札幌2歳ステークスコース解説(札幌競馬場芝1800m)
①札幌2歳ステークスコース概要
スタート地点: ホームストレッチの中ほどに位置し、1コーナーまでの距離は約180メートルです(Aコース使用時)。
この短い距離のため、スタート直後にすぐカーブに差し掛かり、前半のペースは速くなりにくい傾向があります。
札幌競馬場のコーナーは半径が大きく、緩やかに回ることができるため、極端にスピードが落ちることなく隊列が決まっていきます。
コース全体がほぼ平坦であるため、スムーズに進むことができます。
②札幌2歳ステークスレース展開
コースのほとんどが平坦であるため、仕掛けどころが明確でない部分がありますが、特に3コーナー付近から後続馬の動きが活発になり、好位置を確保しようとする動きが見られます。
4コーナーから直線に向かう際には各馬がトップスピードに乗って横に広がり、直線に向かいます。
しかし、ゴール前の直線は269.1メートル(Cコース使用時)と非常に短く、加速しながらコーナーを回れるタイプが有利になります。
③札幌競馬場の特徴
コーナーが緩やかで、コーナー部分の占める割合が多く、全体的に円形に近いまるっこいコース設定となっています。
直線が短いため、先行馬が有利な傾向が強く、スピードに乗ったままコーナーを回れる馬が活躍しやすいです。
札幌2歳ステークスが行われる時期は札幌開催の7週目、最終週にあたるため、馬場が相当荒れていることが多いです。
このため、外差しが決まりやすく、内を通った馬は伸びきれない傾向があります。
インを突く競馬は不利になりやすく、追い込み馬も決まりにくいのが特徴です。
④札幌2歳ステークス勝利のポイント
直線が非常に短いため、直線入口までには好位のポジションを確保しておくことが重要です。
直線だけで差し切るのは難しく、特に能力差が大きくない限り、追い込み馬が勝つのは厳しいコース設定となっています。
洋芝適性とコーナーワーク: 札幌競馬場は洋芝が使用されているため、洋芝適性が求められます。
また、コーナーが緩やかで長いため、コーナーワークの上手さも重要な要素です。
先行馬が有利な傾向が強く、特に札幌2歳ステークスでは先行力が勝利の鍵となります。
このように、札幌2歳ステークスは、コースの特性と馬場状態、レース展開をしっかりと理解し、適切なポジション取りと仕掛けどころを見極めることが求められるレースです。
【札幌2歳ステークス2024予想】データ分析と傾向
①オープン特別組好成績
過去10年のデータによると、オープン特別から参戦した馬の3着内率が最も高いです。
特にクローバー賞やコスモス賞からの臨戦で、そこで連対していた馬は〔1・3・2・7〕と半数近くが馬券に絡んでいます。
3着以内に入った30頭中17頭が新馬戦を勝利した馬であり、デビュー戦を勝った直後の馬も高く評価されるべきです。
②新馬組の競馬場に注目
東京デビュー馬の好成績: 過去10年で東京デビュー馬は6頭が出走し、そのうち2勝、2着1回と連対率が高いです。
函館デビュー馬も2勝を挙げています。
札幌デビュー馬の苦戦: 一方で、札幌デビュー馬は過去10年で勝利がないため、注意が必要です。
③未勝利組の成績
未勝利戦を勝って臨む馬も侮れず、過去10年で5勝中4勝がここ6年で挙げられています。
そのうち3勝は新馬戦で2着に入っていた馬で、これらの馬の勝率は60.0%に達しています。
特に、2018年のニシノデイジーと2019年のブラックホールは、共に単勝オッズが20倍台後半での優勝であり、評価が低くても軽視するのは禁物です。
④騎手の継続騎乗
過去10年の優勝馬はいずれも前走と同じ騎手が騎乗しており、2着や3着も同様の傾向が見られます。
特に2014年のマイネルシュバリエ(11番人気2着)や2016年のブラックオニキス(10番人気2着)は、前走から継続して騎乗した騎手が好走に導いています。
乗り替わりがあった場合、特に下位人気の馬の好走例は少なく、単勝5番人気以下では〔0・0・1・32〕と3着内率が3.0%まで低下します。
また、前走が札幌以外だった馬での乗り替わりも〔0・0・0・21〕と苦戦傾向にあります。
しかし、4番人気以内かつ前走も札幌だった馬が乗り替わりになった場合は、3着内率が71.4%に達しているため、軽視するのは危険です。
⑤札幌2歳ステークスデータ分析と傾向まとめ
札幌2歳ステークス2024では、オープン特別組と新馬戦を勝った馬に注目しつつ、特に東京や函館でデビューした馬を高く評価することがポイントです。
