東京新聞杯勝ち馬の条件

①4歳馬が中心で好走率が高い
②3〜5番人気の馬が勝ちやすい、1番人気は信頼薄
③牝馬の好走率が高く、評価を上げるべき
④前走が京都金杯、G1、または3勝クラス組が有利
⑤マイル連対率50%以上の馬が優勝しやすい
⑥内枠(1〜4枠)が勝ち切り優勢、外枠は不利
⑦差し・追い込み脚質が目立つが、展開次第で逃げも可能
東京新聞杯危険な人気馬の条件

①1番人気馬で信頼薄、過去10年勝率10%
②後方一辺倒の脚質、4角10番手以下
③前走逃げ馬、外枠(7-8枠)で逃げにくい
④G1/G2実績馬で叩き台ローテ、勢い不足
⑤7歳以上高齢馬、好走率低下
⑥ダイワメジャー産駒牝馬血統不利
東京新聞杯コース解説(東京芝1600m)

東京新聞杯は、東京競馬場芝1600mのDコースで開催されます。このコースは、1周距離2,139.6m、幅員22~32m、直線525.9m、高低差2.7mの設定。洋芝の状態は良好で、開幕2週目ということもあり、内側の馬場が優位です。スタートは向正面の2コーナー出口付近の下り坂から始まり、約1.8mの下りを経てバックストレッチ中間へ。そこから急な1.5m上り坂、平坦部、3~4コーナーの中間まで2.2mの下り坂と、起伏が豊富です。東京新聞杯の特徴は、下り坂スタートで前半のスピードが出やすい点。バックストレッチ540mが長く、ペースが速くなりやすい。3コーナー手前で上り、再び下りながらコーナーへ進入するため、息が入りにくくスタミナ消耗戦に。4コーナーから直線へ移ると、残り460m~300m地点に高低差2mの「だんだら坂」が待ち受けます。この坂は220mに及び、なだらかながらタフで、坂を上り切った後の300m直線で末脚が求められます。直線は525.9mと長く、紛れが少なく馬の能力が反映されやすいコースです。東京新聞杯では、逃げ切りが難しく、1800m以上のスタミナが必要。脚質は差し馬有利で、中距離路線からの馬が狙い目。内枠や経済コースを通る馬が強く、馬群を捌ける勝負根性のある馬が好走します。マイラーとしての総合力、切れ味と持続力が試されます。過去傾向からもゴール前の急坂克服が鍵です。
【東京新聞杯2026予想】データ分析と傾向

東京新聞杯過去10年単勝人気別成績
過去10年(2016~2025年)のデータでは、1番人気馬の成績が1勝2着1回3着2回着外6回で、勝率10.0%、連対率20.0%、3着内率40.0%と、信頼度がやや低いのが特徴です。東京新聞杯のコース特性として、直線の長い坂がスタミナを要求するため、1番人気の圧倒的な実力馬でも、展開次第で崩れるケースが多いようです。一方で、2番人気から6番人気のゾーンが強く、全体的に上位人気の信頼性が高いレースと言えます。具体的に2番人気の成績は0勝2着2回3着2回着外6回で、勝率0%、連対率20.0%、3着内率40.0%。勝利こそないものの、安定した複勝率を示しています。3番人気は3勝0着1回3着1回着外6回で、勝率30.0%、連対率30.0%、3着内率40.0%と、勝ち切る力のある馬が好走しやすい傾向。4番人気は過去10年で3勝1着1回3着1回着外5回、勝率30.0%、連対率40.0%、3着内率50.0%と優秀です。5番人気も2勝2着2回3着1回着外5回で、勝率20.0%、連対率40.0%、3着内率50.0%をマーク。6番人気は0勝3着3回3着1回着外6回で3着内率40.0%と、穴馬として注目すべきです。東京新聞杯の傾向として、2番人気から6番人気の3着内率が40%以上と高く、過去10年でこれらのゾーンから多くの好走馬が出ています。特に、4番人気と5番人気の複勝率50.0%は目立つ数字で、中堅人気馬の活躍がレースの鍵を握ります。一方、6~10番人気は1勝3着3回3着2回着外44回で勝率2.0%、連対率8.0%、3着内率12.0%と低調。11番人気以下は0勝1着1回3着2回着外47回で勝率0%、連対率2.0%、3着内率6.0%と、大穴狙いはリスクが高いです。このデータから、東京新聞杯2026の予想では1番人気を過信せず、2番人気から6番人気の馬を軸に据えるのが有効です。
