
根岸ステークス2020・東京競馬場ダート1400m左回りコースの解説
根岸ステークスはダートからスタートします。
向こう正面2コーナーからのスタートで3コーナーまでの距離がと442m長くなる分、根岸ステークスは、揉まれない外枠が若干ではありますが有利になります。
スタート後の上り坂の後、3コーナーまで緩やかに下ります。直線は501.6mでJRAダートコースの直線では最も長い直線になってます。
根岸ステークス過去6年出走馬の前走4コーナーの通過順別成績は12番手以下の馬の複勝率が41.2%でした。
前走で後方からレースを進めていた馬が根岸ステークスでは、ある程度前で行ける可能性の馬が信頼できそうです。
末脚の切れ味は求められず、少々掛かり気味に行ってもバテないタイプ、スピードの持続力とスタミナに恵まれた逃げ、先行馬の好走率が高くなっています。
根岸ステークスは、後方から行く直線末脚勝負型の馬も、なし崩しに脚を使わされるので、末脚を温存することが難しいレースです。
1200m戦などスプリントレースからの参戦が多く、必然的にテンから厳しい先行争いになる傾向が高くなっています。
ただし、超ハイペースの先行馬総崩れになった時は、馬群の中団待機している馬の末脚が発揮しやすくなります。
1番人気の勝率が低く波乱傾向になります。
過去10年根岸ステークス優勝馬は、前走の4コーナーの通過順位が3番手以下、前走との間隔が中4週以上でした。
スプリントレース(ダ1400m)からの参戦する人気薄の中団から差せるタイプの馬に注意です(前走ダ1200mからの参戦馬の信頼度は低い傾向があります)。
バテないスピードの持続力とスタミナに恵まれた逃げ・先行馬の好走率が高いレースが根岸ステークスです。