスピードが活きる芝稍重、重馬場は狙いどころ切れ味鋭いというより、 持続力のあるパワフルなスピードを武器とする産駒が多いためか、芝稍重、芝重馬場、洋芝で馬券的妙味が高まる時があります。

2020年からの3年間、札幌芝コースでの複勝率は33.0%です。

【ダノンベルーガ】父産駒札幌芝複勝率31.0%

父ハーツクライ。母コーステッド。母の父Tizway。

レイヴンランS(米G2・ダ7F)2着マリブステイシーの近親。

母コーステッドはBCジュヴェナイルフィリーズターフ(米G1・芝8F)2着、BCフィリーズターフ(米G1・芝8F)2着。

母母マリブピアーはサンタアナS(米G2・芝9F)などのG2を2勝。

母父TizwayはメトロポリタンH(米G1・ダ8F)とホイットニーH(米G1・ダ9F)を優勝。

ハーツクライ産駒は、小回りダートコースで好成績、晩年近くの産駒になるにつれ、ダート戦での強さが目立ってきています。

中でも、札幌、函館といったパワフルな先行力が活きる、小回りコースにて好成績です。

2020年からの3年間、札幌ダコースでの複勝率は37.8%で、札幌芝コースでの複勝率は31.0%です。

【プログノーシス】母系重厚なスタミナ

父ディープインパクト。母ヴェルダ。母の父Observatory。

ヴォルダや(英G1チェヴァリーパークS・芝6F)優勝馬、アヴィオール(JRA3勝)の半弟。

3代母のVal d’Ericaは、伊オークスや伊1000ギニーの優勝馬。

母父ObservatoryはQエリザベス二世S(英G1・芝8F)に勝ったマイラーです。

ディープインパクト産駒としても一瞬の斬れ味というよりは持続力に富む末脚で、金鯱賞でも地力で差しています。

母系は重厚なスタミナを受け継ぎ、洋芝で格負けはない血統的適性があります。

【シャフリヤール】アルアインに近いタイプ

父ディープインパクト。母ドバイマジェスティ。母の父Essence of Dubai。

アルアイン(皐月賞、大阪杯)やダノンマジェスティ(JRA4勝)の全弟で、アルナシーム(JRA3勝)の近親。

母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米国G1・ダ7F)勝ち馬。

母父Essence of Dubaiは米国重賞4勝。

アルアイン、ダノンマジェスティ、ヒメノカリスの全弟で、アルナシームの叔父。

母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ち。

母父エッセンスオブドバイはスーパーダービー(米G2・ダ9F)勝ち馬。

シャフリヤールは、古馬になって母方の北米パワー体質が強くでて、アルアインに近いタイプになってきたことから、札幌2000mで大きな変り身を見せてくる可能性があります。

【ソーヴァリアント】母系マイラー

父オルフェーヴル。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。

マジックキャッスルやJRA7勝のソーグリッタリングの半弟で、重賞埼玉新聞栄冠賞1着のトーセンデュークの近親です。

母ソーマジックはアネモネSに勝ち桜花賞3着、ソーヴァリアントの他にもマジックキャッスル、ソーグリッタリング、ソーダズリングなどを産み繁殖としても優秀です。

母の母スーアはG2伊1000ギニー(芝1600m)1着。

オルフェーヴル産駒としてはアルゼンチン共和国杯を連覇したオーソリティとよく似た配合ですが、母系がマイラーなので中距離がベストの距離です。

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