東京新聞杯過去10年年齢別成績
過去10年(2016~2025年)のデータでは、3着以内馬延べ30頭のうち16頭が4歳馬で、全体の半数以上を占めています。このレースのコース特性として、直線の長い坂がスタミナを要求する消耗戦となりやすいため、若い4歳馬の成長力とスピードが活きやすいのが理由です。全体的に、4歳馬が好走の中心で、まずはこの世代に注目すべきです。具体的な年齢別成績を詳しく見ていきましょう。4歳馬の成績は5勝2着6回3着5回着外32回で、勝率10.4%、連対率22.9%、3着内率33.3%と突出しています。これは、4歳世代がマイラーとしての総合力を発揮しやすいコース設定によるもので、過去10年で最も安定したパフォーマンスを示しています。一方、5歳馬は2勝2着2回3着3回着外33回で、勝率5.0%、連対率10.0%、3着内率17.5%。4歳に比べて成績が落ちるものの、経験を積んだ馬が巻き返すケースもあり、侮れない存在です。6歳馬は2勝0着1回3着1回着外31回で、勝率5.9%、連対率5.9%、3着内率8.8%と低調。加齢によるスタミナの低下が影響し、好走例が限定的です。さらに高齢馬を見ると、7歳馬は1勝2着2回3着0回着外17回で、勝率5.0%、連対率15.0%、3着内率15.0%。意外に連対率が高く、ベテラン馬の底力が光る年もありますが、全体として信頼度は中程度。8歳馬は0勝0着0回3着1回着外7回で、勝率0%、連対率0%、3着内率12.5%と苦戦。過去10年で勝利ゼロと、高齢馬の限界が顕著です。9歳以上はデータなしで、好走例がほとんど見られません。東京新聞杯の年齢別傾向として、4歳馬の3着内率33.3%が最高で、5歳以上の馬は好走例が少なく、加齢とともに成績が低下するパターンです。これは、1600mの距離で求められるスピードと持続力が、若い馬に有利に働くため。過去10年の分析から、4歳馬を中心に、5歳や6歳の選別が重要。7歳以上は穴馬として狙う程度に留め、スタミナ豊富な中距離適性馬を優先すべきです。
東京新聞杯過去10年枠番別成績
過去10年(2016~2025年)のデータでは、連対馬延べ20頭のうち19頭が1枠から6枠の馬で、外枠の苦戦が目立ちます。このレースのコース特性として、スタートから下り坂でスピードが出やすく、直線の長い坂で内を回る経済コースが有利に働くため、内寄りの枠が好走しやすいようです。馬連や馬単などの馬券では、1枠から6枠を重視すべきでしょう。具体的な枠番別成績を詳しく見ていきましょう。1枠の成績は3勝2着0回3着2回着外11回で、勝率18.8%、連対率18.8%、3着内率31.3%と優秀です。特に勝利数が多く、内枠の利を活かした先行馬が活躍する傾向。2枠は2勝3着3回3着0回着外13回で、勝率11.1%、連対率27.8%、3着内率27.8%。連対率が高く、安定した好走が見られます。3枠は0勝2着2回3着0回着外17回で、勝率0%、連対率10.5%、3着内率10.5%と勝利こそないものの、2着の好走例あり。4枠は2勝2着2回3着1回着外14回で、勝率10.5%、連対率21.1%、3着内率26.3%。複勝率が高く、内中枠の強みが発揮されます。5枠は1勝1着1回3着1回着外16回で、勝率5.3%、連対率10.5%、3着内率15.8%。中枠ながらまずまずの成績。6枠は2勝1着1回3着2回着外14回で、勝率10.5%、連対率15.8%、3着内率26.3%と、4枠に並ぶ好調ぶり。一方、外枠の7枠は0勝0着0回3着2回着外18回で、勝率0%、連対率0%、3着内率10.0%。勝利ゼロで苦戦。8枠は0勝1着1回3着2回着外17回で、勝率0%、連対率5.0%、3着内率15.0%と、外枠の不利が顕著です。過去10年で7~8枠からの勝利はなく、3着以内のシェアも低い。東京新聞杯の枠番別傾向として、1枠から6枠の3着内率が全体的に高く、特に1枠と4枠、6枠の複勝率25%以上が目立ちます。これは、1600mの距離で内ラチ沿いをスムーズに走れる利点によるもの。外枠はスタート後のポジション取りが難しく、消耗戦で不利です。
