レパードステークス

【レパードステークス2021予想】コース解説(新潟ダ1800m)

新潟ダ1800m
新潟ダ1800m

新潟競馬場ダートコースの1週距離は1,472.5m、幅員は20m、直線距離は353.9m、高低差は0.6mです。

スタート地点はスタンド前直線の4コーナー寄り、1コーナーまでの直線距離は389mで平坦、1~2コーナーは途中から2コーナー過ぎまで緩い上り坂、向正面はほぼ平坦で3~4コーナーはスパイラルカーブでほぼ平坦です。

小回りコースで4つのコーナーは角度がキツくタイトになっているコース形態をしています。タイトなコーナーを4回通るため、小回り適性に対応できる機動力、内ラチを落ち着いて走れる器用さ、ダッシュ力と先行力が要求されるコース設定になっています。

ダートコースで353.9mという直線は東京競馬場・中京競馬場に次いでJRA10競馬場で3番目の長さを誇ります。

全体の高低差は0.6mでほぼ平坦なレイアウトになっていることもあり、逃げ・先行馬に有利なコース形態になっています。

その半面、小回りダートコースでも直線は長いコース設定いなっていることから、ノーマークになりがちな人気薄で瞬発力のある馬の差しが決まることもあります。

直線は長い方ですが、半径が短いキツいコーナーを4回通過するため、小回り適性の有無が、新潟競馬場ダート1800mを攻略できる最大のキーポイントになります。

過去3年新潟競馬場ダート1800mで先行馬の成績は、勝率が17.9%、複勝率が50.1%で脚質的に先行馬が有利な傾向があります。

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【レパードステークス2021予想】過去10年データ分析と傾向

レパードステークス過去10年単勝オッズ別成績

レパードステークス過去10年の単勝オッズ別成績を見ると、1.0倍から4.9倍の馬が6勝・2着4回・3着3回で複勝率は61.9%と、過去10年で6勝しています。しかし2017年以降は勝ち切れておらず、2019年ハヤヤッコは10番人気(24.0倍)、2020年ケンシンコウは7番人気(22.3倍)と近2年は単勝20倍台の穴馬が優勝しています。2017年には11番人気単勝66.3倍のローズプリンスダムと、11番人気単勝87.1倍のサルサディオーネがワンツー・フィニッシュを決めて、3連単は807,250円の波乱となりました。5.0から9.9倍の馬は0勝、10.00から19.9倍の馬は1勝、20.0から29.9倍の馬は2勝、30.0から49.9倍の馬は0勝、50.0から99.9倍の馬は1勝、100倍以上の馬は0勝となっています。

レパードステークス過去10年前走別成績

レパードステークス過去10年前走別成績は、前走ジャパンダートダービー組が4勝・2着3回・3着3回で複勝率45.5%、その内5着以内の馬が内3勝・2着3回・3着2回と有力で、10着以下の3着以内はありませんでした。前走ユニコーンS組は4勝・2着0回・3着0回で勝率19.0%です。前走オープン特別と前走2勝クラスが1勝です。前走2勝クラス組は1勝・2着4回・3着2回で穴を狙うなら前走2勝クラス組が良さそうです。

レパードステークス過去10年人気別成績

レパードステークス過去10年の人気別成績は1番人気が4勝・2着2回・3着2回。2番人気が2勝・2着2回・3着1回。3番人気が0勝・2着2回・3着0回。4番人気が0勝・2着1回・3着0回。5番人気が1勝・2着0回・3着1回、6番人気以下が3勝・2着3回・3着6回です。人気薄では10から12番人気が2勝・2着2回・3着3回と好走が非常に目立っています。

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【レパードステークス2021予想】本命馬情報

レパードステークス
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【④ホッコーハナミチ】馬場に関係なく

父ホッコータルマエ。母シーノットラブユー。母の父タニノギムレット。
デビュー3戦目の3歳未勝利(中京ダ1800m)を重馬場で勝利、続く3歳1勝クラス(阪神ダ1800m)を良馬場で勝利。前走インディアT(2勝クラス・小倉ダ1700m)は重馬場で、中団のインコースを追走、直線でも内から上がっていき、35秒4のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出して勝利しました。馬場に関係なくダートで高いポテンシャルを発揮できる脚質です。

