宝塚記念

宝塚記念2020予想コース適性情報

宝塚記念の勝ち馬はどの馬穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。3連単6点勝負は競馬予想に役立つコース適性情報を一心不乱に提供します。サートゥルナーリア、トーセンカンビーナ、ラッキーライラック、ブラストワンピース、クロノジェネシスの競走馬コース適性情報です。

【①トーセンカンビーナ】の出走馬情報です。(浜中)

父ディープインパクト。母カンビーナ。母の父Hawk Wing。
阪神競馬場芝コースは6戦2勝・2着2回、連対率66%。芝1800mを中心にレースを使われていましたが、芝2200m以上のレースに距離延長したことで、潜在能力を存分に発揮することができるようになりました、特に2走前のコーナーが6回ある内回りの阪神大賞典(阪神競馬場芝3000mでは、道中折り合い、6回のコーナーでかからずに通過できたことで、脚をためることができ、上がり3Fを35秒8のメンバー中最速上がりの末脚を使って2着に入賞しました。この結果は阪神内回りコースへの適性が高いことを十分に示しています。天皇賞(春)は優勝馬フィエールマンとは0秒7差の5着は、余力を残していたことでダメージが少なく宝塚記念では万全の状態で挑める可能性が高いと思われます。

【⑤サートゥルナーリア】の出走馬情報です。(C.ルメール)

父ロードカナロア。母シーザリオ。母の父スペシャルウィーク。
サートゥルナーリアは東京競馬場の日本ダービー(東京競馬場芝2400m)4着、天皇賞(秋)(東京競馬場芝2000m)6着、これまで全9戦で馬券圏内を外したのは、この2戦だけです。ホープフルステークス(中山競馬場芝2000m)優勝、皐月賞(中山競馬場芝2000m)優勝、有馬記念(中山競馬場芝2500m)3着と内回りコースへ抜群のコース適性があります。特にグランプリ有馬記念と宝塚記念のコース適性関連性は高く、宝塚記念でも高いポテンシャルを発揮してくることが推測されます。4コーナーの通過順位は、ホープフルステークス(中山競馬場芝2000m)で4位、金鯱賞(中京競馬場芝2000m)5位。ホープフルステークス(中山競馬場芝2000m)、皐月賞(中山競馬場芝2000m)、日本ダービー(東京競馬場芝2400m)、神戸新聞杯(阪神競馬場芝2400m)、金鯱賞(中京競馬場芝2000m)で5回メンバー中最速上がりの末脚を使っています。宝塚記念過去10年データーから、4コーナーの通過順位が2番手から5番手の馬が6勝、上がり3Fでメンバー中最速上がりの末脚を使った馬が6勝。この4コーナーの通過順5位を確保する内回りコースでの先行力と、上がり3Fでメンバー中最速上がりの末脚を使える能力をサートゥルナーリアは持っていることから、阪神競馬場芝2200mへコース適性が高いことが容易に推測されます。

【⑪ラッキーライラック】の出走馬情報です。(M.デムーロ)

父オルフェーヴル。母ライラックスアンドレース。母の父Flower Alley。
阪神競馬場芝コースは5戦3勝・2着1回、内回りコースは大阪杯(阪神競馬場芝2000m)で優勝しています。大阪杯では4コーナーの通過順位が5番手からメンバー中2位33秒9の末脚を使い、エリザベス女王杯(京都競馬場芝2200m)では、メンバー中最速上がり32秒8の猛烈な末脚を使って優勝しています。このことから先行力、直線での瞬発力は十分にあり、宝塚記念阪神競馬場芝2200mへのコース適性に懸念はありません。マイルから距離延長した昨年府中牝馬ステークス(東京競馬場芝1800m)以降は、3着、1着、2着、2着、1着と複勝率100%、マイル路線から中距離路線へ変更して高い潜在能力を引き出すことに成功しています。ここ宝塚記念は内回りの2200mでグランプリ制覇するには絶好の好条件です。

【⑯クロノジェネシス】の出走馬情報です。(北村友一)