東京新聞杯過去10年脚質別成績
過去10年(2016~2025年)のデータでは、差し馬が5勝2着5回3着5回着外44回で、勝率9%、連対率17%、3着内率25%と高い成績を収めています。このレースのコース特性として、直線の長い坂が持続力を要求するため、瞬発力だけでなくスタミナのある差し馬が有利に働くようです。中団からの差しが特に強く、全体の半数近くを占めています。一方、逃げ馬の成績は3勝2着1回3着0回着外6回で、勝率30%、連対率40%、3着内率40%と優秀です。意外に逃げ切りが多く、スタミナ豊富な中距離適性馬が内枠から粘るケースが見られます。ただし、先行馬は1勝2着1回3着3回着外28回で、勝率3%、連対率6%、3着内率15%と低調。ポジション取りが厳しく、ペース次第で崩れやすい傾向です。追込馬は1勝3着3回3着2回着外42回で、勝率2%、連対率8%、3着内率13%。後方一気のタイプは届きにくく、2~3着止まりが多いです。東京新聞杯の脚質別傾向として、差し馬の3着内率25%が最高で、逃げ馬の勝率30%も注目。過去10年で中団・後方からの馬が好走の中心ですが、上がり最速馬が苦戦する年もあり、持続力の重要性が浮き彫りです。前走で後方から好タイムを出した馬が信頼でき、開幕2週目の内馬場有利も影響。外枠の追込は特に不利で、内をスムーズに回る脚質が鍵となります。
【東京新聞杯2026予想】血統傾向情報

東京新聞杯は、東京芝1600mの別定重賞として知られ、後傾ラップが特徴的だ。過去5年の平均ラップは前後半46.2-46.0秒で、ペースが緩みやすく、適距離が1800~2000m寄りの馬が好走しやすい。こうした持続力が求められる展開から、血統傾向も持続型・中距離向きの系統が目立つ。1番人気馬は[0-1-0-4]と不振で、平均馬連配当8608円の荒れ模様。25年ブレイディヴェーグ(1人気4着、通過9-8)、24年マスクトディーヴァ(1人気6着、通過11-11)、23年ジャスティンカフェ(1人気4着、通過12-13)のように、後方待機の差し馬が届かず苦戦するケースが多い。これが血統選択の鍵となる。血統面では、サンデーサイレンス系(特にディープインパクト産駒やハーツクライ産駒)が基盤。過去10年でハーツクライ産駒が複数勝利(例:18年リスグラシュー、22年イルーシヴパンサー)。持続力重視のロベルト系(タニノギムレット系統)も勝ち切りに強い。ダンチヒ系やダート型ノーザンダンサー系(ハービンジャー産駒など)が台頭し、23年2着ナミュール、3着プレサージュリフトのように活躍。母父にノーザンダンサー系やキングマンボ系が入る配合が好相性で、瞬発力だけでなく長い直線での粘りを発揮する。近年、非サンデーサイレンス系も増加。25年1着ウォーターリヒト(ドレフォン産駒)、24年3着ホウオウビスケッツ(マインドユアビスケッツ産駒)のように、米ダート血統の持続力がマッチ。デインヒル血を持つ馬も決め手で優位。牝馬の活躍が目立ち、エリザベス女王杯組の[3-1-1-1]は血統の相性を示す。2026年は、後傾ラップ対応の持続血統を優先。ロベルト系やダンチヒ系を軸に、荒れを狙う。
【東京新聞杯2026予想】血統情報

【オフトレイル】
父Farhhは英チャンピオンS(G1・芝10F)勝ち馬で、産駒に欧州マイルG1勝ち馬を3頭輩出。ピヴォタル産駒として知られ、ナスルーラ系のスピードと持続力を伝えるマイラー血統。母ローズトレイルはKingmambo産駒で、母父Kingmamboはミスタープロスペクター系で瞬発力とクラシック適性を加え、欧米の名門血統を融合。全体として奥のあるマイラー配合で、しなやかなストライドが特徴。コジーン(母母父)の血が柔軟性を与え、前走マイルCSでは馬群を縫っての好追込を見せた。一族は国際色豊かで、リゾランジ賞(仏G3・芝1200m)のローザインペリアルの半弟、VRCヴィクトリアダービー(豪G1・芝2500m)のベニシオの甥。牝祖ビントマースカイはゴールデンスリッパーS(豪G1・芝1200m)勝ち馬で、子孫に活躍馬多数。豪州のスプリント血統が基盤だが、Kingmamboの影響で中距離適性も備え、多様な距離対応が可能。ピヴォタル系の軽快さとKingmamboの底力が、東京芝マイルの後傾ラップで活きやすい。過去の欧州産駒のように、大箱コースで瞬発力を発揮するタイプ。