【⑤オセアダイナスティ】良馬場で強い

父オルフェーヴル。母ラヴァーズレーン。母の父メジロライアン。
デビュー3戦目の初ダートとなった、3歳未勝利(東京ダ1600m)は、2番手を先行、直線交わして抜け出すと一気に差を10馬身に広げて、3歳未勝利クラスとしては速い時計で圧勝しました。前走の湯浜特別(1勝クラス・函館ダ1700m)は、これまでとは一転して逃げ、7馬身差をつける圧勝で世代トップクラスの実力があることを示しました。パワータイプなので脚抜きのいい重馬場よりも、力の要る良馬場で強い競馬ができるタイプです。

【⑩ルコルセール】3連勝中

父ロードカナロア。母ラバヤデール。母の父サンデーサイレンス。
デビュー4戦目の初ダートとなった、3歳未勝利(東京ダ1600m)で8馬身差の圧勝を飾ると、続く3歳以上1勝クラス(東京ダ1600m)、渡島特別(2勝クラス・函館ダ1700m)を2馬身半差で、ダートで負けなしの3連勝中の昇り馬です。前走から100mの距離延長が鍵となりそうですが、前走余力十分の勝ち方から問題はないと思われ、重賞制覇が期待されます。

【⑮メイショウムラクモ】7馬身差の圧勝

父ネオユニヴァース。母ノースパストラル。母の父キングヘイロー。
前走のいわき特別(2勝クラス・福島ダ1700m)は、2番手を追走、直線手応えに余裕があり抜け出して先頭にたつと、7馬身差をつけて圧勝しました。前々走の伏竜S(OP・中山ダ1800m)を2着するなど同世代では地力上位です。今回レパードステークスは初の左回りとなりますが、前走の圧勝、前々走のオープン2着の走りから、十分対応できると思われます。

【キャリアリズム】条件最適非当選馬

父Upstart。母Out of Goodbyes。母の父Out of Place。
デビュー4戦4連対の米国産馬。前々走の3歳未勝利(中京ダ1800m)は、スタートで出遅れましたが、二の脚でハナへ、スムーズに逃げて7馬身の大差をつけて圧勝しました。前走の3歳1勝クラス(中京ダ1800m)は、2番手でスムーズに追走、直線余裕をもって抜け出して勝利して2連勝中の上がり馬。中距離ダートの持続力型でダ1800mの条件は最適でスタートセンスを生かした走りに期待ができそうです。

回収率⇒361.3%

【レパードステークス2021予想】穴馬情報

レパードステークス
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【②レプンカムイ】持ち時計1位

父キズナ。母ローレルアンジュ。母の父パラダイスクリーク。
前々走の3歳以上1勝クラス(中京ダ1800m)はスムーズに逃げて、直線は36秒9のメンバー中最速上がりの末脚で5馬身差の快勝、1分50秒7の勝ち時計も優秀で実力を示しました。前走のインディアT(2勝クラス・小倉ダ1700m)は、大外枠から2番手で先行、直線でホッコーハナミチに抜け出されましたが2着は確保できました。左回りは得意でダート1800mの持ち時計1分50秒7は出走メンバー中1位です。2勝馬による18分の11の抽選を突破すれば十分勝ち負け可能だと思われます。

【⑦ロードシュトローム】経験は豊富

父マクフィ。母オーシュペール。母の父ダイワメジャー。
通算成績は10戦2勝・3着1回、前走ジャパンダートダービーでG1を経験しています。レース経験は豊富、ジャパンダートダービー(G1)は6着と大きくは負けておらず、G3なら実績的に上位、幅広い経験が生かされれば上位進出も十分可能だと思われます。

【⑨ハンディーズピーク】良馬場向き

父マジェスティックウォリアー。母パノラマビューティ。母の父ダンスインザダーク。
デビューから4戦3勝の戦績。前々走の3歳1勝クラス(中京ダ1800m)は、先行馬を見ながら好位を追走、直線、最内を突いて伸びて2馬身差をつけて勝利、3着馬とは更に4馬身差をつけていました。前走の西部スポニチ賞(2勝クラス・小倉ダ1700m)は、2番手で先行、勝負所で上がっていき、外から迫ってきたハイパーノヴァとの叩き合いで抜かせない勝負根性を発揮して勝利しました。510キロの大きな馬格はパワーが生きるダート戦向きの体形をしています。パワータイプなので、力の要る良馬場が合っています。

