宝塚記念

宝塚記念2020予想穴馬と傾向

宝塚記念過去10年5歳以下の馬が9勝、6歳以上になると1勝・2着2回で連対率8%、複勝率8%と苦戦を強いられています。宝塚記念過去10年枠順成績は8枠7勝、1枠1勝。2枠1勝。阪神競馬場芝2200mはスタートから1コーナーまでの距離が525mと非常に長いので揉まれずにスピードに乗れる内枠・外枠が有利な特殊コースです。

宝塚記念2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。宝塚記念2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、ワグネリアン、グローリーヴェイズ、キセキ、スティッフェリオ、トーセンカンビーナの競走馬情報を詳しく説明します。

宝塚記念2020予想オッズ

人気順馬名予想オッズ
1サートゥルナーリア2
2ラッキーライラック2.9
3クロノジェネシス4.5
4ブラストワンピース13.3
5グローリーヴェイズ19.1
6キセキ23.6
7ワグネリアン28.2
8スティッフェリオ58.2
9カデナ90.4
10ダンビュライト104.3
11モズベッロ108.7
12トーセンカンビーナ135.8
13レッドジェニアル146.5
14ペルシアンナイト175.1
15トーセンスーリヤ200.4
16メイショウテンゲン210.6
宝塚記念2020予想オッズ

【①トーセンカンビーナ】の出走馬情報です。(浜中)

父ディープインパクト。母カンビーナ。母の父Hawk Wing。
3走前の松籟S(3勝クラス)を勝ちオープン入り、直後の阪神大賞典(阪神競馬場芝3000m)は10番手追走からメンバー中最速上がり35秒8の末脚を使い2着。続く天皇賞(春)は5着でした。天皇賞(春)で勝ち負けしない方が、ダメージが少なく宝塚記念で勝ち負けになることがあります。阪神大賞典で連対→天皇賞(春)で複勝圏外→宝塚記念で連対したのがオルフェーヴル、ゴールドシップ、デニムアンドルビーがいます。トーセンカンビーナもこのローテションの順位パターンに当てはまります。1発大穴候補です。

【③グローリーヴェイズ】の出走馬情報です。(D.レーン)

父ディープインパクト。母メジロツボネ。母の父スウェプトオーヴァーボード。
前走G1香港ヴァーズをラッキーライラックに3馬身半の差をつけて圧勝しました。グローリーヴェイズは、3月のG1ドバイシーマクラシックへの出走を予定していました。コロナ禍の影響で中止、出走することなく帰国を余儀なく強いられました。アドマイヤマーズ、ラヴズオンリーユーはドバイから帰国初戦で凡走しており、ドバイ帰国組の体調は懸念せざるを得ません。グローリーヴェイズは天皇賞(春)を見送って調整したことで、ドバイ遠征帰国後に幾分か体調は回復しているようです。今年のD.レーン騎手は、未だ重賞は1勝とまりです。宝塚記念は連覇がかかります。今年の宝塚記念は香港ヴァーズ優勝した実力馬なのに人気を背負わない馬なので、イチかバチか思い切った奇策で1発を狙う走りをしてくる可能性が十分にあります。

【⑦ワグネリアン】の出走馬情報です。(福永祐一)

父ディープインパクト。母ミスアンコール。母の父キングカメハメハ。
2018年の日本ダービー、神戸新聞杯を勝利した以後、約1年9か月間勝利から遠ざかっています。しかし、大阪杯3着、ジャパンカップ3着とG1で好走実績があります。直近5戦は全て5着以内に善戦しています。今回の宝塚記念は今までワグネリアンが出走したG1の中で、1コーナーまでの距離が一番長くなり、1コーナーへ突入する時に好位を取り、内回りで距離ロスを抑えた経済コースを走れることが推測されます。ダービー馬は、日本ダービーでピークになるよう全力で調教されることから、燃え尽き症候群になりやすく日本ダービー制覇以降に、なかなか勝てなくなる傾向が見受けられます。ワグネリアンはここ宝塚記念が正念場になります。

【⑭キセキ】の出走馬情報です。(武豊)

父ルーラーシップ。母ブリッツフィナーレ。母の父ディープインパクト。
3年連続での宝塚記念参戦です。昨年は1番人気に支持され、逃げましたが、リスグラシューに交わされて2着でした。凱旋門賞へ参戦、ハードなスケジュールの海外遠征で完全に調子を落としてしまった感があります。宝塚記念過去10年の優勝馬10頭中5頭は、宝塚記念がG1初勝利だったことから、宝塚記念の出走馬の参戦過程は多様で、距離適性を考慮し国内で順調にレースを使われた馬が断然有利になる傾向があります。キセキ自身も昨年の凱旋門賞帰国後から、覇気が見られません。G1で1勝・2着3回・3着1回で競馬界を盛り上げた功績・実績がある馬なので、ここ宝塚記念での復活は強く期待されています。

【⑮スティッフェリオ】の出走馬情報です。(幸英明)

父ステイゴールド。母シリアスアティテュード。母の父Mtoto。
福島記念、小倉大賞典、オールカマーの重賞を3勝している実力馬です。天皇賞(春)は3番手先行から、ゴール前にフィエールマンに交わされてハナ差の2着。3着馬には2馬身半差をつけて、実力があることを示しました。天皇賞(春)2着の走りは決してフロックではなく本物です。距離適性を見極めながら国内レースを順調に使われ、確実に調子を上げてきています。人気はありませんが1発激走で宝塚記念を制覇しても驚けません。