【ブエナオンダ】
父リオンディーズは名牝シーザリオの息子で、エピファネイアの全弟。キングカメハメハ産駒として知られ、産駒にミュージアムヒルやテーオーロイヤルがおり、中距離での持続力とパワーを伝える。母オーサムウインドはディープインパクト産駒で、母父ディープインパクトの影響でしなやかな体質と瞬発力を加え、戦績通り京都外回りで鋭く斬れるタイプ。距離は1800mでも対応可能で、オリオールの薄いクロスが柔軟性を高め、外から差す形が理想的だ。一族は優秀で、スーパーフェザーやフェザーモチーフの甥、ショウナンバシットのイトコ。母母オーサムフェザーはBCジュヴェナイルフィリーズ(米G1・ダ8.5F)勝ちの北米2歳女王で、米ダート血統の底力を注入。キングカメハメハのスピードとディープの瞬発力が融合し、東京芝マイルの後傾ラップで活きやすい。リオンディーズ産駒の特徴として、大箱コースでの末脚が強く、前走京都金杯のような差し脚が東京新聞杯の展開にマッチする。
【マジックサンズ】
父キズナはディープインパクト産駒で、昨年のリーディングサイアー。産駒にビアンフェやソングラインがおり、瞬発力と持続力を伝える中距離マイラー型。母コナブリュワーズはJRA4勝(芝1200~1400m)のスプリンターで、母父キングカメハメハの影響でパワーとスピードを加え、キズナ×キングカメハメハの配合はハピやタガノエルピーダと同じ成功例。全体としてパワーマイラー血統で、タフな馬場や上がりのかかるレースで浮上しやすい。一族は短距離寄りで、コナコーストやコナブラックの兄。母母アンブロワーズは函館2歳S(G3)勝ち馬で、ロシュフォールやテオドールの母としても知られ、早熟さとパワーを伝える牝系。キングカメハメハのスタミナとディープ系のしなやかさが融合し、NHKマイルCでのHペース前崩れでユタカ騎手の後方イン強襲が決まったように、差し脚が鋭い。近走は上がり勝負で鋭さ負けの形だが、この血統の真価は持続力戦で発揮。東京芝マイルの後傾ラップで、母系の短距離パワーが直線で活きる。
【エルトンバローズ】
父ディープブリランテは日本ダービー馬で、ディープインパクト産駒として知られ、産駒にはモズベッロやラプタスがいる。ディープインパクトの影響で鋭い斬れ味が特徴で、シアトルソングの血が加わることで持続力も備える。母ショウナンカラットはブライアンズタイム産駒で、スタミナとパワーを伝える系統。母父ブライアンズタイムはロベルト系で、母系に潜在的なスタミナの魅力があり、長打力の源泉だ。母系を遡ると、祖母ニュースヴァリューはJRA6勝のオープン馬で、マイラーとしての適性を示す。一族にはドグマやカバーガールの下、グランプリゴールドの甥、ダノンプログラマーのイトコとして位置づけられ、さらにベガ(桜花賞・オークス勝ち)、アドマイヤベガ(ダービー)、ハープスター(桜花賞)などG1級の活躍馬が多数出る名門牝系。米血を母系に固め、スピードと瞬発力を兼備しつつ、ナスルーラ系の血が加わることで大箱コースでの適応力が高い。過去の毎日王冠で2年連続好走(ナスルーラ系持ち)のように、東京芝マイルの後傾ラップ戦で差し脚を発揮しやすい。東京新聞杯は後傾ラップで1800m寄りの適性が求められ、エルトンバローズの血統はまさにゾーン。ディープ系の瞬発力とブライアンズタイムのスタミナが融合し、斤量を背負っても地力上位。母母のマイラー要素がマイル戦で活き、荒れやすいレースで一発を狙える。血統から見て、持続力重視の展開で上位争い必至だ。
【エンペラーズソード】