また、未勝利組でも新馬戦で2着に入っていた馬は見逃せません。
さらに、騎手の継続騎乗が重要であり、乗り替わりがある場合は人気や前走の場所を考慮して評価することが必要です。
札幌2歳ステークス血統情報
【キングスコール】
父ドゥラメンテ。母レインオンザデューン。母の父Frankel。
父ドゥラメンテは、タイトルホルダーやリバティアイランドなどの名馬を輩出した本邦リーディングサイアーであり、その産駒は持続力と粘着力に優れた特徴を持っています。
札幌2歳ステークスのようなレースでは、その持久力が重要な役割を果たすため、キングスコールの血統が生きるでしょう。
母レインオンザデューンは、14戦全勝の名馬フランケルを母父に持ち、欧州リーディングサイアーの血統を引き継いでいます。
フランケルはその卓越したパフォーマンスで知られ、その血統は瞬発力と持続力を兼ね備えたものとなっています。
さらに、キングスコールはウッドメモリアルS(米G1)勝ち馬ベラミーロードの甥であり、母系にはロバートG.ディックメモリアルS(米G3)3着のゴーンアウェイも含まれるなど、非常に優れた血統背景を持っています。
新馬戦でレコード勝ちを収め、2着と3着馬が次走で勝ち上がっていることからも、そのレース内容が評価されています。
父ドゥラメンテと母父フランケルの影響から、瞬発力や巡行力よりも持続力や粘り強さに優れており、好位差しの横綱相撲でレースを展開するタイプの馬です。
札幌2歳ステークスでは、その持続力と粘り強さを武器に上位争いに絡むことが期待されます。
【アスクシュタイン】
父ドゥラメンテ。母ヴィクトリアズワイルドキャット。母の父Bellamy Road。
父ドゥラメンテは、タイトルホルダーやリバティアイランドなどの名馬を輩出したリーディングサイアーであり、その産駒はパワーと持続力に優れています。アスクシュタインも、その血統背景から、札幌2歳ステークスでの活躍が期待されます。
母ヴィクトリアズワイルドキャットは、エイトベルズS(米G3・ダ7F)で勝利した実績を持つ優秀な牝馬で、その母系には北米の強力な血統が流れています。
母父ベラミーロードは、ディープモンスターやサトノエピックの母父としても知られ、その影響でアスクシュタインにも優れたスピードとスタミナが備わっています。
ファステンバーグの半弟であり、ドバイゴールデンシャヒーンの勝ち馬であるキンセールキングの甥という良血馬です。
このような血統背景からも、札幌2歳ステークスでの競走能力に期待が寄せられます。コスモス賞では、軽い相手を相手に豪快なアクションで圧勝しており、札幌2歳ステークスでもそのパフォーマンスを再現できるかが注目されます。
ただし、控えたときにレースで落ち着いて走ることができるかどうかが鍵となります。
札幌2歳ステークスでは、その持久力とスタミナが試される場面が多くなると予想されますが、アスクシュタインはそのポテンシャルを最大限に発揮し、上位争いに食い込む可能性が高い血統です。
【アルマヴェローチェ】
父ハービンジャー。母ラクアミ。母の父ダイワメジャー。
父ハービンジャーは、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSの勝ち馬であり、日本でもディアドラ、ブラストワンピース、ナミュールなどの名馬を輩出してきた実力派種牡馬です。
札幌2歳ステークスのような舞台で、その産駒の持つスタミナと持久力が発揮されることが期待されます。
母ラクアミは、JRAで3勝を挙げた実績を持ち、芝1400mから1600mでの勝利経験があります。
母母レイズアンドコールは、アイビスサマーダッシュで3着に入ったスピード馬であり、その血統にはサクラバクシンオーのスピードが色濃く受け継がれています。このような血統背景から、アルマヴェローチェもスピードと持久力を兼ね備えた馬として期待されています。
モンドキャンノやカリボールの姪にあたり、母方には短距離での優れたパフォーマンスが目立つ血統が流れています。
父ハービンジャー譲りのスタミナと、母方のスピードを活かして、先行して粘り強い走りができる1800m型の馬とされています。
札幌2歳ステークスでは、そのスタミナと粘り強さが試されることになるでしょう。
速い脚がそれほどないタイプであるため、時計がかかる展開が望ましいですが、そのような条件下であれば、アルマヴェローチェの持ち味が最大限に発揮される可能性がある血統です。
【マジックサンズ】