【クリーンスレイト】非当選馬

父ディスクリートキャット。母ニューチャプター2。母の父A.P.Indy。
デビュー3戦目の3歳未勝利(中山ダ1800m)は、中団追走から、勝負所で手応えよく上がっていき直線38秒3の脚で抜け出し、1800mに距離延長して変わり身をみせて勝利しました。前々走の3歳1勝クラス(東京ダ1600m)は、前半ハイペースになり後方を追走、4コーナー14番手から、直線は外を回って36秒4のメンバー中最速上がりの末脚でまとめて差し切って勝利しました。前走のユニコーンS(G3・東京ダ1600m)は、スタートで不利があったのと、重馬場が合わず5着に敗退しました。2走前、3走前の走りから良馬場のダート1800mなら十分勝ち負けできる能力があることが推測されます。

【アリエノール】非当選馬

父Nyquist。母ランドオーバーシー。母の父BellamyRoad
デビュー2戦目の3歳未勝利(新潟ダ1800m)は、雨が降り続いて脚抜きのいい馬場で、強風の影響で時計が出づらくなっていましたが、2番手先行から36秒5のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し、5馬身差をつけて圧勝しました。前走の3歳以上1勝クラス(東京ダ1600m)は、逃げたチェスナットロールから離れた2番手を追走、馬郡にモマれずに直線で先頭に立つと後続を4馬身突き放して勝利しました。牝馬で430キロ台の小柄な馬ですが、力の要るダートでも牡馬と互角以上に走れるパワーがあります。

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【レパードステークス2021予想】コース適性

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【②レプンカムイ】左回りは3戦2勝

父キズナ。母ローレルアンジュ。母の父パラダイスクリーク。
前々走の3歳以上1勝クラス(中京ダ1800m)は逃げて、直線36秒9のメンバー中最速上がりの末脚を使い5馬身差をつけて圧勝、1分50秒7の勝ち時計は優秀です。ダート1800mの持ち時計1分50秒7は出走メンバー中1位です。ダート1800mの持ち時計1分50秒7は、競馬場は違いますが、レパードステークス過去10年の勝ち時計と比較すると、4位に相当します。左回りは3戦2勝・2着1回の実績があり、レパードステークス(新潟ダ1800m)への適性は上位です。

【④ホッコーハナミチ】持ち時計3位

父ホッコータルマエ。母シーノットラブユー。母の父タニノギムレット。
左回りの中京ダ1800mは3戦1勝、ダ1800mは4戦2勝・3着1回で複勝率75%です。ダ1800mの持ち時計は1分51秒5で出走メンバー中2位タイです。新潟コースは未経験ですが左回りで1勝、ダ1800mの持ち時計も優秀でレパードステークス(新潟ダ1800m)への対応力に懸念はなさそうです。

【⑥スマートパルフェ】新潟ダ1800m勝ち鞍あり

父ルーラーシップ。母プレシャスジェムズ。母の父シンボリクリスエス。
前々走の3歳未勝利(新潟ダ1800m)を逃げて1分52秒5の時計で勝利、雨の影響で脚抜きがよく、速い時計の出る馬場という条件でしたが、新潟ダ1800mでの1分52秒5の時計は出走メンバー中1位です。レパードステークス過去10年の時計は1分51秒9以下が7回でスマートパルフェの持ち時計からやや厳しいかもしれません。

【⑨ハンディーズピーク】左回り2戦2勝

父マジェスティックウォリアー。母パノラマビューティ。母の父ダンスインザダーク。
左回りの中京ダ1800mで2戦2勝、2勝ともメンバー中最速上がりの末脚を使っています。ダートで4戦3勝と全て力の要る良馬場で勝利しています。過去3年新潟競馬場ダート1800mでの先行馬の成績は、勝率が17.9%、複勝率が50.1%で先行馬が有利なことから、ハンディーズピークは先行力があり、左回り2戦2勝の実績から、レパードステークス(新潟ダ1800m)への適性は高いと思われます。

【キャリアリズム】非当選馬

父Upstart。母Out of Goodbyes。母の父Out of Place。
中京ダ1800mで3戦2勝・2着1回の戦績で、左回りのダ1800mへの適性が高い馬です。特に前々走の3歳未勝利(中京ダ1800m)を逃げて7馬身の大差で勝利したレースセンスは世代トップクラスです。レパードステークス(新潟ダ1800m)へのコース適性に懸念はなさそうです。