父ドレフォンはストームキャット系で、米G1スプリントチャンピオン。産駒にはミッキーファイトやジオグリフがおり、ダート向きのスピードとパワーを伝えるが、芝適性も示す。母ルミナスソードはCandy Ride産駒で、母父Candy Rideはガンランナーなどの父として知られ、底力あるマイラー要素を加える。アルゼンチン血統の影響で、持続力と粘りが強み。全体としてダート馬になりやすい血統だが、芝マイルでの適応力が高く、東京の直線で脚を伸ばすタイプ。一族は優秀で、エンペラーワケア、サンライズラポール、アスクオンディープの甥。牝祖ジュエルプリンセスはBCディスタフ(米G1・ダ9F)勝ちの北米古牝馬チャンピオンで、孫にアルシバイアディーズS(米G1・ダ8.5F)のダンシングラグズがいる。米ダート血統の底力を受け継ぎ、スピードより頑張りと粘着力が光る配合。父系のストームキャットが瞬発力を、母系のCandy Rideが持久力を融合させ、東京芝マイルの後傾ラップ戦で有利。過去の前走では緩みない逃げで直線粘りを見せ、こうした血統が活きやすい。
【東京新聞杯2026予想】本命馬情報

【ウォーターリヒト】
昨年の東京新聞杯では、メンバー中最速タイの末脚を繰り出し、見事優勝。東京芝1600mでは全4勝中3勝を挙げており、舞台適性は抜群の高さを誇る。大箱の直線で確実に伸びる脚質が、このコースにぴったりハマっている。前走のマイルチャンピオンシップ(GI)では、中団よりやや前目のポジションを取ってレースを進めた。これまでより積極的な競馬で、直線では少し外へ持ち出されつつも鋭く伸びてきた。内のガイアフォースにハナ差及ばず2着に敗れたものの、3着争いではしっかり先着。右回りのトップクラスGIでも通用する力を見せつけた。東京新聞杯は後傾ラップになりやすく、末脚勝負になりやすい傾向があるだけに、昨年の覇者としての地力とコース実績が光る。マイルCS3着の勢いそのままに、連覇へ向けて期待大。: 昨年の覇者で、マイルCS3着の末脚がG1級。東京芝1600mで3勝の舞台適性抜群。後傾ラップで差しが決まる展開に強い。
【ブエナオンダ】
近5走で1着、1着、2着、3着、1着と安定した成績を残し、本格化を印象づけている。久々の重賞挑戦となった前走の京都金杯で初タイトルを獲得し、充実一途の勢いを見せている。前々走のキャピタルステークスでは、控えて先団を見るポジションで追走。直線で内ラチ沿いに入って鋭く伸び、先頭をうかがう勢いだったが、ラストで外のミッキーゴージャス、シヴァースに僅差で遅れ3着。力の片鱗を示した内容だ。前走の京都金杯は、外枠から道中控えて中団に位置。直線でやや外に出されつつ前の馬に迫り、ゴール寸前で内のファーヴェントを交わして1着。得意の京都で重賞初制覇を果たした。東京新聞杯は後傾ラップになりやすく、末脚勝負の展開が予想されるだけに、ブエナオンダの安定した差し脚が活きやすい。京都金杯優勝の勢いを活かし、上位争いに絡む可能性が高い。近5走で安定、京都金杯初重賞V。差し脚質で東京の直線にマッチ。
【マジックサンズ】
東京マイルGⅠ2着の実績を持つ素質馬で、デビュー2連勝で札幌2歳Sを制覇し、早くから頭角を現した。昨年は当舞台のNHKマイルCで2着に好走し、勝ち馬パンジャタワーとはアタマ差の接戦だった。3走前のNHKマイルカップでは、道中控えて後方を追走し、馬群から離れていたが、直線で内を突いて鋭く追い上げ。内ラチ沿いから上位争いに加わり、チェルビアット、パンジャタワーとほぼ並んで入線。パンジャタワーにアタマ差の2着となり、距離短縮と初の東京1600mでよく追い上げた内容だ。 NHKマイルC2着の素質馬。東京マイルで再び輝くか。
【エルトンバローズ】