父キズナ。母コナブリュワーズ。母の父キングカメハメハ。
父キズナは、今年度のJRAリーディングサイアーとして快走中であり、その産駒はスタミナと持久力に優れた特徴を持っています。
札幌2歳ステークスのような舞台で、その血統の力強さが発揮されることが期待されます。
母コナブリュワーズは、JRAで4勝を挙げた実績を持ち、芝1200mから1400mでの安定したパフォーマンスが特徴です。
母母アンブロワーズは、函館2歳ステークスの勝ち馬であり、さらにロシュフォールやテオドールの母としても知られています。
このように、短距離でのスピードと持久力を併せ持つ血統背景が、マジックサンズの走りにプラスの影響を与えると考えられます。
また、キズナ×キングカメハメハの血統配合は、ハピやタガノエルピーダと同じであり、これまでに優れた競走馬を多く輩出しています。
マジックサンズも、この血統の特性を受け継ぎ、特に中距離での力強い走りが期待されます。
デビュー戦では、超スローの展開の中から力強く抜け出すパフォーマンスを見せ、バレークイーン牝系らしい重厚さと力強さを持つ中距離馬としての特徴が際立っています。
洋芝が合っているタイプであり、札幌2歳ステークスの舞台でも、その適性が発揮されることが期待されます。
距離が延びることでさらに力を発揮する可能性がある血統です。
【ファイアンクランツ】
父ドゥラメンテ。母カラフルブラッサム。母の父ハーツクライ。
父ドゥラメンテは、タイトルホルダーやリバティアイランドなどを輩出したリーディングサイアーであり、その産駒はスタミナと持続力に優れています。
札幌2歳ステークスのような中距離レースで、その持続力が生きる展開が予想されるため、ファイアンクランツの血統背景が大きな武器となるでしょう。
母カラフルブラッサムは、JRAで3勝を挙げた実績を持ち、芝1800mから2000mでの活躍が目立ちます。
母母トロピカルブラッサムは、ミレイディBCH(米G1)で3着に入るなど、北米のダートでの実績もあり、その血統はスピードと持続力を兼ね備えています。
さらに、リレーションシップ(父ルーラーシップ)と7/8同血であり、その血統の優秀さは折り紙つきです。
サンデーサイレンス3×3とトニービン4×4の父母相似配合により、ファイアンクランツはスタミナと地力を持つ中距離馬としての特性が際立っています。
デビュー戦では、ゴール前を11.1秒でまとめて勝利を収め、鋭さというよりも地力で勝負するタイプの馬です。
札幌2歳ステークスでは、その地力と持久力を活かした走りが期待される血統です。
札幌2歳ステークス本命馬情報
【アスクシュタイン】
父ドゥラメンテ。母ヴィクトリアズワイルドキャット。母の父Bellamy Road。
前走では、逃げ切り7馬身差の圧倒的な勝利を収めており、強力な競走力を持っていることが示されました。
前走がコスモス賞であり、同賞から札幌2歳ステークスへ出走する競走馬の過去の成績からも、期待が高まっています。
本レースが芝1800メートルとなった1997年以降、コスモス賞を経て札幌2歳ステークスで勝利した馬は3頭います。
コスモス賞からの直行組では、2006年にナムラマースが勝利を収めた実績があり、アスクシュタインもその再来を目指している状況です。
前走での逃げ切り勝ちは、アスクシュタインの前向きな競走スタイルを象徴しており、先行力が非常に高いことが伺えます。
特に、前走でのスピードとスタミナを兼ね備えた走りから、本レースでも同様の先行策を取る可能性が高いです。
逃げ切りの展開が成功すれば、大差をつけた勝利も期待できるでしょう。
しかし、距離や馬場状況に応じた柔軟な対応も求められるため、序盤からレース展開に注視する必要があります。
【マジックサンズ】
父キズナ。母コナブリュワーズ。母の父キングカメハメハ。
函館でのデビュー戦で早めに進出し、堂々と押し切るという力強いパフォーマンスを見せました。
そのレースでは、先行力とスピードを活かして、他馬を寄せ付けない圧倒的な勝利を収めました。
札幌2歳ステークスでは、その持ち味を活かし、さらなる飛躍を目指しています。
マジックサンズを管理する須貝尚介厩舎は、札幌2歳ステークスとの相性が非常に良く、過去に3勝を挙げています。
この実績からも、マジックサンズがこのレースで期待される理由がうかがえます。
また、須貝尚介厩舎は、今夏の札幌開催でも非常に好調で、8月25日時点でトップの9勝を挙げ、開催リーディングを独走しています。