父バゴ。母クロノロジスト。母の父クロフネ。
秋華賞(京都競馬場芝2000m内回りコース)優勝、大阪杯(阪神競馬場芝2000m内回りコース)2着しているように、芝2000mの内回りコースでは別馬のように強い競馬をしてきます。大阪杯の4コーナーの通過順位は3位で厳しいレース展開でも先行できるスピード能力と、10戦中9戦で上がり3Fを3位以内の末脚を使っています。宝塚記念で求められる先行力と瞬発力の条件を満たしています。天皇賞(春)を使わないで大阪杯へ参戦したローテションは絶対的にプラスです。マラソンレースの疲労なく参戦でできるローテションは大きなプラスです。

【⑱ブラストワンピース】の出走馬情報です。(川田将雅)

父ハービンジャー。母ツルマルワンピース。母の父キングカメハメハ。
阪神競馬場芝コースは3戦1勝。グランプリ宝塚記念とコース関連性が高い、グランプリ有馬記念(中山競馬場芝2500m)を優勝、小回りの札幌記念(札幌競馬場芝2000m)を優勝、稍重で時計のかかる馬場だったアメリカジョッキーC C (中山競馬場芝2200m)を優勝。小回りコース、時計のかかる馬場の条件が揃えば無類の強さを発揮します。疲労が残りやすい体質でレース間隔は十分にあけた方が調子をあげてきます。また勝利したときは全力で走るので連勝は難しいタイプ。今回は大阪杯で叩かれて、十分なレース間隔を開けての参戦なので、勝ち負けできる体制は整っていることが推測されます。

宝塚記念コース解説(阪神芝2200m内)

梅雨の時期なので時計の掛かる馬場になる可能性が高く、淀みのない流れで厳しい展開になることが推測されます。宝塚記念のレースレコードは2011年にアーネストリーが記録した2分10秒1です。阪神芝内回りコースの1周距離は1689m。スタート地点は外回りコースの4コーナー出口付近になります。1コーナーまでの距離は525mと長くスタート直後は下り坂のため前半からペースが速く緩みのないラップが続くレースとなりやすい傾向があります。直線が359.1mと短いことから、各馬の仕掛けは早めでロングスパート合戦になります。前半は中団以降に待機していた有力馬が早めのロングスパートを仕掛けて進出してきます。宝塚記念過去10年4コーナーの通過順位が1番手の馬は2着1回・3着2回の過去データが示すように逃げ馬には非常に厳しい展開になります。4コーナーの通過順位が2番手から5番手の馬が6勝・2着5回・3着5回で、上がり3Fでメンバー中最速上がりの末脚を使った馬が6勝していることから、後方からの直線一気では届かずで、中団より前目から上がり3F最速の上がりを使っている馬が好走しています。道中の厳しい流れに対応できる末脚の持続力と底力、内回りコースをロングスパートする時のコーナーワークでの器用さと機動力が求められます。レース全体の上がりの時計がかかりやすく、コース形態上、単純なスローペースの上がり勝負にはなりません。ゴール前には阪神名物の高低差1.8m、勾配率1.5%の急坂があります。スタートからゴールまで阪神名物の急坂を2度越えるタフなコース設定です。パワー不足の先行馬が坂で失速することもあります。外枠からの優勝馬が多く枠順の不利は少ないようです。コーナーが4回ある内回りコースで内ラチを器用なコーナーワークで距離ロスを最小限に走れ、コーナーでの加速力、機動力、馬力と独特の内回り適性能力が求められます。

【宝塚記念2020枠順確定】

【宝塚記念2020枠順確定】

1-1 トーセンカンビーナ(浜中)
1-2 ペルシアンナイト(和田竜)
2-3 グローリーヴェイズ(D.レーン)
2-4 アフリカンゴールド(藤井勘一郎)
3-5 サートゥルナーリア(C.ルメール)
3-6 トーセンスーリヤ(横山和生)
4-7 ワグネリアン(福永祐一)
4-8 レッドジェニアル(酒井学)
5-9 アドマイヤアルバ(西村淳也)
5-10 メイショウテンゲン(松山弘平)
6-11 ラッキーライラック(M.デムーロ)
6-12 モズベッロ(池添謙一)
7-13 ダンビュライト(松若風馬)
7-14 キセキ(武豊)
7-15 スティッフェリオ(幸英明)
8-16 クロノジェネシス北村友一)
8-17 カデナ(鮫島克駿)
8-18 ブラストワンピース(川田将雅)