前走の有馬記念(2500m)では12着に終わったが、本領発揮のマイル戦に戻る今回は期待が高まる。2023年の毎日王冠では、当時のGⅠ馬2頭を退けて勝利を収め、地力上位を証明。ここに入れば上位争いが可能な存在だ。2024年のマイルチャンピオンシップでは2着に好走しており、復調次第で巻き返しが狙える。前々走のマイルチャンピオンシップ(GI)では、逃げるトウシンマカオからやや離れた2番手で先行。直線に入っても粘りを発揮したが、ラストで勢いが鈍り、内と外から交わされて5着。先行策が裏目に出た形だが、トップクラスとの戦いで健闘した内容だ。毎日王冠勝ちの実績が大箱の東京コースで光り、マイルCS2着の経験を活かせば上位争いに絡む可能性が高い。スワンSでコースレコードV。マイルCS4着の瞬発力が魅力。昨年の8着から巻き返し期待。
【オフトレイル】
昨年の東京新聞杯では8着に終わったが、当時より着実に力を付けている。2走前のスワンSでは、ゲートの出がひと息で控えて追走したが、直線で外目から間を割って鋭く伸び、内のライバルに競り勝って1着。昨年同レースで2着だったが、今回は見事勝利を飾った。末脚のキレが光る内容で、時計勝負に自信を見せた。前走のマイルチャンピオンシップ(GI)では、道中後ろのポジションから直線で外へ持ち出されつつ追い上げ、ウォーターリヒトにクビ差及ばず4着。マイル重賞の関屋記念でも勝ち馬とタイム差なしの2着(同着)と善戦しており、トップクラスでも通用する地力を証明した。東京新聞杯は後傾ラップになりやすく、末脚勝負の展開が予想されるだけに、オフトレイルの強烈な追い込み脚質がマッチ。昨年の借りを返す形で、上位争いに絡む可能性が高い。マイルCS4着の勢いを活かし、巻き返しに期待がかかる。
【東京新聞杯2026予想】穴馬情報

【トロヴァトーレ】
まだまだ成長期の段階で、昨年のダービー卿チャレンジTで重賞初制覇を果たし、ここでも実績は上位に位置づけられる。芝に再び戻った前走の京都金杯では4着に善戦し、本領発揮の芝マイル戦で強みを見せた。年々たくましさを増している印象だ。前々走のペルセウスステークスでは、道中控えて後方を追走し、じっくり構えて直線外から追い込み。ラストで内のサルヴァトーレに迫ったが、半馬身届かず3着。休養明けのダート2走目で良化を示す内容だった。前走の京都金杯は、中団から直線で外に持ち出されつつ伸びて4着。芝に戻っての善戦で、マイル適性の高さを再確認した。ダービー卿CTVで実績。京都金杯4着の芝適性高く。
【ミッキーゴージャス】
3連勝となった2024年愛知杯で重賞初制覇を果たした。ポテンシャルはここでも通用するレベルで、当舞台の2走前・キャピタルSでマイル戦初勝利を収め、距離適性にも自信を持てる。3走前のポートアイランドSでは、積極策を採りハナを奪ってレースを進め、直線でヤマニンサンパとシャドウフューリーに交わされたが、失速せずに粘り、1番人気のブルーミンデザインを抜かせず3着を確保した。前々走のキャピタルステークスは、スタートが少し遅れたものの二の脚で先団を見るポジションを確保。直線で内に入り、外のシヴァースを内から交わして1着。長期休養からの復帰2走目で勝利を飾る好内容だった。NHKマイルC2着の素質馬。東京マイルで再び輝くか。
【サクラトゥジュール】
パワフルな9歳馬として、2024年の東京新聞杯を力強く勝ち切った実績があり、東京芝マイルには自信を持てる適性を見せている。前走の安田記念では8着に終わったが、勝ち馬との差はわずか0秒5差で、堅実な末脚の健在ぶりを示した。明け9歳でも馬は若々しく、昨年6月以来の実戦となるが、ポテンシャルは衰え知らずだ。3走前の京都金杯では、控えて後方に位置取り。直線で外へ出さず馬群の中を突き、間を割って鋭く伸び、内目から抜け出して好走した内容だった。2024年優勝の経験を活かし、上位争いに絡む可能性が高い。安田記念0.5秒差の末脚健在。
【ラヴァンダ】
昨春の府中牝馬Sで3着に好走し、秋のアイルランドTで重賞初タイトルを獲得した実績があり、東京コースへの適性が高い。3走前の仲秋ステークスは、3か月ぶりの実戦ながら道中控えて先団を追走し、直線で先に抜け出したマイネルチケットをゴール寸前で交わして待望の2勝目を挙げた。前々走のアイルランドTは、外枠から中団に位置取り、直線で外から鋭く伸びて追い比べに加わり、ゴール近くで内の3頭を交わして抜け出し勝利。昇級戦ながら勝ち切った内容が成長の証しだ。前走のマイルチャンピオンシップ(GI)はスタート後の接触が影響し、16着大敗に終わったが、本来の走りができれば巻き返し可能。使えば頑張るタイプで、競馬上手な面も光る。