この厩舎の勢いに乗って、マジックサンズも札幌2歳ステークスで重賞制覇を狙っている状況です。
デビュー戦で見せたように、早めに動いて前に出る競走スタイルを得意としています。
このスタイルは、先行力が要求される札幌2歳ステークスにおいて非常に有効であり、前半からリードを保ち、そのまま押し切る展開が期待されます。
須貝尚介厩舎の強力なサポートと、デビュー戦での圧倒的なパフォーマンスから、マジックサンズは札幌2歳ステークスでの勝利候補として非常に注目されています。
レース当日も、厩舎の勢いを背に、強いパフォーマンスを見せることが期待されています。
【ファイアンクランツ】
父ドゥラメンテ。母カラフルブラッサム。母の父ハーツクライ。
デビュー戦において非常に優れたタイムを記録しました。
ラスト1ハロンのレースラップが11秒1という驚異的なスピードで、このタイムは過去20年間の札幌・芝1800メートルの2歳新馬戦で最速タイ記録となっています。
このタイムを出した馬は、過去にも成功を収めており、特に2012年のコディーノや2023年のパワーホールは、その後の札幌2歳ステークスで1着、2着と好成績を収めています。
ファイアンクランツが記録した11秒1というラスト1ハロンのタイムは、札幌2歳ステークスで成功を収めた過去の馬たちと比較しても、非常に高いパフォーマンスです。
特に、同様のタイムを記録したコディーノやパワーホールが札幌2歳ステークスで好成績を残したことから、ファイアンクランツにも大きな期待が寄せられています。
デビュー戦でのラストスパートの強さから、ファイアンクランツは札幌2歳ステークスでも後半に強力な追い込みを見せる可能性が高いです。
距離適性やスタミナも十分で、特に直線での伸びが求められるレース展開では、その実力を存分に発揮できるでしょう。
【マテンロウサン】
父Into Mischief。母Miss Panthere。母の父Daiwa Major。
札幌競馬場でのデビュー戦で4馬身差の快勝を収めました。
このレースでは、前半1000メートルを1分00秒6という非常に速いペースで通過しており、これは過去20年間の札幌・芝1800メートルの新馬戦で最も速いペースでした。
このタフな流れを経験したことは、札幌2歳ステークスに向けて大きな強みとなるでしょう。
マテンロウサンが記録した1分00秒6というペースでの前半1000メートル通過は、2歳馬にとって非常に速く、スタミナとスピードの両方を兼ね備えていることを示しています。
特に、タフなペースでも早めに動いて差し切ることができた点は、札幌2歳ステークスでも大いに期待できる要素です。
デビュー戦で見せたように、マテンロウサンは早めに動く戦法を得意としています。
速いペースでもしっかりとついて行き、直線で一気に差し切る競走スタイルは、札幌2歳ステークスでも有効です。
特に、スピードとスタミナが求められるこのレースでは、マテンロウサンの走りが非常に楽しみです。
デビュー戦で経験したタフなペースを活かして、札幌2歳ステークスでの勝利を狙います。
過去の実績からも、このような経験を持つ馬は本レースで好成績を残す傾向にあり、マテンロウサンのさらなる飛躍が期待されています。
【アルマヴェローチェ】
父ハービンジャー。母ラクアミ。母の父ダイワメジャー。
札幌競馬場でのデビュー戦において、逃げ切りのスタイルで勝利を収めました。
このレースでは、先行力と粘り強さを見せ、最初から最後までリードを守り切る競走ぶりが印象的でした。
これにより、札幌2歳ステークスでもそのスピードと持久力が期待されています。
2017年以降、札幌2歳ステークスでは牝馬が3回勝利を収めており、特に2020年のソダシと2022年のドゥーラのように、牝馬が上位を独占するケースも見られます。
これらの実績からも、アルマヴェローチェが牡馬相手に勝利を狙う可能性が高まっています。
デビュー戦で見せた逃げ切りのスタイルは、札幌2歳ステークスでも有効な戦略となり得ます。
特に、前半からレースを支配し、後半で他馬を引き離すことができれば、強力なライバル相手にも勝利を収める可能性が高いです。
札幌2歳ステークス穴馬情報
【モンドデラモーレ】
父ワールドエース。母ヒカルアモーレ。母の父クロフネ。
モンドデラモーレは、デビュー戦で7番人気と伏兵扱いされながらも、鋭い末脚で勝利を収めました。
この勝利は、単なる一発の奇跡ではなく、2着、4着、5着馬が次走で勝ち上がったことからも、ハイレベルな一戦であったことが証明されています。