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【レパードステークス2021予想】血統情報

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【④ホッコーハナミチ】成長力

父ホッコータルマエ。母シーノットラブユー。母の父タニノギムレット。
近親にスマイルジャック(東京新聞杯など重賞3勝)。父ホッコータルマエは現役時代にダートG1を10勝、レパードステークス(G3)を優勝しています。ホッコータルマエ産駒も勝ち鞍全てがダートです。ホッコータルマエ産駒は、サンデーサイレンスとニジンスキーの血脈を持つ牝馬との配合で6頭の勝ち馬がでています。成長力が期待できるホッコータルマエ産駒で前走からの変わり身にも期待できそうです。

【⑤オセアダイナスティ】2代母名繁殖牝馬

父オルフェーヴル。母ラヴァーズレーン。母の父メジロライアン。
2代母の名繁殖牝馬モガミヒメはローレルゲレイロ(スプリンターズS、高松宮記念)、ディープボンド(京都新聞杯、阪神大賞典)の2代母でもあります。母ラヴァーズレーンはダートで4勝しています。新潟ダ1800mで過去3年、6勝・2着8回・3着2回、勝利数は1位タイ、勝率4位と優秀な成績を挙げています。前走、コーナー4つの湯浜特別で7馬身差の圧勝しているように平坦小回りコースはオルフェーヴル産駒が得意にしている舞台です。

【⑨ハンディーズピーク】米国ダート血統

父マジェスティックウォリアー。母パノラマビューティ。母の父ダンスインザダーク。
父の父A.P.Indyは米国ダートG1を4勝、30頭のG1馬をだした名種牡馬。父マジェスティックウォリアーはホープフルS(米国G1ダ7.0F)、産駒にベストウォーリア(マイルチャンピオンシップ連覇)がいるダートレースの適性が高い血統です。母パノラマビューティはTCK女王盃競走(G3)3着、クイーン賞(G3)3着とダート重賞で活躍しました。

【⑩ルコルセール】母はゴールドアリュールの全妹

父ロードカナロア。母ラバヤデール。母の父サンデーサイレンス。
父ロードカナロア産駒はこれまでJRA重賞を41勝していますが、その内ダート重賞はレッドルゼル(根岸S)の1勝だけです。近親にペルシアンナイト(マイルCS)、母ラバヤデールは、マーチS(G3)を勝ったソロルの半弟で、ダートG14勝を挙げた馬ゴールドアリュールの全妹にあたり、母系はダート色が濃い血統です。ロードカナロアにゴールドアリュールの全妹ラバヤデールを組み合わせたことで、ダート適性が高められた血統です。

【⑮メイショウムラクモ】母系スピード

父ネオユニヴァース。母ノースパストラル。母の父キングヘイロー。
父ネオユニヴァースは、種牡馬としてはヴィクトワールピサ(ドバイワールドC、有馬記念、皐月賞)、ロジユニヴァース(日本ダービー)、アンライバルド(皐月賞)などを出しています。ダートでもグレンツェント(東海S)、ウェスタールンド(アンタレスS)のダート巧者を排出しています。母父がマイラーのキングヘイロー、その影響で先行脚質、母系は軽いダートを得意にしていますので、脚抜きのいい馬場になればスピードで押し切ってくる可能性が十分にあります。

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【レパードステークス2021枠順確定】

1-1 ラヴォラーレ(菅原明良)
2-2 レプンカムイ(鮫島克駿)
2-3 タマモブトウカイ(永野猛蔵)
3-4 ホッコーハナミチ(浜中俊)
3-5 オセアダイナスティ(川田将雅)
4-6 スマートパルフェ(西村淳也)
4-7 ロードシュトローム(木幡巧也)
5-8 テイエムマジック(藤懸貴志)
5-9 ハンディーズピーク(福永祐一)
6-10 ルコルセール(石橋脩)
6-11 ノースザワールド(松山弘平)
7-12 トモジャリア(三浦皇成)
7-13 タイセイアゲイン(松若風馬)
8-14 スウィープザボード(津村明秀)
8-15 メイショウムラクモ(柴田善臣)

【レパードステークス2021予想オッズ】

人気順馬名予想オッズ
1メイショウムラクモ2.6
2オセアダイナスティ3.7
3ホッコーハナミチ5.1
4ルコルセール5.3
5ロードシュトローム12.1
6ハンディーズピーク19
7ノースザワールド20.8
8レプンカムイ21.7
9テイエムマジック32
10スウィープザボード65.8
11スマートパルフェ82.2
12タマモブトウカイ103.3
13ラヴォラーレ103.3
14タイセイアゲイン108.2
15トモジャリア150.4
レパードステークス2021予想オッズ