【エンペラーズソード】
2連勝で臨む初めての重賞挑戦で、成長著しい勢いが魅力。3走前の鷹巣山特別では、先行した2頭を見ながら進み、直線でアイサンサンを追い上げ2番手に上がったが、外から伸びてきたマテンロウバローズにハナ差で交わされ3着。接戦の内容が地力を示した。前々走の国立特別は、同枠のストレイトトーカーが逃げ、それを見ながら2番手で先行。スローペースを流れに乗って進め、直線で抜け出して勝利。昇級2走目で先行のアドバンテージを生かした好内容だ。前走の秋色ステークスは、内枠からダッシュして先手を取り、緩みのないペースで逃げながら直線でも先頭をキープ。後続の追い上げをもうひと伸びで振り切り、逃げ切り勝ちを収めた。高速馬場対応の先行力で初重賞に挑む。成長株として穴馬候補。
【東京新聞杯2026予想】調教・追い切り情報

【ウォーターリヒト】
連覇を目指して順調な仕上がりを見せている。最終追い切りは2月4日、栗東坂路で単走を実施。全体時計54秒0-39秒3-25秒1-12秒2をマークし、馬なりで調整程度の内容だったが、歯切れのいい脚さばきと上々の切れ味を披露。手前を替える際に少し難しい面を見せたものの、シャープな走りで気分良さそうに登坂し、昨年優勝時と同じ手前推移(右→左→右)を示した。評価はBランクで、動きの質は当時と遜色ない。1週前追い切りは栗東CWコースで6F81秒6-65秒0-50秒1-35秒8-11秒3を記録し、末一杯で併せ馬に0.4秒先着。3頭併せの外側から高い集中力で自身の走りをキープし、久々でもスムーズに先着。追われて四肢を伸ばす動きが良く、CW3ハロン35.8秒の好タイムでキッチリ仕上がりをアピールした。石橋調教師は「ケイコではそんなに動くタイプじゃないが、1週前にいい動きで負荷をかけられた。今朝もいつも通りでいい状態。順調にきている」と納得の表情。転厩後4戦(安田記念9着、中京記念7着、富士S9着、マイルCS3着)でしまいの脚は確かで、前走の激走も「あれぐらいは走れる。新しい面が見られた」と手応え十分。東京新聞杯の後傾ラップで末脚が活きやすい舞台だけに、賞金加算を目指す今回は地力発揮の好機だ。調教から連覇の期待が高まる!
【マジックサンズ】
東京新聞杯2026に出走予定のマジックサンズ(牡4歳、調教師:須貝尚介・栗東)は、NHKマイルC2着の実績馬として注目を集め、調教でも好仕上がりを見せている。最終追い切りは2月4日、栗東CWコースで3頭併せを実施。僚馬キングメーカー(古馬3勝クラス)とマルガ(3歳1勝クラス)を相手に外側から馬なりで調整し、5F68.4-4F52.9-3F37.8-1F11.3をマーク。手応えに余裕を残したままクビ差先着し、可動域はさほど広くないものの、フットワークの安定性が高く、推進力の目立つ走りでバランス良好。評価はAランクで、好調を維持している。1週前追い切りは栗東CWで7F99.1-6F82.3-5F66.8-4F52.1-3F37.1-1F11.0を記録し、ショウナンガルフ(3歳1勝クラス)とキングメーカーを相手に外側から馬なりで0.1秒先着。さして追われずとも楽々先着し、首の使い方も良く、シッカリ負荷をかけつつ上積みを感じさせる内容。2週前から終い10秒台の速い動きを見せており、早い段階から状態の良さがうかがえる。須貝調教師は「いい動きでした。前走のような競馬を続けていければ。馬は良くなっています」とコメント。レース数は少なく明け4歳の成長株で、決して悪い状態ではなかった前々走の微妙な結果を払拭する仕上がり。
【ブエナオンダ】