この背景から、モンドデラモーレの実力が非常に高いことがうかがえます。
前走が東京競馬場で行われたレースからの出走馬は、過去10年間の札幌2歳ステークスにおいて過去10年〔2・1・0・3〕という良好な成績を収めています。
このデータは、モンドデラモーレが札幌2歳ステークスでも好走する可能性が高いことを示唆しています。
デビュー戦で見せた鋭い追い込みが特徴であり、差し脚が武器です。
札幌2歳ステークスでも、後方から一気に差し切る展開を狙ってくる可能性が高いでしょう。
特に直線の長い札幌競馬場では、この末脚が大きな武器となることが期待されます。
【ホウオウガイア】
父シルバーステート。母センティナリー。母の父フレンチデピュティ。
福島競馬場でのデビュー戦で、長く持続する脚を活かして3馬身差で快勝しました。
この勝利は、ホウオウガイアが優れた持久力とスピードを兼ね備えていることを示しており、札幌2歳ステークスに向けて期待が高まります。
札幌2歳ステークスが芝1800メートル戦となった1997年以降、福島競馬場からの出走馬の最高着順は2着(1回)のみです。
このデータは、福島組が札幌2歳ステークスで勝利を収めるのが難しいことを示唆していますが、ホウオウガイアはその流れを打ち破ることができるかが注目されています。
デビュー戦で見せたように、長く脚を使うスタイルが特徴です。札幌競馬場での舞台替わりに対応できれば、直線の長いコースでもその持久力を発揮し、好走する可能性があります。
【ショウナンマクベス】
父リオンディーズ。母ウインフロレゾン。母の父フジキセキ。
6月の東京競馬場・芝1600メートルでのレースで勝利を収めた2歳牡馬です。
東京での勝利を経て、札幌2歳ステークスに向けて非常に良好な調整が進んでおり、好気配を示しています。
美浦での調整後、函館を経由して札幌入りしました。20日に行われた1週前の追い切りでは、函館のWコースで単走ながらも鋭い伸びを見せ、状態の良さを確認することができました。
北川助手によれば、函館に移動してからはテンションが上がっていましたが、その後は落ち着きを取り戻し、良い状態で札幌入りしているとのことです。
初戦では完全に仕上げられていない中での勝利でしたが、レース後の調整と成長により、さらに強化された状態で札幌2歳ステークスに挑む予定です。
持ち前のスピードと適応力を活かして、札幌の舞台でも好走することが期待されています。
【ニシノタンギー】
父サトノアラジン。母モクレン。母の父Galileo。父にサトノアラジン。
母の父にGalileoを持つ良血馬で、その血統背景からも持続力とスピードを兼ね備えた馬と期待されています。
特に、Galileo系の血統はスタミナに優れた特徴があり、札幌2歳ステークスの舞台となる芝1800メートルでもその力を発揮できる可能性があります。
ニシノタンギーのこれまでの調整や走りを見ると、持ち前のスタミナとスピードを活かした持続力のある走りが特徴です。
まだ若馬ですが、デビュー戦での経験を活かし、札幌2歳ステークスでは、粘り強い走りが期待されています。
特に、母の父Galileoから受け継いだスタミナを活かし、後半の伸びが求められるレース展開では有利になるでしょう。
【トップオンザヒル】
父エピファネイア。母シンボリティアラ。母の父スクリーンヒーロー。
エピファネイアを父に持ち、スクリーンヒーローを母の父に持つパワータイプの馬です。
デビュー戦は小倉競馬場で行われ、不良馬場という厳しいコンディションの中で早めに先頭に立ち、そのまま押し切る形で勝利を収めました。
力の要る馬場での勝利経験があるため、札幌2歳ステークスでも同様のパワーを活かすことが期待されています。
トップオンザヒルは、8月27日に初コンビを組んだ菱田騎手がその感触をチェックし、「非常に乗りやすく、体調も良好」と評価しています。
また、相手は強くなるものの、パワータイプであるため、馬場が悪化してもむしろ有利に働く可能性が高いと述べています。
このコメントからも、トップオンザヒルが札幌2歳ステークスで一発を狙う可能性が大いにあることがわかります。
トップオンザヒルが、前走で見せたパワーを札幌2歳ステークスでも発揮し、重馬場や道悪のコンディションでも好走できるかが注目されています。
特に、馬場が悪化した場合には、その力が一層際立つことが期待されます。
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