前走京都金杯で重賞初制覇を果たし、連勝へ向けて好仕上がりを見せている。最終追い切りは2月4日、栗東坂路で単走を実施。全体時計53秒3-38秒3-24秒6-12秒3をマークし、末強めで調整。国分優を背に最後まで手綱を持ったまま力強く駆け上がり、反応の良さが目立った。前進気勢が強く、当該週坂路単走はまほろばS2着時と同じパターンで、坂路主体の中間調整も近3走と同様。我慢がきいており、道中の馬場アプローチも良好で、デキ落ちの印象はなく、この馬なりに整えてきた。評価はAランクで、安定した末脚が光る。1週前追い切りは栗東坂路でグロリアスマーチ(3歳1勝クラス)を相手に馬なりで0.6秒先行同入。時計54秒3-39秒0-25秒0-12秒3を記録し、抑えきれない手応えで楽に登坂。1週前も好時計をマークして前走より時計を詰め、キレ不足の印象だった前走から良化を感じさせる内容。休養後本当に良くなり、精神面と肉体面のバランスが向上している。北村助手は「仕上がり自体は悪くないし、順調。ここに来て良くなっていますよ。夏場に休ませてから力をつけ、負荷をかけながらやってきたのでちょうどいい時計」とコメント。別定戦でも本格化した現状で重賞連勝の期待が高まる。
【エルトンバローズ】
有馬記念12着からの巻き返しを図り、活気に満ちた仕上がりを見せている。最終追い切りは2月4日、栗東坂路で単走を実施。全体時計54秒1-38秒6-24秒8-12秒0をマークし、馬なりで調整程度の内容だったが、直線序盤で手前を替えようとして替わらず右手前一本の登坂となった。ただ、これはこの馬の癖でよくあること。内寄りに進路を変えた後は低めの姿勢を保ち、脚勢が衰えずに活気十分。攻め気配は悪くなく、近走から劇的に上向いた印象はないが、この馬なりに整えてきた。評価はBランクで、状態の良さがうかがえる。1週前追い切りは栗東坂路で併せ馬を行い、51秒0-37秒0-23秒6-11秒8を一杯にマークして0.2秒先着。ラスト2F11秒8-11秒8の好ラップで素軽い脚捌きを見せ、状態を上げてきた印象。2週前も坂路で50秒4-36秒4-23秒8-12秒0を馬なりで自己ベスト更新し、併せ馬に楽々先着。中間は坂路主体で瞬発力に対応させる調整を進め、1週前は通常CWコースを使うパターンを変えて坂路でビシッと負荷をかけた。スイッチを入れるためブリンカーを着用し、疲れもなく馬体の回復が早い。杉山晴調教師は「2週前がびっくりするぐらい動いて、1週前も凄くいい動き。ずっと使ってきているので上積みはないと思ったが良くなっている。マイル戦で立ち回りのうまさを生かして頑張ってほしい」と充実ぶりを報告。在厩調整で順調にメニューを消化し、中5週で7本の追い切りを重ねた。
【オフトレイル】
マイルCS4着以来の始動戦で、坂路主体の調整でパワーアップした姿を見せている。最終追い切りは2月4日、栗東坂路で単走を実施。全体時計53秒6-38秒4-25秒0-12秒2をマークし、上がり重点で調整。うなるような気合を見せていた休養前に比べると、やや反応面に鈍さを感じるものの、着地と蹴りがパワフルで体の使い方も悪くない。一本調子気味ながら坂で長くいい脚を使え、100%には至らずとも着々と状態を上げてきているのは確か。脚さばきに一段と鋭さが増し、評価はSランクで、ダイナミックなフットワークが確かな進化を印象付けた。1週前追い切りは栗東CWコースで負荷をかけ、6F81秒4-5F65秒8-4F51秒2-3F36秒9-1F11秒4を記録し、末一杯で併せ馬に先着。1週前に比べ動きにメリハリが出て、筋肉量が増して体が大きくなっている。抑えるのが大変なくらいパワーがつき、成長を実感させる内容。帰厩が検疫の影響で1週遅れたが、放牧先で調教密度を上げて対応し、乗り込み量の少なさをカバーした。 吉村調教師は「先週CWで負荷をかけて思い通りの追い切りができた。今朝は上がり重点の指示。順調ですよ」「始動戦としては整ったかなと思います」「今年が本格化の時期だと思っています。イメージ通りに成長してくれています」と合格点を与え、充実ぶりを報告。昨年このレースは最後方から上がり3F最速タイの33秒2で8着だったが、位置取り次第で巻き返し可能。





